月別アーカイブ: 8月, 2010

ポーランドで温泉

24 8月
2010年8月24日

ヨーロッパで温泉・・・といったら、ハンガリーの有名な温泉しか思いつかなかったのですが、ポーランドにもあると聞きまして先日出かけてまいりました。

PL_0802-0201
1680年に建てられたというこちらの建物。夜はライトアップされ更に目を引きます。

場所はポーランドの南西部、ロンデク・ズドゥルイと呼ばれるスパ・タウンの一角。
日本の温泉がリラックスを前面に出しているとすれば、こちらは完全に医療思考です。医者から勧められてこの地に来る人も多いので、利用客の平均年齢もぐっとあがります。

この温泉は13世紀には医療用として使用されていました。効用はといいますと肌質の改善、悪玉コレステロール値の低下、関節痛、筋肉痛にも効くそうです。ちなみに、これは思い込みとか伝説とか言うものではなく(プラシーボ効果も馬鹿にはできませんが)医学的に実証されています。

PL_0802-0202
日本の温泉とはちょっと・・・いえ、かなり趣がちがいます。

さて、いろいろなコースがあるのですが今回は一番一般的な『プール』コース。つまり、温泉につかるだけなのですが、ポーランドですので当然水着着用。そして帽子も着用義務があります。更衣室で着替えたら(鍵つきのロッカーが中にあります)、体をシャワーで流し、足の消毒をし温泉の中に入ります。が、その前にノートに『自己責任でこの温泉に入ります』というところにサインを求められます。自己責任って、何か事故が頻発しているのかと心配になったのですが、話によれば滑ったり転んだりする人が多いのだとか。私が入場するときにも係りの人が『手すりにつかまって歩いてくださいねー』と何度も声をかけていました。

PL_0802-0203
温泉に座って上を見上げたところ。

お湯の温度は日本の熱い温泉と違い、28℃~32℃ぐらいでしょうか。
こちら、入場者を最大15人までと人数制限をしているので圧迫感がありません。飛び込みは禁止されていますが、ほかの人の迷惑にならない程度に平泳ぎや背泳ぎは可能です。壁を背に高台に腰をかけると目の前はきれいなモザイクの壁。そしてクラッシックの音楽が聞こえ、外の喧騒は聞こえてきません。

さて、温泉から出て、次に目指すのはこの建物の上階。上には温泉水が試飲できるコーナーがあります。蛇口をひねれば各種の温泉水が飲めるようになっているのですが、ものには限度があるというか、私は2種類の水を試しただけで胃の中が水があふれかえっていたのですが、中には空のペットボトルに水を詰めている人も見かけました。

PL_0802-0204
蛇口をひねって、水の試飲。ご自由にどうぞ。

この温泉のあるスパ・タウンはポーランドでも有名な保養地で山の散歩コース、サイクリングコース、ロッククライミングなどアトラクションも数多いので他のアトラクションと組み合わせてこの地を訪れることをお勧めします。

Zdrój Wojciech
住所   pl.Mariański 13
57-540 Lądek Zdrój

電話 (74) 811 54 74

バラの農園

16 8月
2010年8月16日

この夏はポーランド中西部の都市ポズナニの郊外で、強烈な田舎生活をしておりました。
我が家の宿泊先は、免疫の少ない人は後ずさりをしてしまうかもしれない究極の田舎だったのですが、宿泊先の主人の友人がバラのお酒を扱っていて販売もしているというので出かけてまいりました。

PL_0802-0101
『バラの農園』の入り口

ゲートを抜けると左側にペンション風の建物があります。
広々とした中庭のむこうには馬舎があり、そのむこうにはバラが咲き乱れています。そのバラの匂いのすばらしいこと!
匂い素として、バラ以外に動物も結構いるのですが(馬、犬、アヒル、鶏はこの目で確認済み)動物の匂いがまったく気になりません。結構田舎に位置するのですが、田舎で動物がいてここまで匂いが気にならないのも珍しい・・・。

PL_0802-0102
夏は外で食事が基本。写真には我が家の犬が写っていますが、ここでも3匹の大型犬がいます。

お酒を買いに来た・・・と言ったはずなのですがこちらの女主人、『まぁまぁ、そんな急がなくてもいいじゃない。夕飯も食べていきなさいよ』と我が家の夕飯まで進めてくれる始末。しばらくは話に花を咲かせていたのですが、『あの。。お酒を買いたいんですけど。。』と再び遠慮がちに言うと『あぁ!そうだった。忘れてた。ちょっと待っててね。』といい、次に現れたときはお盆の上にバラの強めの酒、弱い酒、ジャム、セリーなど全てバラづくし。『試してみて頂戴よ』とこれまた太っ腹な試食大会。

PL_0802-0103
バラのジャム。その香りと味は筆舌に尽くしがたいので、是非実際にご賞味ください。

PL_0802-0104
こちらの宿の女主人。バラのリキュールに生クリームをいれた彼女のお手製の飲み物。

PL_0802-0105
お土産用の瓶の数々。

今まで、それほどバラのジャムがおいしいと感じたことはなかったのですが(ポーランドの多くのドーナツの中にはバラのジャムが入っています)、こちらのジャムは絶品。リキュールに関しては、けちのつけようがありません。

もちろん、このバラ製品はこちらで手作りされたもの。庭で取れたバラから抽出したエキスでリキュール、花びらからジャムをつくり、ポーランド中で展開されている自然食品を扱う会社にも卸されています。ということで、清潔面や品質的にも問題のないこちらの製品。我が家も大量購入。

ちなみに、こちらはペンションも経営していますのでついでに宿泊することも可能です。
素泊まり1泊なら40ズロチ、2泊以上なら一晩35ズロチというお値段。部屋は二部屋で2人用、3人用のみなので客であふれかえることはありません。

PL_0802-0106
こちら台所。自炊も可能ですし、食事を頼むこともできます。

PL_0802-0107
清潔な1室。

別料金で乗馬、馬車試乗を楽しむことができますし自転車は無料で貸し出ししてくれます。この地域にはあちらこちらにサイクリング・ロードがあるのでアクティブに過ごしたい人には最適。
真夏の『快適な』ファームスティを楽しみながら、バラのお土産もその場で手配できるこちらのバラの農園、お勧めです。
Różana Farma Gail

住所
Przecław 35
64-514 Pamiątkowo

電話番号(ポーランド語、ドイツ語可)
69159-44-13
61670-69-67

ヨーロッパバイソンを楽しもう

08 8月
2010年8月8日

生存数が非常に少ないヨーロッパバイソン。原生のヨーロッパバイソンを見ることができるのは、こちらポーランドだけになってしまったのですが原生のバイソンは皆がみな、運よく見れるわけではありません。
1952年以降、ポーランドでは完全保護下に置かれているこのヨーロッパバイソンがほぼ自然に近い状態で見える確立が高い場所がポーランドの南部プシチナにあります。

こちら、入場料を払い中に入るとまず人間にとってもヨーロッパバイソンにとっても広場に当たる休憩所があります。

屋根があるので天気が不安定な日でも大丈夫。
PL_0801_0201

インフォメーションがあちらこちらに掲示されています。
PL_0801_0202

ここで待っていても運のいい人は見ることができるのですが、これは動物にとっても人間とご対面する場所ですのでバイソンが四六時中ここにいるわけではありません。多くの時間は森の中ですごします。
このヨーロッパバイソン用の囲いは約10ヘクタール、森の中にあります。囲いといっても、実際に彼らが飛び越そうと思えば飛び越せそうな高さで、隔離というよりは囲いの中に間違って人間が入らないように、ヨーロッパバイソンが民家や道路に間違ってでてこないように、という目安程度のものです。
囲いのできる以前は道路に頻繁に出てきていたそうです。そうすると保護下にある動物なので車も突っ走ることができず、ひとえに去るのを待つ、ただ待つことが要求されたとか。まるでインドの牛を髣髴させるような神聖さです。

入場すると皆さん囲いに沿って整備されている森の道を歩きます。所要時間は、30分~40分ぐらいでしょうか。かなりの確立で歩いている途中にヨーロッパバイソンを見ることができるそうです。

それでも見れなかった場合、動物たちの食事の時間まで待ってみましょう。大人の固体は1日60kg近く食べます。ということで、ここでも1日4回、広場で食事の時間を設けています。朝の10時から2時間おきに4回。この時間帯に広場のいすに座って待っていればほぼ確実にご対面ができます。
わらわらと森の中から広場に出てきました。
PL_0801_0203

住所  Zagroda Żubrów
ul. Żorska 5 43-200 Pszczyna

入場料金 大人 8ズロチ
子供(15歳まで) 5ズロチ
開園時間 9時~19時(4月1日~10月31日)
9時~16時(11月1日~3月31日)

時間がない人のためのシチェチン観光

04 8月
2010年8月4日

先日、移動中にシチェチン(読みにくいですね、でもこんな舌をかみそうな都市名、ポーランドにはごろごろしています)を通過することがありました。観光が1番の目的ではなかったので非常に限られた時間しかなかったのですが、南部に住んでいる我が家には北部のこの町を素通りするのはもったいない、ということで夜に到着、翌朝に出発というプランの中でちょっと市内を駆けずり回って見ました。

今回利用した宿がこちら。Hotel Focus Szczecin
PL_0801_0101
ホテルの前にはドイツのナンバー車も結構止まっていました。格別安いホテルではありませんが、ルームサービスや清潔度は満点。場所も高速道路を下りてすぐなので立地条件も悪くありません。
朝食はバイキング形式で味のほうもお墨付き。また、ホテルをチェックアウトする際には、道中用にサンドイッチをもらえるサービスもあるのでリピーターが多いこちらのホテル。

さて、このホテルから歩いて1分のところにおいしい魚料理を出してくれると評判のレストランがあります。ホテルの出入り口の正面の階段を上ると目の前に巨大なつるされたサメの姿。この姿を見て今上ってきた階段から足を滑らした人、いるかもしれません・・・。驚かせてくれます。

こちらがレストラン。
PL_0801_0102

サメと記念写真もいい思い出に。しかし、なぜにサメ・・・・?
PL_0801_0103

レストランから50mもしないところにあるのはこちら、国立博物館。月曜日以外は10時以降開館していて、入場料支払いもポーランド通貨のズロチとユーロのどちらかを選ぶことができます。絵画から昔のお金まで幅広く展示しています。

PL_0801_0104

暑くなると、人も飛び込む博物館前の噴水。
PL_0801_0105

国立博物館の正面は運河がひろがり、船も見えます。
PL_0801_0106

おいしいレストランが近くにあり、運河沿いを散歩でき、博物館を見て回れるこのコース。
自由時間の少ない出張中の方にもお勧めです。

Copyright© 2017 ポーランド All Rights Reserved.