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エスプラナーダ

27 4月
2011年4月27日

今回は夏のポルトガルの特徴の一つである、エスプラナーダについて紹介します。

ポルトガルはもう昼の気温は25度を超え、すっかり春もすぎて夏がやってきました。雨期の冬に比べて夏は雨もあまり降らず、カラッと湿度も低く、初夏はとても過ごしやすいのです。

暖かくなり始めたと同時に賑わい始めるのがエスプラナーダ。これは、いわゆるテラスのこと。路面に出ていて少しでもスペースのあるカフェやレストラン、バーはところ狭しと店先にテーブルと椅子を出し、外でもコーヒーが飲めたり食事が飲めたりができ、エスプラナーダがある店は人気店となります。

観光客が多い中心地などは、エスプラナーダに座ると料金が少しだけ割り増しになるからご注意。それでも天気のいい日に外で待ち行く人を眺めたりボーッとしながら座っているのはとても気持ちがいいのです!

これはリスボンで一番有名な、かつては文化人たちが集まったカフェ、Brasileira(ブラジレイラ)。シアードという街のセンターでも高級ブランド店なども並ぶ、やや洗練された地域にあります。エスプラナーダにはポルガルが誇る有名な詩人、フェルナンド・ペソアの銅像もあり、ここで写真を撮る観光客もたくさん。意外と地元のお客さんも多く、待ち合わせのポイントとしてもよく使われています。

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このカフェがある通り、ガレット通りはカフェやお洒落なお店もたくさん立ち並び、夜ぶらぶらするのも気持ちがいいですよ。

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普通のオフィスなどが並ぶ通りでもこのように簡単なテーブルが出され、たくさんの人が「ちょっと外でコーヒーでも飲もうか」と気分転換に出かけます。メニューはどこも至ってシンプルであってないようなもので、皆お決まりのコーヒーやビールなどをメニューも見ずに頼むのがこちらスタイル。

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エスプラナーダがあるレストランは、夏は書き入れ時!レストランのスペースがいつもの倍になるようなものだから、スタッフも増えてもう大忙しです。初夏の今頃の夜の街で外の空気を吸いながらご飯を食べるのは最高。これはポルトガルの風物詩の一つかもしれません。

こちらはロシオからバイロアルトに上る長い階段にレストランが建ち並ぶエリア。階段の踊り場ごとにエスプラナーダが出されていて、店の中からはファドや色んな音楽が流れてきます。写真はリスボンでもお洒落なレストランの一つとして人気があるアルゼンチン料理の店、「ブエノス・アイレス」。タンゴの音楽が心地よく、ノスタルジックな雰囲気に酔いしれます。このあたりからちょうど向こう側の丘の上に建つライトアップされているサン・ジョルジェ城が浮かび上がり、とてもロマンチック。最高のロケーションです。

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これからポルトガルに来られる予定の皆様、ぜひエスプラナーダの文化を楽しんでください!

アズレージョ

09 4月
2011年4月9日

今回はポルトガルの象徴的存在、アズレージョについてです。

アズレージョというのはいわゆる絵が描かれいるタイルのことで、ポルトガルではあらゆる建物の外観、キッチン、バスルームと様々なところに昔から使われています。主に有名なのは白地に青の柄のもので、街を歩いていてもよく見かけます。観光客に人気のレストランなどでもアズレージョを売りにしているところも多いよう。

これは、ポルトガルの歴代の国王たちが自分たちの建物をアズレージョを使って装飾することを好んだことから始まっているようです。それから徐々に庭園、宮殿、噴水、一般の住宅などにも使われるようになりました。同じアズレージョでも、それは素晴らしい芸術的なものから、とても素朴で昔その建物に携わった職人さんがついでに描いたものなのかしら?というヘタウマで愛嬌のあるものまでそれは様々。

少し散歩をするだけでアズレージョはあちこちから目に飛び込んできます。
例えば歴史的地区のアルファマは特にたくさん見られる場所の一つ。こんなカラフルなものもあります。

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海沿いの街に行くと、やっぱり白に青の柄のものも多く見られ、真っ青な空と馴染んでとてもまぶしい。。

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アズレージョの柄を見ると、そこがどういう商売をしていたのかがわかったりもしてとても面白いです。ここは鍛冶屋さんだったのかしら?

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こちらはかつてはアズレージョの工場だった建物。Almirante Reis通りにあります。今はもう工場ではなくなり、ホテルとして生まれ変わるそうで、工事が行われている最中です。どんなホテルになるのか、とても楽しみです。

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泥棒市に行くと、どこかからはがされて来たのか、それとも取り壊しになった建物から出たものなのか、年期の入ったアズレージョがバラバラになってよく売られています。だいたい1枚5ユーロくらいから。割れているともう少し安い場合も。これで壁一面を覆おうと思うとすごい値段になりますが、1、2枚お土産に持ってかえって額に入れたり壁に埋め込んだりすると素敵ですね。

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古い建物になると、こんな感じで中の壁もアズレージョになっていることがよくあります。

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他にもキッチンやバスルームに多くて、それはチャーミングな内装のお宅もたくさん!前回のフレスコ画と同様、最近の人はこれを壊してしまって新しいタイルや白い壁にしてしまう人も多いのですが、少しずつこの本来の良さを再発見し、この部分を残しつつ改装や補修をする人も増えてきました。

リスボンでもっとアズレージョのことを知りたい場合はアズレージョ美術館がお勧め。アズレージョの歴史や技術的な説明など、色々勉強できますよ。中にはとても素敵なカフェもあります♪鑑賞したあとにゆっくりコーヒーでもどうぞ。

Museu Nacional do Azulejo
住所:Rua do Madre de Deus 4, 1900-312 Lisboa
Tel: 218 100 369

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