ポーランドの世界遺産

09 2月
2007年2月9日

実はポーランドは、ヨーロッパで最も早く世界遺産が登録された国です。
ご存知でしたでしょうか?

ユネスコ世界遺産とは、未来に残すべき文化財・自然風景などを1972年の第17回ユネスコ総会で採択された世界遺産条約に基づいて、各国からの申請に基づき審査・登録したものです。1975年に20ヶ国が条約締結して正式に発効され、1978年から登録が始まっています。

初年度は、自然遺産4件、文化遺産8件の計12件が登録され、この時、ポーランドから「クラクフ歴史地区」と、「ヴィエリチカの岩塩坑」が、ドイツから「アーヘン大聖堂」が、この栄誉ある第一号登録リストに入っています(1978年登録)。またポーランドからは、翌年にも「アウシュビッツ強制収容所」と、「ビュウォビィエジャの森林保護区」が登録リスト入りしています(1979年登録)。

[参考:ポーランドの世界遺産の一覧]

クラクフ歴史地区   1978年
ヴィエリチカ岩塩坑   1978年
アウシュビッツ歴史博物館   1979年
ビュウォビィエジャの森林保護区   1979年
ワルシャワ歴史地区   1980年
ザモシチ旧市街    1992年
中世都市トルン   1997年
マルボルク城   1997年
カルヴァリア・ゼブジトフスカの景観複合体と巡礼公園   1999年
ヤヴォルとシフィドニツァの平和教会   2001年
南部小ポーランドの木造教会   2003年
ムジャコフスキ公園   2004年
ヴロツワフの百年ホール 2006年

ヨーロッパの世界遺産というと、イタリア、スペイン、フランスが有名というイメージがあり、訪れる観光客も多いのですが、それぞれ第一号の登録は、「ヴァルカモニカの岩絵群」(1979年登録)、「コルドバ歴史地区」ほか4件(1984年登録)、「ヴェルサイユ宮殿と庭園」ほか4件(1979年登録)、となっています。いずれも、ポーランドよりも後の登録です。

ヨーロッパの世界遺産のメッカである、イタリア、スペイン、フランスを差し置いて、当時まだ社会主義国家だったポーランドが、世界遺産リストに一番乗りしたことは、意外と知られていないのではないかと思います。

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