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サボテンの荒野は、大昔は海だった (その1.化石の村を訪ねて)

23 4月
2008年4月23日

人間が、まだ存在していなかった大昔、世界地図は、今とだいぶ違っていたらしい。
メキシコの地図もだいぶ違うらしい。

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今、メキシコの標高1500~2000mに及ぶ高地も海であったと。

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人間が、地球を我が物にしている今から、1億年以上も昔は、恐竜が、世界を制覇していた時代であろう。
そんな大昔に思いをはせてみるのも面白いかもしれない。

何によって、学者は、そんな大昔を研究するか?
化石もその研究のひとつだろう。

メキシコシティーから約4時間ほど車で南東に走ってゆく。プエブラ州のはずれ、テワカンの町、そこから、荒野のようなサボテンが山中に生える地区を

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まだ、1時間ほど走って、また、その先は、舗装もされてない、モンモン土埃が上がるガタガタ道、周りの風景はただサボテンばかり。
そんな道を40分も走ってゆくと、人口200人ほどの小さな小さな村にたどり着く。
サン ファン ラヤ(San Jaua Raya)村。

そんな小さな貧しい、サボテンの荒野しかない田舎の村へ行った。
その村には、朝6時のテワカンの町へ行くバスと夜10時にテワカンから帰るバスが、一日に1往復だけしているという。
辺鄙も辺鄙な小さな村である。
村人は、荒れた大地で農業と牧畜と生業にしているようだ。

だが、そこが化石の村なのである。
村は、その化石ツアーの観光も生業とする。まあ、観光といっても、一日に何人の客があるか?
私たちが行った日は月曜日で、多分、我々が唯一のその日の観光客であったであろう。
化石の村、そこの雨季になると川になる場所の周りの地にわんさ、わんさと海の貝の化石が露出している。
そして雨季の雨、雨季だけ流れる川が、地表を削るとまた、わんさとまた海の貝の化石が現れる。
つまり、そこは、大昔の海であり、海辺であった所であのだ。

貝殻の化石だけでなく、恐竜の足跡の化石も見つかっている。
つまり、昔そこが海べで、砂の海岸を恐竜が、どんどこ歩いていった足跡であるわけだ。

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村では、3つのツアーを組んでいると、1、貝の化石をみる。2、恐竜の足跡をみる。3、樹齢1,000年以上もの丸型サボテンなどをみる。
私たちは、その日メキシコに帰らなければならないので時間的に、みんなは見る事はできなかったけれど。

村に着くと、子供が走り出てきて、今、呼んでくるからと。
そして、11歳の女の子と4歳の少年が机とシュロの葉で作った動物の造形など民芸品を持て、早速、お店を出した。

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おばあさんも現れ、やっぱり、われわれ3人の観光客のために、店を広げた。
そこで、小さな民芸品のいくつかを買っていると、鍵を持った管理の人がやって来た。
ガイドが案内するからと言うので待っていると、民芸品を売っていた11歳の女の子サラがガイドだと。
サラを我々の車に乗せて、村落のあるところからちょっと離れた場所へ行く。
そのサボテンの荒野に鍵をかけてある一応入り口があり、サラがその鍵を開けて案内してくれた。

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その場所のあっちこっちにざらざら貝の化石が散在しているという感じである。

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りっぱな化石は、村の小さな博物館に収まっていたが。

サラは、サボテンなどの植物の説明もしてくれる。
あのユカの花はこうして食べるのだとか、このサボテンの実はこうしてサルサにするといいとか。
この植物はハーブでお茶にすると、何に効くのだとか、このノパルの刺は、煮ると簡単に取れるとか。
なかなか物知りである。

恐竜の時代は、1億年以上も昔の事であるが、その頃、この地は、海べであったという訳である。
この村から、また、1時間ほど離れた場所は、沢山の魚などの化石が発見されている地区である。
そこは、海の中であった訳である。

そして、つい1ヶ月ほど前には、このサン ファン ラヤ村で、マンモスの骨の化石が発掘されたと。
まだ、公開されていないとの事だったが、マンモスの時代は、恐竜の時代から、ずーと時代が新しく、人間も現れ、マンモスを
追っかけ、マンモスを食べたりしていた時代で1万年とか2万年とか前の時代であるが、その頃は、もう、ここは当然陸地であったのだが。

走れども、走れども、サボテンの山、大地が続くのを眺めながら、ここが昔々、恐竜が歩き回わっていた海辺であり海であった事を想像していると、
隣で、ダンナが、「あの恐竜の足跡を追っかけていったら、恐竜に追いつけるかもだぞ。」と、タイムマシーンに乗ってみたいな事を冗談に言った。

日本とメキシコに関わった芸術家たち(その1 ルイス西沢画伯90歳記念展覧会)

19 4月
2008年4月19日

ルイス西沢画伯の90歳記念賞賛展覧会を見に行った。

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その展覧会は、税務省、つまり、国民から税金を取り立てる役所の博物館での展覧会である。
なぜ、税務省が?と思うが、税務省は、芸術品を結構持っているらしい。
メキシコでは、芸術家は、その作品で税金を支払う事ができるらしい。
それで、税金として支払われた芸術品を税務省は持っているという事らしい。
国は、その芸術家が有名になるに連れて、その付加価値は上昇するんだから、いい財産を税金として取り立ててると言う
事になるか?
まあ、それを、人々に安い入場料で見せてくれるのだから許されてもいいかあ?

ルイス 西沢の展覧会の展示品も、その税金で、税務省が持っている作品と画伯自身の所持作品との事

いくつかの作品は、水墨画風であり、風景画も、メキシコの風景を描いた絵であるのだが、日本の風景を思わせるものである。
彼は、父が日本人、母がメキシコ人の日系2世の画家である。
そして、彼自身が言うように、多くの彼の作品は、日本の水墨画の影響を受けたと。

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彼の場合、メキシコで生まれ育ったが、その作風は、父親の国の文化の影響を多大に受け継いでいるといえるのだろう。

90歳の高齢にして、今なお、学校で教鞭を取ると。
そして、彼は、若い人と一緒にいるのは、彼らから学ぶものが多く、最高だと。
いつも、年配の人が現役で活躍するのをみると、その人の素晴らしさに感動する。

彼が生まれたのはメキシコ州であり、その州都のトルカに彼の常設博物館 ルイス 西沢 アトリエ美術館がある。
そこも訪ねてみた。

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そこは展示物の写真が許可されていなかったので、写真がないが、多くの日本の物も飾られていた。

ついでに言うと、メキシコ州は埼玉県と姉妹州であり、埼玉県知事も、やってきている、そしてトルカ市は浦和市と姉妹都市。

ルイス西沢画伯は、メキシコで生まれ育ち活躍してきたメキシコ人の画家であるが、彼の父の国、日本の文化に多いにその芸術も
影響を受け、芸術活動をしてきた画家であるといえるだろう。
ある意味、ルイス 西沢は、日本とメキシコによって生まれ育てられたアーチストであるだろうと、私はかってに思たりする。

さて、私は芸術についてはあまりにも無知であまり語るものを持たないが、メキシコは芸術の国と言えるのではないか?
メキシコ人の個々の人が、自分を主張する芸術性を持とうとしているような。。。。。とは
大げさか?

数年まえ、日本人の若い陶芸家がメキシコで陶芸クラスを持っていて、私もほんの一年だけクラスに通った。
彼が、日本に帰ってしまって、残念で、メキシコの陶芸学校を覗いてみた。
私は、実用的なお皿などの食器を作りたいと思っていたが、その学校の生徒達の作品は、ほとんど、私には、分からないオブジェばかり。
しかも結構大きい。
生徒達は、ひとりひとりがアーチストでありたいと望んでいるのか?
それが素人でも、自分の作品である特異性を自己主張するものである事が大事であるとか?

メキシコには、きっと芸術が普段着で、その辺に日常性の中でごろごろしていたりとか?
メキシコの町には、彫刻のオブジェが溢れている。

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レフォルマメインストリートは、いつでも、芸術家達の作品の展示会場である。

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町のあっちこっちに彫刻家達の作品が、並んでいる。それをタダで鑑賞するもよし。

ドラえもん体型?

14 4月
2008年4月14日

健康のために、見栄えのために、体型を気にする人は多いと思う。 だが、メキシコ人はどうだろうか? 私の意志としては、メキシコ人の悪口は言わない、言いたくないと、思っているのだが、これを書くとやっぱり悪口になってしまうか?   メキシコ人は世界の多くの人種の血が混じった人種と言える。 特にアメリカ先住民、インディヘナと、アメリカ大陸に征服にやってきたスペイン人の間の混血、雑種、メスティーソであるが、多分、メキシコ人の誰でもが、自分の家系図を作ったとしたら(もっとも、よほど名門と言われる人以外は、おじいさんおばあさんのそのまたおじいさんおばあさんくらいまで分かったら上出来だろうが。)、自分の祖先の血にいろんな血が入っていると驚く事だろう。   植民地時代は、スペイン人、インディヘナのほかに、アフリカの黒人が奴隷として連れて来れたり、アジアから中国人やフィリッピン人も労働者として来ていただろうし、そして、世界の多くの移民を受け入れて来たという歴史の中で、 本当に、血はまるまるミックス状態のようだ。   だから、同じ兄弟でも、色が白かったり、褐色だったり、目も青いかと思えば、茶色の目のだったり、なかには、髪の毛も黄色系もあったり、普通は黒髪が多いが。   まあ、兎に角 雑多な訳だ。体型もいろいろ見るといろいろなのだが。。。。   物事、大まかに言うと、つまり、一般的に背が低いが、横幅、特にお腹周りが大きい人が多い気がする。 つまり、ドラえもん体型?! 早く言うと、太った人が多いという事である。

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肥満問題、これは、最近は、政府さえ気にしている問題らしい。 大人の肥満、子供の肥満。 これは、何故か?食生活が問題なのは当然であろう。 だいたい、メキシコ人はあまりにも、炭酸飲料水が好き過ぎの人が多い。炭酸飲料水中毒だ。 甘いものが好き、もちろん辛いものも好きだが。。。。 間食系の物を摂り過ぎる。 さらに、食べる量も多い! さらに、油なども多く使った料理が多い。 食事の中で野菜の量が少ない。   などなど、日本人の私から見ると、当然これでは太るよ、と思う。 そういう私でも、お腹周りを気にしてるんですが。。。お腹ってどうして、まず りっぱになるんでしょうねえ。   なんか、やっぱり悪口になっちゃったけど、メキシコの人、お尻はたれ尻なんかじゃあなくってかっこいい、足は細くって、この点はうらやましい体型ですね。 でも、足細いんだけど、その上が太いから、逆三角形型だねえ。   あー、ところで、メキシコへ旅行にいらっしゃったら、レストランでの一人前の料理の量が多いと感じる人が多いと思う。   無駄にしないために注文は少なめにがいいかな? ところで、太る太ると言いながら、メキシコのお料理って、意外と美味しいですよ!!是非お試しを!ただし、少なめに注文でね。

追記:この記事を書くにあたって、さて写真はどうしたものか?、誰に写真を撮らせてもらえばいいか?と悩んで、       我が主人に、「お腹だけの写真にするから、お願い!」と頼んだが、あっさり断られて、    困ったなと思ったが、町の雑踏に中で、シャッター押したら、何のことはない、お腹の立派な人いる!いる!でした。

メキシコ温泉事情

02 4月
2008年4月2日

日本人は、世界の中でも最も温泉好きな人たちであるかもしれない。
いや温泉といわなくっても、風呂好きな人たちで、ゆったり湯船につかってリラックスできる、疲れを取り、お風呂で癒されると言う人が多いと思う。

日本のツアーでも、ホテルの部屋にバスタブが付いているかいないかで多いに問題になる。
ホテルの人からみたら、なんでそんな事でそんなにガタガタ言うんだ!と、いつも思われるのだが。
バスタブはあっても、バスタブの栓がないとお客様から言われる。
「バスタブに栓がないのは普通の事ですの、ここはメキシコと諦めて、済みませんが、靴下ででも栓をして、お使いください。」とお客様を説得する。
そう、ホテルに文句を言っても、ない栓はないから。

メキシコ人はこのお風呂に入ってゆったり。。。。。というこの気分を知らない?!かも。
だいたい、湯船に浸かって、ゆったりなんて誰もしないだろう。
一般的に庶民の家には、風呂がない、シャワーだけである。
もちろんちょっとハイクラスの家庭では、バスタブ付きのお風呂がある。
だが、日本人の感覚とちょっと違うかもしれない、暖かいお湯の中で、ゆったりと、というのでなく、
じゃばじゃばと体に石鹸をつけて、洗うという事、つまり洗濯機の中気分かも?かってな想像だが。

ところで温泉、日本のように、旅をすれば、温泉にあたる、というほど多い訳ではないだろう。需要と供給の関係もあるか?
だが、火山のある国、温泉がないわけではない。

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写真に説明 イダルゴ州の砂漠ような荒野を走っていた先に湯煙が見えた。温泉である。

メキシコの案内書をみると、うーん、温泉結構あるじゃん!である。

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写真説明 : 温泉案内の本

だが、温泉に行く目的が日本人とちょっと違うようだ。
メキシコの温泉地は、レジャーランドである。
まあ、もちろんメキシコ人だって温泉の薬事効果は知ってるから、それが目的で行く人もあるだろうが。
ほとんどの多くの人はバケーションのレジャーで温泉へで行く。
だから、有名どころは、そのための施設がばっちりである。
メキシコの温泉はすべてプールである。温泉プールである。
子供が楽しめるディズニーランドならぬディズニー温泉施設が多く作られている。

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写真説明 :温泉案内の本の写真はどこも、レジャーランド施設の写真満載

薬事目的で行く人も泳げない人も兎に角水着を着てプールに入る事である。
日本式の温泉風呂はありません。

メキシコ人は熱い湯は苦手らしい。
そこが熱い温泉だと聞いて薬事効果目的で姑を連れて行ったら、いくつものプールの殆どは水でぬるめられていて、熱い湯のプールに入ってる人は殆どいなかった。
もちろんメキシコ人の姑も、熱いプールにはまったく入れないと。
暖かいお風呂に入る習慣のないメキシコ人には、無理らしい。
メキシコ人は、猫舌が多いようだが、体全体が猫舌でできているようだ。

さてさて、このセマーナ サンタ3月20日~23日(イースター)はメキシコのゴールデンウィークである。
皆メキシコ人はバケーションになると、金があってもなくっても、兎に角泳げる海へ、温泉ブールへと、皆、家族でどっと出かけます。
今頃、温泉ランドで家族みんなで、プールで泳いで楽しんでいます。

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