新パブリック・トイレ
前に、今年はマレーシア建国50周年、観光年であることを書きました。その観光年に
導入されたいくつかの物の中に「パブリック・トイレ」がありますが、前回書いた時は
実物を見たことがまだありませんでした。
マレーシアの公共トイレはお世辞にもきれいとは言えません。イスラムの人はお尻を洗
うのでいつも床はビチョビチョだし、洋式トイレでも靴で上がって、しゃがんで使用し
たりする人が多いです。←はかなりのテクがいると私個人は思うのですが・・・。
ともかく女性はスクワット状態で使用するか、和式(アジア式)を使わないとなりません。
そして先月街を歩いていた時に、あちこちに新しいパブリック・トイレがあるのを発見。
ブキット・ビンタンのロット10の交差点の所です。どれがトイレか分かりますか?
実は今日このブログの記事を書くために、仕事終了後家に帰って、またブキット・ビン
タンに行きました。
この隣には交番もあるのですが、ドアがメイン・ストリート側にあるところが凄いです。
入ったり出たりが分かってちょっと恥ずかしいですよね・・・。でも、人通りの少ない
所に設置しては、犯罪なんかがあっても大変だし・・・。これじゃいくらなんでも悪い
事はできません。
さて、ドアの横にあるコインを入れるところに20セント硬貨を入れて、中に入ってみ
ました。中に入ると、エレベーターのようにドアの開閉ボタンがついています。鍵がな
いのでちょっと不安になりますが、使用中は外から開かないようです。
こちらは車いすでも入れるよう広く、手すりもついています。右側の銀色の丸い物はト
イレット・ペーパー・ホールダーなのですが、紙はありませんでした。マレーシアのト
イレではトレペが無いところが殆どなので、必携です。
そして、注意事項。
「使用最大時間15分」と書いてあります。続きを読むと、「ブザーが鳴った1分後に
ドアが自動的に開きます。」とあります。
お腹の調子が悪い人は入らない方がいいかもしれません・・・。途中でドアが開いたら
外はメイン・ストリートです。ここは1日中車の通りも人通りも多い道です。大変です。
お腹の調子が悪い人は時間制限のない向かいのロット10(ショッピング・センター)
のトイレを使用しましょう(こちらも有料です)。
ここには設置しなくても良かったんじゃないか、と思うのは私だけでしょうか?それと
も交番のおまわりさんの為なのでしょうか?
ちなみに、私はこの写真を撮るためだけに入ったので、使用はしませんでした。
だって、これ凄く面白いと思ったので皆さんに紹介したかったのです。