月別アーカイブ: 4月, 2011

ポズナニ 国際見本市

20 4月
2011年4月20日

ポズナニには1年中「テーマ」ごとに開催している見本市があります。伝書鳩見本市や中には神父様ご用達市なんていうのもありまして(一体何を売っているのでしょう…)、
タイトルを追いかけているだけでも笑えるのですが、先日ペット関連のアニルマーケット、植物関連のガーデニア、フィッシング関連のリボマニアがまとめて開催されていたので出かけてみました。

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こちらが見本市会場の入り口

チケット売り場は窓口が沢山あるのでそれほど混まないのですが、チケットを差し込んでバーを回転させる形式の入り口は、ちょっと混みます。車椅子の方、乳母車を押している人は、係員に言えばその横にあるバーなしの入り口から入れます。

見本市、ポーランドでも庭をいじる季節に入りますので庭関連のコーナーは人だかり。ポーランド人、ほぼ例外なく庭いじりの大好きな国民です。庭といいましても、いろいろありまして、観賞用のお花のみを飾り立てる人もいる一方、ハーブ、トマト、きゅうり、はてはジャガイモまで植えているという、どちらかといえば畑のような庭もあります。

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観葉植物の展示。直売もしていました。

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庭の芝刈り機ですね。これだけ大きな芝刈り機が必要ということは、結構な庭の面積があるはずです。

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芝生の宣伝。個人的には、これ、気に入りました。

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スェーデンからのフィッシング関連のブースが出ていました。ポーランド人の間で、スェーデンでのフィッシングが流行っています。

動物関連も非常に伸びているマーケットです。トレンドでいえば、日本のそれより数年遅れのように見えますが、集合住宅で大型犬を飼育しても当たり前の風潮ですので動物を飼っている世帯は非常に多く、年々動物にかける費用は上がっているといわれています。
日本では犬グッズのブースが多いと聞きましたが、今回この見本市ではドッグ・フードメーカーが一番多かったように思えます。

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犬のフリスビーのショーにはすごい人だかり。

こちらの見本市、基本的に建物の中ですので、ポズナニを訪れた際に天気が悪かったりした際にはこちらのホームページをチェックしてみましょう。運がよければ、面白い見本市を見ることができるかもしれません。
Międzynarodowe Targi Poznańskie~ポズナニ国際見本市~

〈住所〉
Głogowska 14/1, 60-734 Poznań

〈ホームページ〉
http://www.mtp.pl/

クルニク城

12 4月
2011年4月12日

「ポーランドお城地図」を眺めていましたら、中西部の都市ポズナニから南に少しはずれたクルニクと呼ばれる場所に、結構なお城が描かれていましたので先日出かけてまいりました。

車で出かけたのですが、町に入ったとたん座席の後ろから『うわ、田舎』というつぶやきが聞こえてきます。運転席からも『この建物まだ使ってるのか・・・』と、感嘆とも驚愕とも判断しかねる呟きが聞こえてきます。町自体は非常にこじんまりしておりまして、大都市のポズナニに比べ時間がゆっくりと過ぎているかのようです。

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クルニクの紋章がお出迎え。

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こちらが城の概観。14世紀から存在する城ですので、持ち主が変わると、城のスタイルも変わったのでいろいろ変化はありましたが、現在はイギリスのネオゴシックスタイルの姿を現在とどめています。

城の前の駐車場(20台ぐらい駐車可能)に車を止め、橋を渡り城の中に入るとチケット売り場があります。城の中で写真を撮りたい人は、別料金(10zl)を払い洋服に支払い証明のシールを貼って奥へと進みましょう。
はじめの広間で、靴の上から備え付けのスリッパを履いて矢印に沿って進みます。

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この机の脚の注目。

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左奥に見える螺旋階段を上ると、上階は本が沢山陳列されています。

ここの城の何代目かの城主が「城は避暑用のみあらず、博物館や図書館として利用するべし」という考えだったそうで、その意思が引き継がれ今現在では様々な時代のこれまた様々な代物が城の中に展示されています。家具や鎧、遠い国からの当時は相当珍しかったに違いないものを惜しげもなく披露しています。また、館内には職員さんがあちらこちらにいまして、こちらの質問に答えてくれます。
そして私が一番気に入ったのは16世紀の書籍の展示。16世紀ですよ!本好きの私にとっては一番のお宝コーナー見えました。

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本のタイトルは『高貴且つ貞淑な妻の常しえなる従順と忍耐について』とでもいうのでしょうか。この本の著者が20世紀のウーマンリブなぞを目のあたりにしたら、どんな本を書いてくれるのか、気になります。

この城のもうひとつの見所は天井です。正直なところ、この城の家具などは数点目を引いたものを覗けば、想定内の代物なのですが、こちらは天井はうれしい想定外。なかなか、ユニークといいますか遊び心のある天井の部屋もありますので、是非ご堪能ください。

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見ていて飽きない天井。欲をいうなら、横になって鑑賞できる場所がほしかった。

クルニク城 インフォメーション

〈住所〉
ul. Zamkowa 562-035 Kórnik-Zamek

〈開館時間〉
1月~2月末日 入館は事前に要予約
3月~4月末日/10月~12月15日 10時~16時 月曜日休館
5月~9月末日 10時~17時 月曜日休館
12月16日~12月31日 休館

〈入館料〉
大人 13zl
子供 7zl
家族チケット(大人2人+子供2人)28zl

薬物博物館

06 4月
2011年4月6日

先日、新聞のお知らせ欄で『魔女と魔法の軟膏』がテーマの講義があると聞きましたので、出かけてまいりましたのはポズナニにある薬物博物館。
このテーマにいやにマッチした場所です。

この博物館は町の中心部にあるのですが、こちらも他の大都市にもれず空いている駐車場を見つけるのが大変です。道路わきにあるパーキングエリアは有料です。が、駐車料金をケチりましてへたなところに停めると更に高くつく(罰金ですね・・・)という町ですので、車で移動される方は気をつけましょう。一番確実なのは、ul.Wolnośćにあります地下の駐車場。1時間4zlと良心的ですし、基本的に車を停めた人しか中に入れないシステムになっていますので安心です。

さて、この博物館は大通りから入り組んだ、中庭形式の石造りのアパートメントの中にあります。正面玄関がしまっている場合は呼び出しボタンを押しましょう。玄関は非常に質素…というかなんというか、入るのをためらってしまうかもしれませんが、建物の中は比較的きれいですのでご安心を。

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こちらが入り口です。博物館らしからぬ入り口ですので、私も思わず素通りしてしまいました。

建物の中に入りますと、目の前の階段を上りまして目指すはポーランドの2階(日本の3階)です。薬局の家具は19世紀のもの、薬剤用の陶器、ガラスは17世紀のものもあり、じっくりと見ているとなかなか面白い発見があります。

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狭い廊下に並ぶ薬のビン。

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このマークは、毒薬でしょうか。ラベルがなかなかシック。

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絆創膏ですね。

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薬草で作る薬の大量生産の場合はこんなものを使用していたのでしょうか。

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講義中。聴講者の平均年齢は70歳ぐらいでしょうか。

こちらの博物館、開館時間は月・水・金の9:00~15:00となっております。入場料は無料ですので、ここからすぐ近くの国立博物館を見終えて時間のある方は足を運ぶのもいいかもしれません。所要時間は15分もあれば充分です。

Muzeum Farmacji

住所 al. Marcinkowskiego 11 , Poznań
電話 +48 61 851 66 15

ヨルダン司教の橋

02 4月
2011年4月2日

晴れた日曜日の昼下がり、ふらっと散歩に出かけてみましたのはポズナニの中の島。地図を見て頂くと分かると思いますが、ポズナニって、ポーランドの内陸部です。内陸部に島ってネーミングはちょっと思いっきりがよすぎるんじゃないの、と隣のポーランド人に聞いてみますと、これが島と呼ばれる由縁は町を流れる川がこの地点で2本に別れ、また合流するため確かに陸の孤島(というのは大げさかも)状態になっているからだそうです。

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橋の片側

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こちらは橋の反対側

現在「ヨルダン司教の橋」と呼ばれているこの場所は、中世の頃から東西への通り道として知られていたそうですが、19世紀の中ごろには木造の橋がかけられ、東のワルシャワなどからポズナニの中に入れる一般市民のための唯一の通路だったそうです。20世紀の頭に鉄筋構造の橋になったそうですが、どうも設計の段階で欠陥があったそうで、その橋はすぐ解体ということになりました。
しかしですね、ここに通り道がないのはやはり不便だったようで、第2次世界大戦後に、暫定的に再び木造の橋(!)を架けまして、それが1969年まで利用されていたそうです。
で、その後再び現在のような鉄筋の橋になったのかと思いきや・・・なんと、木造の橋を解体した後、さまざまな障害で結局つい数年前までここに橋がなかったそうなんです。もちろん、その間、外回りの別の道ができていましたので特に必要はなかったのでしょうが、歴史的には1000年以上利用されてきた道が閉ざされた、というところでしょうか。

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橋の手すりの下にジャラジャラしたものがついています。何かと思えば…

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恋のおまじないの『鍵』のようです!どうも、願掛けをするスポットにもなっているようです。

そして現在あるこの橋が開通したのが2007年の11月。全く最近のことですね。どうしても経済上必要な橋だったわけでもないからでしょうか、この橋は歩行者と自転車のみ通行可能になっています。ですので、日曜日の午後などは、親子やカップルが散歩する人気スポットともなっております。

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