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レダン島(2)~海~

19 9月
2007年9月19日

マレーシアはダイバーズが一度は行きたい・・・そう思うポイントがいくつもあり、
人気を博している。

このレダン島との出会いは確か93年か94年で、マレーシア政府観光局で『マリ
ーン』の資料を見ていた時だった。

資料にあった海の写真の色があまりにも美しく「またぁ~~、色入れちゃってぇ。
こんな海なわけないだろう・・・。」なんて思ったのだが、陸路で移動し、スピー
ド・ボートでリゾートについた時に、「写真と同じだ!凄い!これ、凄いよ!」と
感動したなんてものではなかった。何時間もかけてきた甲斐があった・・・と、
じ~~んとするほどだった。

その後、ジョホール州のブサール島、トレンガヌ州のテンゴール島、ボルネオ島サ
バ州コタキナバル近辺のマリンパークと行ったがこのレダン島に勝る海には出会え
ていない。(勿論ダイバーズの憧れの島、シパダン島など私が行った事のない島も
沢山あるのだけれど。)

レダン島はマレー半島南シナ海側、トレンガヌ州沖にある国立海洋公園(マリン・
パーク)の中にある。国で保護されている区域なので勝手に魚釣りは出来ないし、
珊瑚や海の物を勝手に持ち帰ったりすることは出来ない(処罰される)。

宿泊したベルジャヤ・レダン・ビーチ・リゾートは入り江にあり、ビーチはパウダ
ー・サンドでゴミもなく美しい。白人はここぞとばかりに体を焼き(真っ赤になる
ことも厭わず)、中華系の人、日本人も結構いた。
写真:02_01 ビーチ

リゾートでは、アクティビティとしてダイビング・ツアーやシュノーケリング・ツ
アー、フィッシング、タートル・ウオッチング、ペダル・ボート、バナナ・ボート
などがある。

ダイビングは、PADIのダイビング・センターがあり、ライセンスを取ることも
出来るし、ここでは特殊ダイバーのコースや、インストラクター・コースなどもあ
るようだ。私はダイビングはしないので詳しくは聞かなかったけれど・・・。

ダイビングをしないのに、なぜこの島か?それはハウス・リーフがあるので、シュ
ノーケリング・グッズを持ってリゾートの前で魚を見たり楽しむ事ができるのだ。
(日差しが強いので常にTシャツを着たまま海に入ることを勧めます。)
写真:02_02 ハウス・リーフ水中

そして、やはりお勧めしたいのは島を1週するシュノーケリング・ツアー。
シュノーケリングで十分美しいマリン・ライフを覗く事ができる!

今回は島の周りの4ポイントを約3時間半で回るものに滞在中2度参加した。
先ず参加したのは、滞在3日目の午後2時半からのツアー。午後から引き潮になるの
で海が浅くなり日光が海の中をキレイに照らしてくれる。

写真:02_03 水中1
写真:02_04 水中2
写真:02_05 水中3
写真:02_06 水中4

パンや魚の餌を持ってパラパラと海に落すと、もの凄い勢いで魚が集まってくる。
写真:02_07 水中5

写真は撮れなかったが、この時、ブラック・チップという鮫や海がめとも遭遇した。
私は見なかったけれどナポレオン・フィッシュもいた。

滞在5日目は午前9時半からのツアー。「午前の方が水がクリアだよ。」と言われた
のだけれど、カンカン照りでもなかったのと水深も深かったせいでやっぱりあまり良
いとは思えなかった。それでもご覧の通り。
写真:02_08 水中6
写真:02_09 水中7

回ったポイントは、前回と同じ所が1箇所であとは違う所だった。大物には出会えな
かったが、薄オレンジの口紅をさしたような、変な顔の魚に出会った。
写真:02_10 水中8

「こんな魚がいたよ。」と、写真をナビゲーターに見せると
「これはトリガーフィッシュだよ。」と。
「食べれるの?」
「うん。食べれる。」
「美味しいの?」
「うん。チキンみたいな感じ。」

こんなグロテスクなのが美味しいのか???
(魚と見ると「食べれるか、食べれないか」と聞いてしまうのは日本人だからか?)

帰ってから調べてみると色々なトリガーフィッシュがいて、これはイエローマージン・
トリガーフィッシュというものらしい。フグ目モンガラカワハギ科になるらしく、
フグ目カワハギ科なら美味しいかもしれない・・・と納得する私・・・。ちなみにトリ
ガーとはピストルのトリガーから来ているらしいが、上からの写真で下ビレを確認する
ことができない・・・。残念。

その日の午後、タートル・ウォッチングというのに参加した。
「絶対にカメが見れるの?」と聞くと
「絶対に見れる。」と自信たっぷりに言うのである。グラス・ボート(船底がガラスに
なっている)に乗って出発。

「本当かよ・・・なんで“絶対”なんだ?」と思っていたら、リゾートからそんなに離
れる事もなく、岩場を挟んだ隣の砂浜のある入り江の方へ・・・

「いたよ!カメ!」とナビゲーター。

確かにいた・・・。グラス・ボートからでは上手く写真が撮れないので、海にそのまま
ジャンプして撮った写真がこれ。海の底の海草を食べているようだった。
写真:02_11 カメ

カメが見れれば、この旅行は万々歳!連れて行った娘も大満足な様子。よかった。

マリンパークはマレーシア政府の努力によって、12年前よりも海にカメが戻って来てい
る様だし、珊瑚も復活してきているような印象があった。そして10年後、20年後も同
じ美しい海であって欲しいと切に思う。

こんなにアクセスが楽で、手軽に海の中の世界を楽しめるレダン島はやはり行く価値があ
ると思う。

写真: 02_12 山夕焼け

レダン島(1)

18 9月
2007年9月18日

先週休暇を取り、本当に久しぶりにプライベートでリゾート・アイランドへ行ってきた。

マレーシアにはリゾート・アイランドがいくつかあるが、私の印象では『リゾート・アイランドはホテル
のいい所はビーチや海の透明度が今ひとつ。ビーチや海のいい所はホテルが今ひとつ。』というのが相場
で、今回は『海のきれいさ』という事を優先に選択。

マレー半島沿岸はマラッカ海峡側の西海岸の海はバツ。ペナン島は話にならないし、ランカウィ島も本島
はバツ。東海岸でも透明度は今ひとつ。ボルネオ島側でも本島沿岸の海は今ひとつである。

アクセスの事を考え絞られたのは、映画南太平洋のロケ地ティオマン島かレダン島。両方とも南シナ海に
ある島で、乾季である今はベスト・シーズン。ティオマン島は小さな町もあり、少しプラプラできるとい
うことで悩んだのだけれど、以前レダン島へ行った時の海の美しさが強烈だったので、『やっぱりレダン
島へ行けばよかった・・・』と後悔しても・・・と思い、12年振り3回目のレダン島へ。

以前はトレンガヌまで陸路か空路で移動し、Tanjung Merangからスピード・ボート(45分くらい?)に
乗らないとアクセスできなかった。ダイバーズ・アイランドだったのだ。その時に滞在したのは、コーラ
ル・レダン・リゾートで今は大型になっているが当時はまだ出来たばかりで小ぢんまりしていたが、アッ
ト・ホームでなかなかいいリゾートだった。ここへのアクセスは今もスピード・ボートを利用しないと行
かれない。

今回のリゾートは大手デベロッパー・グループ、ベルジャヤが経営Berjaya Redang Beach Resort。

クアラ・ルンプール郊外にある旧国際空港スバン・エアポートからベルジャヤ・エアのプロペラ機に乗り、
1時間10分でレダン島に直接ランドする。シンガポールからもダイレクト便が飛んでいる。
01_01 プロペラ機

リゾートのバスに乗ってリゾートへ。(ベルジャヤ・リゾートの他にもう一つ送迎の車が来ていたが、
どこのリゾートかは未確認)このリゾートは確か95年くらいにオープンし、始めはコテージタイプの
宿泊施設のみだったが、
01_02 SPA
(写真はSPA・・・。ごめんね。でもこんな雰囲気のコテージ)

去年、4階建ての棟が出来た。
01_03 シービュー棟

今回は4階のシービュー・ルーム
01_04 ルーム1
バルコニーがついている。

01_05 ルーム2
ブラインドの向こう側はバスルーム。

新しいのでキレイだし、お湯の出もいいし、勿論エアコンも電話もある。TVもあるが衛星放送は入ってい
ないのでNHKは見れない・・・。部屋からのインターネット・アクセスはないが、サイバー・カフェがあ
り、値段は30分10リンギット(約300円)と高いが、自分のノートを持ち込んでもBBのアクセスは
出来る。

食事はメインダイニングの他に3ヶ所あるが、一流シェフがいるスーパー・リゾートではないので味は期待
できない・・・。

大型リゾートで、アクセスしやすくなった事から、ファミリーで来る人も多く、賑やかではあったけれど、
12年前と変わらず絶品の海を目の前にしたら、それ以上の贅沢はいえないな・・・。
部屋からの海の眺めは写真の通り。
01_06 シービュー

さー、いざビーチへ!
01_07 波打ち

01_08 夕暮れ
夕暮れも雰囲気がいい。残念ながらサンライズもサンセットも山なので見れないけれど・・・。

どお?行きたくなってきた?海とビーチの話は続きに書くとしよう・・・。

国際花火大会

09 9月
2007年9月9日

独立50周年記念のイベントとして、マレーシアでは今年色々な企画やイベントがあるが、
ごく最近急に決まったイベントがこの「マレーシア国際花火大会」。

マレーシアでは花火大会なる行事はない。その代わり、1月1日、春節元旦、お釈迦さま
の誕生日、ハリラヤ(断食明けのお祭り)、クリスマス、独立記念日などなど、祝日に変
わる午前0時にツインタワー、ホテル、遊園地、などで5分から10分程度の花火が上が
ることが多い。ウチからはとっても小さいが3ヶ所くらいの花火が同時に見れたりする。

花火王国(?)日本の花火を知っている私は、「お!花火!!」なんて思いつつ、「まぁ、
こんなもんかな。日本の花火見たいなぁ~~」と、毎度思っていた。

「国際花火大会」というのを最近聞き、「そんなのあるの?」と友人に聞くと「急に決まっ
た」と。この『急に決まった』というのがいかにもマレーシアらしいんだが・・・。

この国際花火大会はマレーシアでは初めて開催され、8月18日から19、22、24、
25、29、30、31、9月1、2日と9夜行われ、大会参加国はマレーシア(18
日)、オーストラリア(22日)、イタリア(25日)、日本(30日)となる。グランド
・フィナーレ(2日)はPyrofest Canadaだそうだ。

え?数が合わない?大会参加国の日以外はマレーシアで93年に設立されたPyro-splendour
Seruvices社が花火ショーをするとのこと。

実はこのイベントは新行政都市のプトラジャヤ(クアラ・ルンプール(KL)中心から車で
40分くらいかかる)にあるコンベンション・センターで行われ、花火自体は22時スター
トなのだけれど、イベントは19時から始まりエンターテイメント・ショーがある。
入場料はRM38.50。食事つきはRM148.50。

02_01 コンベ
写真:プトラジャヤ、コンベンション・センター

オーストラリアの花火を見に行った友人に様子を聞くと「単体では日本の方がいいけれど、
いっぱい打ち上げられると色合いとかキレイだった。」と言う。実は今、私はロケ中でクル
ーにそれを告げると急遽撮影をしに行く事が決まり、25日イタリアの花火ショーへ。

土曜日なので、混雑が予想されたので、夕食などを買い込み、KLを出発したのは18時
40分。到着はトイレなどに行ったせいもあるが、20時40分くらいだった。既にかな
りの人出で、コンベンション・センターから首相官邸に伸びるメインストリートは閉鎖さ
れ一部縁日状態。勿論仮設トイレもあった(混んでいたけれどね)。食べ物屋も出ていた
が、混雑していたので食べてから行くか、持って行ったほうがいい。

02_02 人

花火が良く見えるというメインストリート脇の原っぱに陣取り、22時、時間通り花火が始
まった。

イタリアは花火発祥の地らしいが、有名だと聞いたこともなかったし、「花火は日本が世界
一」と疑っていなかった私は、久しぶりに花火が見れるのが嬉しかったくらいで期待は大し
てしていなかった。

しかし、その期待を遥かに上回る素晴らしいものだった。
小さなデジカメで、しかも手持ちで撮ったのでそんなによくはないけれど、一部紹介をする。

02_03 花火

02_04 花火

02_05 花火

コンベンション・センターではどうも音楽付らしいのだけれど、原っぱでただで見ている私
達には聞こえない。それでも、広いブラック・スクリーンに映し出される花火はとても美し
く、見せるための構成がよく考えられていて、こんな花火は見たことがなかった。

特に、地上から出る花火と空に打ち上げられた花火のコンビネーションがとってもよかった。
音が出る花火もあっし、イタリアのお得意なのか、世界の花火の動向なのかは分からないが
絵のようだった。

02_06 花火

02_07 花火

20分程度のショーだったが、本当に満喫させてもらった。常夏のマレーシアにいるのでこう
言うのはちょっと変だけれど、それでもやっぱり言いたい「夏は花火だ!」
毎年やってもらいたい。

Malaysia International Fireworks Competitionの今後の予定は、
30日 Team Japan
31日 Team Global Fireworks Display
1日  Team Global Fireworks Display
2日  Gland Finale by Pyrofest Canada

日本の花火、とっても気になるが、独立記念日のイブだ。混むんだろうな・・・。
この時期クアラ・ルンプールに旅行でいる人で見に行きたい人は、タクシーをチャーターする
ことを勧める。車がないと見に行く事は難しい。

では、最後にチーム・イタリーの大ラスの花火。
02_08 花火

『独立50周年記念』

07 9月
2007年9月7日

8月31日はマレーシアの独立記念日。2007年は独立50周年記念になる。

マレーシアの起源は、14世紀末マラッカ王国の誕生に始まるとされ、その後1511年
のポルトガル占領から、イギリス、オランダ、イギリス、日本、イギリス、と長い植民地
時代を経てトゥンク・アブドゥール・ラーマンが初代首相となり、1957年8月31日
正式にマラヤ連邦は独立した(当時シンガポールも連邦に含まれた)。

しかし、このあたりの独立劇には色々と複雑な絡みもあり、戦後イギリスの直轄植民地で
あったシンガポールはリー・クァンユ首相の下65年8月9日に連邦を脱退独立。同じく
イギリスの直轄植民地だったサラワク州、サバ州もだんだんと自治権が与えられる・・・
ブルネイも誘ったが断られた・・・など複雑な歴史的背景がある。
(ブルネイがマレーシアになっていたら、マレーシアもオイル・リッチ・カントリーの一
つだったんだろうな・・・。)

ボルネオ島側のサラワク州、サバ州は今もなお連邦政府とは別の自治権があり、外国人は
マレー半島からサラワク州、サバ州に移動する際、パスポートに入国スタンプを押さなく
てはいけない・・・など「?」と思うようなこともある。

ともあれ、8月31位日はマラヤ連邦の独立記念日、すなわちマレーシア建国の日なのだ。

毎年、8月に入ると全国的に独立記念日を祝うムードが漂い、当日は国王のスピーチ、首
相のスピーチ、パレード、その他イベントで盛り上がりをみせる。そして、今年は50周
年という節目なことから、その祝賀ムードは例年にないほどの盛り上がりを見せている。

01_01 独立 タクシー

01_02  独立 トラック
こんな風に旗を飾る車が自家用車も含めて毎年登場するのだが、このタイプのデコレーシ
ョンは年々減っているような気がする。しかし、その代わり、今年はたまに今まで見たこ
とがないような「ド派手車」も見かける。

そして、今年驚くのは、街の中のビルのデコレーションだ。

01_03 マスジットジャメ
これは、クアラ・ルンプールの名前の発祥の地である、マスジット・ジャメ(回教寺院)
の写真。後ろにあるビルの旗、分かるだろうか?

01_04 KL駅
左が国鉄本社、右がクアラ・ルンプール駅舎。歴史的建造物もこの通り。

01_05 ビル
建設中のビルも。この特大のマレーシア国旗は特注のはずだが、いったいいくらくらい
するんだろう?

01_06 クレーン
違う工事現場だけれど、クレーンにも・・・。

01_07 BBプラザ
KLの中心地、ブキットビンタンのタクシー乗り場。

商業用ビルだけではない。
01_08 フラット1
アパートでこんなに派手なのを見つけた。

その他電飾ももの凄く増えたし、「今年は凄い・・・。」の一言。これだけあると「少し、
しつこい?」なんて思うのと同時に、なんとなくウキウキしてくるのも事実。

独立記念広場は26日夜から30日、31日のイベントの準備の為に通行止めになった。
例年、独立記念日はどこにも行かず家にいるのだけれど、「今年は何かのイベントを見に行っ
てみようか・・・」そんな気が少ししている。

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