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レフォルマ大通り

26 12月
2008年12月26日

レフォルマ大通りは、メキシコシティーへ来たら、少なくとも一度は通ることであろうメキシコシティーが誇るメインストリートである。

まず、イベントがパレードをするとしたら、必ずこのレフォルマ大通りをパレードする。

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写真の説明 :宣伝をかねたコカコーラのクリスマスのパレードに出発する準備をして、レフォルマ大通りの横道をふさいでいるパレードの車

しばしばあるデモも必ずレフォルマ大通りの一番のモニュメント独立記念塔からソカロ広場へ向かう。 週末によく行われるマラソン大会もレフォルマ大通りを車をシャットアウトして行われるし、日曜日は、車道も自転車天国になる。

そして、レフォルマ大通りは、美術館並みの芸術道路(?)、あっちこっちに彫刻オブジェが置かれている他、写真展や、季節ものの死者の日の飾りつけやらクリスマスのナシミエントの飾りつけの展示やら、噴水やら、レフォルマ通りを散歩するだけで、なんか楽しく、へーと思うようなものに出会える。

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写真の説明 :Leonora Carrington という女性の彫刻家の彫刻、なんかユーモアがあって可愛い。

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写真の説明 :日本メキシコ修好通商条約120周年記念およびメキシコシティー名古屋市友好姉妹都市31周年記念イベントの写真展覧会。もちろんレフォルマ大通りが展示場。

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写真の説明 :レフォルマ大通りのロータリーの一つにある狩の女神ディアナの噴水

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写真の説明 :クリスマスのこの時期には、ポーンセチアのクリスマスの花などを売る露天もレフォルマ大通りで許可されて、花を求めてやってくる人々もいっぱい。

ロータリーや道路の脇には英雄の銅像があっちこっとと建っていて、英雄道路なんて言う人もいる。

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写真の説明 :各ロータリーなどにある英雄の銅像のひとつ、アステカ王国最後から2番目の王 クイトラーワックの像。          彼は勇敢にスペインの侵略者と戦ったが、メキシコにはなかった疫病天然痘の病で死んでしまった。

考えてみると、独立記念塔には独立の英雄像、ロータリーにはアステカ最後の皇帝クワテモック像、コロンブス像、北に向かって行くと、ホセ デ サン マルティン像、シモン ボリーバルの像、アステカ最後から2番目の王クイトラーワックetc.その他、ガンジン像やチャーチル像などもあるし。。。。 メキシコ史やラテンアメリカ史だけでなく壮大な世界史になるか?

建物もメキシコ一高いビルやら、日本大使館やらアメリカ大使館やら、株式市場の建物やらのオフィス街である。

レフォルマ通りの西のはずれは、チャプルテペック公園で、そこには博物館、美術館、植物園、動物園、ボート遊びなどのできる公園、遊園地などがあって、一日でも過ごせる場所である。 チャプルテペック公園内を散歩していると、野生のリスにもお目にかかれるだろう。

メキシコシティーが誇るメインストリートで観光の人もメキシコ人も多く散歩しているので、政府も気を遣い、今はやりのセグウェイに乗ったおまわりさんがしっきりなしに警備している。

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写真の説明 :セグウェイに乗って巡回しているお回りさん。

このレフォルマ大通りは、広い並木道であるが、これが、フランスのかの有名なシャンゼリゼ通りに似せてつくったとか。 1864年~67年のフランスの統治、マクシミリアム皇帝時代にマクシミリアムが、シャンゼリゼが大好きだったという奥さんのカルロッタ王妃のために作ったと。 その当時は、カルロッタ王妃も散歩しただろうレフォルマ通り。

時間の余裕があったら、レフォルマ大通り散歩してみよう。

また、ちょっと楽しくセグウェイ乗って走ってみるのはいかが? セグウェイのレンタルができる。なんかるんるん気分でとっても楽しい! 乗った事がなくってもすぐ簡単に操作できる。 2時間40ドル。 英語やスペイン語が分からない場合、レフォルマ通りにある日系観光会社に申し込むといい。

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写真の説明 : セグウェイに乗ってフェロルマ大通りを行く人。           日曜日は自転車天国の大通りになるので、歩道でなく、広い道を爽快に走れる。

レフォルマ大通りの散歩を楽しんでみよう。 ちょっと歩き疲れたら、好みの変わった形の芸術ベンチで一休み。

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写真の説明 :独立記念塔前に記念写真を撮りに来ていた花嫁さんも、芸術ベンチの一つで一休み。

 

情け深い人々?!相互扶助?!

23 12月
2008年12月23日

今、世界は経済危機であたふたである。
メキシコは決して豊か国ではない。
いや、豊かな人も少数いるが、あまりにも貧しい人が多すぎる国と訂正しよう。

もし、あなたがメキシコの町を一日でも歩いてみたら、あまりにも、道で商売をする人が実に多い事に驚くだろう。
信号の前で、物を売る人、ピエロなどの街芸道をして、走って行く車の人から僅かなチップをもらう親子、車の窓を拭いて、1、2ペソのチップをせびる仕事のない若者。
地下鉄の中で、物を売る人、特に海賊版CDなどなど。
上手いか下手かは別にして、歌を歌ったり、楽器を鳴らしてチップをもらう音楽家?そして、さらに物貰い。

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写真の説明 : 街で彫刻の真似をして、道行く人からチップをもらう街芸道人

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写真の説明 : 道でピエロになって、車の人からチップを貰う少年と、車の屋根の窓からチップを上げる少年。

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写真の説明 :道の信号が赤になった時、車の間を歩き新聞を売る人。

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写真の説明 :道で、手回しオルガンを廻し、道行く人にチップを求める音楽師(?)

メキシコは、ピラミッド社会の底辺に生きる多くの人々が生きていけてる社会。良い悪いは別にしてそうしてメキシコ社会が成り立っている。

メキシコには、世界ナンバー1とか、ナンバー2とかになる金持ちもいるそうだが、そういう人は雲の上の人だから、私は知らないが、
私が毎日利用している地下鉄やバスに乗ってる人々は、道を歩いている人々は、メキシコの庶民である。

メキシコは、物貰いをしてでも暮らしていける社会ではないか?と思ったりする、もちろん最低の生活であるが。確かに今のインフレを考えると、厳しいだろうが。

地下鉄に一、二回も乗れば、必ず物貰いにも出くわす。メキシコのセントロなどを歩けば、必ず物貰いに出っくわす。
ところが、こんなに物貰いも多いのに、メキシコの人は、1、2ペソと恵んで上げる人がいつでも、何処でも必ずいる。

恵んであげる人がけっして豊かな人でないのは、見ればよく分かる。
人の幸せ度というのは、自分が自分のために使ったお金の額ではなさそうだ、人のためにも自分のお金を物を情けを使う事で幸せ度が上がるようだ。

メキシコ人に聞いてみた訳ではないが、メキシコの人は貧しいから不幸だと思っている人は少ないと思う。
お金があるに越した事はないはもちろんだが、だからと言って金がないから不幸だとは思っていない気がする。

先日、バスに乗っていたら、おばあさんが乗って来た、おばあさんなので、誰かが席を譲ってあげた。席は運転手の後ろの席。
そして、おばあさんと運転手が何か話していた。おばあさんは、布袋とプラスチックのコップに入った小銭を数えては運転手に渡していた。
そして、運転手は70ペソの紙幣をおばあさんに渡した。つまり両替をしていたのである。
私が想像するに、物貰いで生活しているおばあさんであったようだ。

ところがである。後から、物売りの若者がバスに乗って来て、お菓子を売り始めた。
お菓子を売るだけならまだしも、その若者は、
「自分は今こうして日銭を稼いでいるが、家には養わなければならない家族がいる。お菓子を買ってくれなくっても、もしあなたの生活に困らない1ペソでもあったら、恵んで欲しい。」と訴えた。

メキシコには、この手の人の情けにすがる物貰いが多いのだが。。。。
怪しげだと思うような情けにすがる物貰いにも、メキシコの人は何の疑いも持たないで、よく施しを上げるのには、感心してしまうが。

すると、おばあさんが、若者に手を振っておいでおいでをして施しを上げた。
多分おばあさんの今日の物貰いをして稼いだ分からの施しであったであろう。

メキシコは、情け深い人が、実に多いと思う。
だが、政府や企業がそのメキシコ人の情け深さを利用してお金集めをする事がしばしばある。

災害があったというと政府は政府の資金を使うより、人々から寄付を募る。
これが実に政府資金なんって、くそ食らえと思うくらいよく募金や物資が集まる。

道でよく救急車の職員が募金を募ってる。
「これって、国が出して当然のお金でしょうが。。。。」と私なんぞは言いたくなるが。

人によっては政府を信用してないから、そうやって政府が集めたお金が全て正当に使われているか疑う人もいるが。

ところで、12月初めには、毎年メキシコの大テレビ会社テレビサのテレトンという体の不自由な子供達への資金集めがある。
テレビ宣伝もあって、毎年、莫大なお金が集まる。

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写真の説明 :レフォルマ大通りに置かれたテレトンの宣伝のオブジェ

それは、貧しいけれど情け深いメキシコ人からの金集めであると思う。

テレビサのオーナーはメキシコナンバー2の大金持ちなんだから、自分の儲けをもっとメキシコのために出せよ!と、私なんぞは、言いたいが。
そう思う私は、へそ曲がりで、メキシコ人並みに慈悲深くないなあ。

追記
今、「メキシコ空港に住む日本人」という話題の人がいる。
彼も、メキシコ人の情け深さにどっぷりつかってしまった人と言えるか?

メキシコの鶏肉はなぜ黄色い?

11 12月
2008年12月11日

たまたま、観光の方が、メキシコの市場で鶏肉を見ると、言われる。「メキシコの鶏肉は黄色い!どうして?」
私は、もう、30年もこの黄色い鶏肉ばかり見て、買って、料理して食べてるから、そう言われて、鶏肉というのは、黄色くないのが本当なのか?と改めて思ったりするのである。

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メキシコの鶏肉が黄色いのは、メキシコの鶏が、メキシコ原産の花、先住民語でセンパスチル、日本語では、マリーゴールドの黄色い花を食べさせられて飼育されているからだそうだ。
メキシコの鶏が、センパスチルが好物かどうかは、鶏に聞いてみないことにはわからないが、この花は、鶏のサプリメントだそうだ。

メキシコの鶏は、黄色いトウモロコシや黄色い花のマリゴールドの花を食べて成長するから、肌の色が黄色になり、卵の黄身もまっ黄色?
この黄色は、カロチンの黄色だそうで、栄養満点という事らしい?!

もし、メキシコで黄色鶏でなく、白鶏の肉をみたら、それは買わない方がいいとか?
それは、何かの理由病気とかで、黄色のマリーゴールドの花の染料を体に取り込めなかった鶏だとか?

黄色鶏種のメキシコ鶏ですなあ。
観光のお客様にこれもよく言われる「メキシコの鶏肉美味しいですねえ。」
黄色鶏種だからかどうか?マリーゴールドのサプリメント食べてるためか?ブロイラーでなく、よく運動している鶏であるためか?

まあ、メキシコにいらっしゃった際には、鶏肉料理もお試しあれ!

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写真の説明:市場の鶏肉屋。

ところで、10月中旬から11月上旬、メキシコの国中いたるところが、このマリーゴールドの黄色い花で飾られる。
それは、11月1日2日の死者の日の花であるから。お墓や祭壇など、全てこの黄色い花で覆ったりする。

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写真の説明:死者の日の祭壇に飾られたマリーゴルドの花

メキシコシティのメインストリートレファルマ大通りも、たった1ヶ月ほどのために、この黄色い花に植えかえれらる。

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写真の説明:マリーゴルドの花が植えられたレフォルマ大通り

そして11月末になると、黄色のマリーゴールドの死者の日の花から、こんどはクリスマスのポーンセチアのクルスマスの赤い花に植え替えされる。

最近このマリーゴルドの花、目に良いという事も知った。
ある日本の目薬サプリメント会社の人が、目薬サブリメントのためにメキシコからこのマリーゴールドを輸入していると。

死者の日の頃になると、市場に沢山のマリーゴールド センパスチルの花が現れる。
安い花である。みんな大束で買い求める。
目薬サプリメントは大変高いらしい。そうだ!このマリーゴールドの花を食べたらいいのだ!
鶏だって食べるのだから、人間だって食べられないわけはない!
日本で菊の花も食べるんだから、メキシコだったら、やっぱりセンパスチルのメキシコの花を食べるべきかあ?
人間も食べるって話は聞かないけど。。。。。

エスフェラ(クリスマスツリーの飾り)の町

03 12月
2008年12月3日

Esferaとは、スペイン語で球体という意味である。
クリスマスツリーに飾る薄いクリスタルの球の事をメキシコではesferaと言う。

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そして、今、12月も近づくと、街には、商店には、クリスマスの飾り物が溢れ出す。エスフェラも。

友人が「温泉に行きたいねえ」と言うので、メキシコシティー近郊で日帰りで行ける所を探した。

プエブラ州の北の山岳地帯の町。チグナウワパン(Chignahuapan)。
この時期エスフェラのフェリア(祭り)もやっているという。

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写真の説明:町の広場のエスフェラの祭りの露天のお店の様子

この町は多くの家庭が家内産業でエスフェラを作っているエスフェラの町である。

山岳地帯の町で、一年中涼しいというか、寒い時は結構寒いところらしい。
その日はメキシコ中央部全体に寒い日であったが、着ていったセーターを脱ぐ事はない気候であった。温泉プールは、やっぱりいい気分であった。

町の広場で町の男の人達が、この町独特の輪投げの競技をやっていた。
なんか単純な競技で、面白いのかなあ?って気もしたが。朝からやっているらしい。
だが、夕方私達が町を去る時も、肌寒い町の広場で、まだまだやっていた。
多分田舎の町の人々のレクレーションなのだろうなあ、その単純な競技に時々歓声をあげ、実に楽しそう。

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写真の説明:球技をする人々

人々の楽しみ、幸せ度の物差しは、みんな違う。そんな気がした。

さて、温泉の他のもう一つの目的はエスフェラの工場を見学したいというものがあったが、ほとんどの工場は町の郊外にあると。
町中ではあの工場が見学させてくれるよと言う所を訪ねたが、生憎、昼食タイム。4時にならないとやらないという。
待っていると、温泉に行けないという事になってしまうので残念だが、諦めた。

このチグナウワパンの町はさすがエスフェラの町、フェリアの広場の露天だけじゃあなくて、街を歩くとその全て並んでいる店ほとんどがエスフェラのお店。

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この時期はメキシコシティーなどからも、商売人がエスフェラを買いにくるんだろうなあ。

エスフェラは薄いガラス、クリスタルの民芸の芸術品とも言えるのではないだろうか?

吹いて回して風と熱で薄い薄いガラスの球を作る、それは丸々の球形だけでなく色んな形に作る。
そして、それに、ワニス、うわぐすりで輝きと色を付け、その上、エスフェラによっては手描きで絵を描いている。

このエスフェラの一つ一つが、今年のクリスマスもメキシコの町中、各メキシコの家庭をキラキラと飾る事だろう。

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写真の説明:ちょっと私が気にいって買おうかな?と迷ったエスフェラ。これ全部で50ペソ。400円。
結構の大きさでかさばるのと旅の途中で壊れても。。。。と諦めた。

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