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世界一小さな映画館

17 12月
2010年12月17日
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先日、しばらく連絡を取り合っていなかった友人から、突然「明日の夕方手伝いに来てくれ!」とヘルプの電話が掛かってきました。
イタリア人の待ち合わせって本当に突然なことが多くて、数日前から約束してあるなんてことはほとんどありません。
それでもちゃんと人が集まるんだから、不思議です。

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翌日、約束の場所に行ってみると、友人のアツィーニが個性的な愛車と共にやって来ました。
彼は主にショートフィルムを撮っている映画監督です。
三年ほど前に友達に紹介されて、一度彼の映画の日本語字幕を作ったことがありました。

今回、彼の企画「世界一小さな映画館」がテレビのインタヴューを受けることになり、テレビ撮影用のお客さんが足りないと言うので、私がサクラになるためにやって来たというわけです。

到着と同時にアツィーニとその仲間たちがバタバタと映画館の準備をしていきます。

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こちらが、完成後の「世界一小さな映画館」です。
一見ちょっと派手なだけの車ですが、彼は古い車を改造して中にスクリーンを設置し、後部座席で映画を観ることができるようにしたんです。
座席は後方のたった二席のみ。

2006年に構想を練って以来、彼はこの車で自分の作った映画を上映して回っています。

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大慌てで準備をして、間一髪、取材班の到着に間に合いました。
さて、いよいよインタヴュー開始。

派手なジャケットを着て映画館の説明をしているのが、アツィーニです。
女性インタヴュアーの質問に、身振り手振りで元気に答えていきます。

インタヴューの後は実際に車の中に人が入っていく様子を撮るというので、私を始め数人のサクラたちがお手伝いをしました。

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こちらが、映画館の内部の様子です。
本当に小さなスクリーンなんですが、意外とくつろいで映画を見ることができるんですよ。

私たち観客は、車に乗り込む前にまず上映内容の説明を受けます。

アツィーニの映画館はレストランと同じ形式になっていて、渡されたメニューの中から観たい映画を「前菜はこれ、デザートはこれ」と言うように注文するんです。
選べる映画はどれも5分程度の短い物で、見終わったら車から出て次の人に交代する、というシステムです。

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撮影の後はアツィーニから集まった友人たちにお礼のジェラートが振る舞われ、翌日彼の自宅で夕食会をすることに決まって解散になりました。

果たして、アツィーニの世界一小さな映画館は、フィレンツェの新しい名物になるのか!?
街で彼の映画館を見つけた時は、是非体験してみてくださいね。

フィレンツェ、ジェラートフェスティバル

27 6月
2010年6月27日
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このところイベント続きのフィレンツェ。
新市長のマッテオ氏の政策でしょうか、次々と新しいイベントが企画・実行されています。

そんな中、名前だけで嬉しくなるようなお祭りが5月28日から31日までの4日間開催されました。
その名も、「フィレンツェ、ジェラートフェスティバル」!!
ジェラート好きにはたまらないネーミング!
というわけで、張り切って初日の夜に出かけてきました。

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こちらはMukki(イタリアの大手乳製品メーカー)のテントが張られた広場。
Mukkiのテントでは、生クリームの試食をすることができます。

Mukkiの向かいには、チケットを販売するテントもありました。
今回のフェスタでは、ジェラートや生クリームの試食をするには、まず試食チケットを購入する必要があります。
1ユーロで1カップの試食。
4ユーロで5カップの試食。
更にバスのチケットや定期券を持っていると1カップおまけと、かなりお得です。

私も早速4ユーロチケットを購入して、有名ジェラテリアのテントがあるドゥオモ広場へ。

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夜21時過ぎていたと思いますが、広場は沢山のジェラート好きで満員御礼状態です!
写真右側に少し見えているテントが、フィレンツェの有名ジェラテリアのテント。

私はIce dreamというジェラテリアのピスタチオ味を一つ、そしてGelatissimoというお店の、サフランと松の実のジェラートを試食しました。
さすが厳選された職人ジェラート、どちらもとっても美味しい!
でも食べるのに夢中で、肝心のジェラートの写真を取り忘れました・・・ごめんなさい。

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こちらは、大きな回転木馬のあるリプブリカ広場。
ここではイタリアでは知らない人のいない大手アイスクリームメーカー、サンモンタナのテントが出店していました。

後日聞いた裏話では、本来このフェスティバルは職人による手作りジェラートだけの出店になる予定だったんだそう。
ところがこのサンモンタナが「自分たちも参加したい!」と言って、参加費をドンっと支払ってしまったため、職人ジェラート祭りと銘打つのをやめて「フィレンツェ、ジェラートフェスティバル」という無難な名前になったんだとか。
でも結果的には、バリエーションが出来てこれで良かったのかもしれません。

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お祭りの間、ポンテ・ヴェッキォも模様替え!?
川岸からライトを当てて、模様を作っていました。

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I love Firenzeなんてありきたりな模様もあれば、こんな風に前面レンガになるちょっとビックリなものもありました。

街中がジェラート一色に染まった四日間。
老若男女、甘い物が大好きなイタリア人には大好評だったようです。
来年もこのお祭りが続くこと、そして今年よりも更に楽しいものに発展することを祈ります!

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