ペルー風ナシミエントとリマのクリスマス

15 12月
2010年12月15日
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国民の約9割がカトリック教徒というペルーでは イエス・キリストの誕生を祝うクリスマスはとても大切なイベントです。 公園やロータリーには、巨大なクリスマスツリーやサンタクロースの家が建てられ、 繁華街はいつにも増して華やかさを増します。 最近はクリスマスイルミネーションに凝る一般家庭も増えており、 今や観光スポットになっている住宅街もあるほど。 これから夏を迎えるペルー、夜の散歩にはもってこいです。

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リマ市サンティアーゴ・デ・スルコ区のとある住宅街にて。 手前には天使、玄関前には雪だるま、 屋根の上にはサンタクロースやベツレヘムの星まであり、盛りだくさん!

クリスマス飾りの中には、日本ではあまりお目にかかれないものもあります。 それが「ナシミエント」。 イエス・キリスト生誕のシーンを表した箱庭で、 聖母マリアとその夫聖ヨセフ、その中心に幼子イエスが置かれています。 そして多くの場合、ベツレヘムの星に導かれてその誕生を祝福しにやってきた 東方の三賢者が寄り添っています。

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リマ旧市街にある大統領宮殿に飾られたブロンズ製のナシミエント

このナシミエント、12月初旬にはもう飾りつけが始まるのですが、 中にはナシミエントを飾っても幼子イエスの人形は置かず、 12月25日の午前零時をまわってから、さも「たった今誕生した」といわんばかりに 人形を置く人もいます。 敬虔なキリスト教徒にとっては、その瞬間を祝うことが大切なのかもしれませんね。

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25日になってやっと姿を現した幼子イエスのお人形

コスタ(海岸砂漠地帯)、シエラ(アンデス山岳地帯)、セルバ(熱帯雨林地帯) という多様な自然環境を持つペルーならではの、こんなナシミエントもあります。

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コスタの衣装を纏った聖母マリア、アンデスのポンチョを着た聖ヨセフ、 手前にはアマゾン原住民の衣装を着た羊飼いの少年と アンデスの民族衣装を着た女の子がいます。

またキリストは厩で生まれたとされるため、通常は馬や牛、羊がいるはずなのですが その代わりにリャマやアルパカが飾られている場合も。 そんなちょっとした「ペルーらしさ」を楽しみながらクリスマスを迎えるのも一興ですね。

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この時期、街は優しい光に包まれます

★クリスマス飾りについて★ 日本では12月25日を過ぎるとすぐ片付けられてしまうクリスマス飾りですが、 ペルーでは年明け1月6日の公現祭が終わるまでの間、ゆっくり楽しむことができます。

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