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伝統的メキシコ料理が世界無形文化遺産となる!

27 12月
2010年12月27日

メキシコ料理のいくつかは前記事でも取り上げたが、いやはや、メキシコ料理が世界無形文化遺産になるとは!
メキシコ料理は、そう、かなり美味しいと思う。手抜き料理では決してない。そのバリエーションも大変豊かだと思う。
それにしても、無形文化遺産だぜ!

メキシコの家庭で日々メキシコ人が食べているメキシコ料理は、確かに歴史がある、伝統がある。
メキシコ料理に欠かせない基本食材であるトウモロコシ、唐辛子、お豆など、紀元前5000年から食べられてきたものである。
それに、アメリカ大陸に世界の他の地区から人々が入って来て、それと同時にアメリカ大陸になかった食材が加わり、昔からの調理に磨きがかかって、
前にも紹介したような、大変手の込んだモーレのような料理も生まれた。

それに、各地方ごとにその同じような料理でもそれぞれに地方の特色ある料理となり、バリエーションが実に豊かである。

隣の大国アメリカなどにメキシコはいつも虐められているので、私なんぞさえ、僻んでついつい言ってしまっているが、
「アメリカなんか食べるものがハンバーガーとホットドックばかりで食文化がないでしょうが、メキシコ人はどんなに貧しくってもトウモロコシと唐辛子とお豆で豊かな美味しい食事を作り出す国民です。」なあ~んてね。

でもでも、メキシコ人もマクドナルドのハンバーガーもインスタントのマルチャンもコカコーラも大好きらしいけど。
それは兎も角

祝 「伝統的メキシコ料理世界無形文化遺産登録」
モーレ、タコス、タマレス、アトレ、ポソレ、 サルサetc 万歳! 万歳!

で一つ、気軽に町角で、朝ごはんに世界無形文化遺産でも味わってみますか?
朝、メキシコ人のこれから仕事に出かける勤め人や労働者が、群がって食べてる、町の角ごとに露店を広げているタマレス屋のタマレスとアトレ。
寒い朝、暖かいアトレとタマレスは体もぽかぽか温まって美味しい!

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タマレスとは、トウモロコシの粉をラードで練って練って作ったペースト状のものにサルサ入り肉、野菜、甘い系などなど色々挟んで、トウモロコシの皮やバナナの葉に包んで蒸して作った料理。

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カロリーたっぷりで、お腹もちがいい。
しかもメキシコ人はこれを油で揚げてパンに挟んでタマレスのトルタにしてもらう。
このタマレスのトルタ一つ食べたら、一日重労働しても大丈夫という代物。

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アトレは、牛乳にチョコレートやフルーツその他色んな味付けをして、トウモロコシのコンスターチなどでどろりとさせた甘くて暖かい飲み物。

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ところで美味しいけど、カロリーしっかり使い果たさないと、カロリー蓄積してメキシコ人並みに横幅がりっぱになります故にご注意!

食べ過ぎないように、世界無形文化遺産の伝統的メキシコ料理をお楽しみください!

マヤのラッパ

20 12月
2010年12月20日

消えてしまった過去の物、文化。でも、それを復活させるという努力。
ある会で、マヤ遺跡のボナンパック遺跡の壁画の中に、またマヤの陶器の絵に、描かれているラッパを作りそれを演奏するという人の話を聞いた。

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写真の説明:国立人類学博物館のボナンパック遺跡の壁画のコピー。ラッパを吹く人が描かれている。

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写真の説明:国立人類学博物館のボナンパック遺跡の壁画のコピー。音楽師達がマラカスなどを持ち音楽を演奏している様子がえがかれている。

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写真の説明:マヤの陶器に描かれたラッパ。

先住民時代の音楽と言えば、それは神への祈りまたは神にコンタクトするための儀式の中で、太鼓、ほら貝、マラカスの楽器、また土器の笛を奏で、踊るというものであったであろう。

現代人も、過去の神への祈りの音楽と踊りをやっているじゃあないか?!と言えば。
グアダルーペ聖母の教会の広場で羽のペナッチョを被り、昔のインディオのなりをして、巡礼団がやってるし、ソカロ広場でも祈祷師がやり、清めをしてくれてるし、3月21日の春分の日には、ティオティワカンのピラミッドへ太陽パワーを受けに行くという人々がやっぱりピラミッドの前の広場でやっている。

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写真の説明:ソカロの大神殿前で、先住民踊りをする人々

それは、祈る神はカトリックの聖母であろうと、また、自分はカトリックと言いながら、過去のピラミッドに祭られた神は存在するのかしないのかを疑いもせず、やっぱりピラミッドに詣で、ピラミッドの前で過去の宗教儀式を行う。

そんな訳で過去の音楽を奏でる太鼓やほら貝やマラカスは今も使われている。

だが、マヤのボナンパック遺跡に描かれたマヤのラッパは、消えてしまった。
その消えてしまった楽器を再生して、それを奏でる。大変興味深い。

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写真の説明:現代に復活させたマヤのラッパを吹くヘラルドさん達

時の流れと共に、過去の物、文化が消えてしまったものは、いっぱいあるだろう。
マヤのラッパが、復活して、広まったらいいねえ。

そのラッパは少なくとも12世紀以上の昔、祭りの時、神への祈りの音楽としてその音を響かせていたのだ。

そのマヤのラッパなる楽器は、アルプホルン風といったところ。
名前をマヤ語でHom Pak 又はIncus Utop Checkとか。
音階を出すための穴はなく、呼吸と息の使い方、そして、唇、舌、ほっぺたの振るわせ方で音色に変化をもたせるらしい。
音はどちらかと言うと低音であるが、その筒の長さにもよるらしい。

そのラッパの材料は、まさにメキシコの材料アガベ(リュウゼツラン)の最後に花を咲かせた後の枯れた茎を使うのだそうだ。

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写真の説明:花を咲かせたリュウゼツラン

先の部分が茎の一番下の部分の太い所があるかないかによっても違った音色になるらしい。
その作り方は、アガベの茎を完全な空洞にするために、赤く燃える炭を入れて中をきれいにするというものだそうだ。

なかなか、面白い楽器、マヤのラッパです。
竹でもできるそうですから、日本でもできますねえ。
作ってみますかあ?マヤのラッパ。

メキシコシティに来たら、ルチャ・リブレ観戦!

11 12月
2010年12月11日

ルチャ・リブレとは、自由な戦い!と言う意味であるが、メキシコプロレスであると言うべきか。
観光のお客様に時々、言われる。「ルチャ・リブレを見に行きたいのですが。。。」
日本語のメキシコ観光本にも、載ってるし、日本では見に行った事もない人でも、本場のメキシコプロレス ルチャ・リブレを一度は見てみたいと思うのでしょう。

ルチャ・リブレは、メキシコ庶民の娯楽で、自分のお気に入りに肩入れして奇声を上げて、大いにストレス解消にもなる大衆観戦格闘技。
日本だったら、相撲であろうが、もっとも、相撲と比べると、格式ばったりしてないし、やる方も見る方も相当お行儀悪いというか?
そうだ、その名のとおり自由な戦いだ。自由と言うか?メチャンコ?
いやはや、その分実に面白い見物と言えるかも?
日本の相撲会も色々あったりするようだが、テレビでの定番番組であるように、相撲観戦が好きな人は多いと思う。

メキシコ大衆、大人の男だけじゃあない、女・子供も好きな人は大好きというルチャ・リブレで、会場は家族連れ、子供連れでいっぱい。

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写真の説明:ルチャ会場で、切符を買う人たち。子供連れもいっぱい。子供達は自分の好きなルチャドールのマスクをかぶったりして。

大人も子供も、男も女も夢中になって、キャー!キャー!野次が飛び交い。それはそれは会場は賑やか。いやいや騒々しい、騒々しい。
いやはや、ショーと言うべきだろうか。ルチャのマスクなどを被って、覆面ルチャドールなども。

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写真の説明:会場から現われた覆面ルチャドールに写真を撮らせてもらいました。名前は聞きそびれました。

なんせ、ルチャ・リブレというのは、桃太郎の鬼退治じゃあないけど、善玉、悪玉があるのだ。
まあ、必ずしも善玉が勝つわけでないのがいい。必ず善玉が勝つ事になっていたら、勝負が決まっているんだから、面白くないだろう。
そして、人々は必ずしも、善玉を応援する訳ではない、悪玉を応援する人だっている。
善玉と悪玉の違いは?善玉はちょっとは行儀がいい?

プロレスだから、その軽快なまた激しい動きは、すごいもの。飛んだり跳ねたり。宙さえ飛ぶ。
日本人のルチャドールもよく出ている。メキシコで今人気はミスティコというルチャドールらしい。小柄で動きが俊敏。

日本の方、初めて見に行ったけど、楽しかった!の感想です。

メキシコシティに来たら、ルチャ・リブレ観戦いかが?

ルチャ・リブレは、夜だから、ちょっと注意。
帰りが夜遅くなるので、また、ルチャ会場は、メキシコの下町と言った場所だから、はやり交通手段は考えるべきである。
安全な交通手段で行く事をお勧めしたい。つまり車をキープして、ドアツウドアで。
ホテルのタクシーに送迎を頼むなり、観光会社のオプショナルツアーを頼むなど。

英語ツアーもある。35ドルでお得。
http://www.pelican-travel.net/tourDetails_Opt.php?frCd=mexico&tourCd=WYK-LUCHA

なお、カメラ、ビデオは持ち込み禁止で、入場の時必ず検査があるので、持って行かない事。
会場の周りにはルチャマスクやルチャグッズの露店がいっぱい立つ。マスクなどメキシコ土産にするのもいい。

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ルチャの開催日は、毎週、火、金、日曜日。

パンダにも会えるチャプルテペックの動物園

06 12月
2010年12月6日

外国に来てまでわざわざ動物園へ行かなくっても。。。。と思うかもだが、動物好きや子供連れの人にはお勧めなのが、やっぱり動物園。
メキシコシティのチャプルテペック公園内の動物園はお勧め!
大変広い動物園で、動物ができるだけその自然環境で飼われていて、動物の種類も豊富で、動物好きの人には、とっても楽しめる動物園だと思う。

それに、メキシコ独特の動物がみられるのは、やっぱりメキシコの動物園だからだし。
ジャガー、メキシコ狼、毛のないメキシコ犬xoloitzcuintle、 耳の短い鳴きウサギteporingo、 ピューマ、 南国のカラフルな鳥達etc。

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写真の説明:ジャガー メソアメリカ文明の中で神の化身とされた。花の斑点がある。

メキシコ アメリカ原産の動物が250種以上と。2000以上の動物達の楽園チャプルテペック動物園である。
その上、太っ腹のメキシコ故、動物園入場は無料。
ただし食料飲み物は一切持って入れませんのでご注意、入り口で荷物検査があり見つかると没収。

パンダのいる動物園では、だいたい一番人気を得ているのがパンダとか?そのパンダが3頭もいる。

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チャプルテペック動物園が日本にも知られているとしたら、それはまさにそのパンダでかも。
なんせ、もう亡くなってしまったが、かの上野動物園のリンリンも何度もメキシコにわざわざ渡航したりした動物園なのだ。

そんな訳で、日本とも縁の深いチャプルテペック動物園である。
メキシコシティと名古屋市の姉妹都市関係から、東山動物園から贈られたペンギンなどもいたり。
なんでペンギンが日本からなんって事をいうかもだが、
動物がその祖国でなく他の国からもやって来るのは、今の時代、絶滅危機に瀕している動物が多くなっていて、動物園はまさにそのその数少ないサンプルの保護も兼ねているので、繁殖に成功した動物園同士で、お互いに、いない動物交換って事がある訳だ。

旅行中、ちょっと時間の余裕があったら、動物園もいいかも?
平日は、ほとんど人も少なく、動物とじっくり対面。
週末などは、ヒト属が多い動物園で、日本種は珍しいらしく、他のメキシコ種に珍しがられて、一緒に写真撮らせて!なんて言われたりするかもだけれど。
それも、日墨交流だったりですから。

月曜日休園。開園時間 9時から4時半まで、ただし入場は4時まで。

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