カテゴリー: グルメ

ポーランド☆本屋さん

09 11月
2010年11月9日

読書の秋となりました。日照時間が日に日に短くなってきているのが身にしみるこの頃
。暖かい部屋の中でゆっくりと本を開くのが至福のひと時ですね。

さて、ポーランドで現在一番大手の本屋といえばエム・ピックと呼ばれる本から雑誌、CDまで全ジャンルを制覇した会社でしょうか。中都市以上の町の中心部、もしくは総合ショッピングセンター内には必ずといっていいほどあります。実際に本屋でお目当ての本を探さなくても、インターネット上で注文し、最寄の系列店に届くとメールで連絡をしてくれるというサービスもきめが細かく、なかなか好評です。

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こちらが只今、業界で一人勝ちしているといわれるエム・ピック

私の住む町にもこの大手の本屋があるのですが、夏休みが始まる6月後半から9月の頭まで、この大手に負けないぐらいに流行っている個人の本屋さんがあります。この本屋がこれまた、『この立地条件でつぶれないのが不思議・・・』と思わせてくれるほどの寂れた場所。一体何が客を呼ぶのか・・・・・と思えばこちらの本屋のご主人、近所の小学校から高校までの教科書をそろえさせたら右に出るものはいないという情報通で教科書一覧表を持っていけば、この本屋で全てそろえてくれ希望者にはカバーまでかけてくれるとか(ポーランドは義務教育期間でも教科書、ワークブックは個人で購入することが義務付けられています。また、担当教師によって使用教科書が異なるので複数の子供のいる家庭は教科書準備に頭も懐も痛みます)。その他にも、大学近くの工学系専門の本屋もがんばっているところを見ると、本屋も何かに秀でていると生き残れるようです。
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ポーランド人で人気の作家の一人が、マヌエラ・グレトホフスカ。彼女の本は頻繁に本屋にある売り上げ人気ナンバー10コーナーで見ることができます。

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ここ数年、他のヨーロッパ諸国やアメリカ同様、ポーランドでもバンパイヤー旋風がありまして、ティーンエイジャーを中心にこちら系統の本が爆発的に売れました。当然トップを切ったのはトワイライト・シリーズ(ポーランド語タイトルはズメーシィフ)。

プレゼントでもらうと嬉しい物の上位に入っている本。ポーランドで誕生会によばれてプレゼントに困ったら、是非本屋に出かけてみましょう。

卵料理

03 11月
2010年11月3日

日本の節約料理レシピなどには、卵はかかせませんがポーランドでも毎日のメニューに欠かせない卵。
幸せな鶏の卵http://blog.hankyutravel.com/kaigai/00100/00113/2009/011062.phpは、お値段が張りますのでとてもじゃないけど節約メニューにはなりませんが、(特に農村部の)パーティーメニューには必ず登場する卵。

私の独断と偏見が入りますが、ポーランドの卵メニューで人気の食べ方はゆで卵。ゆで卵って、そのまんまじゃないのと、突込みが入りそうですがもちろんトッピングがあります。このトッピングが、ちょっとポーランド的。今までポーランドで一番多く見たバリエーションは、ゆで卵にニシンのマリネの生クリーム漬けをデコレーションしたものでしょうか。そもそも、一般の日本人の味覚にはニシンのマリネを生クリーム漬けしている段階で相当なチャレンジですが、それと一緒にゆで卵。これのどこに味の調和があるんだ、と始めて目にしたときはその組み合わせに眉間の皺が深まったものです。が、慣れとは恐ろしいもので今では必ず手を出す一品となりました。今、味の感想を求められたら眉間に皺など寄せずに『濃厚な味わいの中に酸味がきいていて、ゆで卵の喉通りがいい』とでも言いましょうか。

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これが卵とニシンのマリネのセット。

さて、パーティーメニューでは無い場合、日本でしたらゆで卵に塩を振りかけて食べるのが主流の気がしますが、ポーランドはそれと同じぐらいマヨネーズをつけて食べる人がいます。卵にマヨネーズ、コレステロールが気になるところです。が、しかし気にしているのは私だけのようでその他もろもろのポーランド人は卵にどっしりとマヨネーズをつけて食べております。

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先日訪れた農村の朝食。毛糸の鶏がテーブルの上にいる・・・と思いきや

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朝の支度に時間を取られていた我が家のゆで卵がさめないようにと、ゆで卵カバーでありました。

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農村の卵がおいしいのは、鶏が走り回っているから。ちなみに、さすがに気温が0度近くまで下がると鶏も庭を走り回らないそうです。驚きはしませんが・・・ね。

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朝の日課は卵撮りだそうです。

ちなみに、お店で売られている卵と農家さんの卵の味は雲泥の差があります。自家販売している農家さんの家の前には卵の看板などが出ているので、機会があったらぜひお試しください。が、ポーランドはまだ時折サルモネラ菌の問題が発生しているので夏場の生卵は極力さけましょう。

アイスといったらGrycan

09 5月
2010年5月9日

老いも若きも、男も女も、夏でも冬でもアイスを食べるポーランド人。夏になると店の外まであふれかえるような列をほこるアイス屋さんもありますが、ポーランドのアイスで有名どころといえば、こちら、Grycan。

こちらのGrycanの歴史は戦前までさかのぼり、グジェゴシュ・グリツァン氏がポーランド東部で売り出したのが始まりだったそうです。戦後、国境線が移動した際に、ポーランド東部の民は戦時中ドイツ領であり、戦後の国境線移動のときにポーランド領となった現在の西部、ブロツワフ近郊に集団で移住しました。そのなかに、このグジェゴシュ・グリツァン氏とその家族がいました。移住後、また道端でアイスを売り始めますが、本格的にアイス屋さんを開こうと、このグジェゴシュ氏の息子は有名な菓子店に弟子入りしました。その技術をグリツァンのアイスに生かし、ブロツワフにグリツァンのアイスパーラーの元となる店を開いたのです。

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当時、まだ道端でアイスを売っていたころの写真。(現在のパーラーで見ることができます)

今ではポーランド中で20店以上のアイス・パーラーを展開しています。また、大型スーパーでは、こちらのアイスのパック詰めを買うことができるので、庶民の手に届く、でもちょっとリッチなアイスブランドとして人気を博しています。

ということで、私も地元のGrycanアイスパーラーに出かけてみました。

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こちらがそのパーラー。多くは大型ショッピングセンターの中の一角にあります。

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偶然、ほとんど客がいない一瞬を撮ることができましたが、大抵席は埋まっています。

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これだけあるアイスの種類。一体どれを選ぼうか、うれしい悩み。

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子供は『バイキング』を注文。アイスの玉3つに生クリーム、バナナたっぷりのカロリーのことは考えてはいけない一品を注文。お皿が船の形をしています。
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結局私は飲み物を注文。イチゴアイスにフローズンヨーグルトをシェイクさせたもの。

味を考えると値段が割りと安めに設定されている良心的なアイス屋さん。ポーランドに来た際には是非お寄りください。

プロバンス レストラン

05 5月
2010年5月5日

日本ではもうかれこれ、10年以上も昔からフランスのプロバンス地域は超人気スポットですが、ポーランドではそれほど耳にしません。それなのに(?)、そんなポーランドのカトビツェにプロバンス・レストランがあるというので、ちょっと出かけてきました。

入り口ははっきり言って、入るのをためらってしまいます。外から中が全く見えないので、ふらっと立ち寄る系のレストランではありません。しかし、このレストランは知る人ぞ知る、通の人のレストランということですので外の人に中を見せる必要はないようです。

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住宅街に突然あるレストラン。

多くのカテゴリーで賞をもらっているこのレストラン、2004年にはカトビツェで行われた『エスカルゴ料理』で1位を獲得したとか。それだけ有名なら、と我が家は一人だけエスカルゴを堪能していましたが、私を含め子供たちは『どうしても食べれないものがある』と、辞退しましたので私からその味をお伝えできませんが、食べた主人に言わせればなかなかの味だったそうです。

私が一番おいしく感じられたのはこちらのスープ。ポーランドのかっちりした味のスープに比べて、こちらかなりゆるくてまろやか。

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ポーランド料理になれた舌には新鮮な味でした。魚のスープです。

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これは、きのこスープ。味は合格点。

その他の料理自体は、とくに目新しいものはなかったのですが、このレストランの内装が凝っていたので、給仕さんがいない間にシャッターを押しまくってみました。

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壁がやさしいラベンダー色。光の加減ではありません。これ、壁の色がラベンダー色なんです。

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壁にワインのビンが埋め込まれています。

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二人だけのための席。

大げさにしない、自分たちのためだけの記念日に訪れたいレストランです。

C`est si bon
住所: Ligonia 4, 40-036 Katowice
開店時間: 月曜~土曜: 13:00-22:00, 日曜: 13:00-20:00

スキーリゾート地☆食事編(ポーランド)

03 2月
2010年2月3日

さて、食事をしようと決めた我が家なのですが、今回の旅行は犬を連れていました。しかもカバンにすっぽりと入ってしまう小型犬ではなく、どうがんばっても隠しようのない
ジャーマン・シェパードのビッグサイズ。
テイク・アウトの食事をするには寒すぎるし、体が温まるものを食べたい、という子供たちのリクエストもあり、犬を連れて入ってもいいか聞くだけ聞いてみようとこの町の大通りにある『ウーカシュの水車小屋』というレストランに足をむけてみました。こちら、建物の上部はホテル、下がレストランとなっています。
聞きましたら、あっさりとオッケー。宿泊客も動物連れ可ですので、レストランも問題ないということで、犬の大きさを聞かれることもなく中へ通されました。

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こちらがその『ウーカシュ水車小屋』の概観。派手な宣伝はしていませんが存在感があります。すごいつらら、見えますか?

こちらのレストラン、道から入り口に向かって地下に降りるような造りになっております。レストランの中は、絨毯しき。これだけでも暖かく感じます。

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この清潔感がうれしい。

こちらのランチメニューがまた値段的にもすばらしかった。
スープとランチのセットで13ズロチ弱。(約400円)リゾート地でこの値段は破格です。
スープは、ブイヨンスープとトマトスープ(両方とも中にヌードルが入っていて、なかなかお腹にずっしりきます)から選ぶことができ、そのあとのランチは肉か魚が選べます。メニュー的には新鮮さはありませんが、外れのないメニュー。

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ポーランド語でロソウェックとよばれるスタンダードなブイヨンスープ。

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こちらはメインディッシュ。先ほどのスープの後にこれだけ食べたらおなか一杯。

スキーを滑って、町の中をうろついてからだの芯が冷え切っていたので、スープは格別のおいしさ。サービスも感じがよく、この値段でこの味と内装、文句なしです。

これだけ内装にこっているってことは、トイレも凝っているに違いない(!)と根拠のない思い込みでカメラを持ってトイレにいきますと、思わずにっこりしてしまうこの男女別の絵。

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このえぐさがたまらない。

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中も気になったのですが、息子の話によれば普通のトイレだとか。

こちら、レストラン利用客はトイレの使用量ただですが、トイレのみを拝借したい場合は2ズロチかかります。(トイレ使用量としては結構高い!)ですので、こちらでゆっくりとランチでもしながら休憩しましょう。

Mlym Lukasza`
Ul. 1 Maja 16
Szkralska Poreba
http://www.swietylukasz.wszklarskiej.pl/

『ピェルニキといったら蜂蜜入り』

01 1月
2010年1月1日

ヨーロッパのおとぎ話に、たびたび登場するクッキー。サンタさんをねぎらうために、ココアと一緒に夜置いておく、などという話を聞いたことのある人、いらっしゃるのでは。
ポーランドでも、サンタさん用にというわけではありませんが、クリスマスにクッキーを焼きます。
その名もペェルニキ。

このピェルニキは白くありません。こげた訳じゃないけど、茶色です。アメリカではジンジャークッキーと呼ばれている代物に似ていますが、こちらには蜂蜜が入ります。これ、ポイント。なんといいましても、この蜂蜜が入ったピェルニキの『ポーランド昔話』があるぐらいですからね。

この昔話をぎゅっと濃縮してしまいますと、しがない一菓子職人であった主人公がそれまで誰も考えつかなかった蜂蜜入りのピェルニキを焼き、王様に認められたため、心を寄せていた親方の娘さんと結婚できて、めでたしめでたしという話です。
ということで大人から子供まで知っている、『ピェルニキといったら、蜂蜜入り』、これがキーワードです。

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これは今年我が家が買ったピェルニキの生地。生地を買って家で型抜きだけするだけですので、子供達にやらせることに。

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左側は普通のバタークッキー。右側がピェルニキです。焦げたわけではありません。

ピェルニキの生地は買うこともできますが、自宅で作ることもできます。なんてったって便利な世の中になりましたからね。お店では『ピェルニキの素』なる、粉が売っております。これを普通のクッキーの生地に混ぜるだけで、香りがぐんと変わります。
更に、時間のある人は、このピェルニキの生地で、家まで作ってしまいます。私の場合は時間があったとしても手先に問題が大有りなのでそんな挑戦はいたしませんが・・・。

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こちらが大作、ペェルニキで建てたお菓子の家。ヘンゼルとグレーテルもこんな家を見たのでしょうか。

ピェルニキと他のクッキーの何が違うかといいますと、まずその硬さ、、、というか、やわらかさ。ピェルニキはやわらかいのが『よし』とされています。ですので、硬く焼き上げてしまった場合、焼き上げたピェルニキをクリスマス本番1~2日前に密閉容器から出しておくとよいといわれています。そして、このピェルニキ、密閉容器に入れておけば2~3ヶ月もつといわれていますので、焼き上げるのは11月の終わりごろがよいとされていますが、多くの人は12月の2週目ぐらいに急いで焼いております。

とにかく時間がない、というひとには、出来合いの焼き上がりピェルニキをどうぞ。スーパーで1年中売られているピェルニキの多くはチョコレートコーティングされていて、中にはフルーツジャムが詰まったものが多いのですが、これもこれでまた美味。

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一年中お店で見かけるピェルニキ。

日本レストラン ~カトビツェ~

03 12月
2009年12月3日

近場にまだ行ったことのない日本料理レストランがあるというので出かけてまいりました。
今まで訪れた日本レストランは、どうもなんちゃって日本料理や、韓国料理との掛け合わせが多かったのですが(個人的には韓国料理、大好きなんですが、日本料理の一環として出されちゃうとがっくりくるんですよね)、こちらそういう意味では結構まじめ(?)な日本料理やさん。

場所は住宅街の一角になのですが(この立地条件で大丈夫か?と人事ながら心配している私)、ドアを開けるとそこは・・・日本があった!とまではいいませんが、なかなかいい線でインテリアが手がけられています。

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照明はかなりおとされています。

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なぜかなまず。

じゃ、メニューをみてみましょうか、と開いてびっくり。
何がびっくりって、「カツカレー」や「親子丼」を朝食メニューで堂々と登場しています。
いったいどんな日本人が朝っぱから、そんなどんぶりものを食らいこんでいるのか、と動揺を隠しきれなくなった私。ポーランド人用のメニューでしょうが、朝からそのメニューは胃にもたれるんじゃないかと思うのですが。

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こちらがその衝撃(?)のページ。いくら朝ごはんはしっかり食べようって言ってもねぇ・・・。

注文したのは、すしの握りと春巻きとから揚げ。春巻きは、日本人の思う(というか、私が期待していた)味ではありませんが、悪くはありません。から揚げは、素直においしい!
でも、値段と量を考えると、ちょっと少なすぎ。

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これ、単品で頼んだはずの春巻きとから揚げなのですが、この量。朝から『カツカレー』なんてメニューがあるならもうすこし、全てにボリュームがほしいところ。

レストランなどで気になるのが、お手洗いの清潔度。ホテルなどに行くたびにトイレの写真を撮っている私。もちろん今回もチェック。
車椅子の人でも利用できるように広く作られています。その上、清潔度もかなり高くお食事処のトイレとしては合格。

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全体的な値段はそこそこするので、朝ごはんをがっちり食べたい人(親子丼とか、カツカレー・・)は、お徳感があるかもしれません。

寿司ナラダ
ul. Barbary 13
40-053 Katowice

幸せな鶏

09 9月
2009年9月9日

『幸せの青い鳥』は聞いたことあるでしょうが、『幸せな鶏』というネーミングはお初の方もいるのでは。

今、ポーランドではちょっとした自然食ブームです。我家も、もちろんブームにのって、健康なもの、できるだけ添加物の少ないもの、農薬を最小限に抑えているものを買いますが、これを見極めるのがこれまた難しい。

ただいま、健康食品でちょっと熱い話題なのは『卵』。
ポーランドの卵は、鶏の幸せ度合い(?)によってランキング付けがされています。
鶏用の幸せのバロメーターがあるっていうから驚き。
そしてその幸せは消して安くない・・・・。

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広い庭で好き勝手に遊んでいる鶏。君は幸せに違いない。

さて、幸せ度合い・・・の一番低いのはこちら。別名、薄幸の鶏。

こちらの鶏の卵にはナンバーが3から始まります。これは、鶏マンションと私が勝手に名づけているところで産みつけられた卵。21cm×26cmの幅の檻に一生座り続けて卵を産み続ける鶏たちです。考えてみれば、切ない話。

さて、次はマンション住まいに比べれば、幸せ度合いがすこし高い鶏の卵。

卵のナンバーが2から始まるもの。ナンバー3と何が違うかというとこちらの鶏は、マンションには住んでいません。鶏小屋の中で自由に動き回れることができます。ということで、多少の運動量があって、奴隷状態ではない鶏から生まれた卵たち。

さぁ、幸せ度合いがぐんとあがる鶏はナンバーが1から始まります。
もう、一等賞というこころでしょうか。
なんてったって、この鶏たちは空を見ることができます。
この1から始まる卵になると、鶏マンションからの卵より2倍の値段がつくことも。
それでも需要はあります。

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なかなか派手なパッケージです。まだ、卵の番号を見て買う習慣のない人も沢山いますので、『ここを見よ!』といわんばかりのインフォメーション。

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見えますでしょうか?この輝かしい 番号1 !

そして、1等賞の上がありました。
1等賞の上といったら、もう特賞というのでしょうか。
これらの卵は番号0がスタンプされています。
さて、何がちがうのか。
こちらは、鶏が、何を食べるか、何を飲むか、寝る時間、果ては散歩の時間まですべてエコ管理されています。基準はポーランドの基準ではなく、ヨーロッパ内で統一された基準。その条件をみたすと、初めて卵にゼロスタンプを押すことができるそうです。(もちろん、このスタンプに使われるインクもエコ基準をクリアーしなければなりません。)

すごいですよ。
鶏の散歩時間まで管理されているとは。
食べ物だって、EU基準で定められたものをあげなければならないというグルメな鶏。
ということで、こちらは正真正銘のエコ卵。
値段も一個1zl以上(2009年8月換算 約35円)します。
ええ、パックじゃなくて、一個でその値段。
この値段ですので、この棚に手が届くのは中産階級以上となります。

1年前には大型スーパーマーケットで見ることができたのは9割以上が番号3の卵でしたが、最近では番号0や番号1が売り場面積をじわじわと占めております。

エコ商品を高い代価を払ってでも買える社会になったポーランド。
社会の動きとしては喜ばしいのですが、昔、日本の卵を一パック99円で買っていた私。
それを思うと、ポーランドの卵、たっか~い!

ポーランド☆夕飯にはクレープを

24 6月
2009年6月24日

日本で呼ばれているクレープ。
私はあれを 3時のおやつ として分類していました。
生クリームを入れて、フルーツを散らして・・・って、これが(私の考えていた)一般的な日本のクレープのはず。
いえ、今でも内心、「おやつに違いない」と思ってはいるのですが、ポーランドでは平気な顔して「食事の時間」に顔を見せます。

私の知り合いに、たまたまそのような家庭が多いのかと、疑い深い私、、、いや探究心のある私は、我が家で飾り物のようになっている重さ2kgぐらいある、「ポーランド料理」の重々しい本を開いて、確認してみました。
確かに、クレープはケーキ分類されていません。一般のメニューの分類に入っています。
やっぱり、食事なんですわ。

そんな、いったいクレープに何をつめたら、おやつじゃなくて「食事がわり」になるんだ、とむくむくと沸いた疑問を解消すべく、町のクレープやさんに行ってまいりました。

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しかし、こちら、クレープやさんと呼ぶにはちょっと立派な構え。前言撤回。クレープ・レストランに行ってまいりました。

雰囲気は南国のような、サファリのような。
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メニューをひらいて、あらおどろき
すごいメニューの数。
ベジタリアン用の、野菜がぎっしり詰まったものから、お魚が詰まっているもの、お肉がはいった超ボリュームたっぷりのクレープまで。
しかし、一緒に食事をした友人。
「私も家で作るけど、具はアプリコット・ジャムとかカッテージ・チーズとかよ。こんなにこったものは中に入れないわ」
というので、
「それじゃぁ、おやつと変わらなくない???」
との私の質問に
「いいえ、りっぱな夕食よ。」
(ポーランドの夕食は、日本と違って一日のメイン・ディッシュは昼食であり、夕食ではありません。)

さて、ふたりで注文したのはサーモン包みと鶏肉包み。

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こちら鶏肉と野菜を炒めたものが。

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こちらサーモンが中に入っています。

サーモンのほうは、うなるほどのおいしさ。こんな食べ方があったのか、と目からうろことはこのこと。

ポーランドのクレープ屋さんで、サーモンまきメニューを見たら是非チャレンジしてみてください。満足すること間違いなし!
ちなみに、日本女性の胃なら、こちらのようなメニューは立派なメインディッシュになります。

教皇の愛したクレムフカ

09 5月
2009年5月9日

は外国に住むと、恋しくなるものに親・兄弟とありますが、それに負けると劣らず恋しくなるのは子供の頃食べた料理。1週間の海外旅行でも、お味噌汁が途中で食べたくなる人が結構いるというので、それが海外永住になると頭の中は昔なつかしの料理でいっぱいの人、相当数いるはず。

先日、バドビツァという街に出かけてきました。ポーランド南部にあるこの街はポーランド人にとっては名誉ある街。

というのも、この街で、先代のローマ教皇(ポーランド人)、ヨハネ・パウロ2世が生まれたからです。

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こちらがバドビツェの教会。

日曜日でしたので、ミサが行われていましたが、凄い人。我が家の子供達が『え~ティーンエイジャーで教会に通う人がいるの?』という、教会関係者が聞いたら嘆きそうな発言をしていましたが、ポーランド、ここに限らず(特に非都市部は)老いも若きも教会に通う人が結構います。

この教会からすぐ近くに、ヨハネ・パウロ2世の生まれた家・・・という博物館まであります。ここには、世界中から観光客が集まります。この日は、イタリア語もちらほら聞こえていました。

 

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こちら、博物館の入り口。

さて、名誉ある街となり、ポーランド内外の観光客がここに集まるようになれば必ずできるもの、、、それは土産やさん。道沿いにずらっと土産やさんの屋台が並んでいました。もちろんテーマは『教皇』と『天使』。

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テーマがモノトーンな気がしなくもないんだけど、土産やさんはそれなりに繁盛

そして、この街で気がついたのは、あちらこちらに売られているクレムフカというケーキ。

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こちらでも・・・

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こちらでは4個買ったら1個おまけ、となっていますが、そんなに買ってどうする。

なんで、このケーキの宣伝があちこちでされているかと思ったら、ヨハネ・パウロ2世が、彼の最後となった生まれ故郷訪問時にオフィシャルの場で一般の人々を前にふと『そういえば、昔友人とここでクレムフカをたべたな・・・』と言ったことから、大フィーバーしたそうです。

演説中にふと、昔食べたケーキを思い出したというから、よっぽど思い入れがあったのでしょうか。

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テイク・アウトをする人にはこのように紙のお皿で渡してくれます。

イタリアのスペイン広場でアイスを食べるのがお決まりなら、ここバドビツァではクレムフキを食べるのがお決まり!ということで、買ってみました。この1つで3zl。見た目ほど甘くなくて、なかなかいけます。周りを見渡すと、食べている人結構います。ということで、堂々とテイク・アウトしてお召し上がり下さい。

教皇の愛したクレムフカの味をお試しあれ!

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