月別アーカイブ: 1月, 2008

前ローマ法王の愛したケーキ クレムフカ

25 1月
2008年1月25日

さて、別記事でご紹介した前ローマ法王ヨハネ・パウロ2世に関してですが、

彼が生前愛したお菓子をご存知ですか?

それはクレムフカというケーキです。

上下のパイ生地の間にたっぷりのクリームがサンドされているものです。

通りのカフェやスーパーなどでも売っています。ポーランドの伝統的なお菓子のひとつです。

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私は、ヨハネ・パウロ2世の生まれた町ヴァドヴィッツェを訪問した際に、

ヨハネ・パウロ2世にちなんでクレムフカを食べてみました。

写真はそのときのものです。

中に入っているクリームは店によっても味も違いますので、

もちろんポーランド全土のクレムフカが同じ味というわけではありませんが、

ヴァドヴィッツェを訪問するチャンスがあるのであれば、

ヨハネ・パウロ2世にちなんでヴァドヴィッツェで食べてみるのも

ひとつの思い出になります。

ヴァドヴィッツェの町ではどのカフェやケーキ屋もクレムフカを大々的に宣伝しています。

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街中にはこのような看板がたくさんありますので、

要チェックです。

ちなみに、青い文字で書かれているメニューの一番上がクレムフカ。

その他は上から順に、イタリアンジェラート(Lodyはアイスクリームの意)、飲み物です。

アイスクリームや飲み物といった単語だけでも覚えておくと旅行中も何かと便利ですよ。

ヴァドヴィッツェを訪問するチャンスがなかったとしてもクレムフカは

とっても美味しいので、観光の途中に休憩がてらカフェに入って

ぜひお試し下さい。

前ローマ法王の生まれ故郷・ヴァドヴィッツェ

17 1月
2008年1月17日

世界中のたくさんの人から愛された今は亡き前・ローマ法王

ヨハネ・パウロ2世がポーランド人であるということは、

皆さんご存知だと思います。

ヨハネ・パウロ2世が生まれ育ったのは、ヴァドヴィツェ(Wadowice)という

小さな町です。

クラクフから西へ車で1時間程行った場所にあります。

町の中心部には広場があり、その広場に面して大聖堂が建っています。

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ヨハネ・パウロ2世の生家はその大聖堂のすぐ側にあります。

現在では博物館になっていて、中へ入ることができます。

博物館にはヨハネ・パウロ2世ににまつわる品や写真が展示してあります。

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幼少時代の写真もありました。とても愛らしいあどけない彼を見て誰が、

将来この子がローマ法王になるということを予想できたでしょうか。

カトリック教徒でない私にとっても見ごたえのあるものでした。

私が訪問した時はちょうど、新しい現在のベネディクト16世が就任した直後くらいでしたので、ヨハネ・パウロ2世を偲んでたくさんの人が世界中からこの小さな町に集まって来ていました。

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ヨハネ・パウロ2世の生家の博物館へ入るのにも行列に並び30分ほど待った記憶があります。

今ではそんなに並ばずに入れると思います。

ヨハネ・パウロ2世の生家以外にも、バジリカ聖堂(大聖堂)や彼が通った学校など見学すべき箇所は生家のみに限りません。

クラクフ市内から半日ほどで行って帰ってくることの出来る場所ですので、

ポーランドへの旅行を計画されている方は、ぜひプランに組み込んでみてください。

黒マドンナを求めて

08 1月
2008年1月8日

前回ご紹介したチェンストホーヴァのヤスナ・グーラ僧院を
もうちょっと詳しくご案内いたします。

さて、私たち観光客にとっては、「黒マドンナ」を見る、
ということがチェンストホーヴァ訪問の最大の目的のひとつでもあるでしょう。

その「黒マドンナ」、実はミサの間にほんの数分間設けられている
ご開帳の時間にしか見ることが出来ません。
それ以外の時間は「黒マドンナ」はカバーで覆われています。
ということは、ミサに参加しないと見れないということになります。

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オリジナルの「黒マドンナ」

観光客でもミサに参加することは出来ます。
「黒マドンナ」の開帳の際には、荘厳な音楽が流れます。
いかにも、「開けますよ、開けますよ」といった感じなので
言葉がわからなくてもご開帳の際には誰でも気付くはずなのでご安心を。
ちなみに、カバーが閉まる際にも同じような音楽が流れます。

「黒マドンナ」の写真撮影もOKです。
しかし、あくまでも宗教儀式であり、強い信仰心を持ってミサに
参列している信者の方々がメインということを忘れず、
マナーに反する行動は避けてください。
「黒マドンナ」だけを見届けたいという場合には、礼拝堂の後ろのほうに
立つことをお勧めいたします。
よく見たいので前の方の席に座りたい、
という方は礼拝の最後まで参加されるといいでしょう。

ヤスナ・グーラ僧院には「黒マドンナ」の他にも大聖堂や
宝物博物館、ソリダルノシチ記念館など見所たっぷりです。
機会があればぜひ訪れてみて下さい。

ポーランド人の巡礼の地 チェンストホーバ

05 1月
2008年1月5日

カトリックの巡礼の地というとスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラなどが
頭に浮かぶ方も多いと思いますが、
ポーランド人にとって巡礼の地といえば、チェンストホーバです。

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ポーランド南部に位置し、ワルシャワから列車で約3時間、
クラクフからなら約3時間半時間程度です。

鉄道駅について驚かされたのが、駅にチャペルがあること。
さすが巡礼の地だけあります。

鉄道駅からは聖母マリア通りという大通りをまっすぐ進むと
ヤスナ・グーラ僧院へと到着します。
ヤスナ・グーラとはポーランド語で澄んだ丘という意味です。
ここヤスナ・グーラに有名な「黒マドンナ」の絵があります。

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ヤスナ・グーラ僧院は、1382年に建設されました。
1655年、ポーランドはスウェーデン軍の大侵略を受け、
ワルシャワ・クラクフなど主要都市が次々に占領されてしまいましたが、
ヤスナ・グーラ僧院だけは最後までスウェーデン軍の攻撃に屈しなかった、
という歴史があります。
そのことから「黒マドンナ」は奇跡を呼とされ、ポーランド国民から愛されています。

8月15日の聖母被昇天の日にはポーランド各地から巡礼者がこの地を目指します。

今では、大きな試験を控えた受験生などが、合格祈願に訪れることもあるとか。
日本の湯島天神といったところでしょうか?
こう聞くと、何だかグッと私たちにも近い存在のような気がしてきますね。

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