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ポーランドのサムライ達

21 3月
2009年3月21日

ポーランド、他の中欧諸国に漏れず、東洋の武道を習っている人がけっこういます。統計を取ったわけではないけれど、日本よりその数は多く感じます。
合気道、柔道、剣道、空手と、これでもかというぐらいの「武術系習い事」がありまして、そこに通う子供や大人の数も少なくありません。
国際試合も盛んで、大人も子供も、近隣国のドイツやオーストリアに試合にでかけることもあります。
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私たちが住む町、ポーランド南部の町グリビツェにも、このようなクラブが
わんさかあります。

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我が家の子供達も1時期通っておりました。もちろん先生がポーランド人なので稽古はポーランド語なのですが、数を数えるのはなぜか日本語。

イチ、ニ、サン、シ、ゴ、、うんうん、うまいわねと感心する私。
ロク、ヒチ?、ハチ、ク、ジュウ、、、ヒチ???

まぁ、外国語をそのまま発音するのは難しいものですからね、日本語のわかる我が家の子供達も特には気に留めなかったのですが、さすがに「みじ!」といわれたときには何のことだかさっぱり分からずに立ち尽くす子供達。なんと、「右」のことでした。

さて、こちらもポーランドの南部、カトビツェという町には青年・成人を対象にした剣道部があります。
年齢幅が高校生から40過ぎまでという集団。週に2回、多くの皆さんは仕事帰りに来るそうなのですが、仕事帰りとは思えない、この疲れしらずな動き、如何でしょうか。
一瞬、神父さんが走り回っているのかと思ったのは私だけではないはず。これは稽古前の準備運動のひとつだそうです。

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剣道なので、防具をかぶったら、もちろん頭を竹刀で攻撃してもいいので、相手の頭に一撃を入れるような練習があるのですが、知り合いの話によりますと
「いやぁ、いくら防具をかぶっていても、女の子の頭を殴りつけるのは抵抗があってさ」
というので、じゃぁ、殴らなかったのかと思いましたら
「でも、練習でしょ。だから、手加減して殴ったら「もっと、強く、本気で殴ってください」言われたよ。殴ってくれ、なんて言われたのは生まれて初めて。」
そりゃ、そうでしょう。
何回もあったらたまらない。

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中には、剣道の稽古の日以外は、他の武術もたしなむというマルチなかたもいるそうです。そんな彼はもちろん日本大好き。こんな人が一人でも多くなってくれるといいですね。

ポーランド/ 新日本料理レストラン

12 3月
2009年3月12日

ポーランドーカトビツェ。南ポーランドのシロンスク(またの名をシレジア)と呼ばれる地方の中では一番大きい街でポーランド人のことをポラックと呼ぶのに対し、ここシロンスクの人たち(じいちゃん、ばあちゃんもこの土地で生まれた、こてこてのジモティー)はシロンザックと呼ばれています。

このシロンスクの地に、2005年の11月にこれまた巨大なショッピングセンターが出来ました。その名もシレジア・センター。面積65,000㎡、店舗数250を誇る、南ポーランド最大級のショッピングセンター。店舗はファッション系のお店から食料品店、喫茶店、本屋さん、美容院、映画館もはいっているマルチなショッピングセンター。
そのうえ高級感あふれています・・・・ので、商品にもその雰囲気が還元されているというのでしょうか、衣料品のお値段も相当張ります。

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外観

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天井も高いので、圧迫感がありません。

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噴水などもあり、この近くでお茶をする人もちらほら

さて、このシレジア・センターの別館に新しい日本料理レストランができたというので早速行って参りました。

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こちらが、日本レストラン 花

レストランのドアを入ると、そこは何気に喫茶店の雰囲気。 間違えたか?と思っているとすぐ、ウェイターがとんできて「お茶」か「食事」かと聞くので、食事だというと奥のほうに案内されました。
足を踏み入れて、、、もう一度確認。ここって、日本レストランですよね?

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店の内装、一生懸命頑張ったのはわかるのですが、これ、どう見たって中国。家具といい、壁紙といい。
ま、料理がおいしければいいか、と席についてメニューを開いてまたびっくり。だって、2500年の歴史が云々と書いてあるのだけど・・・私が日本史を習ったときはそんな日本の歴史は長くなかったぞ!なんだか、中国3000年の歴史と勘違いしているんじゃないかと思わせるようなことがかいてあり、期待度はへなへな、と私の中でしぼんでいきました。

でも、メニューのページををめくっていくと、(写真付で、非常に高級感はあるメニュー)なかなか、寿司はよく写真が取れている。が、値段が目が出るほど高い。お腹一杯食べると、間違いなく自己破産への道を歩みそうなので、寿司の9握りと6巻きのセットをとって、あとは単品で焼きうどんと魚スープを頼んでみました。
味の方はなかなか、いいところをいっています。

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このすし、各ネタ3品づつあったのですが、先に手が出てしまい、食べてる途中に写真を撮っていないことに気付いて撮ったもの・・・ですので、食べてる途中の1品です。
食欲に勝てなかった・・・。

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やきうどん、ということでしたが、麺は(やっぱり、というべきでしょうね)乾燥麺でした。私は生のうどんがよかったのですが・・・。

客層の方もビジネスで利用している人がほとんどのようです。この値段にかかわらず、席はそこそこ埋まっておりましたが、聞こえてくるのは「契約が・・・」とか「次のプレゼンか・・」というものばかりで、(って、人の話に耳を済ませていたわけじゃありませんが・・・)プライベートで食べていたのは私たちぐらい。

さて、今回のレストランの点数を付けさせていただきますと、日本料理を食べようと意気込んでいた私の期待を多少(?)裏切ってくれましたので、65点でしょうか。この内装と値段が足を引っ張りました。
でも、ものは考えよう。日本料理を食べにいくと思わず、オリエンタル料理を食べに行くと思えば、75点。特に、寿司のネタはよかったですし、ガリも山葵もほぼ、日本の味に近いものがありましたので、接待や改まったパーティーなどでのご利用をお勧めします。

ポーランド 脂っこい木曜日

06 3月
2009年3月6日

今年の2月19日は「脂っこい木曜日」となりました。
なんだ、それは。
それはですね、ポーランドでは毎年、「脂っこい木曜日」の日には必ず、ドーナツを食べるのです。別にこれはドーナツ会社の目論見とかではありません。日本では駅前に必ずあるドーナツのチェーン店のようなものも存在しません。じゃ、何故ドーナツの日になったかといいますと、なんと、宗教行事と関係があるのです。

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これが、ポーランドの一般的なドーナツ。中身は薔薇のジャムが人気。

簡単に説明してしまいますと、年明けから2月半ばまでカーニバルが続きます。そして、カーニバルの終わりを告げるのが「灰の水曜日」と呼ばれる日(ご想像のとおり、絶対水曜日に当たります)なのですが、その前の週の木曜日が「脂っこい木曜日」となります。
この脂っこい木曜日は、暦の上でその後に来る、イースターを基準にきめられているので、毎年変わるので、ときどき当日まで気がつかないことがあるそうです。それでも、毎年これだけの人が忘れることなくドーナツを求めて並んでいるんだから、ポーランド人たちのドーナツに対する執念というのもすごいですね。それとも、昔の名残で、誰かが並んでいたら、とりあえずならんでいるのかしらね。とにくかくにも、この日はなんだか、町中がドーナッツの匂いで包まれていました。

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ポーランドにあるパン&ケーキやさんのチェーン店

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写真説明 店の中で食べれるようになっているところもちらほらあります。

カーニバルが終わりますと、暦上は粗食期間?にはいりますので、そのまえに、食べて食べて、食べまくれということでしょうか。実際毎日の食事自体を粗食に切り替える人は、ほとんどいないでしょうが、お祭りなどは自粛する期間に入ります。

だいたい、このドーナツ(ポーランド語では1個でポンチェック。2個以上でポンチキ)一個のカロリーが平均220kcal前後といいますからね。そりゃぁ、凄いエネルギーです。脂っぽい、なんて生易しいものではありません。後でカロリー消費するのが難しそうですが、この日は、そんなこと一切忘れて、ドーナツをほおばるポーランド人たち。

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雪の中をこれだけならんでも、買いたいのか・・・。
今年は例年に比べて降雪期間が非常に長く、この日も雪が降っていました。が、この日にドーナツ無しではすまない。「脂っこい木曜日にドーナツを食べないと、不幸が訪れる」とすらいわれていますので私も街中にドーナツを買いに出かけたのですが、入る店、入る店、凄い人の数。中には雪のふる中、外にまで列が出来ている店がありました。よっぽど安いか、よっぽど美味しいに違いないけど、雪の中列に並ぶ根性が無かったので、4件目へ。ここでも、列。店の中で待てそうだったので、ここで並んで皆さんの買いものを見ることに。

個人客は平均5~10個購入していましたが、中には会社に運ぶのか、取引先へもっていくのか、50個ぐらい運んでいる人もいました。我が家も8個購入。
かなり控えめに買いました。買ったら買っただけ食べてしまうので、この時点で自制してみました。
そのうちのいくつを私が食べたかはこの際おいといて、子供達も旦那も外でやっぱり最低一個はドーナツを食べて帰ってきました。」が、家にかえるや否や「ポンチキは?」
やっぱり、この日は1個じゃ足りませんね。

ポーランド スキーへ行こう!スパにも行こう!

03 3月
2009年3月3日

ポーランドの冬のスポーツの代表といったら、なんといってもスキー。週末になると多くのポーランド人がスキー板を車の屋根にくくりつけて山の方を目指します。スキー板を持っていない人も、あちらこちらにレンタルスキーのお店があるので安心。

今回、行ってまいりましたのはチェコとの国境近くのジェレニィェツというスキーリゾート場。昨年は日帰りで出かけていたのですが、片道我が家から3時間強、と割と距離があるので今年は思い切ってそのジェレニィェツで1番のホテルに1泊滞在してきました。

こちらが泊まったホテル、シャロトカ。

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外見は何気に立派です。が、ホテルの中は・・・それほどたいしたことが無いなというのが正直な感想。一番安いクラスで泊まったからかしら。しかし、この国、星の数とホテルの質が一致しないこと多々あります。ポーランド人も自覚しているから、なんとかすればいいのに、しない、というかなんともならない。でも、清潔感はあります。4人、シャワートイレつきで一泊朝食付き495zl。高いです。ポーランドの平均月収を考えると非常に高いです。今回利用した部屋は二部屋に分かれていまして、各部屋にテレビと飲み水が。そして洗面所とトイレが共同部分としてあります。

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さすがにこの値段でしたから、タオルなどはついていました。
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シーツなどは、確かに清潔。

このホテルは一階にレストランとプールがあります。しかし、ガンガン泳ぐ人用ではございません。15mぐらいと思われるこじんまりした円形プールにジャグジー、そして子供用の浅めのプールの3つ。 でも、、どちらかというと楽しめるのはそこに隣接しているサウナですね。蒸気むんむんのサウナと、乾燥しているサウナの両方あるのでお試しアレ。
こちらはビーチサンダルの着用義務があります。

このホテルの目玉は、どのリフトにも近いこと。ここのジェレニィェツのスキー場はレベルによって数箇所にコースが分かれているのですが、そのどのコースにも近い。上級コースになると、山の上の方から一般道路の上を越えてさらにゲレンデをすべるという、世界をまたにかけた滑りというか、山をまたにかけた滑りを楽しめます。そして、夜遅くまで滑れるとあって便利といえば便利。
中級者はたいてい、教会の横のコースを走るのですが、よくよく見たら、お墓までありました。もちろん、囲いをしているからお墓の間をすべるわけではないのですが、私個人的には複雑な心境。
リフトのチケットはホテルでも変えますが、現場でも購入できます。

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昼のスキー場
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夜のスキー場
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凄い帽子のインストラクター(別にインストラクターが皆こんな帽子をかぶっているわけではありませんが、気がついたら指がシャッターを押していた・・・)

さて、家族をスキーに追い出した後、私はスパ体験をしてきました。
こちらのホテルのなかにある、スパ。

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顔のピーリングをしているところ

こちらのスパは事前予約が必要なので、ホームページでじっくりと値段と内容を見比べてお試し下さい。納得いかなければ質問すること。英語の出来るエステシャンもいます。私はマッサージのカテゴリーにSHIATSUとあったので、てっきり指圧マッサージをしてもらえるのかと思い狂喜乱舞したのですが、念のために確認すると、スポーツウェアが必要というじゃないですか。なんで指圧にスポーツウェアなんだ、とさらに尋ねると、インストラクターの指示に従って、自分で動かなくてはならない、、、て、それじゃぁ、リラックスにならん。SHIATSUかもしれないけど、私の思っている指圧ではないので遠慮いたしました。

冬はスキーリゾートとして有名な場所ですが、夏は、山でのレクリエーションが楽しめます。なおかつ、今回紹介しましたホテルは動物可のホテルなので家族もペットもいっしょに楽しい旅をどうぞ。

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ホテルのロビーにて

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