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クアラルンプールで人気ある洋服は?—–ユニクロオープンで熱狂するヤングたち

26 11月
2010年11月26日

11月4日、クアラルンプールの繁華街、ブキット・ビンタン通りにあるショッピングモール「ファーレンハイト88」にユニクロ1号店がオープンした。1~3階の3層店舗で、売り場面積は約650 坪の大型店だ。なんでもニューヨークやパリの店舗と匹敵する大型店とか。日本でもシンプルでほどよい質で値段も手ごろで人気のブランドだが、ここマレーシアでもオープン前からジワジワと知れ渡っており、人気が広がりつつあったようだ。
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巷の日本ブームに質のよい日本のブランド、ユニクロはシンガポールでもかなり人気が高いようだ。マレーシアからシンガポールへは近いので旅行やビジネスで行き来している人は多く、シンガポールにあるからユニクロを知っているマレーシア人、また中国へ旅行して知ったというマレーシア人も結構いる。
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開店当日は、先着1000人にありジナルバッグをプレゼントするとあって前日の夜から並んだ人もいたようだ。ニュースでは2500人並んだという情報があったが、もう一つの目玉に2人に当たる日本旅行のラッキドローもあった。
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値段の程は、ユニクロのTシャツブランド「UT」を通常の59.9リンギ(約1,560 円)から29.9 リンギに、ジーンズブランド「UJ」を同99.9 リンギから49.9 リンギに、フリースを79.9 リンギから49.9 リンギに、12月9日までそれぞれ値下げして販売している。ファッションデザイナーのジル・サンダー氏とのコラボレーションライン「+J」やジャパン・コミックのコラボもあってローカルのヤングたちは喜んでいた。何と言っても漫画「One Piece」が大人気なので、このコミックコラボTシャツは
ホットケーキと成るに違いない。

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柳井会長は「世界中に店舗を作り、そこで一度は買い物をしてもらうのが一番のブランディング」と語っているが、このユニクロの人気を外国で目のあたりにし、その意味を痛切に理解したような気がする。ファッション・トレンドもどんどんグローバル化しているから何処の国にいっても今や同じブランドがあるし、人気度も似たようなもののよう。「売れ筋商品にも地域差はない」と、1年中常夏のマレーシアでも70%が秋・冬物投入で、その秋・冬物が人気が高いというのだからおもしろい。マレーシアで他に人気のブランドといえば「TOP SHOP&TOP MAN」、「H&M」、「COTTON ON」、「ZARA」、「MNG」などの欧米系。でもユニクロの品質やカラーバリエーションの豊富さは他ブランドと比較しても断然いいと口をそろえている人は多い。
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ユニクロは今後2年以内にフィリピンやタイ、インドネシア、ベトナムといった東南アジア諸国連合(ASEAN)主要国に、また3年以内にマレーシア国内ペナンやジョホールに5店舗出店したいと明らかにしている。
そのうち各国で日本のユニクロを見る日が来るだろう。

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クアラ・ガンダ ゾウ保護区

17 11月
2010年11月17日

首都クアラルンプールからほんの2時間ほどのところに(パハン州)ちょっと他にはない、クアラ・ガンダ ゾウ保護区がある。

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ここでの一番楽しいウリは、陸でも水中でもゾウさんとスキンシップができること。ゴワゴワとしていて、皮膚は固いけど、温かいゾウさんは、心もあったかい。とても知的は哺乳類だ。仲間が死ぬと、死体に木や葉っぱをかけ、お葬式のような儀式をしたり、その場所に帰ってくると、慈しむかのように、長い時間その場所にいるという行動も発見されている。人間が聞こえない超低音周波数でゾウ同士コミュニケーションをとっているともいわれ、かなり知的な陸上で最大の哺乳類だ。

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現在、マレーシアでも現代化が進み、象が自由に歩き回れる森林も少なくなっている。森の中だけで暮らしていたゾウたちが、人里に出ては農園の作物を食い荒らしたり、時には人家を破壊してしまうこともある。
そこで、マレーシア野性動物局との協力でリロケーティングというものを行い、森の外に出てきてしまったゾウや、仲間からはぐれてしまったゾウ、母親を失った子ゾウなどを生け捕りにして、大人なら広い森林が残っている場所まで運んでから放す。子供の場合は一頭では生きていけないので、ひとり立ちできるまで、パハン州のクアラ・ガンダゾウ保護区で世話をするのだ。
ここでは、ぞうたちが自由に動き回れる森林が3エーカーほどあり、周りは電流の流れるフェンスで囲まれている。

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センターは1989年に正式に創設された。そして2000年に非営利・非政府団体Malaysian Elephant Appeal が形成されるまでは、はた迷惑なゾウは単に射殺されていたわけだが、ゾウの人口が激減していることに気がついた政府は、あわててチームを形成した。今では、ゾウは絶滅危険種なので、野生生物保護法で保護されている。現在マレー半島に生息している野生のアジアゾウは1500~1800頭位らしい。

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ビジター・センターの中にあるシアターでは、リロケーティングについて30分のドキュメンタリー・ビデオ が観られる。リロケーティング・プログラムはいかに危険で困難な活動か、またゾウたちの置かれている状況を再認識できる。ゾウによっては、移動中にそのなれないストレスで死んでしまうこともあるのだ。ゾウと人間にとって一番よい方法は森林は伐採してはならない、ということなのだ。

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一般人がゾウと遊べるのは午後2時から4時くらいまでで、フィーディングや、陸上でのエレファント・ライディング、そして川の中でのエレファント・ライディングができる。ゾウさんの上に座って、のそ、のそ、と歩いていたら急に前足だけを跪き、いきなり、頭から川の中に投げ込まれてしまうので、着替えを忘れずに。川の深さは胸のあたりまでで、周りにインストラクターも待機しているので、泳げなくても安心。

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川の中に一緒に入ると、ゾウはとてもうれしそうで、顔から表情が見えなくても、大きな図体からはその喜びようが伝わってくる。水の中に横たわって巨体をゴロゴロ繰り返すたび、その水しぶきが、ばちゃばちゃとものすごい。ともかくゾウさんたちを、肌で感じてほしい。日本ではなかなかできない体験だ。

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各旅行代理店では日帰りツアーなども行っているが、自分で運転していく場合でもカラ・ハイウェイに乗り、ランチャンで降りるともう標識があるので、とても判りやすくなっている。

KLタワー(2)

09 11月
2010年11月9日

モダンな都市の中にも唯一の熱帯雨林!
森林保護区での森林ウォークもユニークなネイチャー体験となること間違いなし!

1996年に完成して以来観光名所となっているKLタワーは、昔はパイナップル農園であるブキッ・ナナス(パイナップルの丘)の上にそびえていることは前回もお話したが、このブキッ・ナナスは、国が指定した立派な森林保護区だ。コンクリートジャングルの真ん中にも緑とのバランスを大切にするマレーシア。9.37ヘクタールもある森林保護区に一歩踏み込むと、ここが首都クアラルンプールであると信じられないほど自分が森の中に埋まってしまう。空気が澄み渡り、木々でさえぎられた場所はとっても涼しく、ひんやりしている。都会の中のオアシスと言う言葉が思い浮かぶ。
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ガイドのリムさんと一緒に。

早速、都会の中心に位置しながらも、自然を満喫できるところが魅力のKLタワーでバードウォッチングをしながらの森林ウォークを体験してみた。森林保護区には、午前10時から午後7時(毎日)までならだれでも入ることができるけれども、どうせならガイド付で歩こう。ガイドさんがいると、森林の動物や植物についての質問ができるしね。しかも無料だ。
ガイド付ネイチャーツアーは、1日4回(午前10時半、午後12時半、2時半、4時半)あって、エスカレーター前に集合してから出発。今回私のガイド役を務めてくれたのは、セラワク州出身の若い女性リムさん。ここには、総勢7名のガイドさんがいて、1人が1日4回を続けてこなし、次の日は違うガイドさんが担当となっているらしい。セラワクの大自然がとっても恋しいと言うリムさんは、熱帯雨林の王国ボルネオでもガイドをしていたという。 「ネイチャーウォークは、自然保護教育のためです」と胸を張る。
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入り口から入ると、すぐに熱帯雨林特有のにおいがたちこめており、都会の真ん中のKLタワーからちょっと歩いただけなのに、もうこんなジャングルの中にいるなんて驚いてしまうだろう。すぐに野生の猿が出迎えてくれた。「この猿はベッカムのヘアスタイルによく似ているので、ベッカムモンキーとも言われているんですよ」木から木へ、器用に飛び移る猿。はじめは1匹だったのが、どんどん集まってきた。赤ちゃんを抱えたお母さん猿も見える。この猿の正しい名前はシルバーリーフランカーといい、赤ちゃんは鮮やかな赤茶色をしている。お母さんがとてもオッチョコチョイで、赤ちゃんをよく落としてしまうので、落としてもすぐ見つけられるようにと赤くなったのだそう。(本当か?)
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坂道は多いけど、ほとんどの道が舗装なので歩きやすい。トレッキング用のコースはメルバオ・トレイル、ジェルントン・トレイル、ペナラハン・トレイルと3本あり、ガイドなしで入り迷子になった人も少なくはないレンジャー隊用のトレイルもある。
1回のトレッキングは30~45分。途中バンブーウォークという大きな野生竹が生い茂る場所の中を歩いたり、キャンプができる広場に突如出くわしたりしながらのアッという間のトレッキングだった。地面が舗装されたジョギング用のトラックや公園もあり、公衆トイレも完備されているし、小さい子供でも、お年寄りでも十分に歩けるだろう。でも雨が降りそうだったら要注意。途中キャノピーのような吊り橋は特に濡れると滑りやすくなる。
さあ、ネイチャーウォークで、猿、リス、鳥類などの動物やカラフルな蝶や昆虫、そして種類の豊富な植物を観察してみよう。

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KLタワー (1)

03 11月
2010年11月3日

モダン建築と自然の融合。マレーシアの文化も堪能できる!

KLのランドマークといえばペトロナスツインタワーとKLタワー。421メートルの高さを誇るKLタワーは、1996年に完成、昔はパイナップル農園だったブキッ・ナナス(パイナップルの丘)の上にそびえ、カナダ・トロント市のCNタワー(553メートル)、ロシア、モスクワ市のオスタンキノタワー(540メートル)、中国、上海市のオリアンタルパールタワー(468メートル)に次いで世界で4番目に高い通信タワーだ。本来KLタワーは、通信・放送の送受信状況改善のために建てられた。今やKLのシンボルだ。
ブキッ・ナナスは、森林保護区で9.37ヘクタールもある。KL中心に位置するこの保護区は、国内で最も古いといわれており、周辺の自然は開発と環境保護のバランスが保てるように配慮されている。樹齢100年のジュルトンという大木保護には、擁壁建設に43万リンギ(約1,161万円)が投じられたそうだ。
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入り口から中に入ると、エレベーターロビー、タワー上部の底板部分には 巨大なダイアモンドのように輝くドーム型アーチが見られる。イランのエスファハンにあるムカルナスにちなんでデザインされ、7つの天をあらわしているという。マレーシアはイスラム国なので、ところどころの建築にはドームやアーチ、モザイク、幾何学模様などイスラム色のある美が見られ、なんともイスラムチック。

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お土産屋さんのかわいい香水ガラスボトル

展望デッキへの入場料は大人20リンギ(約540円)、子供10リンギ(約270円)。KL市内や近郊の景色について、11か国語の音声解説を聞く事が出来る。
また館内のレストランは、まず地上282メートルに多種多様な料理を揃えた「スリ・アンカサ」という展望レストランがある。雲の上に浮かんでいるような情緒溢れるレストランでの食事は、めったにできない経験となるだろう。結婚式披露宴パッケージやパーティー、個人のイベントなどのアレンジも可能だ。最近は外国人客向けにこの「空の結婚式」の売り込みを強化しているらしい。シックな北インド料理の「D’タンドール」現も地の人たちに大人気。KLの風景を堪能しながら、寛いで食事ができること間違いない。さらに食事だけでなくカルチャーパフォーマンス、ベリーダンス、ジャズ演奏、マネキンショー、水タバコの体験など、興味深い文化的アクティビティーが盛りだくさん。
勿論階下には、軽食・ドリンクのカフェ・デリカッセン、お土産売り場もある。隣で涼しげに水が流れ落ち、木々を揺るがす微風がとても心地よい。これも森林に囲まれた丘の上ならでは。
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毎年恒例の国際KLタワージャンプでは世界各国からジャンパーが集合
KLインターナショナルタワージャンプやKLインターナショナルタワーソンというチャリティーマラソン大会など国際的イベントが毎年恒例に開催されているKLタワー。今後も生きた観光地としてさらに多くのアトラクション、伝統舞踊や歌などのカルチャーショーやイベントを開催し、さらに発展していくことが期待されている。

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