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リスボンの蚤の市

23 11月
2010年11月23日

ヨーロッパを旅していて面白い見所の一つはフリーマーケット、という人も多いのではないでしょうか。今回は、リスボンの蚤の市を紹介。

リスボンで一番大きくて有名なのが、Feira da Ladra、泥棒市。旧市街地、アルファマ地区に毎週火曜日と土曜日、朝から夕方までやっている。泥棒市の中心にはかの有名なファド歌手アマリア・ロドリゲスが眠る、サンタ・エングラシア教会やかつては市場として機能していたけれど、今ではたまに行われるイベント会場などになっている大きな建物がある。

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売っている物は、その名の通り、本当にどこかで盗まれて来たものじゃない?と思うような色んな部品やらがらくた、アンティークの家具や食器、衣服などそれはもう様々。一見他の国の洗練された蚤の市を見たあとでは何にもないがらくただらけの露天ばかりに見えるけど、これがなかなかすごい掘り出し物がとてもお手頃な価格で手に入るのがポルトガルの泥棒市のいいところ!とにかくまだまだ古い物より新品なものを好むポルトガル人が多いから、ヨーロッパの中では安くいい物が見つかる隠れた宝庫なのです。

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ポルトガルらしく、古いアズレージョ(タイル)が売ってあったり、銅製品もよく見かける。タイルは数枚だけもって帰ってうちの壁や家具にはめ込んでもいいし、裏にコルクを貼って鍋敷きにしても味があって素敵。アフリカからの移民も多いので、アフリカの民芸品も面白い。

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日本にもって帰るのはちょっと大変だけど、ランプシェードなどもアンティークで可愛い物がたくさん!ポルトガルの切り子のグラスなどだったらなんとか持って帰れるかしら。美味しいポルトワインと一緒にいかが?最近は昔市場だった場所にも少しずつ小さなお店が入り始め、可愛らしい手作りの洋服でいっぱいの店舗も流行っている。

泥棒市の入り口(または裏口?)には、サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会があり、ここの目の前にはこれまた有名な路面電車28番が停まる。たくさんの露店をゆっくり見たあと、この教会の横にあるカフェでちょっと一休みするのはいかがでしょう。中庭には季節によっては花が咲き乱れていてとても綺麗だし、端にある噴水の水の流れる音はとてもリラックスさせてくれる。
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ちなみに現在リスボン在住歴5年以上になる私の家の中は泥棒市で購入した家具やら小物だらけ。今回ゲットした小物たちはこちらです。。シルヴァーのナプキン立てやドアノブ、銅のにわとりがアクセントの爪楊枝入れ。これをうちに帰って丹念に磨くのもまたここで物を買う楽しみの一つなのです。。

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リスボンもいよいよ冬の気配

05 11月
2010年11月5日

リスボンもいよいよ冬の気配がやってきました。

夏の間は空気もカラッとしていて気温もとても高いためサンダルなどで出歩く人が多いのですが、そろそろ秋冬物の革靴を出して来る時に大活躍なのがこの「靴磨き屋」さんです。

リスボンのロシオ広場などを主にちらほらいるこのおじさんたち、常にお客さんが絶えず、いつも靴を磨いている姿が見られ、観光客も多いことからリスボンの風物詩の一つになりつつあります。もちろん1年中そこにいるのですが、革靴が増えるこれからの時期がさらに彼らにとってますます忙しい時なのではないかしら。

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前を通ると「ほらほら、ここに座って!磨いてあげるから!」と客寄せもしています。男性のお客さんがほとんどなこともあってなかなか利用しなかったのですが、ブーツを履いていたのでお願いしてみました。リスボンの相場は、一般の革靴は3ユーロ、ブーツなどは6ユーロくらいです。北部のポルトに行くとさらに安く2ユーロの場所もあるそうです。

まずはおじさんの前の椅子に座り、ブラシで汚れを落としてもらい、ブーツにあった色のクリームを塗って磨いてもらいます。ここで注意ですが、クリームの色はしっかり確認すること!たまに靴にあう色を持っておらず、違う色を塗ってしまう靴磨き屋さんもいるのです。。しっかり磨いたあとはまたブラッシング。そして布でピカピカに仕上げます。

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それぞれの靴磨き職人には常連客がついていて、磨いてもらっている間にちょっとしたおしゃべりをしたり、自分の子供も連れて来て一緒に靴を磨いてあげたり、とても微笑ましい風景が見られます。こういうちょっとした会話や習慣がリスボンにはたくさん残っているのです。

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ロシオ広場の一角の靴磨き屋さんたちがいる隣はリスボンでも有名な「ジンジーニャ」という、小さなサクランボをつけたリキュール屋さんがあります。狭い店でジンジーニャを一杯頼み、外で立ち飲み、というのがお決まりスタイル。ここの前は観光客や地元の人たちも賑わっているので、磨いてもらいながらリスボンの活気を味わったりおじさんとちょっとした会話を交わすのもとても楽しい経験。女性の客は珍しいのか、観光客の人たちに写真をとってもいいか何度か聞かれました。

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なかなか家でゆっくり磨く時間も道具もなかったりすると、こうやって街の中心を通った時に5分ほどでピカピカにしてもらえるこの靴磨き屋さんは本当に助かります。そして家で自分で磨くよりもさらに新品のような素敵な仕上がりに!革靴はやはり手をかけて味が出てくるものなのですね。お洒落は足下から、ですね!

リスボンをご旅行の皆さんも、ぜひ革靴を一つお持ちになって、磨いてもらってみてはいかがでしょうか?ピカピカになった靴でちょっといいレストランに外食に行くのも、楽しい旅のワンシーンになるかもしれません。

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