『マレーシアでも都市部では浸透しているスマートフォン』
マレーシアの各携帯電話局(Maxis、Digi、Celcom)ではスマートフォンの各種お得なパッケージをズラリと並べ揃い競い合っている。機種本体と月々の使用通話料、データダウンロード料金を一まとめに、例えばMaxisのiPhoneパッケージ、Value2である月々の通話料金がRM155(約4,200円)の場合、iPhoneがRM999(約28,000円)と一月の通話料RM155の5カ月分を登録時に支払う必要がある。
ちなみに全機種がSIMロックなしなので、海外用のBlackBerryやiPhone端末をこちらで購入しても日本のSIMカードを入れて使用できる。
これまでマレーシアでの携帯人気機種は、といえば断然ノキア。その次がソニーエリクソンというところだったが、最近のスマートフォンフィーバーでソニーエリクソンは端っこの方に押されぎみだ。またスマートフォンだったらソニーエリクソンのXperiaやAndroid、サムソンよりiphone4が圧倒的。そして意外にも人気があるBlackBerry。
BlackBerryといえばビジネスパーソンが使うものというイメージがあるけど、こちらでは若い女の子が電車内で音楽を聴きながらメールを打っていたり、片手でさりげなく持っている端末がBlackBerryだったり普及率が高い。
KLにはどこのショッピングモールにもコンピュータや携帯電話などがひとかたまりになているIT売り場がある。その中でもブキット・ビンタンにはプラザローヤットという携帯電話をどーんと売っているショッピングセンターがあり、モバイル好きな人はぜひ訪問したい場所でもある。周辺機器安い掘り出し物も絶対見つかるはず。
KLのモバイル聖地、プラザローヤット
では、さっそく携帯電話ばかり売っているショッピングセンター、KLのプラザローヤットを訪問してみよう。プラザローヤットはIT機器を専門に取り扱う巨大なショッピングビルで、全館携帯電話ショップやらパソコンショップ、パーツ・周辺機器ショップが入店しており、アジア最大ともいえる規模を誇っている。
エスカレーターを降りれば小規模な携帯電話ショップがずらーりと並び、初めて訪問したモバイル好きな方なら興奮してしまって、どうしていいかわからなくなってしまうかも。筆者も毎回訪問するたびに「ど、どこからまわろう~」などと、我を忘れて右往左往してしまうくらいだ。
カラフルなパーツを自分の好きな組み合わせにして、自分だけの携帯を作るのも女性の間で流行っているとか。宝石っぽいキラキラした“デコ”もたまに見ることが。 MR0202_0207 一昔には海賊版映画CDなどのお土産が流行った時もあったが、シリコンケースやレザーカバーや車内充電器などのコピーもの(非純正)、アクセサリーも豊富 だし、値段も日本で買うより安いので、お土産にも喜ばれるかもしれない。