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フェリンギ・グリル

29 5月
2010年5月29日

ペナン島北側に位置する、ビーチリゾートエリアのバトゥ・フェリンギ。
その中で、老舗でありながらもペナン一と呼ばれている、
シャングリラ・ラササヤンリゾートホテルがあります。

数年前に1年以上かけて大改装し生まれ変わった5スターホテルで、
大人のリゾートとも言われており、世界中からのリピーターがとても多いのです。

そのリゾートの中にある、今まで数々の賞を受賞してきたファインダイニングレストラン、
フェリンギグリルを今回はご紹介します。

フェリンギグリルは、アメリカ人シェフのアダム・ロイ(Adam Roy)の
クリエーションを提供するレストランです。

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雰囲気抜群のレストラン。

アメリカ、スイス、ドイツ、シンガポール、タイでの経験があり、
そしてオマーンのロイヤルファミリーの専属シェフとして活躍していたシェフアダムの
スペシャリティーは、アメリカ人らしいバーベキュー&グリル。
ペナンに来る際に、当時はマレーシア中の、どのレストランも所有していなかったという、
愛用のスモークグリルを持ってきたという逸話もあります。

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席に着くとグリルされたホームメイドのブレッドがサーブされます。
赤ピーマンのピューレと相性がよく香ばしいブレッドでした。

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サラダやスープを頼むと、目の前で調理してくれます。
スープはフランベするので、レストランのどこかで炎が上がっている風景がまた楽しい。

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こちらが目の前で作っていただいたシーザーサラダ。
優しいお味がして、クルトンはサクサク。

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金曜日と土曜日のディナーのみ提供される、ローストビーフとスモークビーフ。
こちらも目の前でお好きな火加減のものをサーブしてくれます。

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シェフアダムお勧めの一品は鱈のグリル。
甘い鱈と赤ピーマンソースが絶品。

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金曜日と土曜日のみのメニュー、ローストビーフ。
柔らかくさっぱりした一品でした。

前菜の前には突き出しが、前菜とメインの間にはお口直しのレモンシャーベットがあり、
メインの後には一口サイズのチョコレートがサーブされました。
至れり尽くせりのサービスに、このレストランの評判がいい事に納得です。

ペナンの人々は、結婚記念日や誕生日等の特別な日に、
このレストランを利用することが多いようです。
母の日や父の日、バレンタインデー等には特別セットディナーも提供されます。

バトゥフェリンギエリアにお泊りの際は、ぜひ訪れていただきたいお店です。

Feringgi Grill
Rasa Sayang Resort & Spa
Batu Feringgi Beach
11100, Penang, Malaysia
Tel: 04-888-8888
営業時間:午後6時半~10時半
*朝食はホテルゲストのみ
*男性はドレスコードあり。短パン、サンダルはNG。
*要予約

ハラルとノンハラル

20 5月
2010年5月20日

これまでの記事の中でハラル(Halal)という言葉を何度か使ってきましたが、
今回はイスラム社会におけるハラルとは何かを少し詳しくご説明したいと思います。

ハラルとは、イスラム法で認められた事項を指しますが、
主にイスラム法の上で食べられるものを指します。

ちなみにハラルの反対語、食べてはいけないものことをハラム(Haram)、
または分かりやすく、ノンハラル(Non Halal)と言います。

イスラム教徒が口にできないものとしてよく知れているものは、豚肉とアルコール。
アルコール並びに豚由来の成分を含む食品や製品もノンハラルです。
従って、みりんやゼラチンもノンハラル食品に含まれるのです。

また、豚肉以外の肉類もイスラム法に則り、
イスラム教徒によって屠殺された肉類のみがハラルとされますので、
日本で売っている鶏肉や牛肉も実はノンハラル食品なのです。

マレーシアに来ると、スーパーに並んでいる商品やレストランの入り口にある
ハラルマークを目にすることがあるかと思います。

例えば、日本でもおなじみのスターバックスコーヒー。

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一見何の変哲もないエントランスですが、よーく見てみると…

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ガラスにはマレーシア政府承認のハラルマークが。

このハラルマークがあるお店は、イスラム教徒が飲食しても大丈夫なお店です。
このマークがないお店、またはノンハラルと書かれているお店はイスラム教徒が
入るべきお店ではありません。

また、豚由来の酵素やたんぱく質を含む、化粧品や医療品も厳密に言えばノンハラルです。
そんな中、マレーシアのマレー系トップ女性歌手である、Siti Nurhaliza(シティ・ヌルハリザ)
が立ち上げた化粧品ブランドの売りは、ハラル化粧品であること。

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メインターゲットは自身のファン層である、イスラム教徒の女性達で、
数ヶ月前に発売されましたが売れ行きは好調のようです。

マレーシアは中東から来るイスラム教観光客に人気の観光地です。
イスラム教徒の悩みは旅行先での食べ物。
マレーシアに来ればその悩みは解消されるので、マレーシアのビーチリゾートは
人気のハネムーン先になっています。

現在マレーシア政府は、マレーシアをハラル食品のハブにしようと計画を進めています。
マレーシア国内でハラル食品を生産し、世界中に輸出しようとしているのです。
価格が安いため、ハラルだからということではなく、基準を満たしたマレーシア製品としても
食品業界の拡大を狙っています。
近い将来、日本でも多数のマレーシア製品を目にする機会が増えるかもしれませんね。

イスラム教徒に何か食べ物・飲み物を差し上げる場合は、
その食べ物がハラルかどうか、原材料を確かめてからにした方が良いでしょう。

マレーシア発ハラル化粧品ライン
Simply Siti(シンプリシティ)
www.simplysiti.com.my

ココナッツジャム

12 5月
2010年5月12日

マレーシアは昔からココナッツが年中収穫されている国です。
そのため、マレーシア料理にはココナッツを使ったお料理が沢山あります。
もちろんお菓子作りにも良く使われます。
今回は、その中の一つ、ココナッツミルクを使ったココナッツジャムをご紹介します。

ココナッツジャムはマレー語でKaya(カヤ)と言います。
本来のマレー語でKayaという意味は、英語でいうRich(お金持ち)ですが、
ココナッツジャムの「Kaya」は、英語のRichの他の意味でもある、
「濃厚」「こってりとした」という意味になります。

その名のとおり、ジャムといってもカスタードクリームのような
濃厚でココナッツの香り豊かなジャムなのです。

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こちらは、一般のスーパー等で購入できるカヤです。
お値段はRM2.40(約70円)で、保存料や着色料等は一切使われていません。

一般的に、カヤはパンに塗って食べます。
トーストした熱々のパンにバターと一緒に塗って食べたりもします。
主に朝食やおやつとして好まれ食されます。

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私の場合は、近所のベーカリーで調達した焼きたてふわふわな
ソフトブレッドにカヤを塗って食べるのが好きなのですが、
美味しすぎてパクリと1個を平らげしまい、
ついつい2個目に手を伸ばしてしまうのを我慢するのに困るほどです。

市販で売られているカヤの難点といえば、砂糖がふんだんに使われていること。
甘さ控えめがお好みの場合、自分で作ることもできます。

作り方は簡単。
基本は、同量のココナッツミルク、砂糖、卵(全卵)と牛乳を鍋に入れて
火にかけてカスタード状になるまで混ぜるだけ。
砂糖を控えめにしてもいいですし、牛乳と生クリームをあわせてもよし。
香り付けにバニラエッセンスを加えるなどしてお好みの味にしてみるのも
良いかもしれません。
マレーシアでは、パンダンリーフという香りがつく葉と一緒に調理することも良くあります。

日本でも缶のココナッツミルクが購入できるかと思いますので、
特別な材料は一切必要なく作ることができます。
ご興味のある方はぜひ作ってみて、カヤの美味しさをご堪能ください。

アメリーカフェ

09 5月
2010年5月9日

前回の記事でご紹介したアルメニアンストリートに、
口コミでじわじわとお客さんを増やしている人気のカフェがあります。

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そのお店の名は、アメリーカフェ(Amelie Cafe)。
Cheah Kongsi(謝公司)の右隣にあるこじんまりとしたカフェです。

若い中華系のご夫婦がお店を切り盛りされていて、
お家カフェ的な暖かい雰囲気がお店を包んでいます。

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テーブルが2つと本当に小さなカフェですが、
美味しいお料理のほかに口コミで絶賛されているのが、そのインテリアです。

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写真を見てピンと来た方がいらっしゃると思いますが、
店内のものは全てオーナー夫婦の手作りなのです。
しかも、廃材を使ってリサイクルしている、
再利用・再使用がコンセプトのお店なのです。

古い建物をあえてきれいに改装せず、ペナン独特の建物の趣を上手に利用されています。
むき出しのレンガや、古い板にペンキで動物の絵が描いてあったり、
そしてテーブルや椅子も廃材を集めて自分達で作ったそうです。

以前お伝えしたとおり、今マレーシアではインテリアブーム。
古い家をきれいにリフォームしたりするのがトレンドの中、
このお店では一見、流行に逆行する形になっているように見えますが、
実はこれも一種の新しいインテリアアイディアだと私は思います。

店内にはエアコンが設置されておらず、シーリングファンのみ。
店内を涼しくする為、わざと薄暗くされている照明、
外からの風が入ってくるように大きく開けられた窓、
そしてシーリングファンとリサイクルインテリア。
これこそエコをテーマにし、それを実行されているたお店だと強く感じました。

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メニューの数は多くはありませんが、パスタやサラダ等の軽食が楽しめます。
私は焼きたてだというアーモンドブラウニーをオーダーしてみました。
熱々のブラウニーと冷たいバニラアイスの組み合わせは本当に最高!
カプチーノと一緒に頂くとより一層、美味しかったです。

私でさえ、この素敵なお店のことをお友達や家族に知ってもらいたいと思ったので、
口コミでペナンの人々に知られるようになったことに納得です。

古いようで新しいコンセプトのアメリーカフェ。
アルメニアンストリートに出向いた際はぜひお立ち寄り頂きたいお店です。

Amelie Cafe
6 Armenian Street,
10200, Penang
営業時間:10AM~7PM
定休日:月曜日

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