ヴィエルコポルスキ民族博物館

12 6月
2011年6月12日

ポーランドは国中に民族博物館がありますので、歴史や考古学に興味のある人には実に楽しい国なのですが、今回ご紹介するヴィエルコポルスキ民族博物館はその規模がまたすごい。
普通にさくさく歩きましても2時間は必要なこちら。そもそも、博物館とはいいましても18世紀から20世紀のヴィエルコポルスキ地方の村の生活を実際の村の広さを用いて丸ごと見せていますので村の中を散策する感じです。スニーカーでも履いて見学しましょう。敷地内は非常に砂っぽいのでサンダルはお勧めしません。

入り口でチケットを購入します。入り口のすぐ横に、お食事処・・・と呼んでいいのか悩みますが、夏は軽食が販売されています。
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こちらが入り口。入り口前に車を停めるスペースがあります。
中に入りますと、前方に「家」があちらこちら建っています。その家の外見もこれまたアンティークやカントリーが好きな人の心を揺さぶりますが、家の中はさらに心躍るものがあります。私が個人的に気になるのは各家の台所用品。「ほぉ」というものから「なんじゃこりゃ?」といものまで多彩です。分からない場合は、見張りとして各家にかならず常駐している博物館員の方に聞くと謎が解けます。ちなみに、こちらの博物館員の人たちも各家に見合った服装をしています。失礼にならない程度によくご観察ください。
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井戸のデザインがこれまた田舎っぽくて郷愁を誘います。
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ある村人の家の中。
中には、特定の職業についていた人たちの家もあります。私個人的にお勧めなのは蹄鉄工の家と靴屋さんの家。靴屋さんに限っては、家の中に仕事場がありまして、木の靴型から皮までヨーロッパの昔話で見た絵の画像がそのままリアルに見ることができます。小人の手伝いでもいるんじゃないかと、部屋の隅々まで目を走らせて見ましたが、こちらの博物館、さすがにファンタジー路線ではないようで小人の姿は確認できませんでした。
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村にある風車。小高い丘の上に建てられていました。
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田舎なので、村の中をヤギが自由に走り回っています。親ヤギはつながれていましたが、子ヤギはどこまでも自由でした。

数ある家の中でも一番の大きさを誇るのは領主の館でしょうか。敷地内のなかの門をくぐりまして左右の建物は使用人のための住居というからため息が出ます。そして正面の建物は領主の家を再現しているのですが、食堂場面では、空腹の人は間違いなくお腹がなりそうです。が、しかし書斎などのその他の部屋は「ふ~ん」という一言で片付いてしまいそうな簡素なものでした。
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これが領主の館。ちなみに、この館の博物館員は、使用人の格好をしておりました。

こちらの博物館、家の中に入らない限り、影などの涼しめる場所がほとんどないので真夏よりも春の初めや秋に出かけることをお勧めします。

場所
Wielkopolski park etnograficzny w Dziekanowicach
Dziekanowice 23
62-261 Lednogóra
tel. 061 427 50 40
入館料
大人 9ズロチ
子供 4ズロチ
開館期間・時間
4/11~10/31
9:00~17:00(5・6月は18時まで)

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