美術館の夜

08 6月
2011年6月8日

先日の5月14日は多くのポーランドの都市で開催された「ノツ ムゼウム」と呼ばれている美術館の夜に出かけてまいりました。毎年この日は、夜に美術館や博物館が無料で開放されるんですね。ある町では、この日の一晩の入場者が通年の入場者数より多いそうです。
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夜10時を過ぎているのに美術館巡りをする人たちがうねり歩いています。
ということで、私も夜の10時過ぎに世界ポスター店をちょうど開催していたポズナニの国立博物館に出かけてきました。こんな時間にもかかわらず、入り口の前には列ができています!そして、夜の街を埋め尽くす人の数。年齢も上は年金生活者から下は小学生。外見もちょっとインテリ風の人から最後に博物館に入ったのは学校の遠足以来だろうと思わしき人まで、これまた様々。
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館内も人がいっぱい・・・。

入場者制限がかかった博物館が続出する中、すでに最終入場時間にかかっていた私たちは殆ど待たずになだれ込むことができました。ルーブル博物館の『モナリザ』の前のような混み具合はさすがにありませんでしたが、それでも人酔いしそうな状態です。
さて、もちろん通常展示品もいいものがあるそうなのですが、私の興味は期間限定のポスター展に。戦前のポスターや戦中のタバコの宣伝のポスター。(子供がタバコを吸っている画で宣伝ですよ。今だったらヒンシュクものですね)そしておや、懐かしいキャッチフレーズだな、とおもいきや日本のポスターまでありました。
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ポスターの数もこれまた膨大な量で、疲れたのかあちらこちらに腰をかける人の姿が。正面のポスターはドイツ語版の『7人の侍』です。
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戦中のポスターのようです。
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昔きいたようなキャッチフレーズです。懐かしい・・・。
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博物館の中でコンサートも開かれていました。
涼しい夕べに(といいましても、この時期のポーランドはまだ日中もそれほど暑くないのですが)芸術を求めて夜の町をさまようなんて、なんだかその発想が素敵です。毎年この時期に大きな都市では「美術館の夜」を開催していますので是非出かけてみてください。昼間の光では見えなかった美しさがみえるかもしれません。

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