Stary Browar 古いビール工場

17 2月
2011年2月17日

ポーランド中西部にあるポズナニは大都市ですので、町にはショッピングモールがあちらこちらに建っているのですが、その中でも異色なのが今回紹介します『Stary Browar』。直訳してしまいますと、古いビール工場。・・・で、そうなんです、お察しのとおり、このショッピングモールは昔のビール工場を改造してつくりあげたちょっと変わった建物です。

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正面から見ると一風変わった建物でありまして・・・

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ちょっと奥行きを見ますと、その大きさに圧倒されてしまいます。

いつこのビール工場の基礎が建ったかといいますと、時代は遡り19世紀の初頭、ドイツ人のフッガーという人がこの地にまず工場を建てました。当時、ビールはヒット商品だったそうで、さらに土地を買占め工場を大きくしていったそうです。
さらに息子の代になるとガンガンと投資をし、フッガービール工場として名を馳せました。しかし、その後他人の手に渡ることになります。
第2次世界大戦中はドイツの本部の管理下に置かれ、ビールの生産は1944年まで続けられたそうです。その後はドイツ人のための防空壕や避難場所として利用されました。が、ドイツ人の最後の抵抗時にこの工場は相当なダメージを受けたという記録があります。
戦後、国営のビール工場として再び稼動しますが1980年にはその歴史に幕を下ろすことになります。

現在の持ち主は、この場所をビジネス&アートセンターにするべく改築に着工しました。そして、その後多くの店舗が入り現在のショッピングモールとなったのですが、あちらこちらにあるアートの数々をちょっとご覧下さい。

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普通のショッピングモールとは違い、若い芸術家に作品の発表の場をあたえ、頻繁にここで展覧会が行われます。

でも、ビール工場だった頃の跡も留めているのがまた味があるというのでしょうか。

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こちら、ショッピングだけではなく、映画も食事もアートも楽しめるというマルチ・ショングモール。もう、行くしかありません。

所在地

Stary Browar

ul. Półwiejska 32
61-888 Poznań

どきもを抜かれる公園☆ポーランド

12 2月
2011年2月12日

ポーランド中央部の町、ポズナニに住む親戚に『出かけておいで。まぁ、、、感想はあとで聞かせてね』という気になる、且つ一風変わった提案を頂いたので、珍しく太陽が顔を出した1月のある日曜日、出かけてまいりましたのはツィタデラとよばれるどでかい公園。

場所は町の北東部。足腰の強い方は、中心街から歩いていくことも可能ですが乗り物で出かけることをお勧めします。車の場合、シェロンゴフスカ通りの道路から小高い坂を上るとすぐ駐車場になっております。駐車場に車を置いて(無料)大きな上り坂を登ること50m、大きな広場に出ました。
雰囲気は代々木公園でしょうか。とにかくお散歩には最適の公園です。

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運動不足の人にはちょっとつらい傾斜です。

マラソンをする人、犬を散歩させている人、デート中の人、皆さん思い思いに時間を過ごしていますが心穏やかに・・・というには、前方に見えるオブジェが気になって仕方ありません。

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これを見た娘が無言になりました。

このようなオブジェが四方八方に散らばっているというのでこの広場をうねり歩くことにしてみました。

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とにかくでかい。でも、この鐘の下を通る勇気はありませんでした。なんだか落ちてきそうで・・・。

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タイトルを当てるのが難しい、シュールなオブジェ。

私、メガネがないと、20m先にあるものなぞ何もわからないのですが、うねり歩いている途中、前方になんとも形容しがたい人だかりのような影が。
足を向けてみると、近づけは近づくほど妖しい巨大なオブジェの波。
更に近づいて、裸眼で対象物が判断できる距離までやってきまして・・・後ずさりしました。
なんなんでしょ、この異様な、人間のそれも下半身のみの大量のオブジェは!
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自分のあごが下がっていくのがわかった瞬間です。

その大きさといったら、人間の下半身のはずなのに、全て私の背丈より大きいときてます。芸術とは凡人の私の理解の超えたところにあるのかもしれない。

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人よりはるかに大きなこの像。
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そんな像などお構いなくフリスビーを追いかけるボーダーコリー。

このオブジェ、こちらでは相当有名だそうです。(疑う余地ありません。)某知り合いは、夜のデートで初めて見て、相当腰を抜かしたとか。この公園の一部は墓地となっておりまして、見てはいけないものを見てしまったと思ったそうです。
ここでデートするなら、やっぱり昼間にしましょう。

さて、このツィタデラはポーランド語で城塞という意味で、そもそもここの基礎が着工されたのは19世紀の頭。(ちなみに当時この地はドイツ領です。)戦争中は軍事的な役目を果たし、第2次世界大戦ではドイツ軍の最後の抵抗の場となりましたがロシアの赤軍により掌握されました。
戦後、この場所を記念公園とするべく、砦は解体されレンガはワルシャワやポズナニの復旧にも利用されたとか。
現在はこの町最大の公園として、週末には人が大勢訪れます。この広い敷地内にはオブジェだけではなく、博物館も軽く食事ができる場所もあるので天気のいい日にぶらり、と散歩するのもいいかもしれません。

Cytadela

ul. Winogrady / al. Armii Poznań / ul. Szelągowska
Poznań

気分は立派な考古学者!☆ポーランド

08 2月
2011年2月8日

ポーランド中央部の町、ポズナニ。この町は文化の高さで有名でして、それを証明するが如く土曜日になると多くの博物館が入場無料となります。ああ、太っ腹のいい町だ、ということで先日出かけてまいりましたのは町の中心、リネックから数歩の場所にある『ポズナニ考古学博物館』。見かけが、いかにも博物館という観がなかったので一度など素通りしてしまいましたが、ドアを開けるとそこには・・・何故か、、、いややっぱりというのか古代エジプトの像が行儀よく座っています。そわそわしながら?その前を通り抜けまして、平日ならここで入場料を払うのですが、土曜日ですのでそこを通り抜け、右に回り階段を下りたところにあるクロークルームに進みます。大きな荷物、コートなどはここにおいて行きましょう。

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こちらが素通りしてしまった博物館外観。

身を軽くしたら、再び切符売り場の前を通り過ぎまして左にある階段を上がっていきます。床に矢印が描いてありますので、矢印に沿って進みましょう。
この博物館では主に、アフリカ、エジプト、そしてポーランドの発掘物をみることができます。

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ポーランドの昔の情景がミニチュアで再現されています。ふと、昔教科書にあった『縄文時代』を思い出しました。

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こちらエジプト展示コーナー。

展覧点数としてはすくないのですが、何が面白いってこの博物感、ちょっとした体験ができます。

その一つが特に男の子たちに人気のあるポーランドの騎士ごっこ。ここに準備をされている帽子をかぶって衣装を着て、ポーズをとればこれで騎士の仲間入り。ただ、衣装は小学低学年用です。

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衣装は小さすぎて入らないので、せめて被り物だけでも・・・と無理やり頭を突っ込んだ息子。突っ込むのはいいけど、外せなかったらどうするんだ、と内心ひやひやしながらシャッターを下ろしました。

そして、騎士に興味のない娘でも手をたたいて喜んだのが、こちら。

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さぁ、一体何をしているのでしょう?

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近くで見てみますと・・・こんな感じ。

これ、考古学者体験です。ガラスのケースの上に砂がありまして、その砂をはけで丁寧にはいていくとケースの中に横たわっている骸骨が見えてくるというもの。アイデア自体は非常にシンプルなのですが、非常に遊び心があります。もちろん私も、考古学者なりたかった昔の夢を思い出しながらはけで一生懸命砂をはらってみました。一度ならずと何度も・・・。楽しすぎます。

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『古代の絵を模写してみよう』?のコーナーでは、石の上に古代の絵のモチーフが掘り込まれておりまして、その上に近くに用意されている紙を置き、なぞるというもの。

さらに進むと、チェスの歴史コーナーがあります。時間のある人は気の済むまでチェスで対戦していいそうですので、思う存分お楽しみください。

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椅子があるところもあれば、なんとこのように座布団にすわってどうぞ、というこれまた博物館はくつろぎの場所だったのか?と目が覚めそうな光景です。

全体をさっと見て回るには1時間もあれば十分ですが、途中の資料をじっくり読んだり、画像を見たり、はたまた考古学者ごっこで遊ぼうと考えている人は2時間は必要です。
しかし、それだけの価値はありますので、ポズナニのリネックまで来たらこの博物館へも足を向けましょう。

Muzeum Archeologiczne w Poznaniu
ul. Wodna 27 – Pałac Górków
61-781 Poznan

入場料
一般 8ズロチ
割引 4ズロチ
家族割引 20ズロチ

ポーランド最大のチャリティー・ディ

01 2月
2011年2月1日

毎年1月になると、ポーランドでは赤いハートのマークがちらほら見かけられます。このマークが目に入ると、この国最大かつ全国で行われる『ビェルカ オーケストラ シフョンティチニィ ポモツィ』とよばれているチャリティーディが開催されます。今年は1月9日に開催されました。

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多くの町では、コンサート会場を設置して朝から多彩なプログラムで募金者を楽しませてくれます。

この団体は、病気の子供たちの治療基金を募るために1993年に設立されたチャリティー団体。そして初年度はワルシャワの小児心臓外科の器具購入のためにとあつめられたのですが、募金が予想をはるかに上回り、ポーランドのほかの小児科にも器具購入をすることができたそうです。それ以降、毎年チャリティーの対象を耳鼻科、眼科などと明確に設定し年々寄付額も増え、今年は約11億円の寄付金が集まったそうです。

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この女の子のシャツにあるハートのマークが目印。道端の募金は、彼女の持っているような筒にいれます。

それ以降、多くのメディアも参加し、さらにボーイスカウトやガールスカウト、警察、消防隊員などの団体をはじめ、個人としてもボランティアに参加する人が年々増加し、例年ボランティアの登録人数は12万人以上になるというからその規模の大きさには驚かされます。

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会場にいる人は当然のこと、この日は多くの道行く人が募金をしたというシールを貼って歩いています。

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プログラムの一環として、子供たちによる民族舞踊紹介。

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警察は、募金した人に警察の車の中を見せてくれるそうですが・・・交通違反をしょっちゅうしている人はこの車の中は見たくもないかも。

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ゴールデンの飼い主さんの団体もボランティアとして毎年見かけます。この会場にも10匹以上見かけました。ただ、犬の数もボランティアとして数えられているかは不明ですが・・・・。

このチャリティー期間の最終日にはコンサートが開かれ、多くの町で有名なアーティストたちをみることができます。もちろん、チャリティーですので、アーティストたちもノーギャラだそうです。
また、オークションもひらかれ、この団体が用意する物以外に、このチャリティーに参加表明をした各界の有名人が私物をオークションに出し、せりにかけられます。オリンピック選手の私物などはかなりの値段がつきます。

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こちら、兵隊さんたち。銃についているハートのマークがなんともいえません。

ポーランド全土で行われているチャリティー・ディ。ポーランドの1月といえば寒さ真っ只中の空の下、ボランティアを名乗りあげる人たちがこれだけいて、寄付をする人たちも毎年増えているというのを聞くと、なんだか心がぽかぽかしてきます。

動物園☆ポーランド(番外編)

16 1月
2011年1月16日

ポーランドのポズナニにある動物園、ノベ・ゾオ。ここでの一番人気はゾウさんだそうです。ここの動物園はゾウを『はいどうぞ』と見せるだけではなく、ゾウの立場に立った『ゾウの館~スォニャルニィア~』というものがあるのです。ゾウ目線の館・・・気になります。

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ゾウの関心が高いらしく、園内こんな道案内があちらこちらに。

入場口からひたすら歩くこと1.5km。目の前に現れたのは巨大なパビリオン。これが有名な『ゾウの館か』と目を見張ってしまいました。この建築物、ゾウのためにと二人の設計士がボランティアで設計したそうです。それも、ただ紙面上で考えるだけでなく、ポーランド内や他国の複数の動物園を訪れ、ゾウの展示法を研究し考え抜かれて設計された建物だそうです。
しかし、こんな建物、動物園のなかに作ってどうするの。。。と素人の私は思ったのですが、考えてみればゾウは暖かい国に生息する動物。冬の間だって運動する必要があるはず、、、と厳しいポーランドの冬の間はこの巨大パビリオンの中でゾウは放されているのでした。

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動物園の中の建物にしてはいやにモダンなデザインです。
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とにかく広くて清潔なこの館内は、ゾウを上から見ることができます。車椅子の人のためのスロープも設置されているので体の不自由な方も気軽に楽しめます。

建物の中に足を一歩踏み入れると・・・暑いですし湿度もかなりあります。パビリオンの中にでさえ水浴び場があり、複数のゾウが歩き回っても窮屈感を感じさせないこの広い建物のゾウのための総面積は1500㎡。運動場以外にも一般から目に見えない場所に各部屋があるそうです。
そして、春から秋の間は外の主な運動場2haに加え、歩き回れる場所はさらに6haあるというからどこまで土地があるんだ、と感心せざるを得ません。そんなゾウの生活を見やすいようにと谷底をイメージした通り道の上に橋を架け、人間が橋の上から観察しやすいようにと工夫されています。
とにもかくにも、ゾウが少しでも生活しやすいようにとあちらこちらにその心遣いが見られます。

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ちょっと見にくいのですが、左向こう側にある橋の下の更に向こう側にもゾウたちは走り回ることができます。

さて、ここまでは動物園の公式見解。いえ、公式なニュースで見ることができるのですが、非公式でこちらのゾウさんは非常に有名になっております。
このポズナニの動物園のオスのゾウさん、実は他のオスにしか興味を示さないということで世界中のマスコミが取材に押しかけたほどの有名人、いや、有名ゾウ。動物園側としては、繁殖用にと迎えた像が他のメス象を鼻でたたきながら追い払い、他のオス象に擦り寄っているのを知ったときには『こんなはずじゃなかった・・・税金の無駄だ!』と頭を抱えたそうですが、この像さんが『ゲイ』ではないか、という噂が流れると世界中から多くの観光客が押し寄せ、思いもよらない経済効果をもたらしたとか。

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何故かこの一匹だけ隔離されていました。こちらがあの有名な、女につれないゾウ君でしょうか・・・。

とにもかくにも、この素晴らしいゾウの館に加え、この話題あふれるゾウ君のおかげで
こちらの動物園のゾウ人気は絶大だそうです。
皆さんもぜひ、像の館へ行ってみましょう。

北国の冬の動物園☆ポーランド

14 1月
2011年1月14日

日本に住んでいる頃は、動物園というのは涼しい時期に行くのが通例でした。そしてヨーロッパ大陸に移動した後は天気のいい、春から秋にかけていくのがここ数年の常だったのですが、ふと『冬のポーランドって、動物たち冬眠中じゃないの?一体何を見せているのかしら・・・』と気になってしまった私。
気になったら、いてもたってもいられなく、雪の降る中出かけてまいりましたのはポズナニというポーランド中央部にある都市の動物園。

動物園横にある駐車場に車を停め、入場門のところに向かうと目に入ってきたのは何とも味のある動物のモチーフ。でも、単なるモチーフにしては並び方が整然としすぎているし、数が多すぎる・・・と思ってよくよく見てみますと、なんと自転車置き場でございました。

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この駐輪場を使いたいがたために次回は自転車で動物園に来ようかと思案中。

年明けで、雪も降っている動物園。園内は閑散としておりました。さすがにこんな天気だから他の入場者はいないでしょう、と思っていましたが家族連れやグループがちらほらといました。こんな天気に物好きな人もいるもんだと(お互い様・・・)感心しつつ、進行方向に向かって歩るいていくことに。

この町には動物園が二つあります。古い動物園と呼ばれているスタレ・ゾオの始まりはは1874年までさかのぼります。なんでも、その3年前にボーリング場の経営者の誕生日に招待客がプレゼントとして動物を沢山持ってきたため、飼育する場所が必要になり、それが動物園の発端となったとか。
それからここの動物園はめざましい発展を遂げましたが、2度の大戦を終えたとき、戦前に1184頭を数えた動物たちの中で生き残ったのは175頭だけだったという記録が残っているそうです。
その後、数が増えるとともに動物園の場所の移転の話ももちあがり、1970年代に新しい動物園とよばれているノベ・ゾォが建ちました。
ちなみに、今回私が出かけたのは新しいほうの動物園。

こちらの動物園、見ているほうに罪悪感を抱かせないぐらいに動物達の運動場が広く取られています。その中でも気に入ったのはシベリアトラ。いままで見てきた大型肉食獣のコーナーは動物を直に見ることができるのは小スペースで、多くはガラス張りの向こう側を目を凝らしてようやく見えるというものが多かったのですが、こちら動物たちのプライバシーを保ちながら運動場では動物たちが走ったり転がったりする姿を広々と、尚且つ直に見ることができます。

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トラを見るためにこの小屋に入ります。1階部分はガラス張りで運動場が目の前にあり、なかなかダイナミック。

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小屋の2階部に上るとガラスの板を通さずに直接トラを見ることができます。風が吹き抜けできないようなつくりになっているので、当日この建物の中は暖かく感じました。
柵の手すりの部分に数メートル間隔で『子供を柵に乗せないように!』という注意書きがあります。

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ガラス張りではないので見ているほうも気持ちがいい・・・。

もちろん、『冬眠中』という看板を掲げた無人・・・いえ無動物コーナーも多数ありましたが、夏の間はそれほど目を引かない鳥類などをじっくり観察でき、はてはニホンザルが山から下りてきて土の中から食べ物を引っ張り出している姿を静かにじっくり見ることができたりと冬の動物園、人ごみが苦手な人にはおすすめです。

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運動場らしい山からひょっこりと下りてきた、何気に私の郷愁を誘ったこちらのサル。懸命に土を掘り返しておりました。

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それもそのはず、ニホンザルでした!説明書きを見てにっこりの納得!

雪の降る冬の動物園、冬眠する動物などを見ないで歩き回っても3時間弱かかりました。暖かい季節なら間違いなく半日ぐらいの観光時間はとっておいたほうがいいかもしれません。
また、この動物園ではボランティアを募集したり、動物に関するセミナーも開催されています。動物好きな人はこの動物園のサイトを時折チェックしてみましょう。

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こちら、あまりのベッピンさん具合に見惚れてしまったフクロウ。

ノベ・ゾオ Nowe zoo w Poznaniu
場所 ul. Krańcowa 81
61-048 Poznań
入場料
平日料金
一般   14ズロチ
割引   8ズロチ
家族料金 35ズロチ

祝祭日料金
一般   20ズロチ
割引   10ズロチ
家族料金 50ズロチ

*家族チケットは6人以下で大人は2人までのグループ。 3歳以下は入場無料。

あなたがどうしても必要なの。。。ポーランドの冬編

09 1月
2011年1月9日

地球温暖化と騒がれています。地球全体規模ということで、世界中の計測した箇所の温度の平均値は確かに年々上昇しているそうですが、局部的に言えばポーランド、『温暖化って何の話よ』と、言いたくなるような12月を迎えております。

暖かい秋が続いたと思ったら、思い出したように寒冷前線がヨーロッパを襲いましてポーランドも当然冬景色。こちらの冬景色といえば雪、雪、そして更に雪。

家から見てる分にはいいのですが、戸建ての家の所有者は家の周りの雪かきは義務でありまして、それを怠ると罰金となります。ワルシャワでは今年はあちらこちらの家に罰金通達が届いているそうです。罰金が無くても、雪かきしてない自宅前の歩道で、第3者が滑って転倒でもしたら訴えられますので人通りの多い歩道を所有している人たちは、それはこちらの涙を誘うほど、懸命に雪かきをしております。

雪かきするからには、雪かき専用のシャベルがあるのですが、今年はすでに多くの店で売り切れごめんの状態。多くの家庭にはこの除雪用シャベル、普通あるのですが雪の量がすごくてシャベルを壊す人が続出したそうです。そんな我が家も今シーズン、すでに2本破壊しました。記録的な破壊率。

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次々壊れるシャベルに腹を立て、夫はシャベルを屋根から庭へ放り投げておりました・・。
予算のある町は(これポイント。予算が無い町は、町長が「知らん」と言い切りましたから・・・・)除雪機が運行されていますが、下手に辺鄙な道に住んでいると除雪機も期待どうりにやってきません。そうなると、自力で除雪するしかありません。頼るべきは自分の体、体が資本です。

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これが今年3本目のシャベル。金属製ですので、これで屋根の雪かきはできませんが家の前のコンクリの道はこれで勝負。

ちなみに雪かき、道だけではありません。北国なのに(!)なぜか社会主義時代に平べったい屋根の戸建てが主流だったため、雪が屋根に積もりすぎるの危険なので屋根の上の雪かきも必須となります。男手が無いところは、人を雇ってでも屋根の雪かきが必要な年もあります。

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たまに、ご近所との対話が屋根上で交わされます。

雪国の冬・・・ロマンチックだけでは乗り越せません。

運動神経ご無用の冬の山の楽しみ方☆ポーランド

07 1月
2011年1月7日

ポーランドの冬の山といえば雪山。雪山といえばスキー、スノーボードと続くのですが、、、それじゃぁ運動神経がめちゃくちゃ悪い(例えば私のような)人は冬の山では楽しめないじゃない、といじけるのは早すぎます。

スキーで名を売っている山がある観光名所でも、最近ではスキーリフトがあるだけでは観光客を引っ張れません。確かに皆がみな、24時間滑りたいわけでもないでしょうから、それ以外のアトラクションも観光誘致のポイントとなります。

今回はポーランド南部も南部、オッと行き過ぎた?とおもったらチェコもしくはスロバキアに突入してしまいそうな国境の町Istebnaをご紹介。
この町、町の面積半分以上は森というところにありまして、ポーランドのおとぎ話の冒頭にある「7つの森の向こうの、7つの川の向こうの・・・(日本の昔話では『むか~し、むかし、、、』の部分ですね)」がそのまま残されている場所です。
そもそも、冬はウインタースポーツを目的に訪れる人たちが多いのですがこちらの観光目玉のひとつに『御者レース』と呼ばれるものがあります。

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こちらレース中。丸太を落とさないように、丸太にしがみつく山の男にも注目!

『御者レース』といいますが、メインは御者というよりは馬。しかし、こちらきれいに整備された緑の芝生の上を闊歩する馬たちではありません。この山々で切り倒した木などを運ぶために働いている、体育会系の馬たちです。ということで、このレースも雰囲気は貴族のお遊びというよりは土臭い庶民の娯楽です。

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正面から見ていただくとわかりますが、競馬で活躍している馬に比べて足が太いのです。

さて、こちらのレース、なにを競うのかといいますと、丸太をどれだけ早く運ぶかというレースです。見事な力自慢の競技。しかし、力自慢といえども娯楽ですので御者は馬を鞭でたたいてはいけないことになっています。それを聞いてホッとする人も少なくないはず。
庶民系といいましてもそこはポーランド人。外見美にかなりうるさい人たちですので、レースに出る馬も見事な衣装を着せてもらっています。その衣装がまたすばらしい。レース自体に興味は無くても馬の衣装だけでも目を楽しませてくれます。

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馬子にも衣装とは、まさしくこのことにちがいない・・・。

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馬のおしゃれ用品?の販売をしておりました。

また、観光アピールの一環としてでしょうか、会場にも本格的な御者の格好をして現れる人たちもいましてなかなか楽しませてくれます。

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こちらが御者のみなさま。

冬の雪山Istebna、スポーツの苦手な人も是非出かけて見ましょう!

食欲から芸術にかわるまで

14 12月
2010年12月14日

ポーランド南西部の大都市、ブロツワフは見るところ満載の町自体が芸術の町なのですが、特に芸術家があつまるという通りがあるというので、出かけてまいりました。
リネックから3分と歩かないところに突然、昔の城の出入り口のような鉄格子があらわれました。

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この格子が目印。

そこの鉄格子に足を踏み込むと・・・すぐ目の前に立派な?動物たちのモニュメントが現れました。でも、このモニュメント、なんだか食べれそうな動物ばかりだな・・・と思った方はするどい!

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小学生児童の大きさと比べてもらうとわかりますが、動物は実物大です。

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屠殺用動物を記念して・・・って、タイトルが掲げられています。

この通りは昔も昔、13世紀には肉屋の屋台が並んでいたそうで、この通り一帯『肉道り』(?)だったのです。ここの通りの名前『ヤトキ』も元をたどれば『屠殺場』という言葉からきています。想像力豊かな人には、なかなか住めない通りです。(その後この通りには人も住み始めました。)

時は流れ、肉を売る屋台も他の場所に移されたのち、この通りに多くの芸術家たちが流れ込んできました。今現在はポーランドの芸術協会のブロツワフ支部がこの通りの地上階を所持し、その一部は芸術家たちの作品を展示販売する店となっています。これがまた見てて楽しい。同じような作品の店がつながらないで、紙関係、粘土系、繊維系といろいろなジャンルの展示がつづいているので見て歩くだけでも楽しめます。

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天気の悪い日でも、屋根があるので気にせずに歩けます。昔は、この屋根の梁部分などに肉をぶら下げていたとか。

そして、話は先ほどの動物に戻りまして、ここで活動する芸術家たちが1997年にこれまでに人間の食卓に消えていった動物たちに敬意を示して真鍮でできた現物大の動物たちのモニュメントを作った、、、、ので、この芸術通りには豚やヤギのモニュメントがあるんですね。

さて、前回からブロツワフの小人が気になって仕方が無い皆様。『ここには小人がいないのか』とやきもき?されているかもしれませんが、心配御無用。この通りにも小人がほっつき歩いております。いえ、働いております。それもずばり、肉屋さん!

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哀愁漂う小人の肉屋さん。この扉をこじ開けたくて仕方が無いのは私だけでしょうか。

ブロツワフに来たら、是非この通りを目指しましょう。

おとぎの国 ブロツワフ

11 12月
2010年12月11日

ポーランドの南西部にある大きな町、ブロツワフ。日本企業のみならず、多くの外国企業もこの地に出資をしているためポーランドの中でもなかなかインターナショナルな町となっています。大学もあるので、学生も多く、また町の美しさが世界中の観光客を呼びよせ一年中活気のある町です。

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この美しさを称えよ!と言わんばかりの建築美が目を楽しませてくれます。

ブロツワフ観光は2~3日さいて、ゆっくりと町めぐりをしてもらいたいのですが、町めぐりをしながら見ていただきたいのはこの町にひそんでいる小人たち。この町、街中に小人がわらわらといます。

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牢獄につながれている小人。なんでも、ひげが地面につくぐらいに伸びたら釈放されるとか。

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突然道の脇に旗を握り締めてこぶしを振り上げる小人の姿が・・・。

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こちら、小人銀行ですよ!なんと、自動引き出し機の前で小人がお金を引き出しております。銀行も小人支店となっているところがまた芸が細かい!ちなみに、この銀行、私の膝丈ぐらいです。

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ふと上を見上げたら、電燈に小人がしがみついている・・・どこまで驚かせてくれるのかしら、この町は。

なぜ、ブロツワフにこのような小人がひょこひょこ顔を出しているかといいますと、昔ブロツワフで反社会主義体制の人たちがオレンジの小人の帽子をかぶって非暴力抵抗をしていたことがきっかけとか。それ以降、小人が反体制のシンボルとなり最後はブロツワフのシンボルとなったと言われています。

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某ホテル前にいた小人。スーツケースを抱え、旅行に出るそうです。かわいすぎる。

さてさて、小人だけがおとぎの世界ではありません。この町では電車まで空に向かって走る?と聞きましたので証拠を求めてさらに車を走らせてみました。
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本物の電車をリニューアル?してモニュメントにしたそうです。

ああ、銀河鉄道999のようだ、、、と家族の中で私だけ思ったようですが子供たちには『おとぎ』よりは『おどろき』が大きかったようです。
『なんで電車が上に向かってるの・・・』という質問に理性的な返事をしてあげることはできませんでした。

この町には今回紹介しきれなかった小人がうようよしております。
おとぎの世界を楽しみたい人は、ぜひブロツワフへどうぞ!

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