月別アーカイブ: 9月, 2010

メキシコシティ セントロ壁画ツアー

27 9月
2010年9月27日

セントロとはスペイン語で中心、中心地の事である。
メキシコでセントロというと町の中心地の事を言う。
何処の町でもセントロというとその町の一番の中心地で、観光もそこを基点として行動すると、わかり易いだろう。

メキシコシティのセントロ、ソカロ広場を中心にした地区は昔の植民地時代の古い建物の多く残っている町並で世界遺産でもある。
セントロの古い建物、教会などを眺め散歩する、博物館を覗くなど、なかなか興味深いところである。

セントロの散歩、博物館などの他にお勧めは何と言っても、私、名づけて「セントロ壁画ツアー」
メキシコは壁画の国
メキシコ革命の後、リベラ、シケイロス、オロスコなどの画家達がメキシコの建物の壁に彼らのイデオロジーを大衆に伝えるための壁画が沢山描かれた。
その壁画がメキシコシティのセントロにいくつも集中してあるのだ。
このセントロ地区は壁画の宝庫なのだ。10,000m2もの壁画だそうだ。
セントロを一日歩まわるだけの時間の余裕があるのだったら、セントロ壁画ツアーなどいかが?

メキシコシティのセントロと言うと、ソカロ広場を意味する。
ソカロ広場から出発。
まず、観光のツアーでもよく行く①国立宮殿内のディエゴ・レベラのメキシコの歴史を描いた壮大な壁画。(役所の都合で入場できない時もある)
正面階段のところの壁画は、メキシコの歴史が一目瞭然でなかなか面白い。描かれている人物が皆それぞれ歴史上の人物。
メキシコの歴史を知るのに最適な教材で、小学生なども社会見学でよく来ている。

②旧サン・イルデフォンソ学校博物館(有料 火曜日無料)
オロスコの回廊及び階段のところの壁画 リベラの劇場の壁画

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写真の説明:オロスコの壁画

③文部省のリベラ、シケイロスなどの壁画(平日のみ)

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写真の説明:リベラの壁画

④アベラルド・ロドリーゲス市場(イサム・ノグチの壁画は平日のみ 市場内の壁画は毎日可)
当時の若手新鋭画家達の作品

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⑤国立芸術院内の壁画
リベラ オロスコ シケイロス タマヨなどの作品
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写真の説明:シケイロスの壁画

⑥リベラ壁画博物館(有料)
リベラの「アラメダ公園の日曜日の午後の夢」

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その他、もっと時間の余裕があったら、Moneda通りの国立文化博物館入り口のタマヨの壁画、

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同じ通りにある大蔵省博物館、ここの博物館の展示は、壁画だけでなく、美術好きには大変興味深い作品に出会える。
メキシコ市博物館
青いタイルの家のレストランの階段のところのオロスコの壁画etc.

壁画見学は、博物館は有料でも、その他はタダで見られるのも嬉しい!

そして、有名な過去の壁画家たちだけでなく、今の若者のグラフィティ・ペインターに壁が提供されて描かれた壁画もなかなかですよ。

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壁画だけでなく、その壁画の描かれている建物はセントロの歴史地区の建造物である故、それぞれ古い植民地時代の建物で、その建物もなかなかだ。

一日、セントロを歩き「セントロ壁画ツアー」いかが?
歩きつかれたら、三輪車タクシーなどで回ったりもいいでしょう。

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おしゃれ

26 9月
2010年9月26日

メキシコ人は、一般におしゃれだと思う。
前の記事でちょっと書いたが、メキシコの女性が、地下鉄やバスの中で、お化粧をするのは常識であるが、そのお化粧が実に丁寧。
もちろん日本人だって、丁寧にお化粧する人は本当に丁寧にお化粧するのであろうが、メキシコの女性は、ほとんどの人がプロ並みの丁寧な化粧をするのだ!
メキシコの女性のお化粧の特徴は特に目、アイシャドー。
日本人からすると、彼女等の目は大きくってぱっちりで、そこまでアクセントをつける必要ないんじゃあないか?と思うけれど。
何色ものアイシャドーの色パレットから色を色々選んで、目の周りに何度も何度も小さな手鏡を覗き込んではアイシャドーを入れる。
次はまつ毛のカール。大概、お化粧道具の中にスプーンが入っていてそのスプーンで上手にまつ毛をカールする。
初めてそれを見たとき、へー、スプーンのこういう使い方!と感心したが。

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写真の説明:スプーンでまつげをカールしている女性がいる。

そして、そのカールしたまつ毛を丁寧に墨付け。
いやはや、その目は、青いアイシャドーなどで、目立つ事、この上ない。
パンダはあのパンダの目があるから、パンダの愛嬌、可愛さが倍増されるけど、メキシコ人女性のあのパンダ目は、パンダ以上かも?

メキシコ人男性のおしゃれは?
髪の毛?ジェルたっぷりの。
特に若い男性の頭は、ジェルでみんな固められていて、濡れたようにツヤツヤ。パサパサ頭なんかじゃあない。

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写真の説明:ばっちりジェルできめた頭。

ジェルで固めて、髪の毛が針山のように総立ちにしてあった頭なんぞも見かけた。
あれだけの頭を作るには、相当鏡を覗き込みながら、時間を費やしたのではないだろうか?
さすがに地下鉄の中で男性が、鏡を見ながらジェルを付けて頭のおしゃれをしているのは見かけたことはないけど。。。

前に観光のお客さん、地下鉄でメキシコ男性のたっぷりジェル頭を見て、なかなかいいじゃん!と思ったとかで、メキシコでジェルを何個も買いましたと。
今の時代は、飛行機で帰るとき、預けるスーツケースにジェル入れて行ってくださいね、と言いましたけど。

メキシコ人のおしゃれは子供の時から
母親が、女の子の髪の毛はきれいに梳かし、編んだり結んで、髪留めを付けて学校へ行かせる。
男のだったら、ジェルとまではいかなくっても水で髪を濡らし濡らし、7・3くらいに分けキチンと梳かしつけてやるのは母親の役目。
朝、学校へやってくる子供達の髪の毛は、実にしっかりきれいに梳かし付けられている。

口ひげもおしゃれ?!
メキシコ男性の大体7人~8人に一人は口ひげをつけている。(これは地下鉄で私が検証した結果)
若い人よりやはり中年以降の年配に多いが。

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写真の説明:口ひげ蓄えた人は、普通にいる。

日本男性は口ひげはあまり一般的ではないと思うけど、思うに歴史上の人物では意外にひげつけてるよね。
お札の人の顔はつい思い出すけど、伊藤博文とか夏目漱石とか。
森鴎外も確かつけてたし明治天皇なども。
そうか、みんな明治時代の人?!その頃は日本も口ひげが流行っていたとか?

メキシコ人のイメージというのも、大きなソンブレロ被った口ひげのおっさん。
口ひげだって、おしゃれなんだろうね。だって、お手入れだってやっぱりするでしょうし。
そう言えば、長い事メキシコに住んでいる日本人の男性などもメキシコ人の影響か?一度はひげ生やした事ある男性結構いるようだ。

あと、メキシコ人のおしゃれ、靴はぴかぴかに磨く。アイロンのきちんとかかったYシャツ、ズボン。
アイロンかけ大嫌いな私は感心するけど。シャツやズボンにアイロンかけるのは身だしなみって言われるかあ?
でも、アイロンかけが高じて、下着や、ジーパンにもアイロンかけて線つけるなんって人もいて、それは?っともいう気がしないでもないが。

まあ、メキシコ人おしゃれですよ。

ヒスイのモザイクの仮面(マヤ特別展)

19 9月
2010年9月19日

メキシコシティにある国立人類学博物館は、メキシコの古代文明、遺跡に興味がある人は、是非見学すべき博物館である。
そこで常設の展示物だけでなく、時々特別展も開かれる。
それも、チャンスがあったら、是非覗きたいものである。
と言うのは、めったに見られない展示物が展示されるからである。

考古学の発掘は、近年目覚しいものがあると思う。
昔は、発掘品のほとんど重要なものは、メキシコの首都にある国立人類学博物館に持ってこられたらしいが、
今は、国立人類学博物館も展示し切れないせいか?
地方の各州も頑張って、州博物館に展示する事を主張しているせいか?
最近の発掘品で重要なものが、その遺跡のある各州や現地の博物館に展示されている。
そんな貴重な発掘品は、地方まで行かないとなかなか見れない。

国立人類学博物館の特別展では、地方の博物館の展示品も持って来られ、また個人の収集品なども展示されるなど、めったに見られない貴重な遺物も見られるチャンスである。

今、8月中旬~9月初めまで、「神の顔 緑の石のマヤモザイク」と言うマヤ特別展が開かれている。
1ヶ月弱の短い展示なのだが、その後、展示がフランスやイタリアへ出かけるそうで、海外出張で忙しいのだ。
海外出張の方が儲けが大きいのでしょうけど、メキシコでも、もっとゆっくりすればいいのにと思うが。

ヒスイ、緑の石は、もっとも古い時代からのメソアメリカ文明の中で、最も高貴な貴重な物で、征服者エルナン コルテスが求めていた金などより、よっぽど重要なものであった。
それはまさに権力のシンボルであり、神の力を授けられた支配者のシンボルであった、また神自身を表すものであったのだろう。

考古学発掘では、やはりその都、国の王なる支配者のお墓が発見されたというのは、重大な発掘になる。

マヤ パレンケ遺跡のパカル王の墓の発掘は1952年であったが、これは、メキシコのツターカメンとも言われ、メキシコ考古学の一大センセーションとなり、それまでのメソアメリカ文明のピラミッドはお墓ではなく、あくまでも、神殿の土台であるという考えが、崩され、神聖な神の神殿の下に王が葬られたという事実があった。

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写真の説明:パカル王の石棺の中様子の再現。ヒスイの面、ヒスイの首飾り、ヒスイの腕輪、ヒスイの神の造形を腰につけ、手にヒスイの玉とヒスイの立方体も持ち、
周りにもヒスイの神の造形が置かれている。

パカルのお墓の発見から、約半世紀の間、メキシコ考古学も沢山の発掘が進み、近年特にマヤ遺跡のいくつからも王や支配者のお墓が発掘されている。
そのお墓には、もちろん王や支配者を飾った装飾品、奉納品が遺体と一緒に発掘されるわけだ。
その装飾品は、王の顔を覆ていたモザイクの仮面、胸当て、首飾り、腕輪、造形など、やはり権力のシンボルであるヒスイである。

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写真の説明:カラクムル遺跡のヒスイの装飾品で飾られた支配者のお墓の様子。

この特別展では14個のヒスイのモザイクの面が展示され、8個は王の顔を模した仮面、つまり王のデスマスク、6個は神の顔を現すものと。
神の顔を現すものは、死者の胸や腰に飾られていて、王が死んでから、その神になると考えたと。特にトウモロコシの神、創造主の神などに。

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写真の説明:パレンケ遺跡 パカル王ベルトの中央と横に置かれていた創造主の神を表すヒスイのモザイク

なかなか、こんな機会でないと一同にこれだけのヒスイの仮面をみる事はできないかも?

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カラクムル遺跡の発掘されたお墓の様子など、実物大の模型で様子がよくわかり大変興味深い。

パレンケ(PALENQUE)、カラクムル(CALAKML)、ジバンチェ(DZIBANCHE)、オシュキントゥク(OXKINTUK)、ロビロサ(ROVIROSA)遺跡からの発掘だそうだ。
パレンケ、カラクムルは世界遺産で知られているが、他の遺跡は、ツアーでも行かないし、まだまだ、あまり知られていないだろう。

私も、展示品を見ながら、一度は行ってみたい遺跡と思たりする。

マヤ地区は、多くは密林のジャングル地区である。
あのジャングルに1000年、2000年の時を経て、まだまだ埋もれた遺跡があり、その遺跡にその都を支配した王が、やっぱりヒスイの装飾品に飾られて眠っているかも?

B級グルメ コミーダ コリーダ

06 9月
2010年9月6日

旅の楽しみの一つは食事 食べ物である。
メキシコ料理は、昔の先スペイン期時代の食材、その料理方法と、植民地時代にメキシコに入って来た食材、その料理方法による混血・ミックスの料理といえる。
メキシコ食、結構、種類も豊富で、美味しいと思う。
美味しいからと言って、メキシコ人並みに食べると、メキシコ人並みに横に体格が大きくなるんじゃあないか?と心配になるが。。。。
日本からの観光のお客様も、大概、「メキシコ食って、食べられますね。口に合いますよ。美味しいですよ。」と、おしゃってくださる。

その旅の楽しみの一つ、食事。何処で何を食べるか?
キチンとした素敵なレストランで食べるのも、いい。
だが、もう一つの選択は、メキシコ人庶民がワイワイ食事をしている大衆食堂である。
言葉の問題というのがある?衛生面が悪いのではないか?と心配する向きもあるかもしれない。

言葉の問題は、きっとメキシコ人の親切で、ちょっとお節介で、知らない外国人に声をかけたくって。。が解決してくれる。
衛生面も、屋台のように、水道なしでやっているのとは違うし、きちんとしている。

私のお勧めB級グルメは、下町や、オフィス街の裏道、庶民の住居街、市場内などのメキシコ大衆食堂、小さなレストランのコミーダ コリーダ。

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写真の説明:コミーダ コリーダのレストラン 定食メニューが貼ってある。

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写真の説明:市場内の食堂

コミーダ コリーダと言うのは、定食である。
コミーダは食事の意味。コリーダは走ることの意味である。
コリーダであるから、普通のレストランより迅速に料理がでてくるかも??

これらの大衆食堂の料理は、毎日のメキシコ人家庭の食事と同じメニューである。つまりお袋料理である。
定食と言っても、スープ数種、メインディッシュ数種から、好きなものをチョイスする。
であるから、友達と一緒に行ったら、色んな種類を選択して、お互いにちょっと味見して、色んなメキシコ料理を一度に試してみる?な~んてね。

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写真の説明:ボールペン書きされたその日のコミーダ コリーダのメニュー。

何よりお得で嬉しいのは、メキシコ庶民値段である。
場所にもよりけりであるが、スープ、メインディッシュ、デザート、飲み物(フルーツ水)、トルティージャ又はパン込みで、大体30ペソ~70ペソくらいである。
普通のレストランだったら、サンドイッチ一つでも60ペソ以上もしている事を考えたら、やっぱりお値段、メキシコ庶民向け値段である。

日本から来た友人を案内した時、最後に何処の食事が一番美味しかった?と聞いたら、
スニカーでは入れないので、私の靴まで貸して行った高級レストランの食事と言われず、「あそこで食べたスープ」
「えっ?!コミーダ コリーダの?」

まあ、いつだって何処でだって当たり外れはあるんでしょうが、
メキシコ庶民に交じって、コミーダ コリーダで、メキシコ庶民の家庭料理を味わってみるのもいいかもですよ。

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写真の説明:メキシコのスープの定番 パスタトマト味スープ

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写真の説明:メキシコピラフ これも定番。必ず出てくる。

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写真の説明:タコス

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写真の説明:乾燥唐辛子のソースの肉料理

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