カテゴリー: 文化・生活

東日本大震災で被災された人たちをサポートするためのチャリティ活動

06 6月
2011年6月6日

現在ポルトガル中にはジャカランダの花が咲き誇り、上を少し見上げると、紫の鮮やかな花が青い空にとてもよく映えた景色が楽しめます。 続きを読む →

ポルトガルの住宅事情

26 3月
2011年3月26日

今回はポルトガルの住宅事情の一部を紹介します。

ポルトガルの建物は、100年、200年前に建てられた物はざらにあり、歴史的地区に行くと、それよりもさらに古い物も多く建っており、今でもそれが住宅なりオフィスなり、普通に使われています。

法律で古い物を壊してはいけない地区もたくさんあることもあり、外観を残したまま中をリフォームして売られているケースがとても多いです。新しく家を買う場合、今はまだ新築を好み、郊外の方にできた新しい家やアパートを購入するポルトガル人がとても多いのですが、それでも少しずつ古い建物に価値を見いだし、昔は外国人のほうが多かったセンターの古い建物にポルトガル人も戻り始めているようです。

こういった建物の一番大変なことは、やはりリフォーム。とにかくコストもかかるし、壊して新しく作り直さなければいけない箇所もたくさん。こういった場所でもともとあった古い木の床をそのまま使ったり、石の部分を見せたりするのはまだ外国人が多いようで、こちらの人は、そういう古い部分は壊したり、何かで覆って隠したりする傾向があります。
私たちが工事などに立ち会って、色々壊しているうちに見つけて「おおーっ!」と感動するのはフレスコ画。壁をはがしたりしていると突然出て来る事があるのです!残念ながらハンマーなどで壊すので、穴が開いた状態で発見されることが多いのですが。。こちらの人はそういったフレスコ画は「時代遅れだ」という意識があるようで、だいたいは何重にもペイントして隠れて出てきます。

どういう絵が多いかというと、少しでも優雅な気分を味わうためか、庭園や湖などの景色が多いようです。当時はフレスコ画を書いてもらうという事自体が珍しい事ではなかったらしく、古い家の壁を削るとけっこうな確率で出てきます。

そういったフレスコ画を修復する専門学校や業者もあります。業者に頼んだ場合、当時の塗料などを調べて修復していくという気が遠くなる作業になりますが、最近は依頼さらたアーティストがフレスコ画を元にしてそこに新たに絵を書く、というスタイルもあるのです。

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今回はそのアーティストが修復をかねてあらたにペイントしていく様子をご紹介!
リスボンのセンター、マルティン・モニス地区に家を購入した人に依頼されて修復をする壁の様子です。もともとこんな感じでした。全体的に絵が現れましたが、実際に何が書かれていたかは解明が難しい。。アーティストの想像力に任される作品です。

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普段は工事があるので、画家は職人さんたちが仕事を終える夕方のの静かな時間に始め、まずは綺麗に壁を磨いてハンマーで開けた穴を覆って下書きしていきます。
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石の手すりの向こうに庭園があったり、美しい湖があったり、空には小鳥が飛んでいたり、見ているだけでのどかな気持ちになる風景画。ここに住むのは一体どんな人なのだろう、と想像しながら見学するもの楽しい時間でした。
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逆に、フレスコ画など何もない壁に、まるで元々あったかのように、新たにフレスコ画チックな絵を描いて欲しい、という依頼もあるそうです。これはその何もなかった壁。
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そしてフレスコ画風の絵が出来上がった壁。昔の物からインスピレーションを得て、新たに作る昔風の物というのはこうやって生まれるのですねー。何百年も経つ建物だからこそあり得るこの仕事、見学しているだけでもとても面白い体験でした。

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クリスマス

06 1月
2011年1月6日

少し前まで暖かい日が続いていたのですが、急に真冬の寒さが到来したリスボンです。

年末年始のリスボンは、クリスマスが終わるとプレゼントを探す人たちは急にいなくなり、その街の賑わいぶりは落ち着きを取り戻しますが、その代わりにいよいよセールが始まります!少し気が早い店になると、クリスマス明けから、他のだいたいの店は年始から。こちらのセールは始めからいきなり50%オフなど大胆なので、最初がいいものを見つける勝負です。

日本ではお正月が1年で一番大きな行事なような気がしますが、こちらでは家族が集まったり仕事が休みなのはクリスマス。年始はだいたい1日だけが休みで、あとは普通に生活をする人が多いようです。大晦日の行事もこれといってはないのですが、皆夜になると友人同士や家族で集まり、カウントダウンをしに街の中心に集まったり、テレビの前でシャンパンなどを持って皆で祝ったりすることが多いよう。年越しの瞬間には日本では年越しそばですが、こちらでは干しぶどうを12粒食べます。その年幸せに過ごせますように、、という願いを込めて。こちらでは厳かな、というよりはパーティームードでいっぱいな日です。

年末年始のもう一つの見所といえば、花火。テージョ河のあたりに年越しと同時に打ち上げ花火が上がるので、たくさんの人たちがリスボン側のコメルシオ広場や河向こうの川沿いの街などに集まり、うち上がる花火を見物。日本では花火といえば夏ですが、こちらではもっぱら冬に打ち上げられる事が多いようです。

クリスマスのイルミネーションは、12月25日で終わるというわけではなく、1月半ばまで続きます。街の中心、ロシオ広場には、今年は可愛らしいメリーゴーランドやスケートリンクが登場。といっても雪も降らなければ凍り付くほど寒くなったりもしないリスボン。スケートリンクは氷ではなく、プラスティックのようなワックスのようなもので出来ていて、借りた専用のスケート靴で滑る、というもの。こちらでは、雪を一度も見た事がない、という人もたくさんいるんですよ!
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こちらの冬の風物詩の一つである栗屋さん。秋頃から街中に現れます。炭火で常に焼きながら焼きたての栗を食べれます。だいたい値段は一袋2ユーロ。通り中が炭火の煙でモクモク白くなっているのもポルトガルらしい情緒溢れる風景。日本よりも若干パサついた食感だけど、寒くて小腹が減っている時には暖かくて最高のおやつです。皆さんも街で見かけたらぜひ一度試してみてくださいね!

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リスボンもいよいよ冬の気配

05 11月
2010年11月5日

リスボンもいよいよ冬の気配がやってきました。

夏の間は空気もカラッとしていて気温もとても高いためサンダルなどで出歩く人が多いのですが、そろそろ秋冬物の革靴を出して来る時に大活躍なのがこの「靴磨き屋」さんです。

リスボンのロシオ広場などを主にちらほらいるこのおじさんたち、常にお客さんが絶えず、いつも靴を磨いている姿が見られ、観光客も多いことからリスボンの風物詩の一つになりつつあります。もちろん1年中そこにいるのですが、革靴が増えるこれからの時期がさらに彼らにとってますます忙しい時なのではないかしら。

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前を通ると「ほらほら、ここに座って!磨いてあげるから!」と客寄せもしています。男性のお客さんがほとんどなこともあってなかなか利用しなかったのですが、ブーツを履いていたのでお願いしてみました。リスボンの相場は、一般の革靴は3ユーロ、ブーツなどは6ユーロくらいです。北部のポルトに行くとさらに安く2ユーロの場所もあるそうです。

まずはおじさんの前の椅子に座り、ブラシで汚れを落としてもらい、ブーツにあった色のクリームを塗って磨いてもらいます。ここで注意ですが、クリームの色はしっかり確認すること!たまに靴にあう色を持っておらず、違う色を塗ってしまう靴磨き屋さんもいるのです。。しっかり磨いたあとはまたブラッシング。そして布でピカピカに仕上げます。

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それぞれの靴磨き職人には常連客がついていて、磨いてもらっている間にちょっとしたおしゃべりをしたり、自分の子供も連れて来て一緒に靴を磨いてあげたり、とても微笑ましい風景が見られます。こういうちょっとした会話や習慣がリスボンにはたくさん残っているのです。

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ロシオ広場の一角の靴磨き屋さんたちがいる隣はリスボンでも有名な「ジンジーニャ」という、小さなサクランボをつけたリキュール屋さんがあります。狭い店でジンジーニャを一杯頼み、外で立ち飲み、というのがお決まりスタイル。ここの前は観光客や地元の人たちも賑わっているので、磨いてもらいながらリスボンの活気を味わったりおじさんとちょっとした会話を交わすのもとても楽しい経験。女性の客は珍しいのか、観光客の人たちに写真をとってもいいか何度か聞かれました。

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なかなか家でゆっくり磨く時間も道具もなかったりすると、こうやって街の中心を通った時に5分ほどでピカピカにしてもらえるこの靴磨き屋さんは本当に助かります。そして家で自分で磨くよりもさらに新品のような素敵な仕上がりに!革靴はやはり手をかけて味が出てくるものなのですね。お洒落は足下から、ですね!

リスボンをご旅行の皆さんも、ぜひ革靴を一つお持ちになって、磨いてもらってみてはいかがでしょうか?ピカピカになった靴でちょっといいレストランに外食に行くのも、楽しい旅のワンシーンになるかもしれません。

リスボンの市場情報

25 9月
2010年9月25日

リスボンの市場情報を紹介します。

 

ヨーロッパ先進国ではオーガニック(無農薬)野菜などはずいぶんと普及していますが、ポルトガルもようやく少しずつ浸透しはじめているようです。といってもやはり値段も普通の食材よりは少し高めなので、まだまだ食材にこだわる人やグルメなひと、外国人が多いのですが。

 

街のスーパーやハイパーマーケットにもオーガニック野菜コーナーは隅の方に少しだけありますが、断然のお勧めは毎週土曜日にリスボンのプリンシペ・レアル公園でやっているオーガニック市場。まだまだ店の数は少なく全部で約6、7店舗なのですが、いつも新鮮な野菜をめがけてショッピングに来る客で溢れています。週に1度だけなので、通っているうちに毎週来るお客さんたちとも顔なじみになったり、意外と知っている人が多くて「あら、あなたもここで野菜を買うこだわり派だったんだ!」なんていう会話になったり。

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普段八百屋で見るような馴染みのある定番野菜から、季節の野菜、ハーブ、オーガニックのオリーブオイルやジャム等々、観光がてらブラブラ見ているだけでもとても楽しいです。中でも嬉しいのはハーブ類。バジルなどはスーパーで買うより断然量も多くて色も鮮やかでたくましいのが1房0、7ユーロ!先日はラッキーな事に赤紫蘇までゲットしました♪紫蘇類は「Shiso」と札に書いてあります。最近は日本食レストランが増えているから求める人も多くなっているのかもしれません。

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野菜の中で一番お勧めなのはなんといってもトマト!こちらではフルーツトマトというのはない上に、見た目は赤いのに食べてみると水っぽくて味がとても薄いトマトばかりなのですが、ここのオーガニックのトマトは濃厚で甘いのです。ミニトマトなどはたくさん買っても帰りに一つ、また一つとつまみ食いしながら帰途についているうちに半分くらい食べてしまうくらい(笑)

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市場は公園の隅にあるので、このエリアを散歩したり公園のテラスにあるカフェでゆっくり朝食を取ったりベンチで読書をしている人たちももたくさんいます。

土曜日はちょっと早起きして公園のカフェテラスで朝食を取り、隣の市場でポルトガルの新鮮な野菜たちを覗いてみて、爽やかな朝を過ごしてみるのもリスボンの日常の朝の生活が体験できて楽しい思い出になるかもしれませんよ。

 

 

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