カテゴリー: グルメ

夫婦で全て手作り!マリアとペドロのカフェ

18 2月
2011年2月18日

リスボンの旧市街地区、アルファマにある素敵なカフェの紹介です。
カフェはちょうど泥棒市、Feira da Ladraが行われる場所のど真ん中にあります。泥棒市といえば、掘り出し物の宝庫。ゆっくり吟味して色々見つけねばならないのですが、やはり腹が減っては戦はできぬ!そこで泥棒市のちょうどど真ん中の建物に入っている1件の小さな可愛らしいこんなカフェでサッと朝食はいかがでしょうか?カフェが入っている建物自体は昔は市場があった場所。今ではギャラリーとして使われているメインのスペースのほかに、その周りには色んな路面店がここ1、2年でポツポツ入りだしています。

中に入ると色んなものがとにかく可愛らしい!手作りだと見てすぐわかるチョコレートが綺麗に陳列されていて、お菓子やパン類もこれは仕入れたものではなさそうだ、とわかります。ガラス張りの向こうには小さな工房があり、そこにはお菓子を作る道具がたくさん並べられていて、とにかく見ているだけでワクワク。

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泥棒市に来たお客さんがたくさん訪れるのだけど、けっこう狭くてあんまり人が入れないのだけが残念。。でもここのホットチョコレートは誰もが通りかかってフラッとつられて入ってしまう魅力の一品です。チョコレート菓子が専門のホットチョコレートなんだから、間違いありません。
クロワッサンや他のお菓子を食べてみて、手作りの味がとても美味しかったので、おもわずお店をされているご夫婦に話しかけてみました。

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ご夫婦で料理学校を卒業され、それからは各自レストランなどで働いた後このカフェを開いたそう。ご主人は日本食レストランでも働いた経験があり、少し日本食にも馴染みがあるようです。カフェにおいてあるのはもちろん全てお二人のレシピで手作り。ケータリングなども行っているそうです。

例えばポルトガルで売っているクロワッサンは、あのフランスのものとはかけ離れた、形だけ似せたパンのようなもの。でもここのマリアさんたちが出しているのはバターもたっぷりさっくりしていて、何もかけたり挟まずに頂いても本当に美味しいのです。他のポルトガルの典型的なお菓子たちも彼らのオリジナルで少し変化があったりで、彼らの心がこもっているのが伝わってくるのです。

「いつか何か一緒にできたらいいね!」と話が盛り上がり、とても暖かい気持ちでカフェを後にしました。
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笑顔が素敵すぎるお二人!
as marias com chocolate
Campo de Santa Clara. Loja 1
tel: 965 550 457

素敵な肉屋さん

06 2月
2011年2月6日

先日素敵な肉屋さんを見つけました。リスボンの旧市街地区、アルファマから少し登ったグラッサ地区の丘の上にある小さな肉屋さん。グラッサといえばもともと学生なども多い、ちょっとお洒落で文化的な匂いがほのかにする地域でしたが、最近はさらにちょこちょこ新しいお店がオープンしていて散歩も楽しい界隈です。近所に泥棒市などがあるからか、古い物をうまく使うお洒落なカフェやバーも増えています。最寄りの地下鉄の駅がないのがちょっと面倒ですが、センターから出ている誰もが観光のために一度は乗る28番の路面電車が必ず通るルートです。

いつも立ち寄るそんなお洒落なフレンチカフェの隣にあるこの肉屋さん、フラッと入ったけど、やっぱり何か感じる物が会って足を向けた気がします。見た目はどこにでもある外観だけど、どこか可愛らしい。肉屋自体はもう40年ほど前からあるらしく、最近新しくオーナーが代わり、今は若くて笑顔が素敵なとても感じのいい店主でした。

中には最近のお洒落な雑貨屋にでも置いていそうなレトロで昔風の冷蔵庫が置いてあり、
「これは元々ここのあった冷蔵庫で、せっかくだから修理してもらってまた使う事にしたんだ。」とおっしゃっていました。昔のものは捨てて新しいものに、という意識が一般的なポルトガルではとても新鮮!
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感心したのは、わりと小さなショーケースなのに、肉の種類がとても豊富な事。鶏から豚、羊、牛とその部位も様々。一般的な肉屋ではなかなか注文しないと手に入らないような部位もあったりして。試しに牛肉を挽いてもらい使ってみたけど、これが新鮮でとても良かった。
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自分で合い挽き肉や玉ねぎ人参、卵などなどを会わせてオリジナルのハンバーグも作って置いてあるんですよ。ところでポルトガルでいわゆるハンバーグというのはまた日本のものとは違います。どちらかというと平べったくて肉だけで形作ったとてもシンプルなもの。だからなかなかこの肉屋さんのハンバーグはちょっと珍しい気がしました。
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そういうわけでまた覗きに行くと、その時一番気になったのは豚のほほ肉!
日本ではイベリコ豚のほほ肉などがけっこう流行りましたが、こちらではレストランのメニューでも店でもなかなか見ない部位です。早速購入してみました。値段も他の部位とあまり変わらないくらいです。ほほ肉は味がしっかりしているけど歯ごたえがあるので、煮込みが合いそうです。写真は私の作ってみた赤ワイン煮です。
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リスボンにはこのように、情熱あふれる手作りの店が少しずつ増えてきました。これからもこういう店を発見してはどんどん発信し、盛り上がっていくことを願う毎日です。
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ポルトガルのカフェ

20 1月
2011年1月20日

今回はポルトガルのカフェの紹介です。ポルトガル人にとってカフェとは日常生活の一部としてずっと生まれた時から馴染みのあるもの。そのカフェの数も驚くほど多く、街のどこにいても「ちょっとコーヒーでも飲もうか。」と周りを見回すと必ず視界にどこかのカフェが入って来るといっても過言ではないほどです。

カフェのたたずまいはどこも個性は特になく、至って普通。大体が「Delta」や「Nicola」などなどコーヒーメーカーの宣伝が入ったひさしとともにカフェの名前が表に書かれています。中もひたすら置いているドリンク類が陳列+デコレーションの代わりになっていたり、パンやお菓子などもどこのカフェもほぼ全く同じ品揃えなので、メニューなどは必要ありません。

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このメニューもなく、どこのカフェに行ってもほぼ同じというのは、バラエティに富んだ店に慣れている日本人にとっては少し物足りない気もするのですが、慣れてしまうとなかなかいいものです。カフェに入るとまずスタッフに挨拶をし、いつものコーヒーを頼み、ショーケースから好きな菓子パンなどを選ぶか「あれはある?」と聞いて出してもらう。ようするに、こちらの人に取っては、どこにいっても馴染みの店のような感覚になる「安心感」があるのです。

スタッフたちとの会話も日常の一つ。常連の店ならいつもの世間話を、初めての店でもその辺りの事情を聞いたり、ちょっとした会話が自然と生まれるのもポルトガルの素朴でまだまだ根付いている素敵な習慣です。

一番よく飲まれているのは、「ビカ」または「カフェ」、いわゆるエスプレッソです。ちょっと寒い時期にゆっくり座って暖まりたい時などには「カフェ・コン・レイテ」(カフェオーレ)や「ガラォン」(カフェオーレの大きなサイズ)がお勧め。写真はガラォンとこれもポルトガル名物、「パステル・デ・ナタ」(エッグタルト)。

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この他にも「カフェ・シェイオ」(エスプレッソにもう少しお湯を多めに足したもの)や「カフェ・ピンガード」(エスプレッソに少しだけミルクを入れたもの)などなど、その種類はなかなか多様で地方によって呼び方も変わります。夏には100%フレッシュな絞り立てオレンジジュースも定番ですよ♪

一つ残念なことは、最近では多くのカフェのお菓子やパンは工場で作られていること。少し寂しい現象です。そんな中、100%手作りのものだけで頑張っているカフェももちろん健在!このような手作りのお菓子などが置いているカフェは、グルメなお客さんがついていたりします。こちらは女3人で経営している小さなカフェの名物アーモンドタルト。

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それから、フランスや北欧を意識したちょっとお洒落なカフェもここ数年増えつつありました。ポルトガルの面白いカフェ文化、これからも少しずつ紹介しながら応援していきたいと思います!

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鶏の炭火焼屋

10 10月
2010年10月10日

ポルトガルに滞在中の日本人の私たちにとって嬉しい事の一つは、ポルトガルのご飯は素朴で優しい味なものが多い事。

通りを歩いているとよく目にとまるのは、鶏の炭火焼屋。入り口の横辺りに大きなガラス張りの窓があり、そこで丸々一匹の鶏をたくさん焼いている光景を見ると、その炭火焼の香ばしい匂いと一緒についつい見入ってしまう。

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鶏の炭火焼屋さんは、奥はレストランになっていることが多いけど、軒先ではだいたいお持ち帰りの人たちで群がっている。店に入ると人をかき分けてまずは注文。「一匹お願い!」とか「一匹の半分で!」とか注文した後、その他に付け合わせでフライドポテトやご飯を一緒に頼む事もできる。こちらはご飯もけっこう食べる国なのだ。

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焼き上がるのを少々待ち、出来上がるとだいたいの店では「ピリピリソース付ける?」と聞かれる。これ、日本の「ピリ辛」の「ピリ」と同じ意味なのです!「ピリッと」、の「ピリ」はポルトガルから来ているのだろうか??辛いのが好きな人はこの唐辛子が入ったピリ辛オイルを仕上げに塗ってもらう。そしてホカホカの焼きたてをうちに持って帰っていただく。

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鶏の炭火焼屋さんは、だいたいどのエリアにもあちこちにあるので、自分の家の近くの店を一つ探して試してみて、そこが気に入ったら常連になってしまう人が多いみたい。やっぱり多いパターンは、「今日はちょっとご飯作るのも面倒くさいし、でも外食するのもお金がかかるし、鶏でも買いに行こうか?!」という感じでしょうか。そのままお皿に広げて食べるのもいいし、パンに挟んでサンドイッチにしたりしても美味しい。

この炭火で焼くという調理法は、普通の典型的なポルトガル料理のレストランに行ってもだいたいある。例えば、メニューの魚のカテゴリーを見ると、魚の名前だけ書いてあって、あとはどういう風に料理して欲しいか伝えるシステムのレストランだと、「炭火焼」「オーブン焼き」「揚げたもの」などなど選べる。この炭火で焼く青魚の匂いなんかをわざと通りの人たちにも漂うようにして客寄せをするのは、日本のうなぎや焼き鳥屋さんと同じだ
。皆美味しい匂いには弱いのですね。

皆さんもポルトガルに来られた際にはぜひ一度炭火焼をお試しください!

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