結婚のお祝い

16 5月
2011年5月16日

メキシコ人は、祝い事、祭り事が好きである。
人生で、色んな祝い事があるだろう、その祝い事の折々には、必ず大々的に親戚、友人を招待してパーティをやり皆に祝ってもらう。
パーティには、もちろん金がかかる。金がなくっても借金してでもパーティーはやらなくちゃあと言う人も結構多い。
祝い事のパーティの中でも結婚式は、結婚という新しい門出の大事なセレモニーであろう。

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日本の結婚式も金がかかりそうであるが、結婚式に招待されたら、当然ご祝儀かお祝いのプレゼントを持っていかなければならない。
お祝いのプレゼント選びもなかなか難しい。貰っても要らない物だったり、2重に貰ってしまったり、貰う人の好みでない品物だったり。。。。かもしれないし。
その点ご祝儀というお金は、日本の習慣として、大変合理的であるかも。兎も角お金は、何とも便利な物である。

だが、メキシコにはお祝い事や悔やみ事の折々にお金を差し出す習慣はない。
お金を包んで差し出す、日本の習慣はある意味合理的であるかもしれない。兎に角お金がかかる折にお金は助かるものだ。
でも、日本の御返しという義理社会の習慣は、長い事外国に暮らしていると、ちょっと煩わしい習慣だなと反面思ったりもしてしまうが。

娘の友人が結婚との事で、娘のところにも結婚式の招待状が来た。招待状と一緒に、欲しいもののプレゼントリストも。
プレゼントリストは特定のデパートの商品の中から、新郎新婦の欲しいものリストのことである。
メキシコも日本のように、各デパートが様々なサービスを展開している、その一つが結婚式の際、
新郎新婦が予め、デパートに置いている商品の中から「欲しい物リスト」を作り、それを招待者に買ってもらうという制度
一昔は、新郎新婦に何が欲しいか電話などで聞いて、その品物を贈るという手間があったが、
今のインターネット時代は、デパートのサービスと言うか商品販売作戦というか、
デパートのホームページで、【イベント・テーブル】の欄に入り、新郎新婦の名前を入力するとイベント名がヒットする
その新郎新婦の欲しいプレゼントリストのページを開くと、お値段と共に、商品がでる、
そして招待者は予算に合わせて品物をセレクトして、予約支払いを済ませればよいというもの。
予約された品物は、リストから消えるであろうから、2重になる事はないし、兎に角本人達の好みの欲しい品物なのだから文句なし。
さらに支払いしたら自動的に新郎新婦宅に配達されるというのだから双方にとっても楽々である。
贈る方もプレゼント選びに悩まなくっていいし、買い物に出かける必要ないし、プレゼントを運ぶ手間もいらないし、合理的ですねえ。
でも、リスト見たら、さっさと予約支払い済まさないと、予算外のお値段の品物ばっかりになったりするかも?よ。
ちなみに買い物を済ませると「誰々様がこの商品を買いました」というメールが新郎新婦に流れるので、
いくらの商品をあなたが買ったのか分かる仕組みになっている。

日本の結婚式の方式に会費制結婚式というのもあたりする。
招待する方も招待される方も、経費的にも気軽に悩まなくって結婚式ができるという合理的な結婚式であるだろう。

メキシコはカトリックの国なので、パドリーノス(代父母)という習慣がある。
教会でセレモニーをする時、親と並んで重要な役割を担うのがパドリーノスである。
洗礼式、プリメラ コムニオン(聖体拝領式)、女の子の15歳の誕生日祝い、結婚式etcのセレモニーにパドリーノスを頼む。
代父母というように、もともとは、親が子供の面倒を見れない時、代わりに面倒をみて上げるというのがあった訳だ。
セレモニーにおいても、その費用を負担するという意味もあり、式の洋服を買ってあげたりとかする訳だ。

で、パドリーノスを頼むのには、最も親しい親戚や友人を頼む事になるし、その子の両親とパドリーノスは、コンパドレスと言って、最も親しい関係を結び、特に親が養育できない時には、パドリーノスが代わって養育する意味があった訳であろう。
まあ、今の時代養育する義務はないようであるが。
パドリーノスを選ぶにあたっては、自分の知り合いの中で、やはり経済的に頼れる人を選ぶ事も意味あるのかもしれない。

そのパドリーノス頼りの結婚式というのもあったりするようだ。
結婚式はしたいけど、お金はないし、で、パドリーノスをいっぱい頼む訳である。
普通は1組のパドリーノスを頼めばいいのだが、何から何までパドリーノス頼りで、ドレスのパドリーノス、マリアッチのパドリーノス、ブーケのパドリーノス、ケーキのパドリーノスetc.
つまり、皆に結婚費用を負担してもらって結婚式を挙げようという事だ。
そこまでして結婚式を挙げないでもといいだろうにと私などは思うけど、なんせ、パーティ好きのメキシコ人は、そこまでしてもパーティしなくちゃあなんでしょうね。

私達夫婦も、近所の人で、普段それほど親しい訳ではないけれど、結婚式をしたいので、ケーキのパドリーノスになって欲しいと頼まれた事があった。
普段挨拶適度の間柄なのに、なんで??
それは結婚式にはもちろん来て良いと言う事なんだけど、結婚式に出席するからには、プレゼントは当然持って行かなくちゃならない訳だし、その上、大きな結婚式用のケーキを買ってくれと言う事なのである。
当日は用事があって行けないけど、ケーキを買うお金は出すと言う事で、まあ、終わりにしてもらったけど、近所づきあいも大変だよね。

それからは、人にパドリーノスを頼まれたら、うちの旦那は、我々はカトリックじゃあないから、引き受けられないと断る事にして、それが習慣になったら、もう頼まれなくなった。
シメシメ。良いのか悪いのか?
パドリーノスをいっぱい頼む結婚式、合理的か?いや費用節約、いやいや費用要らない結婚式だろう。

まもなく6月。
6月の花嫁 ジューン・ブライド な~んて言葉もあるけど。

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