月別アーカイブ: 5月, 2008

お花の問屋さん

28 5月
2008年5月28日

5月11日は母の日。
日本ではプレゼントと共にカーネーションを贈る事が多いと思います。

マレーシアでも、お祝い事にお花をプレゼントすることが多く、
ペナン島在住の私がよく利用するのはインド人街のはずれにある、お花の問屋さんです。

02_01:数軒並ぶ生花店
4軒ほど並んでいます。

02_02:生花店正面
今回はこのお店で購入。

インド系マレーシア人が営むこの問屋さんの魅力は何と言っても、新鮮なお花とそのお値段。
なんと、薔薇一本がRM1.00(約32円)なんです!
バレンタインデー等のイベント前には少し値上がりしますので、
母の日が近づいている時期に買った時は、薔薇は一本RM1.50(約48円)でした。
薔薇のついでにカーネーションも買いましたが、それも一本RM2.00(約64円)。
値上がりしても、このお値段は嬉しいですね。
(母の日が終ると、値段も元に戻ります)

02_03:バラとカーネーション
購入した薔薇(赤とピンク)とカーネーション。合計RM12.00(約387円)!
シンプルに新聞紙に包んでくれます。

購入した切花は、自分でラッピングしてプレゼント用にしたり、
自宅ではお気に入りの花瓶や可愛いガラスの容器に挿したりとアレンジします。

02_04:お花の首飾り

02_05:手の込んだ一品

切花の他に、インド系マレーシア人は、寺院にお参りに行く時に献花するそうなので、
神像の首にかける首飾りが売られています。
菊やジャスミンが良く使われていてとてもいい香りです。

02_06:ルースフラワー

この、茎からもぎ取られ花の部分だけ売っている物は、マレー系の人も良く買います。
何に使うかと言うと、お墓参りの際にこの色とりどりの花を土の上にパラパラと散らし、装飾するのです。

ペナン旅行中にお花を贈りたい人に出会ったら、お安くお花を買い、
心を込めて自分でアレンジしたものを贈ってみてはいかがでしょうか。

風変わりな観光名所

15 5月
2008年5月15日

50年前にイギリスの植民地から独立したマレーシア。

イギリスにちなんだ場所で、今では観光名所となっている所は数々ありますが、
一箇所だけ風変わりな名所があります。

それは、ケリーズ・キャッスル(Kellie’s Castle)と呼ばれる場所です。

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イポー(Ipoh)という、美人の産地として有名な中規模都市から程近い、バトゥ・ガジャ(Batu Gajah)にあるこのお屋敷。
実は、秘密の部屋やトンネルがあると言われている、未完成のお屋敷なのです。

時は1890年。
スコットランドからマラヤ(旧式のマレーシアの呼び名)にやってきた、
二十歳のウィリアム・ケリー・スミス(William Kellie Smith)は、
イギリス人のパートナーとこの地にゴム園を始め成功し、巨大の富を得ました。
そして、長年の恋人だったアグネス(Agnes)と結婚しマラヤに呼び寄せ、
ゴム園として購入した土地の一部に家を建てて暮らし始めました。

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左の黄色のお家が元々住んでいた家。
第二次世界大戦で壊れ、今は壁だけになっています。

2人の子供にも恵まれ幸せに暮らしていたのですが、裕福な家の娘だったアグネスは、
ジャングルに囲まれて社交場も全くないこの地での暮らしが嫌になり、子供を連れてスコットランドに帰ってしまいました。

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周り一面はジャングル。

何としてでも家族を呼び戻したかったウィリアムは、1915年より、今まで住んでいた家の目の前にお屋敷を建て始めました。
ヒンドゥ文化が好きだった為、インドから建設労働者を呼び寄せ、建設材料もインドから取り寄せました。
信仰心の強いインド人労働者の為に、近くのヒンドゥ寺院まで繋がるトンネルを掘ったと言われています。

お城のような大邸宅を建てれば贅沢好きな妻が帰ってきてくれると願い、
テニスコートやバー、ワインセラー、そしてエレベーターの設置等を計画。
実現していれば、マレーシア初のエレベーター付き邸宅になっていました。

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この屋上にテニスコートを作ろうとしていました。

(PHOTO:01_05:タワー)
エレベーターが設置される予定だったタワー。
客室があるタワーです。

その当時流行っていたスペイン風邪や、第一次世界大戦などで労働者を失い、
屋敷の建設が遅延していたウィリアムは、自分の財産を失いつつもエレベーターの買い付けにポルトガルのリズボンに行った1926年、
不幸にも肺炎で亡くなってしまいました。

ウィリアム亡き後、妻のアグネスは所有していた土地を全て売り払い、二度とこの地に戻ってくる事はありませんでした。

・・・という、マレーシアで大富豪になった農家出身のイギリス人青年が、
家族の為に人生を賭けて完成させたかった、曰くつきなお屋敷なのです。

妻と子供を呼び戻すことが出来ず、再会すら叶わないまま肺炎に倒れたウィリアム。
あまりの悲しさから、成仏できずにこの屋敷に留まっていると言われているのです。

ここを訪れる観光客に度々目撃されているらしく、屋敷の入り口には、
「何か不可解な事が起きても管理会社に責任はありません」という張り紙が。

幸い、私が訪れた時は不可解な出来事は一つも起こりませんでしたが、
現在この屋敷を管理している州職員の方は、ウィリアムが今でもここに留まっていると信じていると仰っていました。

常夏の暑いマレーシアで、涼しい体験をしてみたい方はぜひ足を運んでみてください。

マレーシア版 ピサの斜塔

10 5月
2008年5月10日

マレーシアにも、小規模ですが「マレーシア版 ピサの斜塔」と呼ばれる斜塔があります。

日本で発売されているガイドブックには小さい記事、或いは記載されていないかもしれないほどマイナーだと思われますが、
マレーシア国民にとっては、れっきとした歴史的建造物で観光名所として認識されているようです。

斜塔がある場所は、ペナン州より南方にあるペラ州(Perak)はテロッ・インタン(Teluk Intan)。

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マレーシアのピサの斜塔、メナラ・チョンドン(Menara Condong)。

この斜塔は1885年に建てられた、時計台兼貯水タンクです。
テロッ・インタンの市民の水を確保する為に建てられ、時計は市民がお金を出し合い、イギリスから取り寄せたそうです。

画像を見ると、左側に傾いているのがわかりますか?
傾いた理由としては、地盤の緩みのせいだと言われていますが、貯蔵していた水の重みのせいなどとも言われています。

今は観光名所としてあり、貯水タンクとしては使用されていません。
でも時計は今でも動いていて、15分毎に鐘を一回鳴らします。
その昔、日本軍が占領していた時代には、日本軍が見張り台として使っていたという歴史もあります。

入場は無料で、入場の際に記帳します。
中は3層に分かれていて、上層部から上を見上げると、かつて使用されていた大きな貯水タンクがあります。

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現在は下層部に少量の水が溜まっていて、願掛けのようにコインを投げる人が多いようです。

120年以上も昔からあるこのタワーは、間違いなくテロッ・インタンのシンボル。
ペラ州方面に移動の際は、ぜひ寄り道してこの斜塔に訪れてみてください。

クアラ・ルンプール国際空港

02 5月
2008年5月2日

クアラ・ルンプール国際空港(Kuala Lumpur International Airport、略してKLIA)は、
クアラ・ルンプールの中心部から約50キロ南方のセランゴール州はセパン(Sepang)に位置している、マレーシアが誇るアジア最大の空港です。
中心部からは、タクシーで約1時間、空港とKLセントラル駅を結ぶKLIAエクスプレスで28分とアクセスし易いのも便利です。

かの黒川紀章が、「森の中の空港、空港の中の森」をコンセプトに設計し、1998年6月に開港しました。
今年で開港10周年を迎えるKLIA、日本語標識が空港内に設置されており、私たち日本人にとっては利用しやすい空港でもあります。
アナウンスは、英語、マレー語、中国語、の他に、アラビア語も追加され、益々ユーザーフレンドリーになりました。

空港は、メインとサテライトターミナルに別れ、その間をモノレールが通っています。
国際線ターミナル内には、レストランはもちろん、免税ショッピングも楽しめるので、フライトの待ち時間を有効に使えます。

01_01:サテライトターミナル1
国際線の搭乗ゲートがある、サテライトターミナル。

01_02:サテライトのゲートエリア
搭乗ゲート周辺。

01_03:サテライトターミナル2
自然光を取り込める、省エネ設計。

01_04:サテライトトレイン
メインターミナルと、サテライトターミナルを結ぶモノレール。

01_05:国内線ターミナル
これは、国内線ターミナル内です。
このターミナルでもお店の数は少ないですが、免税品を購入することが出来ます。

私はKLIAが大好きです。
空港としての機能はもちろんですが、マレーシアの自然を活かしたデザインになっていて、利用するたびについ天井を見上げてしまうのです。

マレーシアに訪れる時、必ず利用するKLIA。
グルメにショッピングに、フライトの待ち時間をフル活用することをお勧め致します!

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