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ポーランドのエッフェル塔

27 9月
2009年9月27日

エッフェル塔といったらパリ。
パリはどこかといったらフランス。
これくらい、いまどきの小学生でも知っていそうなものですが、よくよく考えたら、あの手の塔って、結構世界中にあるのに、なんでエッフェル塔だけが有名なんでしょ。

ポーランドの南部、グリビツェという町にもあります。
ラジオ・タワー、通称『グリビツェのエッフェル塔』。
こちらも(ポーランドの)歴史的には相当有名です。グリビツェの幼稚園や小学生は必ず1度はつれてこられるこちら、ラジオ・タワー。
初めはドイツ人が利用し、ソ連軍が侵入してくると、ポーランドに返還されましたが、その後西側のラジオ電波の障害をする役目を担い・・・と前世紀のポーランドの歴史を生きてきたこちらの建築物。

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こちらがそのラジオ・タワー。
はいどうぞ、といわれても、これだけではわざわざ足を伸ばして見に来る気がしないでしょう・・・

さて、こちらのラジオ・タワー、去年までは本当に歴史の遺物というか、あるがままの姿をそのままさらしていたので、観光要素が全くといっていいほどありませんでした。なにが観光要素っていえば、世界最大(最高?)の木造タワーという事実でしょうか。金属製の釘を一本も使っていないのは確かにすごい。でも、保存状態はよく言えば『シブイ』、悪く言えば『ほったらかし状態』だったこちらの建物。おかげで観光?目的でくるのは学校のプログラムの一環の子供たちぐらい。閑古鳥が鳴きまくっておりました。

街がこれじゃぁ、いかん、と思ったのかどうかは定かじゃありませんが、今年はこちらを大改造。今年の春から、毎日のように周りを掘り起こすわ、柵をとりかえるわ。いや、すごい費用をかけたと思われます。おかげで、シンデレラなみの変わりよう。

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この色以外に赤と黄色があります。

夜は若いカップルのため?にイルミネーションで照らし、非常にロマンチック。イルミネーションも、そんじょそこらの光とは違います。イルミネーションのショーのごとく、数色の光がホタルのように鈍い光を放ちながら変わっていきます。日本だったら、間違いなく、今年のクリスマスス・スポットになること間違いなし。

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もちろん犬も散歩可。

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ベンチもかなりの数が用意されています。

昼は、タワーの周りに新しく噴水、ベンチ、花壇などをゆったりと贅沢な空間を取ったおかげで、年金者や乳母車を押している親の憩いの場と変わりました。

そしておまけはこちら。

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このラジオ・タワーの目と鼻の先にあるピザやさん。ビールを一杯引っ掛けながら、こちらで腹ごなしもできます。

見所沢山となったグリビツェのラジオ・タワー。ポーランド南部に足を伸ばした際には是非こちらへどうぞ。

水もいろいろ☆ポーランド

18 9月
2009年9月18日

雨が降らない日の、私の好きな余暇の過ごし方は 山や森の中を歩くこと。
ということで、週末に友人・知人との約束がなければたいてい出かけている我家ですが・・・

先日 ズオティ・ポトクにある国立指定公園に出かけてきました。
場所は『黒いマドンナ』で有名なチェンストホーバに割りと近いところ。
こちらのズオティ・ポトク、何が有名って、湧き水でその名をとどろかせております。
日本でもありましたよね、湧き水の産地名がつけられたお水。
ここ、ポーランドも一緒。
ズオティ・ポトクという名前のボトル入りの水も売られております。

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こちらが公園案内図

このような公園にはちゃんと駐車場が完備されているからありがたい。60台ぐらいはとめられそうです。ここにとめて、まずは、お水のところへ出かけることに。
湧き水が出るのは、駐車場の高さより、さらに5mぐらい低地になっています。

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皆さん水を採っています。

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これは、ちょっと、やりすぎじゃないの・・・???
5リットルボトルに詰め込んでます。

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池に木が倒れて、向こう岸に渡れるようになっておりますが、平均台に自信のない人は渡らないほうがいいかも。深さは全然ないけど、靴がぬれたらそこで遠足おしまいです。

一応、売りは『湧き水』ですので大丈夫だろうとは思うのですが、この湧き水だって、車の走る道路の下を通っているのですが・・・大丈夫のなのかしら?
ポーランドでは飲み水は買うもの、もしくは市販されている『ろ過装置』で、ろ過させてから飲むものとされてはいますが、実際水道管を通る水というのは検査されているので飲めますし、一説によるとボトル売りされている水となんら代わりがないといわれています。が、まだまだボトル水信仰、湧き水信仰(?)が強いようで、湧き水と見れば、ペットボトルにつめるポーランド人、多し。

お水を飲んで遊んだら、今度は緑の散歩道のほうへすすむことに。
ちゃんと木に印がついているので、普通に散歩する限りは迷うことなどありません。
しかし、ここの公園、岩でできた自然のオブジェがあちらこちらにあり、その岩にことごとくよじ登りたがる子供たちに付き合っているうちに、我家は本道から外れてしまいました。(他の子供たちもよじ登っているのをちょくちょくみましたが、その家族が迷ったのか迷わなかったのかは不明)

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高いところに上りたがる子供。
××と煙は高いところにのぼる・・・といいますが、どうなんでしょう。

ここが、単なる公園で幸い。
耳を済ませて車の音が聞こえるほうに進んでいけば道には出るはずだと、4人と1匹で道なき道を進むなんとも情けない話。
歩いているうちに、車道が見え始めたので足取りも軽く歩くこと30分。
駐車場に戻れたので、それほど遠くに入っていなかったみたいですが、やっぱり本道を外れるのはよくないですね。
道を踏み外してはいけない・・・・よく言ったものです。

この公園の散策は半日で十分なのですが、この湧き水を利用しているのか、自前のため池に魚を泳がせ、魚を食べさせてくれるレストランが近辺に点在しております。週末の12時ごろになると、どのレストラン(もしくは食堂)の駐車場は満杯状態になりますので、どうしても食べたい人はお早目にどうそ。

幸せな鶏

09 9月
2009年9月9日

『幸せの青い鳥』は聞いたことあるでしょうが、『幸せな鶏』というネーミングはお初の方もいるのでは。

今、ポーランドではちょっとした自然食ブームです。我家も、もちろんブームにのって、健康なもの、できるだけ添加物の少ないもの、農薬を最小限に抑えているものを買いますが、これを見極めるのがこれまた難しい。

ただいま、健康食品でちょっと熱い話題なのは『卵』。
ポーランドの卵は、鶏の幸せ度合い(?)によってランキング付けがされています。
鶏用の幸せのバロメーターがあるっていうから驚き。
そしてその幸せは消して安くない・・・・。

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広い庭で好き勝手に遊んでいる鶏。君は幸せに違いない。

さて、幸せ度合い・・・の一番低いのはこちら。別名、薄幸の鶏。

こちらの鶏の卵にはナンバーが3から始まります。これは、鶏マンションと私が勝手に名づけているところで産みつけられた卵。21cm×26cmの幅の檻に一生座り続けて卵を産み続ける鶏たちです。考えてみれば、切ない話。

さて、次はマンション住まいに比べれば、幸せ度合いがすこし高い鶏の卵。

卵のナンバーが2から始まるもの。ナンバー3と何が違うかというとこちらの鶏は、マンションには住んでいません。鶏小屋の中で自由に動き回れることができます。ということで、多少の運動量があって、奴隷状態ではない鶏から生まれた卵たち。

さぁ、幸せ度合いがぐんとあがる鶏はナンバーが1から始まります。
もう、一等賞というこころでしょうか。
なんてったって、この鶏たちは空を見ることができます。
この1から始まる卵になると、鶏マンションからの卵より2倍の値段がつくことも。
それでも需要はあります。

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なかなか派手なパッケージです。まだ、卵の番号を見て買う習慣のない人も沢山いますので、『ここを見よ!』といわんばかりのインフォメーション。

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見えますでしょうか?この輝かしい 番号1 !

そして、1等賞の上がありました。
1等賞の上といったら、もう特賞というのでしょうか。
これらの卵は番号0がスタンプされています。
さて、何がちがうのか。
こちらは、鶏が、何を食べるか、何を飲むか、寝る時間、果ては散歩の時間まですべてエコ管理されています。基準はポーランドの基準ではなく、ヨーロッパ内で統一された基準。その条件をみたすと、初めて卵にゼロスタンプを押すことができるそうです。(もちろん、このスタンプに使われるインクもエコ基準をクリアーしなければなりません。)

すごいですよ。
鶏の散歩時間まで管理されているとは。
食べ物だって、EU基準で定められたものをあげなければならないというグルメな鶏。
ということで、こちらは正真正銘のエコ卵。
値段も一個1zl以上(2009年8月換算 約35円)します。
ええ、パックじゃなくて、一個でその値段。
この値段ですので、この棚に手が届くのは中産階級以上となります。

1年前には大型スーパーマーケットで見ることができたのは9割以上が番号3の卵でしたが、最近では番号0や番号1が売り場面積をじわじわと占めております。

エコ商品を高い代価を払ってでも買える社会になったポーランド。
社会の動きとしては喜ばしいのですが、昔、日本の卵を一パック99円で買っていた私。
それを思うと、ポーランドの卵、たっか~い!

この大空に翼を広げ

02 9月
2009年9月2日

私と生まれ年が近い方は、必ず小学校の音楽の時間に歌ったはず、『今~私の~ねが~い ごとが~』で始まる、みんなの歌。この歌のクライマックスに、タイトルのような歌詞が続くのですが・・・・今回は、この歌を心底歌いたくなるような場所に出かけてきました。

ポーランドの南部、ジビェツ(ビール通の方はご存知の、あのジベェツです。)の近くにある、ジャルという場所に出かけてきました。こちら、パラグライダーのメッカとして有名。
飛んでいます。飛んでいます。
上を見上げると、たくさんのパラグライダーが。

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インストラクターと一緒に飛ぶこともできます。

ここ一帯は、夏の避暑地ですので、パラグライダーで楽しむ日と以外にも、ハイキングできた人、太陽を浴びるために来た人と、人が沢山いますが、それにもまして空間が広く、空が高いので人の多さは気になりません。

そしてこちらが山のてっぺんまで連れて行ってくれるトロッコ・・と呼ぶには近代すぎでしょうか?

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なかなかかわいらしいトロッコ。

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こちらが乗り物の入り口。本数はかなりあります。

こんなものに乗って山頂に行くなぞ邪道だと言い切る相方のせい?で、家族全員が山頂まで歩くことに。

邪道じゃないにしても、険しい急傾斜の道。そりゃそうでしょうよ。パラグライダーの人たちがこの傾斜を利用して飛び立つんだから、なだらかな坂であっていい訳がない。邪(よこしま)でも、乗り物に乗ればよかったと後悔することしかり。
私たちが、息を切らしながら山を登っている間、そのトロッコは何度も往復しているし。

でもですね、山頂近くなると一気に涼しくなります。
上りきったら、汗もすっとひくくらいの涼しさ。
そして、山の反対側のこちらの風景をごらんあれ。

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山頂では、多くの人が芝生の上に座り静かに景色をたたずんでいます。

こちらは歩いて上ってきた・・・と思いたい。
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シェパードも疲労困憊という顔をしています。

大人はこちらで一休み・・・で楽しめますが、じっとしていられないのは子供たち。ということで、山の上にもアトラクションがあります。ソリ・コースターっていうのでしょうか。両脇のレバーで速さを調節して、決められたレールの上を走る乗り物です。これ、大人も楽しめます。(はい、私も楽しみました。)

山に登って、景色を楽しむもよし、子供たちのように疲れ知らずに遊ぶもよし。
体力に自信のある方は、是非自分の足で頂上まで登っていただきたい。小さいお子様連れや、日ごろスポーツをしていない人は、せめて片道だけでも(つまり上りですね)トロッコを利用したほうが無難です。

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