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ポルトガルのカフェ

20 1月
2011年1月20日

今回はポルトガルのカフェの紹介です。ポルトガル人にとってカフェとは日常生活の一部としてずっと生まれた時から馴染みのあるもの。そのカフェの数も驚くほど多く、街のどこにいても「ちょっとコーヒーでも飲もうか。」と周りを見回すと必ず視界にどこかのカフェが入って来るといっても過言ではないほどです。

カフェのたたずまいはどこも個性は特になく、至って普通。大体が「Delta」や「Nicola」などなどコーヒーメーカーの宣伝が入ったひさしとともにカフェの名前が表に書かれています。中もひたすら置いているドリンク類が陳列+デコレーションの代わりになっていたり、パンやお菓子などもどこのカフェもほぼ全く同じ品揃えなので、メニューなどは必要ありません。

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このメニューもなく、どこのカフェに行ってもほぼ同じというのは、バラエティに富んだ店に慣れている日本人にとっては少し物足りない気もするのですが、慣れてしまうとなかなかいいものです。カフェに入るとまずスタッフに挨拶をし、いつものコーヒーを頼み、ショーケースから好きな菓子パンなどを選ぶか「あれはある?」と聞いて出してもらう。ようするに、こちらの人に取っては、どこにいっても馴染みの店のような感覚になる「安心感」があるのです。

スタッフたちとの会話も日常の一つ。常連の店ならいつもの世間話を、初めての店でもその辺りの事情を聞いたり、ちょっとした会話が自然と生まれるのもポルトガルの素朴でまだまだ根付いている素敵な習慣です。

一番よく飲まれているのは、「ビカ」または「カフェ」、いわゆるエスプレッソです。ちょっと寒い時期にゆっくり座って暖まりたい時などには「カフェ・コン・レイテ」(カフェオーレ)や「ガラォン」(カフェオーレの大きなサイズ)がお勧め。写真はガラォンとこれもポルトガル名物、「パステル・デ・ナタ」(エッグタルト)。

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この他にも「カフェ・シェイオ」(エスプレッソにもう少しお湯を多めに足したもの)や「カフェ・ピンガード」(エスプレッソに少しだけミルクを入れたもの)などなど、その種類はなかなか多様で地方によって呼び方も変わります。夏には100%フレッシュな絞り立てオレンジジュースも定番ですよ♪

一つ残念なことは、最近では多くのカフェのお菓子やパンは工場で作られていること。少し寂しい現象です。そんな中、100%手作りのものだけで頑張っているカフェももちろん健在!このような手作りのお菓子などが置いているカフェは、グルメなお客さんがついていたりします。こちらは女3人で経営している小さなカフェの名物アーモンドタルト。

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それから、フランスや北欧を意識したちょっとお洒落なカフェもここ数年増えつつありました。ポルトガルの面白いカフェ文化、これからも少しずつ紹介しながら応援していきたいと思います!

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クリスマス

06 1月
2011年1月6日

少し前まで暖かい日が続いていたのですが、急に真冬の寒さが到来したリスボンです。

年末年始のリスボンは、クリスマスが終わるとプレゼントを探す人たちは急にいなくなり、その街の賑わいぶりは落ち着きを取り戻しますが、その代わりにいよいよセールが始まります!少し気が早い店になると、クリスマス明けから、他のだいたいの店は年始から。こちらのセールは始めからいきなり50%オフなど大胆なので、最初がいいものを見つける勝負です。

日本ではお正月が1年で一番大きな行事なような気がしますが、こちらでは家族が集まったり仕事が休みなのはクリスマス。年始はだいたい1日だけが休みで、あとは普通に生活をする人が多いようです。大晦日の行事もこれといってはないのですが、皆夜になると友人同士や家族で集まり、カウントダウンをしに街の中心に集まったり、テレビの前でシャンパンなどを持って皆で祝ったりすることが多いよう。年越しの瞬間には日本では年越しそばですが、こちらでは干しぶどうを12粒食べます。その年幸せに過ごせますように、、という願いを込めて。こちらでは厳かな、というよりはパーティームードでいっぱいな日です。

年末年始のもう一つの見所といえば、花火。テージョ河のあたりに年越しと同時に打ち上げ花火が上がるので、たくさんの人たちがリスボン側のコメルシオ広場や河向こうの川沿いの街などに集まり、うち上がる花火を見物。日本では花火といえば夏ですが、こちらではもっぱら冬に打ち上げられる事が多いようです。

クリスマスのイルミネーションは、12月25日で終わるというわけではなく、1月半ばまで続きます。街の中心、ロシオ広場には、今年は可愛らしいメリーゴーランドやスケートリンクが登場。といっても雪も降らなければ凍り付くほど寒くなったりもしないリスボン。スケートリンクは氷ではなく、プラスティックのようなワックスのようなもので出来ていて、借りた専用のスケート靴で滑る、というもの。こちらでは、雪を一度も見た事がない、という人もたくさんいるんですよ!
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こちらの冬の風物詩の一つである栗屋さん。秋頃から街中に現れます。炭火で常に焼きながら焼きたての栗を食べれます。だいたい値段は一袋2ユーロ。通り中が炭火の煙でモクモク白くなっているのもポルトガルらしい情緒溢れる風景。日本よりも若干パサついた食感だけど、寒くて小腹が減っている時には暖かくて最高のおやつです。皆さんも街で見かけたらぜひ一度試してみてくださいね!

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