カテゴリー: 観光

エジプト行くなら…ピラミッドのベスト撮影ポイント

17 3月
2011年3月17日

この記事を執筆している2011年3月上旬、北アフリカには変革の嵐が吹き荒れています。
でも、エジプトは一足早く観光業を再開したとのニュースも聞こえてきました。

この記事を書くに当たって、カイロのあるお店の営業状況を確認するため電話をかけてみたところ、残念ながら電話が通じなくなっていました。
そこそこの規模のお店だったので、営業不振で潰れたということはないと思うのですが…。
これもやはり、一連の騒動の影響でしょうか。

そこで今回は、この騒動でも泰然自若とした様子で、変わらずエジプトのシンボルであり続けているピラミッドに関してお話ししたいと思います。
そう、かの有名なギザの三大ピラミッドのことです。

私も小学生のころからその壮大さ&神秘性に魅せられていましたが、なかなか訪れるチャンスがなく、昨年12月にやっと念願がかないました。

いざ到着!ピラミッドよこんにちは!

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…と思ったら、まさかの濃霧。
エジプト人のガイドさんも
「こんなことは珍しい。昨日はちゃんと見えたのに…」
と言っていました。

え~!ピラミッドを観に来る機会なんて、一生のうち何度もないのに~!

大ショックでしたが、気を取り直してクフ王のピラミッド内部を見学したり(撮影禁止)、ピラミッド脇でラクダに乗ったりしていました。
※悪質なラクダ引きも多いので、必ず同行ガイドなどに交渉してもらうことをお勧めします。

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すると、なんとだんだん霧が晴れてきてくれたんです!

これはチャンスとばかりに、ガイドにお願いして再度ピラミッド脇まで戻ってもらいました。

その際、とっておきの撮影スポットを教えてもらいましたよ!

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クフ王のピラミッド脇の、ちょっとした窪みのある場所でした。

カメラマンが下に立ち、被写体が赤マルのあたりに立ちます。
すると、下のような写真が撮れるんです。

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この場所で、人物なしでも撮影しましたが、これまた素晴らしいピラミッドの姿が収められました。
こんな絶好の撮影ポイントの割には、私たちが行った時はそれほど混み合っていませんでした。
もしかしたら、穴場撮影ポイントかもしれませんよ!

そして、ピラミッドと並んで外すことができないのが、スフィンクス像です。

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こちらも、ピラミッドにほど近い場所にあるので、ほとんどのツアーでは同じタイミングに見学します。
その時は、ぜひこんな写真も撮影してみてください。

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きっと楽しい、エジプト旅行の思い出になることでしょう。

北アフリカ最大の古代ローマ遺跡レプティス・マグナ

17 2月
2011年2月17日

この記事を書いている2011年2月上旬は、中東から北アフリカにかけてのニュースが世間を賑わせています。
でも、激動のチュニジア・エジプト・アルジェリアに囲まれながらも、唯一平穏な国があります。
それは他でもない、筆者が住んでいるリビアであります。
お陰さまでリビアは特に大きな混乱もなく、社会も普通に機能しています。
もちろん、観光にも何の差しさわりもありません。
この機会にリビアの魅力を、改めてお話ししたいと思います。

リビアは北アフリカに位置するアラブ国家で、多くの世界遺産があります。
順番に挙げていきますと、古代ローマの遺跡であるレプティス・マグナとサブラータ、「砂漠の真珠」と言われる美しい街ガダーメス、古代人の岩絵が残るアカクス山脈、ギリシアの植民都市セイリーン…の5つです。

リビアの国土は非常に広く、世界遺産はそれぞれバラバラに存在しているので、全て回るのは大変かもしれません。
国内線飛行機などを駆使しても、じっくり回るなら三週間くらいは欲しいところでしょう。

でもなかなか、そんな長期間の旅行は難しいですよね…。
そんな時でも、「ここだけは外せない!」という場所を断腸の思いで一つに絞るならば、やっぱりレプティス・マグナでしょうか。

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この遺跡は北アフリカで最大の古代ローマ遺跡と言われているので、ここに来てしまうと他の場所(他国)で見る遺跡が小さく思えてしまうかもしれません。
ひとつひとつの建物のスケールが非常に大きく、自分が小人になってしまったような錯覚も感じます。
若干離れた場所にある円形闘技場などもあるため、正確な面積は分かりませんが、じっくり見ようと思うと丸一日かかりますよ。

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この写真は遺跡内にあるローマ劇場ですが、地中海を併せて臨むことができるなんとも贅沢なスポットです!
他に人がいないのをいいことに、オペラ歌手になったつもりで歌ってみましたが、自分の声が劇場内に反響した感動は忘れられません。

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ニンファニウムという神殿と、敷地内にある彫像です。
美しい彫刻も無造作に置かれていて、その無防備さにこちらがハラハラしてしまいます。

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そして何と、古代人のトイレもあります。
隣の人と談笑しながら用を足す…。何ともおおらかな文化だったんですね!

リビアは旅行代理店を通さないと観光が難しい国なので、恐らくドライバーやガイドが同行すると思いますが、万が一ご自分たちだけでレプティス・マグナに訪れる場合は、「NO1」と書かれた駐車場に入って行ってください。
そこから、遺跡の入り口にもアクセスできます。
そして、必ずガイドに付いてもらって解説してもらうことをお勧めします。
筆者たちは英語ガイドに付いてもらいましたが、50リビアンディナール(2011年2月現在1LD=約67円)でした。
ガイドがいれば、効率的に目ぼしいスポットを3時間程度で回ることができます。

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余談ですが、我々は犠牲祭のお休み中にレプティス・マグナに行ったので、ガイドの青年も正装して迎えてくれました。普段はTシャツにジーパンでガイドをしているそうですが、このほうが雰囲気ありますよね。

この広大な遺跡で、ぜひ古代ローマに想いを馳せてみてくださいませ。

一人旅の強い味方!北アフリカの美味しい軽食たち

05 2月
2011年2月5日

エジプトやリビアなどの北アフリカを、一人旅する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
筆者もモロッコを一人旅した経験があります。気が向いたときに休憩したり、自分のペースで動けるのが一人旅の魅力ですね。
その反面、食事のときはいつも、一人で入れそうな食堂を探すのが面倒でした。
今日は疲れたから、ちょっと高級なレストランで食事したいな…という時も、一人だと少し躊躇われましたね。
そんな時に強い味方になってくれるのが、北アフリカ版ファストフードです。

まずご紹介するのは、シュワルマという食べ物です。

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撮影したのはリビアですが、北アフリカではだいたい同じような作り方です。

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これはリビアの首都トリポリにある、屋台村の様子。
(こんなに大袈裟なところじゃなくても、街中にひょっこりシュワルマ屋はありますが。)

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お兄さんが、くるくる回る巨大な肉塊(牛肉か鶏肉のことが多いです)を巨大な刃で薄くそぎ落とし、それを少しの野菜やポテトと一緒に、厚めのクレープ生地で巻いてくれます。
出来たては、とっても肉がジューシーですよ!
頼んでから完成まで5分かからないので、忙しい観光の途中などに食べるのがお勧めです。
その場で食べるのなら、きっと暇な屋台の人たちがあれこれと話し相手になってくれますよ。

そして二番目は、コシャリというエジプトの軽食です。
何故か他の国では食べられていないのですが、エジプト人はコシャリが大好き!
お店も沢山あって、それぞれの店でこだわりの味を味わうことができるんですよ。

そのコシャリとはどういうものかといいますと…

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こんなビジュアルです。
一見すると分かりにくいですが、炭水化物大集合な食べ物なんですよ。

入っているモノを書き連ねると、エジプト米(日本米に近いショートライス)、マカロニ、スパゲッティ、その他にもレンズ豆、ひよこ豆、フライドオニオンチップなどです。
もしかしたら、お店のオリジナルトッピングなどもあるかもしれません。
そしてそれらに、トマトソースをかけて食べるんです。

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私が食べに行ったお店ではテイクアウェイもできるようで、写真の女性は、お持ち帰りのコシャリ待ちのようでした。
店内で食べる人もお一人様が多く、相席しつつもさっと食べてさっと去っていく人が多かったです。
これなら、一人旅でふらっと立ち寄っても気軽に食べられそうですね。

ただ私がエジプト人に注意されたのは、エジプトでは観光客向け以外のお店では、調理の際にも水道のお水(ナイル川の水!)を使っているので、お腹の調子が悪い時は観光客向けのお店で食べたほうがいいということ。
観光客向けの食堂では、調理にミネラルウォーターを使っているそうなので、お腹が弱い人も安心ですね。

懐具合、お腹の具合、いろいろな条件を考えて、軽食やレストランを上手に使い分けて下さいね。

エジプト旅行のコツ…お金にまつわるエトセトラ!

20 1月
2011年1月20日

リビアに住んでいる我が家ですが、ついに念願のエジプト旅行に行って参りました!
リビアとエジプトは隣接しているから、ちょっと隣国に行くだけでしょ…と思ったら甘いです。
リビアとエジプトでは、人の気質も習慣も街の様子も全く違うので、新鮮な気持ちで楽しむことができました。
数回にわたってエジプトの話をしたいのですが、初回の今回は、エジプトを旅行する日本人が誰でも直面する“お金と上手に付き合うコツ”を書いてみたいと思います。

まず、習慣としてエジプトには“価格交渉”があります。
最近では値札を貼るお店も出てきましたが、ほとんどの個人商店やおみやげ物屋ではまだ値札がないので、その都度「これいくら?」と尋ねる必要があります。
タクシーも、「○○まで行きたいんだけど」と言って、運賃を交渉しなくてはいけません。

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これは、ハーン・ハリーリという買い物市場街の様子です。
観光客相手のおみやげ物屋から、地元の人が必要とする生活用品まで、ありとあらゆるお店が集まってきています。

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この界隈では、何を買うにも値段交渉が必要なので、覚悟して臨む必要があります。

でも、「これいくら?」と訊いて言われる値段がまた曲者で、観光客は確実に高い値段を言われます。
日本人はお金持ちだと思われているので、向こうも“ダメ元”精神でとりあえず高い値段を言ってくるのです。
でも、ここで言い値を払ってはいけません!これは、楽しい楽しいエジプト体験の始まりのゴングなのです。

まず大前提として、お店で欲しい商品を見つけたら、「その商品にいくらなら払ってもいいか」自分なりの予算を考えておいて下さい。予算に合わないものを、無理に払う必要は無いですからね。

そしてお店の人に、値段を尋ねます。どうですか?あなたの思っていた価格より高かったでしょうか?それとも安かったでしょうか?
場所や相手にもよりますが、その“言い値”は本来なら40~50%くらいの値段まで下がると思います。
仮に、店主の言い値が100エジプトポンド(以下£E)くらいなら、40£Eから50£Eくらいにはなるということです。でも、次のあなたの一手は「40£Eにしてよ!」じゃいけません。
その40£Eの半分の「20£E」から始めるのです。

ここで相手のエジプト人は、きっと大げさなアクションをすると思います。
呆れたように振る舞う人、嘆くような仕草をする人、困った顔をする人…いろいろなパターンがあります。でも大丈夫。それは、れっきとした予定調和なのです。安心して交渉を進めましょう。
そしてお互いに「80£E」「30£E」などと間合いを詰めていき、最終的に40から50£Eくらいに収められたらラッキーですね。
途中“諦めてお店を出るふり”などの演技も入れると、劇的に値が下がることもあります。

でも、そこまで下がらなくても、「ぼられた!」と悔しがる必要はありません。チップだと思い、気持よく払ってあげてください。やみくもに安くしようとせず、(ちょっぴりでいいので)相手への敬意も忘れないで下さいね。
交渉が決裂して買うのをやめる…という選択は、もちろんありなので大丈夫です。

ただし、明らかに法外な値段だったり、何やら危なそうなお店の場合は、最初から交渉の土俵に乗らず、速やかにお店を出るようにしてください。
更に、その商品が欲しくもない場合は、初めから交渉しないことです。相手に時間と手間を取らせるだけですからね。

こういう値段交渉に必要なのは、エジプトの金銭感覚に慣れることと、細かいお金です。
例えば、「100£Eだ」と言われたのを交渉して50£Eまで下げても、支払うお札が100£Eだと「お釣りがないんだよね~」なんて言われてしぶしぶ100£E支払うはめになるかもしれません。
チップが必要な国でもあるので、小銭も必携です。
でも、旅行者が換金しても、もらえる紙幣は200£Eや100£Eなど、街中では使いにくいものばかりです。

ではどうするか?
筆者のオススメは、大きなスーパーで買い物してお金を崩すことです。

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写真は、カイロ市内に数店舗ある、大型スーパーチェーンの「アルファ・マーケット」です。

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この店舗は3階建てで、とても充実した品揃えでした。こういうスーパーでは、さすがに値札も定価も存在しています。

旅の最初の段階で、こういう定価販売の場所で金銭感覚を学びつつ、少額紙幣をゲットしてみてはいかがでしょうか。
エジプト人の嗜好なども分かって、面白いかもしれませんよ。

エジプトらしいお土産と言えば…パピルスショップ

19 1月
2011年1月19日

今回は、エジプトならではのお土産品について書いてみたいと思います。
筆者のオススメは、何といってもパピルスです。
パピルスとは植物の名前ですが、古代エジプト人はその植物から文字を記すための記録媒体を作ったので、それを総称してパピルスと表現されています。
パピルス(PAPYRUS)が、現在の紙(PAPER)の語源であることは有名ですよね。

現在のエジプトでは、パピルスに壁画のような美しい絵を描いたりして、お土産にピッタリなアイテムを生産しています。
サイズも大きいものから手のひらサイズまで様々あるので、持ち帰りにも便利です。

ただし残念ながら、このパピルスには偽物も横行しています。バナナの繊維を使って“パピルス風”に仕立てたものに絵を印刷したりするのです。
値段は圧倒的に偽物のほうが安いので、“風”でも良ければ市場などで簡単に手に入ります。
逆に言うと、市場などで売られているものは、ほとんどが“パピルス風”の偽物なのです。

では、どうしたら本物のパピルスが手に入るのでしょうか?
そんな時は、信頼できる政府系のお店に行きましょう。

筆者がエジプト人の人に教えてもらったお店は、カイロ近郊、クフ王のピラミッドで有名なギザにあります。

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店内は、様々な国のツアーで来ている観光客で賑わっていました。でもそれこそが、このお店が信頼できるという証拠です。

店内では、陽気なエジプト人スタッフがパピルスの製造法から懇切丁寧に教えてくれます。我々には、日本語が上手なエジプト女性がついてくれましたよ。
(女性なので、お顔は撮影できませんでしたが)

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ちなみに、これが植物のパピルスです。
古代エジプト人は、この放射線状の穂を太陽光線の様だと思い、更に茎の部分がピラミッドのように三角になっていることからパピルスを特別な植物だと考えていました。

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このパピルスを切ったり、繊維を延べ棒で伸ばす様子を見事な手つきで実演してくれましたよ。

そして、このお店でいいことを教えてもらったんですが、パピルスの偽物を見分ける簡単な方法があるんです!

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本物のパピルスは、光に透かすと上の写真のように繊維が上下左右に交差していますが、偽物のバナナで作った物は“縦だけ”や“横だけ”のように単一方向しか繊維がはしっていないそうです。これさえ覚えておけば、簡単に見分けられますね。

このお店で売られている商品は、すべて手描きで描かれているそうですが、古代エジプトの壁画をモチーフにしたような、とても緻密で美しいものばかりでした。
残念ながら商品は「撮影禁止」と言われてしまったので写真がありませんが、この記事の二枚目と三枚目の写真の後ろに少し写りこんでいるので、参考になさってください。

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更に嬉しいことに、商品を購入すると、上の写真のようなアーティストの方々にヒエログリフ(古代エジプトの象形文字)で言葉を書いてもらうことができます。
ご自身の名前でも、お好きな単語でも短いものなら大丈夫なはずです。
(ただし値段交渉次第では、ヒエログリフ記入は別料金になることもあるようです)

筆者は、お土産としてパピルスの“しおり”の裏に、ヒエログリフで「HAPPY」と書いてもらいました。

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エジプトらしくて、いいお土産だと思いませんか?
日本の友人たちのために購入したのですが、自分でも記念に一枚とっておきたいと思いました。
素敵なお土産に出合えると、旅の記憶も素敵に残すことができますよね。
ぜひこういうお店で、素敵なお土産を探してみてください。

SONDOS PAPYRUS
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