『タバコ密輸問題』

21 7月
2011年7月21日

海賊版コピーDVDは映画の封切前に売られているほどのコピー国マレーシアだが、タバコや薬、香水や化粧品などの密輸入物やフェイクものが数多く出回っており、これもまた問題になっている。
化粧品のフェイクでは、スキントラブルを訴える人がいるし、エンジンオイルのフェイクは処処とばかり知られた物。 小さな工場一角で、ドラム缶からエンジンオイルを容器に詰め、本物と同じステッカーを容器に貼っているのを見たことがある。 また、驚く事に本のコピーもある。
マレーシアでは殆どの人が英語に精通している理由から、翻訳文化は影薄で、本屋に並ぶのはほとんど欧米からの輸入本。教育省が「本をもっと読もう」キャンペーンを掲げても本気で考えているのかと思うほど書籍は高価だ。
そこでベストセラー本はコピーをして安価で売られているというわけだ。

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さてタバコに関しては、統計局によるとマレーシア国内で販売されているタバコの35~37%が蜜輸入品であることが判明されており、昨年の27.5%と比較すると増加の傾向を示しているらしい。
これが年々の値上がりによって40%になるのは確実と予測されている。

毎年予算案が発表されるたびに値上がりをしていくタバコ。東南アジアでの1箱(20 本入り)のタバコの値段を比較してみると、シンガポールが一番高くてRM27.6次いでマレーシアがRM10.00、タイRM4.60、インドネシアRM3.67、ベトナムRM2.75、フィリピンRM2.30、カンボジアRM1.02となっており、密輸入品はマレーシアより安い近隣国、そのほかドバイや中国からも入ってくる。
ちなみに密輸品の価格は1箱RM3~3.5という。

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タバコ業界はもちろん大きな値上げ幅にも不満の声を上

 

げており、同時に密輸取り締まりの強化を政府に対して求めている。
保健省は、値上げを機に禁煙者が1割くらいの減ることを期待しているが、当然反比例してコピーの密輸物がもっと増えるだろう。健康危惧の措置としてタバコを年々値上げしているのに、フェイク品が増えることにより余計に身体に悪影響を及ぼす事になってしまうとは困ったものだ。

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