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ポーランド/ 安全なものを食べよう!

24 2月
2009年2月24日

ポーランド、最近ちょっと食べ物への関心が高まっております。一昔前は、どの食べ物も、ちゃんと味がしていたのですが、最近は多くの食品の中に保存料や化学製品が混入して食べ物の味がしないのです。

昔のソーセージ、それはそれは、おいしすぎて、ごめんなさいというくらいの味でヨーロッパ中でも肉のうまさには定評のあったポーランド。しかし、ここ数年は肉の味がどんどん落ちています。中には、原料を見ると、肉そのものよりその他もろもろの成分比率が高い製品もざらにあります。
大型スーパーで売っている、パック詰めの安いソーセージは我が家の犬も手を出しません。でも、人用で売られています。人間の味覚が狂ったのか、犬が贅沢になったのかは定かではありませんが、やっぱりそれはちゃんとした肉ではないのでしょう。

しかし、残念ながら、加工品だけではなく、現在では本物の肉の塊を買うことすら難しくなってきています。肉の塊ならごまかせないだろうと思っていたらそうでもない。精肉業で働いている知り合いの話では、パック段階で肉の塊にも針を刺してその針の先から脂を注入し重量を上げているというからすごすぎる。
ということで、やっぱり美味しい肉・ソーセージ・ハムを買いたければ、肉屋に行かなければなりません。

こちらは全ポーランド展開の肉屋 DUDA 。
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こちらはどちらかというと南部ポーランド展開の肉屋 STANIA。肉の質を見ると、個人的にはこちらがお勧め。
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さて、食の安全は肉だけではありません。気になりだしたら、野菜も果物も全てが気になってしまいます。そういう人たちには、ちゃんとスーパーの中にも『オーガニック・コーナー』というものが設置されていまして、そちらで安全とされている野菜などを購入することが出来ます。しかし、お値段の方は3割増しですね。それでも、着実に販売面積は広がってきています。

ベジタリアンの間で静かなブームになっているのがこちらの大豆の一口カツ・キット。
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大豆が畑の肉とはよく言った!味は、ほぼ、一口カツです。そのうえ、遺伝子組み換えではないとちゃんと標記されております。こちら、健康にもよさそうですが、懐にもやさしい。この1袋で家族4人分充分まかなえて3zl弱。(2009年2月現在 約75円)ポーランドで自炊する可能性のある方には是非お勧めの一品。

ポーランド製。国産品、堂々と自慢してください。
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遺伝子組み換え無し、のマークも入っております。時代の流れに敏感ですね。
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こちら、調理した後の写真。味も見た目も悪く無し。
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この会社はシリアルも製造していまして、このシリアルは日本にも輸出されています。サンテという会社のシリアル、お店で見かけたら是非手にとってみてくださいね。味の方は保証いたします!

ポーランド/ビャオビェジャ パート2

14 2月
2009年2月14日

2日目

朝から『野生のヨーロッパバイゾンを見ようツアー』に出かけました。
早朝、まだ夜が明けきらないうちに、約束の場所へ。その場所から案内人と一緒に平野、森の中を歩く。ひたすら歩く。この案内人、視力のほど、2.5以上はありそうな眼力のお方。まだ私の目には黒い点にも見えるか見えないかの距離で、指を刺して『あそこに6匹いる』と数まで教えてくれます。森の中では、時には狼がツアーの後をついてくることがあるそうです。ただ、狼は、見ようと思って見られるものではないので、見ることの出来た人はラッキーぐらいの気持ちで。

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野生のバイゾンがこちらを見ております。

どうしても狼が見たい人は、この地域の保護区動物園へ。狼だけでなく希少な動物が見られます。動物の数自体は少ないので、所要時間1時間もあれば充分。子供割引あり。

さて、疲れも出てきたので、次なる目的地は『力の地』と呼ばれる場所へ。むかしむかし、まだまだこの地でイエス様ではなくスラブの神様をあがめていた頃この地の下にまじないがかった、石を埋め込んだらしいのですが、それ以降この場所には特別な力が宿り、茂る木々もこの周りだけふつうの形をしていないということなのですが、信じるかどうかはともかくとして、行ってまいりました。

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力の地の説明書き

さて、私、わりと魔法やらこの手の類は懐疑的なのですが、正直に告白します。この場所に立つと、確かに、指先が熱くなっていくのです。このサークルをでると、一気に温度は下がるので、たしかに、このサークルの中に何か力があるのではないかと、思われますが、残念ながら、この違いを感じたのは、我が家の家族でなぜか、スラブの血が一滴も入っていない私だけ。

これだけ、1日中朝から歩きまわり疲れたら、最後は美味しいものでも食べたいのが人情というもの。ということで、この地域で屈指の、レベルも値段も高い店に行ってまいりました。その名も
クフニィァ・ツァルスカ -『皇帝の食卓』。名前からして、雅な響きでございます。
しかし、雅なのは、響きだけではありません。
入り口を入って扉を開けると、そこはロシア宮殿。レストランじゃありません。宮殿です。

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外から

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レストランの中

こんな場所に来たら、試してみるのはただひとつ。
キャビア!メニューの中で1番高かった一品でしたが、食べてみました。ごらんアレ!

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そしてデザートには蜂蜜がけのオートミールのババロア。この年にして、生まれて初めて食べたものばかり。キャビアは「ああ、これがキャビアね」という、なんだかコメントにもならない感想しかないのですが、デザートのオートミールのババロアはお勧めの一品。
歯切れのいいヌガーのような食感で、甘すぎることなく、全ての主張を抑えた味。

その後の請求書を見るにはかなりの勇気と気合がいりますが、場所・雰囲気・サービスにお金をかけたということで、行く価値あり、のレストラン。

しかし、時間がなかった、もしくは値段を見て、食べ損ねた人にはこちら、なんとベラルーシ語でかかれたイースト酸のアルコール。この街の大通りにある唯一のコンビニで(24時間営業に限りなく近い勤務状態)、調達可能。部屋に帰って、この発泡酒とソーセージなんか食べると『ああ、ポーランドの東に来たな』と実感してもらえること受けあい。

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さて、今回利用したのはこちらの宿。
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その名も『コウノトリのした』。場所はこの町の大通りに面していて、前回紹介した『ホテル・ジュブルフカ』から歩いて1分。コンビニにも2分でいける距離。部屋の中は、とても綺麗で清潔。食事は出ないので、近くのコンビニで調達するか、レストランに行く、もしくはこの宿の共同台所(ガスコンロ、皿、電気ポットあり)で自炊。各部屋にテレビとシャワートイレがついて一人頭一泊50zl。(2008年末)

ビィァオビェジャBiałowieża パート1 

08 2月
2009年2月8日

ビィァオビェジャ - ポーランド人ならすぐ『原生林』『ヨーロッパバイゾン』『狼』が頭に浮かぶこの地。小学校1年生のポーランドの教科書にも載るくらいですから、ポーランド人にはなじみの地なのでしょう。場所はワルシャワより車でさらに東へ4時間ぐらい。
このままでも野生チックな家族なのですが、さらなる自然を求めて先日家族4人で『野生に帰ろう』をテーマにこの地に2泊3日で行ってまいりました。

まず1日目。試してみたのは『原生林ツアーコース』+『博物館』。この2点ともガイドさんがいないと入れません。
『原生林ツアーコース』。こちら、ユネスコの世界遺産に登録されている中央ヨーロッパ最古の原生林。原生林とは、たとえハリケーンがきて(ポーランドでも2008年、南部で発生しました)木がめったぎりになぎ倒されても、そのままにしておくというもの。そしてここでは野生の動物達(鹿、へらじか、狼、ヨーロッパバイゾン、山猫等)が野生の状態で生きています。
そしてこちらが入り口。よくよく目を凝らしてご覧になりますと、上のほうに国立公園と書いてあるのに気がつきます。
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黙って入ろうと思えば入れますが、危険ですので、まちがえてもガイド代をケチって勝手に中に入らないように。狼に襲われても自己責任となります。
こちらの原生林ツアー、約3時間。冬はかなり着込んでいかないと、ふつうの手袋ではツアーの後、指先の感覚がなくなるくらい寒いです。スキー用の手袋でちょうどいい感じ。3時間、ガイドさんはいろいろな説明をしながら『あそこを見よ』『ここを見よ』と見所を指示するので退屈する暇はなし。ただし、小学生2年生ぐらいの体力がないとツアーの後半でついていけなくなる可能性はあります。

子供達に好評だったのはその次の博物館ツアー。建物の外見は非常にアバンギャルド。
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ガイドさんがいないと入れないのですが、それも納得。そもそも博物館の中は目を凝らして、進む方向がかろうじて見える程度の照明しかありません。そして展示物(原生林に生息している動物の剥製、もしくは昆虫などの標本)の前に来ると、ガイドさんがリモコンで光の調節をします。
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これがまた、話の途中に絶妙なタイミングで(ガイドの腕にもよるのでしょうが)光や効果音が。そして、展示物がまた見事。展示物の質がいい。たいていの博物館では子供達がまず飽きるのですが、ここでは最後まで興味津々。ガイドさん、非常に興味深い話をしてくれますが、もし話がわからなくても、一見の価値あり。街に1つしかないツーリスト・インフォメーションで予約をしておけば、双方とも英語のガイドが頼めます。
さて、この地のホテルで一番有名なのは、こちら。4つ星のホテル・ジュブルフカ。
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日本名は『ヨーロッパバイゾン・ホテル』とでもいうのでしょう。ホテルの前に2匹のバイゾンがはだかり、正面玄関を入って受付でもバイゾンとご対面。とっても目立つので、迷子になったらこのホテルで待ち合わせというのも一案。
ここはレストランとバーも併設されているのですが、ここのレストランで食べてもらいたいのはこちら!その名も「脂肪のカルパッチョ」。
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豚の脂肪の薄切りで大蒜ひとかけら、もしくは生ねぎを一緒にまいて、ワサビと赤てんさい(ビーツ)のピューレをつけて頂きます。味の方は、・・・きついです。まずくはないのですが、きついです。しかし、名産物といわれたら、食べないわけにはいかない。旅の語りにめしあがれ!
注)お供がいる場合は、お供の方もいっしょに食べないと、相手がにんにく臭くて我慢できなくなるかもしれません。

おいしい肉の国ポーランドで魚が食べたくなったら・・・

01 2月
2009年2月1日

初めは何でも美味しい、ポーランド。
好奇心一杯の人も、そうでない人も、とりあえず無難に食べられるポーランド料理。
とんかつ(らしきもの)、肉巻き(らしきもの)、アヒルの丸焼き・・・って、気がついたら肉づくし。しかし、ポーランド人、ソーセージやハムは肉料理にカウントしていません。
(私には、どうみても肉なのですが・・・)
よって、七面鳥の丸焼きが昼ごはんに出て、夜はハムサンド、なんて平気な顔をしてぺろりと平らげていますが、日本人の胃にはちょっとつらいかも。
『ううん、私お肉大好きだから大丈夫』と言っている人も、さすがにハム、とんかつ、ソーセージと連発するといい加減魚が食べたくなるというもの。

しかしですね、ポーランドの数少ない魚屋さんに足を運んでみても、主に取り扱っているのは氷がびったりと張り付いた冷凍の魚ですし、(これをフライパンの上で焼くと、焼く前と比べ5分の3ぐらいの大きさの魚が氷の中から現れ、フライパンの中は水浸し)、たまに日本のショーケースに入っているような、氷の上に並べられている魚を見ても解凍したのをならべているな、と素人目に分かってしまう相当鮮度の怪しい魚がお披露目されています。例え後から火を入れるとわかっていても、かなり買うのに勇気がいる魚が売っていることがあります。(売るのにも勇気がいるんじゃないかとたまに考えてしまいますが・・・)

そんな日本人の私達に優しいお店がこちら、アルマ。
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ポーランド全土に2008年現在19店舗を持つこちらのお店。2009年度にはさらに十数店店舗を増やすという破竹の勢いを見せるこのお店。日本でいうところの
高級スーパーマーケットとなります。こちらのお店のモットーは、「品質のよいものしか売らない」。ということで、『そんなら、値段も高かろう』とこちらに通ってくるのは割りと懐に余裕のある人たち。が、しかし、中に入って値段をみると、思ったほど高くない。その上、ポーランドのお惣菜は他の店に比べて『清潔』で『新鮮』。この2点にお金をかけるのはおしくない!
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ここで、お魚の惣菜をゲットできるのですが、よくポーランドでは瓶入りの酢漬けの魚が売っております。これ、慣れればそれなりにいける味なのですが、正直なところ、慣れるまでに時間のかかる味。胃のもたれた旅行者にこの味に慣れるまで食べ続けなさい、っていうのはちょっと酷な話。そこで試してもらいたいのがこちらの『燻製』のさば。
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一匹日本円で100円ぐらいでしょうか。 脂が乗っていて、それだけでおいしい。買って外に出たら、もうその場で食べられます。骨なんかはするっと身から外れるので、フォークもナイフも必要なし!(ま、持っていたほうが最後の最後まで食べつくすことも出来ますが)
もちろん、この燻製のさば、アルマ以外でも買うことは出来ますが、燻製の魚の鮮度を見極める自信がある!という方以外は、こちらのお店で購入した方が無難かも。
どうしても、他の店で購入する場合は、さばの入っている箱に後何匹残っているかチェック。2,3匹抜けた程度で大半のさばがまだ箱につまっている場合は大丈夫。ただし、2,3匹しか箱に残っていない場合は、次の店に行きましょう。

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