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清渓川(チョンゲチョン)

26 7月
2010年7月26日

去る2005年10月、高架道路の下に埋まり、河川としてはほとんど枯死していた清渓川(チョンゲチョン)がよみがえりました。

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この工事は当時、高架道路内やその付近で商売をしている人やあらゆる分野の方から「実現は不可能だ」と言われていました。 ソウル市内を貫く幹線道路を撤去するとタダでさえ多い交通渋滞を緩和出来るはずがなく、工事にあたる期間は間違いなく交通麻痺を起こすでしょう。 そんな非難の中、この復元を断固として行ったのが現、李明博(イ・ミョンバク)大統領、当時ソウル市長でした。 この清渓川(チョンゲチョン)の復元成功が、後の大統領当選につながるわけです。

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さて、その清渓川(チョンゲチョン)は、今や韓国ソウルの観光名所として、地元韓国人にはデートスポットとして定着しています。 夏の暑い時期には、設置された噴水で涼むのもオツです。 夜はライトアップされ、ロマンチックな雰囲気を演出してくれます。 写真のようにカモや魚が泳ぐ、自然の景観が素晴らしいスポットです。

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…が、ここに来てある問題が。 ソウル市は清渓川(チョンゲチョン)が完全によみがえった自然の河川であると豪語するも、水はポンプでくみ上げて流し、魚は放流しているのが現実です。 川には石の苔を食べてくれるタニシのような貝類が必須で、その貝類は豊富なプランクトンを必要とします。 復元した当時、大量に放流した貝類は現在全く姿がみえないため、石に着いた苔やヘドロは人間の手で清掃している状態なのです。 これでは「自然」と言えないとの世論が高まっているようです。

しかし、観光やデートスポットとしては素晴らしい場所であるのも事実。 果たして、この論議の終着点はいかに…。

 

ソウル中部市場

20 7月
2010年7月20日

南大門市場や東大門市場といった有名どころ以外にも、韓国にはあちらこちらに在来市場があります。 この中部市場(チュンブシジャン)は観光の中心地、明洞と東大門市場の中間あたりに位置する市場です。

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中部市場は主に乾物専門の店が連なる市場で、お土産に人気の韓国海苔から、以前話題になったブゴックの材料であるスケソウダラの干物や昆布、スルメなどあらゆる海産物の干物や松の実、アーモンドなどのナッツ類などが所狭しと並んでいます。 食堂経営者や小売店が大量買いする場所というわけです。

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観光客には、まだ知らない方も多いとは思いますが、実は南大門市場から東大門市場までは歩いて行くことも出来ます(体力に自信があれば、ですが…)。 最近では清渓川(チョンゲチョン)という川沿いの散歩コースもできましたので、涼みながら景色を楽しむことも可能で、その中間にもまた中部市場のような場所があるため、有名市場だけでなく、こういったレアな場所もおすすめです。

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最近では韓国旅行リピーターが多いので、この市場にも随分日本人が多く来るようです。 日本語は、まだまだ通じるとまでは言えませんが観光地で韓国海苔を買うよりは安く買えるかと思います。 ただし、韓国は大量買いが基本ということと、日本人だということで、高くふっかけられる可能性もありますから、できたら韓国語を学んでチャレンジして欲しいですね。

 

ユファンオリ(硫黄アヒル)の薫製

10 7月
2010年7月10日

暑い夏は、なかなか食欲がわきませんね。 冷たいものばかりを飲んだり食べたりするのも体にはよくありません。 韓国では昔から「以熱治熱(熱を以て熱を治める)」という考え方があり、暑い時はさらに熱い物を食べて汗をかいて涼しくなろう!ということで、その代表的な料理は参鶏湯(サムゲタン)です。

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しかし韓国旅行リピーターの多い昨今、参鶏湯はもう食べ飽きたと言う人にオススメの鳥料理が「ユファンオリ(硫黄アヒル)の薫製」です。 この料理は「チャングムの誓い(大長今)」にも出てきました。 ドラマでは毒性のある硫黄を飲んでいるアヒルを王様に与えたということでチャングムは済州島に島送りに。 道中、母のように慕っていた韓尚宮が亡くなり、自分と韓尚宮を陥れたチェ尚宮に復讐を誓います。

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さて、その毒性というのは本当で、硫黄は直接体内に取り入れると大変危険です。 しかしアヒルの体内には浄化機能があり、当時は不老不死の肉ともいわれるほど効果があるものだったといわれています。 滋養強壮・消化機能促進、便秘にも効果があるという、夏にピッタリの料理です。

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今回紹介しているのは、南大門市場にある第一銀行横にある「ナンムントバン」というお店。 ユファンオリ(硫黄アヒル)の薫製だけでなく、チュオッタン(ドジョウ汁)の専門店でもあります。 お店の前には水槽があり、ドジョウがたくさん泳いでいます。 このチュオッタンも精力増強、夏ばて防止に最適な料理です。

 

韓国でのお酒の飲み方

01 7月
2010年7月1日

韓国でお酒を飲む場合、つまみかお酒の種類で行く場所が決まります。 暑い夏、ビールを飲みたいならホップチプ(ビール専門店)。 ビールのおつまみはフライドチキンやコルベンイ(巻き貝)の和え物。

雨が降ったら、つまみはチヂミ(プッチンゲ)。なのでお酒はマッコリ。 焼酎なら焼き肉、チゲなど。 日本の居酒屋のように何のメニューでもあるわけではないので、好みの飲食物によって予めお店を決めなければなりません。

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韓国に来た当初は、これが意外と分からなくて面倒なのです。 今でこそ、ビールの店にもマッコリの店にも焼酎を置くようになりましたが、以前はそれさえも無かったのです。 限定された専門店で同じメニューを大勢でつつくのが韓国スタイルですから、居酒屋スタイルのようにあれこれ食べたい方には、韓国は少し面倒です。

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今回はその中でも、余り韓国人の飲まないビール店へ。 と思いきや、意外とサラリーマンが多いです。 駆けつけ一杯飲んで、騒いで、2次会へというのが通常コースのようです。

さて大人数で飲むのが当たり前の韓国ならでは、写真のピッチャーは3リットル! メニューには500ml、1リットル、2リットル、3リットルとあり、値段は3リットルで1万5000ウォンほどです。 今回は4人でこれを3回くらいお代わりして盛り上がりました。 (9リットルを4人で割ると2.25リットル…1人でそれを飲んだという計算に…(汗)

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今回の紹介したかったのは、実はこちらの「花菜(ファチェ)」というメニュー。 大体はバーなどにあるメニューなのですが、こんなビールのお店にもありました。 花菜(ファチェ)とは元々、韓国の伝統茶でニッキなどのスッとする韓方材を煮出して冷やして飲むのが伝統的飲み方です。 それが、どうしてこういうスタイルになったのか分かりませんが、現代風の花菜(ファチェ)は牛乳をベースに果物を入れたフルーツポンチ風。 お酒を飲む前には牛乳で胃に膜を作るのがいいとか、つまみにはフルーツがいいなどといいますが、花菜(ファチェ)は両方を兼ね備えた万能つまみと言えるかもしれません。

 

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