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助け合いの冬

20 2月
2010年2月20日

今年の冬は、寒さがこたえます。それなのに、下手に目を覚ましてしまった熊が、食べ物が見つからずに山で大暴れをしていた事件もありました。ポーランドの冬は野生動物には厳しい季節です。冬眠できる動物は不幸中の幸い。冬眠しない野生動物たちは、真剣サバイバルです。もちろん、鳥たちも必死です。

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こちらは野生じゃないのでしょうが、大都会の真ん中で、この隼にどうしろというのでしょうか。目の前のコーヒーが冷めるほど(こちら側は喫茶店)見入ってしまいましたこちらのペア。

寒くなると、南に移動する鳥もいますが、意地なのか何なのか、寒いってわかっているのにポーランドにとどまる鳥たちもいます。

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お腹すいているだろうな・・・と感情移入してしまいます。

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こちら様、ポーランドで『スイカ』と呼ばれております。

そんな鳥たちはいったい何を食べているのかといいますと・・・

ぼうっと我が家の窓の外を見ていますと、鳥がしょっちゅうやって来ます。我が家は猫がいるので、基本的に鳥にはやさしくない場所なのですが、絶え間ないご訪問を頂いております。何をしているのかと見ていれば、昨年、取り損ねたというか高すぎる場所にあって取れなかったりんごをつついています。

ああ、そうだった。と今頃になって鳥のエサ台をくくりつけるのを忘れていたのを思い出しました。ポーランドのような寒い国では、冬に人間が手助けするのが奨励されています。我が家のように、無意識で鳥たちに餌を供給している(正確には単に、庭に果物の木が植わっているだけの)家から、鳥のえさ台を取り付けて意識的に餌を与えている家まで。
えさとなるのは「ひえ」「あわ」から豚の脂身まで。

フン害のある中心部では、鳥(主には鳩)にはエサをやらないようにと呼びかけているので鳥のエサ台なんて見ませんが、中心街を外れたところではあちらこちらで見かけるこの台。鳩という生き物は華やかな中心街でしか生きていけないのかどうかは知りませんが、プチ田舎に住む我が家にもその姿を見せません。

そしてこの間、出かけ先で見つけたこちらはちょっとかわいい台。

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なんだかおとぎの国のような雰囲気です。

上のランプには肉の脂身もちゃんと用意されています。

このエサ台が空っぽになる頃には春が訪れますように。

Swierklaniec

12 2月
2010年2月12日

雪が降り続くポーランドですが、雪に文句を言っていたらどこにも出かけられない、と先日は町の43%が森という、Swierklaniecという場所に出かけてきました。場所はポーランドの南、シロンスク地方のタルノグルスキと呼ばれる町の近くです。
しかし、町の約半分が森(林公園)って、すごいですね。日常家の近くの森に入り浸っている私でも、非常に羨ましいかぎりです。車でちょっと、という距離に私の知らない森があるなら、出かけないわけにはいきません。(?)
ということで、家族全員を連れていってまいりました。

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入り口には『役場結婚式場』が。教会で挙げなくても、ここでサインをするだけでも結婚は認められます。

こんな雪が積もっているし、日曜日だし、人もいないでしょ、と思った私。甘すぎました。駐車場にはすでに数台の車。その上、バス・ツアーのご一行様までいました。
駐車場のところには、森林公園の利用注意が書かれております。ごみを散らかさないようになどの常識事項がつらつらと書かれていますが、こちら犬連れの方はご注意。リードを外すと罰金となっております。

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ツアーご一行様、いらっしゃい。
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このようなモチーフがあちらこちらに。

この森林公園には、ポーランドで遺産指定されている宮殿があります。外見は、それほど心に響くものでもありませんが、中はなかなかいい感じ。レストランもあります。ガイドのおじさんの話によれば、味も値段的にもこの地方で有名、そのうえ日本の旅行雑誌にもでているプシチナ方面にあるPromnicaよりよっぽどいいとか。
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見栄えという点では、いまひとつでしょうか。

ちなみに、こちらでは結婚式の披露宴が頻繁におこなわれます。暖かい季節になるとあたり一面は目のしみるような緑、そしてその中の宮殿(!)で披露宴。いいですね。ロマンチックですね。

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入り口ホール。中はおちつきがあり、なかなかいい感じです

さて、この建物の前できょろきょろと見ていますと、人がわらわらと集まってきました。皆さんお知りあいのようです。そして、大人も子供も、そりに座り始めました。

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トラクターにひかせるそり遊び!が、次の瞬間、一番後ろのそりが転覆していました。最後尾に子供が座ってはいけない理由がよくわかりました。

先に時間予約をしておくと、このようなそり遊びもできるようです。冬の森林公園も、なかなか楽しいかも!

スキーリゾート地☆食事編(ポーランド)

03 2月
2010年2月3日

さて、食事をしようと決めた我が家なのですが、今回の旅行は犬を連れていました。しかもカバンにすっぽりと入ってしまう小型犬ではなく、どうがんばっても隠しようのない
ジャーマン・シェパードのビッグサイズ。
テイク・アウトの食事をするには寒すぎるし、体が温まるものを食べたい、という子供たちのリクエストもあり、犬を連れて入ってもいいか聞くだけ聞いてみようとこの町の大通りにある『ウーカシュの水車小屋』というレストランに足をむけてみました。こちら、建物の上部はホテル、下がレストランとなっています。
聞きましたら、あっさりとオッケー。宿泊客も動物連れ可ですので、レストランも問題ないということで、犬の大きさを聞かれることもなく中へ通されました。

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こちらがその『ウーカシュ水車小屋』の概観。派手な宣伝はしていませんが存在感があります。すごいつらら、見えますか?

こちらのレストラン、道から入り口に向かって地下に降りるような造りになっております。レストランの中は、絨毯しき。これだけでも暖かく感じます。

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この清潔感がうれしい。

こちらのランチメニューがまた値段的にもすばらしかった。
スープとランチのセットで13ズロチ弱。(約400円)リゾート地でこの値段は破格です。
スープは、ブイヨンスープとトマトスープ(両方とも中にヌードルが入っていて、なかなかお腹にずっしりきます)から選ぶことができ、そのあとのランチは肉か魚が選べます。メニュー的には新鮮さはありませんが、外れのないメニュー。

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ポーランド語でロソウェックとよばれるスタンダードなブイヨンスープ。

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こちらはメインディッシュ。先ほどのスープの後にこれだけ食べたらおなか一杯。

スキーを滑って、町の中をうろついてからだの芯が冷え切っていたので、スープは格別のおいしさ。サービスも感じがよく、この値段でこの味と内装、文句なしです。

これだけ内装にこっているってことは、トイレも凝っているに違いない(!)と根拠のない思い込みでカメラを持ってトイレにいきますと、思わずにっこりしてしまうこの男女別の絵。

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このえぐさがたまらない。

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中も気になったのですが、息子の話によれば普通のトイレだとか。

こちら、レストラン利用客はトイレの使用量ただですが、トイレのみを拝借したい場合は2ズロチかかります。(トイレ使用量としては結構高い!)ですので、こちらでゆっくりとランチでもしながら休憩しましょう。

Mlym Lukasza`
Ul. 1 Maja 16
Szkralska Poreba
http://www.swietylukasz.wszklarskiej.pl/

スキーリゾート地☆ぶらり散策編(ポーランド)

02 2月
2010年2月2日

冬、せっかく休みをとってスキーリゾート地に来ているんだから、滑らなきゃ損・・・と何かにとり付かれたように滑っている人もいますが、滑るにも限度があるわけで、ある程度滑りましたらその町をぶらりと歩いてみましょう。

ということで、今回足を伸ばしたのはポーランド南西部、チェコとの国境まで車で30分もかからない冬のリゾート地「シュクラルスカ ポレンバ」。ここは、年末から3月ぐらいまでがスキーのハイ・シーズンですので、この時期この近くに宿をとりたい場合はかなり前もって予約をしないとなかなか見つかりません。もちろん、この時期の宿代は設定料金のなかでも一番高くなります。スキー愛好者には天国のような場所ですので仕方がない。近隣諸国からもお客さんが多いみたいで、ホテルなども英語ドイツ語が結構通じます。スキー場でも耳を澄ますと、ドイツ語とチェコ語が結構聞こえてきました。

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町のあちらこちらにスキー場があります。
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こちら、この町の大通り。

我が家も、とりあえず(!)滑った後、町の中心地までぶらぶらと歩いてみました。みやげ物やとレストランの多いこと。ポーランドの山岳地帯のみやげ物やの品揃えはどこも大差ないのですが、こちらではみやげ物の中にそりが結構でています。季節限定でしょうかね。

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こちらのお姉さんは、帽子をかぶっていませんが、これかなり寒いはず。あ、だからこのお土産やで帽子を物色しているのでしょうか。

ここシュクラルスカ ポレンバはこの雄大な自然が売り物ですので、町の中、正直言ってどうしても見なければならない建設物はお目にかかれません。が、しかし、私を不動にしたこちらの犬。

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一応、一応寒くないように(?)と敷物の上に寝そべっていますが、動かないから寒いと思います。

記念撮影用の犬です。この手の犬を見ると、想像力の貧しい私は『ハイジの犬だ』、『ハイジはスイスに住んでいたはず』と思ってしまうのですが、よくよく考えてみれば、山で働く犬の代表格ですね、こちらさま。それが今じゃ、観光客用のモデル?となってこちらに座っておりました。飼い主のおじいさんが一生懸命観光客をよびよせておりました。一緒に写真を撮って、写真代を頂戴する、というやつですね。

複雑な思いでここの橋を通り過ぎようとして、川を覗き込んだら、アヒルの大群。5羽とか6羽などのしけた数ではありません。20匹以上は橋の下でかなりアクティブに動いておりました。寒くて動いていたのでしょうか。家族そろって見入ってしまいました。

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もしかしたら、水の中のほうが暖かいのかもしれません。かなり流れの速い川だったのですが、多くのアヒルが泳いでおりました。

スキーで滑って、町の中をぐるぐる歩いていたら、お腹がすいてきました。さ、お食事処にでもいきますかね。

(お食事編へ続く)

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