カテゴリー: グルメ

カカオはメキシコ原産

02 7月
2011年7月2日

チョコレートの元、カカオはメキシコが原産国です!
チョコレートとインターネットで検索しても、メキシコの名はなかなか出てこない。
カカオで検索して、やっと「栽培食物としたのはマヤ文明」であると出てくる。
チョコレートやカカオの語源は、メキシコ先住民語からきている。
チョコレートの語源 ショコラトールは苦い汁の意味。 続きを読む →

暑い!そんな時は、冷たいフルーツキャンディー!フルーツ水!

19 6月
2011年6月19日

6月になったと言うのに、今年は、まだ雨が降らない。
雨季が遅れている。雨が降らないと、どんどん気温が上がる。 続きを読む →

石のスープ

06 3月
2011年3月6日

旅の楽しみの一つは食べ物。
その土地ならではの食べ物・料理を味わってみるのは、やはり楽しみ。
まあ、中には、それって、やっぱり食べられない。。。。。という人もあったりするかも?だが。

今は、野生のものは特に禁止されるようになり、食べられなくなりつつあるようだが、
昔はたとえば、メキシコシティからタスコの町へ行く途中には、「イグアナ料理あります!」の看板を出してるお店があった。
もちろん土地の人はそれを山で捕獲して常食としていたのだ。

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写真の説明:ソチカルコの遺跡で日向ぼっこするイグアナ

文化の違いで、食べる人もいれば、食べるのを嫌がる人もいるわけだが、
牛や羊はいくらでも食べるが、鯨は可愛そうだから、食べないとか、またその意見を他人にも強制するとか。(私の子供の頃、鯨の冷凍刺身が美味しかったが。)

オアハカは特産の食べ物も多い。オアハカチーズ、オアハカモーレを筆頭に。
バッタもオアハカの特産だ。
日本の今の若い人はあまり知らないかも?だが、私の子供の頃はイナゴを田んぼで、捕って、炒って食べたのを思い出す。

イグアナやバッタは、兎も角。
今回オアハカ地方の旅で、勧められて、食べに行ってみようとなったのが、「石のスープ」
「石は食べられないよ。食べたくないよ。」と、うちのダンナ。

そう言えば、画家のディエゴ リベラの最初の奥さんルーペは、ディエゴが遺跡の石彫や土器、土偶の収集にお金をどんどん使う(昔は買えた)のに、腹を立て、
ある時、その土器かなにかを割ってスープに入れて、ディエゴに出したとかと言う話があったなあ。

かの有名な大きな木、世界でも最も大きな木(特に太さ)として知られている、樹齢2000年のトゥーレの木のある村、サンタ・マリア・デ・トゥーレに
その「石のスープ」のレストランがある。
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写真の説明:サンタ・マリア・デ・トゥーレの木

レストランと言うと、ちゃんとした立派な建物の内装の綺麗なというイメージであるが、ここは田舎の家風。
結構広いが、数テーブルが置かれ、お客さんが食べてる。

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そのテーブルから大分離れたところで火がボンボン焚かれている。
ここの料理は唯一「石のスープ(cardo de piedra)」のみ。

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この石のスープというのは、昔ながらの伝統料理なのだそうで、男の料理であるのだそうだ。
普段は、女の人が料理をするのだが、特別の時、男が代わって料理をしてくれる。それが、この料理だそうだ。
男の料理は、ダイナミックに!簡単に!
石のスープは、メキシコ料理の海産物スープであるのだが、やり方が、生の材料と汁を木の実の椀に入れて、その中にカンカンに焼いた石を放り込みそれで、熱々になって料理が煮あがるというもの。
もちろんその入れた石は食べないけど。
焼いた石は、やっぱりシンデレラ並みに灰被りだろうけど、そんなのお構いなし、なんせダイナミック料理だから。
それで、スープの底の汁は残すがいいだろうね。
まあ、美味しかったけど。

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先住民時代からのお料理だそうで、なにか、レンジがないから、庭で石を焼いて料理を作るイメージ。鍋もいらないし。

西に珍しい料理のレストランがあると言えば、出かけて行き、
東にゲテモノの料理店があれば、興味しんしん、食しに行くし。
北に美味しいお店があると聞けば、さっそく、行かなきゃ損損と食べに行く。
南に行列つくってるレストランがあると知ったら、やっぱり並んで食べに行きたい人。

オアハカ旅行に行ったら、やっぱり行ってみる?話しのタネに。

伝統的メキシコ料理が世界無形文化遺産となる!

27 12月
2010年12月27日

メキシコ料理のいくつかは前記事でも取り上げたが、いやはや、メキシコ料理が世界無形文化遺産になるとは!
メキシコ料理は、そう、かなり美味しいと思う。手抜き料理では決してない。そのバリエーションも大変豊かだと思う。
それにしても、無形文化遺産だぜ!

メキシコの家庭で日々メキシコ人が食べているメキシコ料理は、確かに歴史がある、伝統がある。
メキシコ料理に欠かせない基本食材であるトウモロコシ、唐辛子、お豆など、紀元前5000年から食べられてきたものである。
それに、アメリカ大陸に世界の他の地区から人々が入って来て、それと同時にアメリカ大陸になかった食材が加わり、昔からの調理に磨きがかかって、
前にも紹介したような、大変手の込んだモーレのような料理も生まれた。

それに、各地方ごとにその同じような料理でもそれぞれに地方の特色ある料理となり、バリエーションが実に豊かである。

隣の大国アメリカなどにメキシコはいつも虐められているので、私なんぞさえ、僻んでついつい言ってしまっているが、
「アメリカなんか食べるものがハンバーガーとホットドックばかりで食文化がないでしょうが、メキシコ人はどんなに貧しくってもトウモロコシと唐辛子とお豆で豊かな美味しい食事を作り出す国民です。」なあ~んてね。

でもでも、メキシコ人もマクドナルドのハンバーガーもインスタントのマルチャンもコカコーラも大好きらしいけど。
それは兎も角

祝 「伝統的メキシコ料理世界無形文化遺産登録」
モーレ、タコス、タマレス、アトレ、ポソレ、 サルサetc 万歳! 万歳!

で一つ、気軽に町角で、朝ごはんに世界無形文化遺産でも味わってみますか?
朝、メキシコ人のこれから仕事に出かける勤め人や労働者が、群がって食べてる、町の角ごとに露店を広げているタマレス屋のタマレスとアトレ。
寒い朝、暖かいアトレとタマレスは体もぽかぽか温まって美味しい!

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タマレスとは、トウモロコシの粉をラードで練って練って作ったペースト状のものにサルサ入り肉、野菜、甘い系などなど色々挟んで、トウモロコシの皮やバナナの葉に包んで蒸して作った料理。

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カロリーたっぷりで、お腹もちがいい。
しかもメキシコ人はこれを油で揚げてパンに挟んでタマレスのトルタにしてもらう。
このタマレスのトルタ一つ食べたら、一日重労働しても大丈夫という代物。

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アトレは、牛乳にチョコレートやフルーツその他色んな味付けをして、トウモロコシのコンスターチなどでどろりとさせた甘くて暖かい飲み物。

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ところで美味しいけど、カロリーしっかり使い果たさないと、カロリー蓄積してメキシコ人並みに横幅がりっぱになります故にご注意!

食べ過ぎないように、世界無形文化遺産の伝統的メキシコ料理をお楽しみください!

残念、無念のプエブラのゲラゲッツァ

02 11月
2010年11月2日

祭りと言うと、教会の祭りが日常茶飯事のごとくある。
なんせ、メキシコには、あっちの街角、こっちの街角と教会がある、その教会の聖人などの祭りがあると言うことは一年中どこかの教会で祭りをやているという事になる訳だ。
普通教会の祭りというと、まず移動遊園地がやってくる。
道をふさいでメリーゴーランドだか?ぶつかりっこ自動車だか?小型ジェットコースターだか?移動遊園地と言うべきか、仮設遊園地と言うべきかができ、昼間だけじゃあない、夜中まで、子供連れの家族で賑わっている。
もちろん露店も、どっとやってくる。食べ物の露店やら、矢当てだか?拳銃当てだか?ゲーム屋だか?なんかいっぱい商売屋が店を並べてる。
それは、全て、教会の周りの道路をふさいで露店が立つわけであるから、そこを通らねばならない者にとってははなはだ迷惑この上ないのだが。
なんせ、すごい交通渋滞になってしまうのだ。
私の家から車で5分圏内に教会が4軒ある。それが、しばしば祭りをやるから、またか!祭りはもう結構!の気分にならざるを得ない。

前置きが長くなってしまったが、そんな教会のお祭りにヘキヘキしている私だが、前から一度行きたい!行きたい!と思っていたお祭りがある。
それは私、名づけて「プエブラのゲラゲッツア」 本名はAtlixco(アトゥリスコ)の町の「Atlixcayotl」の祭りである。
世の中に(観光的に有名な)知られているメキシコ先住民のフォルクローレの祭りと言うと、なんと言ってもオアハカのゲラゲッツアの祭りである。
オアハカのゲラゲッツアの祭りは、あまりにも有名で、世界からの観光客もやってくる祭りである。

だが、「プエブラの民族祭りは、あまり知られていないが、決してオアハカのゲラゲッツアの祭りに引けを取るものでなく素晴らしいものだ。
観光的に知られていない分、素朴で、商業化されていないで、昔からの伝統が生きている祭りであろう。
ゲラゲッツアとAtlixcayotlの祭りのどちらがいいとを言われればAtlixcayotlの祭りだ!」と友人から聞いて、
今年は是非是非行かなくては!と、前々から、9月の最終日曜日は、仕事があっても断ってでも行くぞ!と、思っていたのだが。。。。。

プエブラ州のアトゥリスカヨトゥルの祭りのクライマックスは、プエブラ州の11の地区から7つの先住民の人々が集まり、彼らの民族衣装で民族の踊りが
アトゥリスコの町に聳える山Popocaticaの丘 別名サン・ミゲルの丘で行われるもの。

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写真の説明:踊りの行われるサン・ミゲルの丘

山というのは、特に高く聳える山は、先住民時代、神聖な神の場所と考えられ、そこで神を祭った場所であろう。
彼らの神への祈りは、踊りであり音楽であったであろう。
植民地時代、先住民は強制的に彼らの神を捨てさせられ、カトリックに改宗せざるを得なかった。
彼らの神はカトリックの聖人と名を変えたが、彼らは、神がいると信じる山の同じ場所で彼らの祈りである民族踊りを踊るのかもしれない。
インターネットで
、Atlixcayotlの祭りについてチェックはしていた。
だが、前もって切符を手にいれなくてはならないような情報は一切なかったし、行ったらその場で見られると高をくくっていた。

当日、メキシコシティからプエブラ経由でアトゥリスコの町へ約3時間。午前の程よい時間に到着。
町がそれほど、祭りで騒いでいる様子もなく、駐車場も難なくみつかり、丘での踊りは12時からだというので、町一番のお勧めレストランと言うところで朝御飯という事にした。

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写真の説明:モーレのエンチラーダ

プエブラ州なので、プエブラの有名なモーレを使ったエンチラーダなどの料理を食べ、うまい!うまい!やっぱりモーレはプエブラだ!などと満足満足!
で、朝食を済ませて12時に間に合うようにと丘を目指す事に。

町の広場は祭りらしい雰囲気さえなかったのだが、丘への登り道にはいると、道の両側に露店や風呂敷商売のお店が延々と続く。

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写真の説明:道の露店

我々と同様に丘の頂上に向かって歩く人もぞろぞろ。

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写真の説明:丘の上を目指して登って行く人々

鼻歌交じりに丘を登っていったはいいのだが、丘の中ほどまできたら、人がいっぱい集まりその先は綱がひかれ、警備の人が交通止めをしている。
聞くと、丘の会場はもう人でいっぱいでこれ以上の人が入るのは不可能で、ここから先は行かれないとの事。

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写真の説明:丘の途中で交通止めにあっている人々

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写真の説明:踊りに参加する人らしい服装をした人もいた。

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写真の説明:交通止めの警備の目をかすめて、丘に登ろうとしていた人たち。

入場切符があった風でもなく、やって来る人は皆入れて、見られたというのが今までの恒例のようで、レストランの人も町の人も「早く行かないと入れないよ」となどと予告してくれなかった。
交通ストップにあった人の中に、「おれは招待券をもってるぞ!通せ!」と叫ぶ人もあったが、警備の人は上からの命令で、人っ子一人通すなと言われているとそれも却下。

私達も、諦めて、引き帰そうとしたら、近くにいた先住民のおじさん「何処から来た?」
「韓国人と日本人だ」と言ったら、
「そりゃあ大変だ!ここまで来て見られないんじゃあ、メキシコの名がすたる。俺が交渉してやる!」
だが、親切なおじさんの交渉も功を奏せず。
大きなカメラを持った報道関係の人と言う人も、すったもんだしてたけど、やっぱり通してもらえず。

あー、残念、無念のプエブラのゲラゲッツアの祭りであったよ!
来年は入場券が配布されるかも?入場券を手にいれたり、早めに行く事が必要だろうな。
来年、行こう!

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写真の説明:町の広場でやってたインディオ踊り。丘の上で踊れなかったから広場で踊ってた訳でもないだろうが。

B級グルメ コミーダ コリーダ

06 9月
2010年9月6日

旅の楽しみの一つは食事 食べ物である。
メキシコ料理は、昔の先スペイン期時代の食材、その料理方法と、植民地時代にメキシコに入って来た食材、その料理方法による混血・ミックスの料理といえる。
メキシコ食、結構、種類も豊富で、美味しいと思う。
美味しいからと言って、メキシコ人並みに食べると、メキシコ人並みに横に体格が大きくなるんじゃあないか?と心配になるが。。。。
日本からの観光のお客様も、大概、「メキシコ食って、食べられますね。口に合いますよ。美味しいですよ。」と、おしゃってくださる。

その旅の楽しみの一つ、食事。何処で何を食べるか?
キチンとした素敵なレストランで食べるのも、いい。
だが、もう一つの選択は、メキシコ人庶民がワイワイ食事をしている大衆食堂である。
言葉の問題というのがある?衛生面が悪いのではないか?と心配する向きもあるかもしれない。

言葉の問題は、きっとメキシコ人の親切で、ちょっとお節介で、知らない外国人に声をかけたくって。。が解決してくれる。
衛生面も、屋台のように、水道なしでやっているのとは違うし、きちんとしている。

私のお勧めB級グルメは、下町や、オフィス街の裏道、庶民の住居街、市場内などのメキシコ大衆食堂、小さなレストランのコミーダ コリーダ。

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写真の説明:コミーダ コリーダのレストラン 定食メニューが貼ってある。

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写真の説明:市場内の食堂

コミーダ コリーダと言うのは、定食である。
コミーダは食事の意味。コリーダは走ることの意味である。
コリーダであるから、普通のレストランより迅速に料理がでてくるかも??

これらの大衆食堂の料理は、毎日のメキシコ人家庭の食事と同じメニューである。つまりお袋料理である。
定食と言っても、スープ数種、メインディッシュ数種から、好きなものをチョイスする。
であるから、友達と一緒に行ったら、色んな種類を選択して、お互いにちょっと味見して、色んなメキシコ料理を一度に試してみる?な~んてね。

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写真の説明:ボールペン書きされたその日のコミーダ コリーダのメニュー。

何よりお得で嬉しいのは、メキシコ庶民値段である。
場所にもよりけりであるが、スープ、メインディッシュ、デザート、飲み物(フルーツ水)、トルティージャ又はパン込みで、大体30ペソ~70ペソくらいである。
普通のレストランだったら、サンドイッチ一つでも60ペソ以上もしている事を考えたら、やっぱりお値段、メキシコ庶民向け値段である。

日本から来た友人を案内した時、最後に何処の食事が一番美味しかった?と聞いたら、
スニカーでは入れないので、私の靴まで貸して行った高級レストランの食事と言われず、「あそこで食べたスープ」
「えっ?!コミーダ コリーダの?」

まあ、いつだって何処でだって当たり外れはあるんでしょうが、
メキシコ庶民に交じって、コミーダ コリーダで、メキシコ庶民の家庭料理を味わってみるのもいいかもですよ。

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写真の説明:メキシコのスープの定番 パスタトマト味スープ

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写真の説明:メキシコピラフ これも定番。必ず出てくる。

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写真の説明:タコス

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写真の説明:乾燥唐辛子のソースの肉料理

バニラのふるさと

02 3月
2010年3月2日

ケーキやアイスクリームなどの香料に欠かせないバニラ。
そして多分香水を多く使う外国などでは香水の香りとしても使うだろう。
だが、日本では、よほどケーキ作りに凝った人以外は、本物のバニラを香料として使いたいなどと思わないだろう。
バニラアイスクリームの好きな人は多いと思うが、あの味は、バニラなしには成り立たないのだろう。
今の時代は、多分科学エッセンスなんてのもあるのだろうと思うが。

バニラと言っても、メキシコを思い出してくれる人はあまりいないようだが、実は、バニラの原産地、ふるさとは、メキシコである。
だが残念な事に、今世界のバニラ産地は、マダガスカルなど他の国が多く輸出国として知られていて、メキシコの名はあまり現われないようだ。

バニラの元々のふるさとは、メキシコの特にベラクルス州北部のトトナカ部族の住んでいた熱帯密林地区、エル タヒンなどの古代都市が栄えた地区である。

世界遺産にもなっているエル タヒンの遺跡からもっとも近い町、パパントラの周辺が今でも、メキシコのバニラ産地である。

私は一泊の小旅行でこのパパントラの小さな田舎町に泊まった。
今回の一つの楽しみはバニラの栽培の様子を見たいと言うのがあった。
エコロジー公園と名づけたところで、バニラなどの栽培もしていてそれを見せてくれると、メキシコの旅行案内本にあったのだ。

だが、運悪く、メキシコシティを出た時は曇り日だったが、途中からシトシト雨。
この雨は旅行中、ずーと降り続いた。
メキシコ湾あたりにやってくるノルテという寒波の影響。今年3度目の乾季の雨である。

一泊して、今日こそはいい天気になるかな?と期待したが、雨は止まない。
ホテルの人に聞いたら、この雨では公園は閉まっているだろう、公園は泥で歩けないだろうしと。
それでも、もしかして見せてくれるかも?の期待で、パパントラの郊外にあるその公園とやらにタクシーで行ってみた。

広い公園と言うから、りっぱな入り口があってと想像していたが、いや、まったくメキシコの普通の農家という趣。
柵や入り口は、密林の木で作られた手作り、その奥にある家は、田舎の小さな掘っ立て小屋風。
入り口は閉まっていたが、それでも大声で呼んでみたが、誰も現われない。
残念でした!

パパントラ出身のメキシコ人の友達がいるが、前に、私がバニラ、バニラと言うものだがら、彼、実家に帰った時、つるの延びたバニラを持って来てくれた事があった。
バニラは、熱帯の密林に育つランである。そのつるは十メートル以上もどんどん伸びて行くらしい。
私としては大事にしていたつもりだったけど、我が家はメキシコシティでも山の麓にあって、寒いのだ。
熱帯密林に育つのだ、日向でなく日陰に置くようにと言われて、せっかく貰ったバニラ、寒かったのかねえ?

もともと、バニラは原生林の密林の中、つまり、木々が生い茂る中で木に絡まり大きくなって行くのだった。
今は人間が多くなってそういう密林はなくなってきているわけで栽培されるようになった訳だから、農家では、オレンジの栽培と平行して、オレンジの木に絡ませて育てるのだそうだ。

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写真の説明:この写真は、大分前の記事で伝統的民間医療のところに載せた写真であるが、バニラが木に絡まって伸びて行く様子。
今回はバニラの植物の写真がまったく撮れなかったので。

友人の話で、バニラの花は5月頃咲くそうだ。
その花は今は人口受粉をしているが、昔野生では、我が家でもよく見かけるが花の蜜を吸う鳥ハチドリという小さな鳥が、花の蜜を吸いに来て受粉してくれると言うものだった。

そして、その花が実をつける。その実の莢を乾燥させたもの。大体15センチくらい。それがのバニラのエッセンスとして使われるものである。

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写真の説明:バニラの実の莢を乾燥させたもの。この4本で20ペソだった。

バニラの栽培の様子は見られなかったが、パパントラの町の市場で、バニラやバニラのお酒、バニラ入りコーヒー(ベラクルスの産物にコーヒーもある)などを買って帰る事にした。

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写真の説明:バニラエッセンスの他バニラのお酒、バニラ入りコーヒー、バニラエッセンス、バニラで作ったアクセサリーなど売っている。

ところで、前の記事に書いたボラドーレスをメキシコシティや色んな観光地でやっている人達は、このパパントラのトトナカの人たちである。
先スペイン期時代にはいろんな場所で宗教儀式として行われていたであろうこのボラドーレスも、今はこのパパントラのトトナカの人たちだけが継承しているという事だろう。
パパントラの町の広場の一角の町の教会の庭に高いボラドーレスの柱が立っていた。

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写真の説明:教会の庭に立っている高いボラドーレスの柱。高さが教会の尖塔と同じ位だった。
雨でもちろん、ボラドーレスをやるどころではないだろうが、教会の祭り、村の行事、何かあるたびごとに、ここでボラドーレスが行われるのだろう。

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写真の説明:パパントラの町の小高い丘の上に立っているボラドーレスの彫刻

メキシコシティの博物館の前や、ティオティワカンの遺跡の前でボラドーレスをやって見せてくれる人たちも、もちろんこのパパントラの町の人たちで、ボラドーレスをして、また、彼らの町の産物、バニラも彼らは売っています。

もし、パパントラまで行かなくっても、メキシコシティなどでボラドーレスをみたら、ついでにバニラを買ってもいいでしょう。

唐辛子なしでは、メキシコ料理は作れない

15 1月
2010年1月15日

メキシコ料理で欠かせない食材は、トウモロコシ、唐辛子、豆、トマトである。
これは、皆、紀元前7000年~5000年もの昔から、メキシコの食材として食べ続けられてきたものである。
そして今も、貧しくって高い肉は買えなくっても、この食材を使って人々はバリエーション豊かなメキシコ料理を作る事ができる。

メキシコ原産の豊かな種類を誇る唐辛子なしではメキシコ料理は作れない。
前回の記事で書いたお祭り料理、メキシコ料理の究極の料理、モーレも色々な種類の乾燥唐辛子を使っている訳だ。

唐辛子の種類は、たくさんある。
日本でも名が知れた唐辛子で最も辛いと言われるハバネロ(habaneroスペイン語ではアバネロと発音するが)も数多くある唐辛子の一種類。

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写真の説明:これが、激辛と言われるハバネロ

同じ唐辛子でもそれが、生であるものと乾燥したものかで、名前さえ違ってくる。
たとえば、よく酢漬けの唐辛子でよく使われるハラペーニョなども、これが乾燥させた唐辛子となると、チポトゥレとなる。
そして、ハラペーニョも辛いが、これがチポトゥレとなると、またまたもっと辛くなり、また違った味になるから、お料理の幅も広くなると言うわけだ。
だから、この生や乾燥した多くの唐辛子をメキシコ人はその好み、料理で使い分け、唐辛子ソースや、メキシコ料理のベースの味を作り出す。

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写真の説明:乾燥した唐辛子もいろいろ。

多くのメキシコ料理は、唐辛子を使ったソースを作り、それに、肉や野菜などを加え、煮込み料理を作る、また、肉料理でなくてもそのソースにトルティージャを絡めてチラキーレス、エンチラーダなどの料理に仕上げる。

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メキシコレストランやタコス屋にいったら、そのテーブルに必ず用意されて置かれているのは唐辛子ソース
タコス屋では少なくとも、3種くらい違った唐辛子ソースが置かれている。
その唐辛子ソースでも、生の唐辛子で作ってあるのもあれば乾燥した唐辛子を使って作ってあるものもある。

言ってみれば、日本の料理で味噌や醤油が絶対欠かせないと同様に、唐辛子はメキシコ料理に欠かせないわけである。

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写真の説明:唐辛子その他を使って作ったモーレソースなどのペスト状にしたものも売っている。

さて、唐辛子のお話の最後は、日本でも手に入る材料で最も簡単なサルサ・メヒカーナのレシピを紹介しよう。
あまり簡単で、物足りないかもだけど、お肉やお魚や卵など焼いたりしたら、ちょっとその上にかけて食べてみてください。
チップスのスナックにちょっと付けてみて。
一味違って、メキシコ味、メキシコ料理だ!って気分になります。

レシピ
材料: 唐辛子(唐辛子は大きさ、辛さの差があるので、好みで量を加減してみてください。)
トマト 1個
玉ねぎ 4分の1個
香草(コリアンダー、メキシコではシラントロと言う) 1~2本
レモン汁又は酢橘汁少々
塩 少々

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作り方:唐辛子、トマト、玉ねぎ、香草を全てみじん切りにする
レモン汁と塩を加えて、全て混ぜる。

香草が嫌いな人もいるようで、嫌いだったら、入れなくってもいいでしょう。

何故サルサ・メヒカーナと言うかというと、ほらメキシコの国旗の色です。赤白緑です。

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メキシコに来て、メキシコの唐辛子ソース、サルサに、はまる人意外に多いんですよ。
そして、お土産にサルサの缶詰や瓶詰めをいっぱい買いこんで帰えったりして。

クリスマス料理とモーレ

02 1月
2010年1月2日

クリスマスである。クリスマスのディナー料理を作らなければ。。。。である。
一般的に、クルスマス料理の世界の定番はターキー、つまり七面鳥である。アメリカなども祭り事と言うとターキーがでてくるような話であるが。
文句をいう訳ではないが、七面鳥の原産地はメキシコであるのだ!アステカの王様も食べていたのだ!メキシコでその時は、クリスマスというのはなかったが。

田舎へ行くと、庭で七面鳥が放し飼いにされている。

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その七面鳥を見ると、今年のクリスマスのお料理にされちゃうのかねえ?お前も。と、ついつい同情してしまう。
一年に一度の大振る舞いに。

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写真の説明:七面鳥もこうなり、クリスマスのご馳走に。

世界で、いつから誰がクルスマス料理に七面鳥の丸焼きと言う定番をつくったものかは知らない。
だが、七面鳥の原産地のメキシコであるが、メキシコの庶民はクルスマスにそれほど七面鳥を食べる訳ではない。
私なぞの好みを言うと、七面鳥より鶏の方が美味しいと思う、値段の差で、好みを決めているわけではないが。

各家庭で、クリスマス料理は、それぞれその家庭の習いというのもあるようである。
我が家の定番を言うと、これは我が姑が元気だった頃から、舅がボーナスのオマケで七面鳥を貰って来た年を除いては、
海老スープ、バカラオ(干しタラのトマト煮料理)、ロメリート(モーレ料理のクリスマスの時だけのバリエーション)+メキシコ飯付き、エンサラーダ デ ノチェ ブエノ(聖夜サラダ)、ポンチェ(フルーツを煮出した暖かい飲み物)と言ったところ。

姑が元気だった頃は、毎年姑が、朝からこれらの料理を作っていた。姑が寝たきりになってしまった3年間は私が姑の口頭レシピでこれらを作った。
姑の楽しみは、家族みんなが集まって自分の作った料理を堪能するのを見る事だったようだ。

その姑もいないので、私も怠けて、今年はバーベキューにする予定。
つい最近、家の屋上にバーベキュー用のコンロを備え付けたのを初下しというので。
あまりクルスマス料理にふさわしくないのだが、手間抜きなのだ。
だが、海老スープとエンサラーダ デ ノチェ ブエノとポンチェは作る予定。

ところでメキシコ料理というのは、他の国の料理を知らないから自慢して言うが、なかなか奥深いバリエーションが豊かなお料理と思う。
その究極のメキシコ料理と言えるものがモーレである。

そして、お祭り料理と言うとこのモーレ料理が必須料理のように現われる。
唐辛子もカカオもメキシコが原産で大昔からあった訳であるが、その色んな種類の唐辛子、チョコレート、ナッツ類、たまねぎ、トマト、ゴマ、色んなスパイスetcの20種類以上の材料を潰して練って時間をかけて煮込んで、カレーのルーと同じようにモーレソースを作るのである。
昔は、それぞれ自分の家庭でその気の遠くなるような作業をして、モーレソースを作ったのであろうが、今はカレーの元と同じで、市場にも、スパーにもモーレの元が山になって売っているので、いまどき、家庭でそのモーレソースを作る人はほとんどいないだろ。

モーレと言うと特にプエブラ、オアハカが有名であるが、各地方それぞれの特徴のあるモーレがあるようだ。
モーレソースは、その唐辛子とチョコレートで簡単に言うと甘辛いであり、初めて食べる人は、なんだ?こりゃあ?の料理である。
鶏肉や七面鳥の肉などにモーレソースをかけ、添えにメキシコご飯が一緒に皿にもられて出てくる。
何回か味わって食べるとモーレの虜になる人が意外と多い。それほど奥深い料理であるのだ。

是非、メキシコへいらっしゃった際には、一度お試しあれ!
ただし、お腹の調子がイマイチの時や胃腸の弱い人にはお勧めしない。

さて、そのモーレ料理が、クルスマスのディナーではロメリートとなる。
ロメリートというのは野菜で日本ではおかひじきというらしいが、メキシコではこのクリスマスの時期だけ市場に出てくる。
そのロメリートを干し海老の団子などと一緒に、モーレソースに入れ煮込んだものがクルスマスのモーレ料理、ロメリートである。

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原稿書いているうちに、やっぱりロメリートもバカラオもやっぱり食べたいなあ、と思ってしまったけど。
メキシコでは、クリスマス料理も年越し料理も似たりよったりのお料理だから、年越し料理に作る事にしよう。

それでは、フェリース ナビダ!!楽しいクリスマスを!!

友達の繋がりの輪はインターネットで!(メキシコオフ会)

03 12月
2009年12月3日

今はインターネットなしでは、過ごせない世の中である。 お年寄りの部類に入れられた(とみに最近バスや地下鉄で席を譲ってもらえちゃう!)私でも、パソコンを開きインターネットを繋がない日はない。 今はインターネット時代である。 インターネットを通して、世界のどんな場所にいる人々とも、知り合いになる、友達になる可能性がある。 会った事もないがインターネットを通して、友達になる可能性がある。 普段の生活の中では、関わりがないが、何かの共通項目がある人、そんな人との繋がりがインターネットを通して簡単にできる。

インターネットを通してだけの繋がりだった人とも、会ってみたいというのは、やっぱりあるだろう。 そして、インターネット恋愛なんってのも生まれたりするのだが。

ところで、毎年2回ほど、私と同世代のある人の趣味?道楽?で、彼の音頭で日本食食い放題メキシコオフ会が開かれる。 先日のオフ会に、私も2回目のご招待に預かった。

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オフ会招待客は、彼の御メガネにかなったメキシコシティとメキシコシティ近郊に住んでいる人たち。 オフ会趣旨は、普段は高くって食べられない鮨や刺身などの日本食をお腹いっぱい食べ、多いにしゃべって楽しもう!

その趣旨のためにはいくら食べても定額は必須。 あるんだ!絶好のレストラン。メキシコシティにある日本食レストラン「MUSUKO」 週末、何でも、いくら食べても食い放題300ペソ(2400円位)メニュー。

日本だって、鮨や刺身は高いだろうが、メキシコの日本食レストランの一番高い鮨や刺身の大盛りを何皿も、握り鮨の中でも1個何十ペソという最も高い品目を こんな時こそとばかりに20個30個と頼む豪快さ。

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満足!満足!私なんぞ、一年分の鮨食ったぞ!刺身食ったぞ!の気分。

おしゃべりも楽しい。 メキシコ在住、何十年という人達。 メキシコの大地にしっかり根を張って、それぞれいろんな経験をしながら生きている人達。 メキシコという共通項目で大いに盛り上がり、楽しいオフ会。

インターネットの上での呼び名で呼び合うオフ会。 普段の本名や肩書きや仕事など、まったく関係なく数時間を食べてしゃべっての楽しいオフ会。 主催者の彼の道楽に感謝!

追記: メキシコシティで、日本食食べ放題お勧めレストラン「MUSUKO」 土曜日、日曜日 食べ放題300ペソメニュ、旅の途中、日本食が恋しくなったらいかが? 「MUSUKO」住所:ヌエボ レオン 160 カンペチェ通りとの角 コロニアル コンデッサ

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