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動物園☆ポーランド(番外編)

16 1月
2011年1月16日

ポーランドのポズナニにある動物園、ノベ・ゾオ。ここでの一番人気はゾウさんだそうです。ここの動物園はゾウを『はいどうぞ』と見せるだけではなく、ゾウの立場に立った『ゾウの館~スォニャルニィア~』というものがあるのです。ゾウ目線の館・・・気になります。

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ゾウの関心が高いらしく、園内こんな道案内があちらこちらに。

入場口からひたすら歩くこと1.5km。目の前に現れたのは巨大なパビリオン。これが有名な『ゾウの館か』と目を見張ってしまいました。この建築物、ゾウのためにと二人の設計士がボランティアで設計したそうです。それも、ただ紙面上で考えるだけでなく、ポーランド内や他国の複数の動物園を訪れ、ゾウの展示法を研究し考え抜かれて設計された建物だそうです。
しかし、こんな建物、動物園のなかに作ってどうするの。。。と素人の私は思ったのですが、考えてみればゾウは暖かい国に生息する動物。冬の間だって運動する必要があるはず、、、と厳しいポーランドの冬の間はこの巨大パビリオンの中でゾウは放されているのでした。

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動物園の中の建物にしてはいやにモダンなデザインです。
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とにかく広くて清潔なこの館内は、ゾウを上から見ることができます。車椅子の人のためのスロープも設置されているので体の不自由な方も気軽に楽しめます。

建物の中に足を一歩踏み入れると・・・暑いですし湿度もかなりあります。パビリオンの中にでさえ水浴び場があり、複数のゾウが歩き回っても窮屈感を感じさせないこの広い建物のゾウのための総面積は1500㎡。運動場以外にも一般から目に見えない場所に各部屋があるそうです。
そして、春から秋の間は外の主な運動場2haに加え、歩き回れる場所はさらに6haあるというからどこまで土地があるんだ、と感心せざるを得ません。そんなゾウの生活を見やすいようにと谷底をイメージした通り道の上に橋を架け、人間が橋の上から観察しやすいようにと工夫されています。
とにもかくにも、ゾウが少しでも生活しやすいようにとあちらこちらにその心遣いが見られます。

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ちょっと見にくいのですが、左向こう側にある橋の下の更に向こう側にもゾウたちは走り回ることができます。

さて、ここまでは動物園の公式見解。いえ、公式なニュースで見ることができるのですが、非公式でこちらのゾウさんは非常に有名になっております。
このポズナニの動物園のオスのゾウさん、実は他のオスにしか興味を示さないということで世界中のマスコミが取材に押しかけたほどの有名人、いや、有名ゾウ。動物園側としては、繁殖用にと迎えた像が他のメス象を鼻でたたきながら追い払い、他のオス象に擦り寄っているのを知ったときには『こんなはずじゃなかった・・・税金の無駄だ!』と頭を抱えたそうですが、この像さんが『ゲイ』ではないか、という噂が流れると世界中から多くの観光客が押し寄せ、思いもよらない経済効果をもたらしたとか。

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何故かこの一匹だけ隔離されていました。こちらがあの有名な、女につれないゾウ君でしょうか・・・。

とにもかくにも、この素晴らしいゾウの館に加え、この話題あふれるゾウ君のおかげで
こちらの動物園のゾウ人気は絶大だそうです。
皆さんもぜひ、像の館へ行ってみましょう。

北国の冬の動物園☆ポーランド

14 1月
2011年1月14日

日本に住んでいる頃は、動物園というのは涼しい時期に行くのが通例でした。そしてヨーロッパ大陸に移動した後は天気のいい、春から秋にかけていくのがここ数年の常だったのですが、ふと『冬のポーランドって、動物たち冬眠中じゃないの?一体何を見せているのかしら・・・』と気になってしまった私。
気になったら、いてもたってもいられなく、雪の降る中出かけてまいりましたのはポズナニというポーランド中央部にある都市の動物園。

動物園横にある駐車場に車を停め、入場門のところに向かうと目に入ってきたのは何とも味のある動物のモチーフ。でも、単なるモチーフにしては並び方が整然としすぎているし、数が多すぎる・・・と思ってよくよく見てみますと、なんと自転車置き場でございました。

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この駐輪場を使いたいがたために次回は自転車で動物園に来ようかと思案中。

年明けで、雪も降っている動物園。園内は閑散としておりました。さすがにこんな天気だから他の入場者はいないでしょう、と思っていましたが家族連れやグループがちらほらといました。こんな天気に物好きな人もいるもんだと(お互い様・・・)感心しつつ、進行方向に向かって歩るいていくことに。

この町には動物園が二つあります。古い動物園と呼ばれているスタレ・ゾオの始まりはは1874年までさかのぼります。なんでも、その3年前にボーリング場の経営者の誕生日に招待客がプレゼントとして動物を沢山持ってきたため、飼育する場所が必要になり、それが動物園の発端となったとか。
それからここの動物園はめざましい発展を遂げましたが、2度の大戦を終えたとき、戦前に1184頭を数えた動物たちの中で生き残ったのは175頭だけだったという記録が残っているそうです。
その後、数が増えるとともに動物園の場所の移転の話ももちあがり、1970年代に新しい動物園とよばれているノベ・ゾォが建ちました。
ちなみに、今回私が出かけたのは新しいほうの動物園。

こちらの動物園、見ているほうに罪悪感を抱かせないぐらいに動物達の運動場が広く取られています。その中でも気に入ったのはシベリアトラ。いままで見てきた大型肉食獣のコーナーは動物を直に見ることができるのは小スペースで、多くはガラス張りの向こう側を目を凝らしてようやく見えるというものが多かったのですが、こちら動物たちのプライバシーを保ちながら運動場では動物たちが走ったり転がったりする姿を広々と、尚且つ直に見ることができます。

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トラを見るためにこの小屋に入ります。1階部分はガラス張りで運動場が目の前にあり、なかなかダイナミック。

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小屋の2階部に上るとガラスの板を通さずに直接トラを見ることができます。風が吹き抜けできないようなつくりになっているので、当日この建物の中は暖かく感じました。
柵の手すりの部分に数メートル間隔で『子供を柵に乗せないように!』という注意書きがあります。

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ガラス張りではないので見ているほうも気持ちがいい・・・。

もちろん、『冬眠中』という看板を掲げた無人・・・いえ無動物コーナーも多数ありましたが、夏の間はそれほど目を引かない鳥類などをじっくり観察でき、はてはニホンザルが山から下りてきて土の中から食べ物を引っ張り出している姿を静かにじっくり見ることができたりと冬の動物園、人ごみが苦手な人にはおすすめです。

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運動場らしい山からひょっこりと下りてきた、何気に私の郷愁を誘ったこちらのサル。懸命に土を掘り返しておりました。

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それもそのはず、ニホンザルでした!説明書きを見てにっこりの納得!

雪の降る冬の動物園、冬眠する動物などを見ないで歩き回っても3時間弱かかりました。暖かい季節なら間違いなく半日ぐらいの観光時間はとっておいたほうがいいかもしれません。
また、この動物園ではボランティアを募集したり、動物に関するセミナーも開催されています。動物好きな人はこの動物園のサイトを時折チェックしてみましょう。

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こちら、あまりのベッピンさん具合に見惚れてしまったフクロウ。

ノベ・ゾオ Nowe zoo w Poznaniu
場所 ul. Krańcowa 81
61-048 Poznań
入場料
平日料金
一般   14ズロチ
割引   8ズロチ
家族料金 35ズロチ

祝祭日料金
一般   20ズロチ
割引   10ズロチ
家族料金 50ズロチ

*家族チケットは6人以下で大人は2人までのグループ。 3歳以下は入場無料。

あなたがどうしても必要なの。。。ポーランドの冬編

09 1月
2011年1月9日

地球温暖化と騒がれています。地球全体規模ということで、世界中の計測した箇所の温度の平均値は確かに年々上昇しているそうですが、局部的に言えばポーランド、『温暖化って何の話よ』と、言いたくなるような12月を迎えております。

暖かい秋が続いたと思ったら、思い出したように寒冷前線がヨーロッパを襲いましてポーランドも当然冬景色。こちらの冬景色といえば雪、雪、そして更に雪。

家から見てる分にはいいのですが、戸建ての家の所有者は家の周りの雪かきは義務でありまして、それを怠ると罰金となります。ワルシャワでは今年はあちらこちらの家に罰金通達が届いているそうです。罰金が無くても、雪かきしてない自宅前の歩道で、第3者が滑って転倒でもしたら訴えられますので人通りの多い歩道を所有している人たちは、それはこちらの涙を誘うほど、懸命に雪かきをしております。

雪かきするからには、雪かき専用のシャベルがあるのですが、今年はすでに多くの店で売り切れごめんの状態。多くの家庭にはこの除雪用シャベル、普通あるのですが雪の量がすごくてシャベルを壊す人が続出したそうです。そんな我が家も今シーズン、すでに2本破壊しました。記録的な破壊率。

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次々壊れるシャベルに腹を立て、夫はシャベルを屋根から庭へ放り投げておりました・・。
予算のある町は(これポイント。予算が無い町は、町長が「知らん」と言い切りましたから・・・・)除雪機が運行されていますが、下手に辺鄙な道に住んでいると除雪機も期待どうりにやってきません。そうなると、自力で除雪するしかありません。頼るべきは自分の体、体が資本です。

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これが今年3本目のシャベル。金属製ですので、これで屋根の雪かきはできませんが家の前のコンクリの道はこれで勝負。

ちなみに雪かき、道だけではありません。北国なのに(!)なぜか社会主義時代に平べったい屋根の戸建てが主流だったため、雪が屋根に積もりすぎるの危険なので屋根の上の雪かきも必須となります。男手が無いところは、人を雇ってでも屋根の雪かきが必要な年もあります。

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たまに、ご近所との対話が屋根上で交わされます。

雪国の冬・・・ロマンチックだけでは乗り越せません。

運動神経ご無用の冬の山の楽しみ方☆ポーランド

07 1月
2011年1月7日

ポーランドの冬の山といえば雪山。雪山といえばスキー、スノーボードと続くのですが、、、それじゃぁ運動神経がめちゃくちゃ悪い(例えば私のような)人は冬の山では楽しめないじゃない、といじけるのは早すぎます。

スキーで名を売っている山がある観光名所でも、最近ではスキーリフトがあるだけでは観光客を引っ張れません。確かに皆がみな、24時間滑りたいわけでもないでしょうから、それ以外のアトラクションも観光誘致のポイントとなります。

今回はポーランド南部も南部、オッと行き過ぎた?とおもったらチェコもしくはスロバキアに突入してしまいそうな国境の町Istebnaをご紹介。
この町、町の面積半分以上は森というところにありまして、ポーランドのおとぎ話の冒頭にある「7つの森の向こうの、7つの川の向こうの・・・(日本の昔話では『むか~し、むかし、、、』の部分ですね)」がそのまま残されている場所です。
そもそも、冬はウインタースポーツを目的に訪れる人たちが多いのですがこちらの観光目玉のひとつに『御者レース』と呼ばれるものがあります。

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こちらレース中。丸太を落とさないように、丸太にしがみつく山の男にも注目!

『御者レース』といいますが、メインは御者というよりは馬。しかし、こちらきれいに整備された緑の芝生の上を闊歩する馬たちではありません。この山々で切り倒した木などを運ぶために働いている、体育会系の馬たちです。ということで、このレースも雰囲気は貴族のお遊びというよりは土臭い庶民の娯楽です。

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正面から見ていただくとわかりますが、競馬で活躍している馬に比べて足が太いのです。

さて、こちらのレース、なにを競うのかといいますと、丸太をどれだけ早く運ぶかというレースです。見事な力自慢の競技。しかし、力自慢といえども娯楽ですので御者は馬を鞭でたたいてはいけないことになっています。それを聞いてホッとする人も少なくないはず。
庶民系といいましてもそこはポーランド人。外見美にかなりうるさい人たちですので、レースに出る馬も見事な衣装を着せてもらっています。その衣装がまたすばらしい。レース自体に興味は無くても馬の衣装だけでも目を楽しませてくれます。

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馬子にも衣装とは、まさしくこのことにちがいない・・・。

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馬のおしゃれ用品?の販売をしておりました。

また、観光アピールの一環としてでしょうか、会場にも本格的な御者の格好をして現れる人たちもいましてなかなか楽しませてくれます。

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こちらが御者のみなさま。

冬の雪山Istebna、スポーツの苦手な人も是非出かけて見ましょう!

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