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エジプト旅行のコツ…お金にまつわるエトセトラ!

20 1月
2011年1月20日

リビアに住んでいる我が家ですが、ついに念願のエジプト旅行に行って参りました!
リビアとエジプトは隣接しているから、ちょっと隣国に行くだけでしょ…と思ったら甘いです。
リビアとエジプトでは、人の気質も習慣も街の様子も全く違うので、新鮮な気持ちで楽しむことができました。
数回にわたってエジプトの話をしたいのですが、初回の今回は、エジプトを旅行する日本人が誰でも直面する“お金と上手に付き合うコツ”を書いてみたいと思います。

まず、習慣としてエジプトには“価格交渉”があります。
最近では値札を貼るお店も出てきましたが、ほとんどの個人商店やおみやげ物屋ではまだ値札がないので、その都度「これいくら?」と尋ねる必要があります。
タクシーも、「○○まで行きたいんだけど」と言って、運賃を交渉しなくてはいけません。

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これは、ハーン・ハリーリという買い物市場街の様子です。
観光客相手のおみやげ物屋から、地元の人が必要とする生活用品まで、ありとあらゆるお店が集まってきています。

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この界隈では、何を買うにも値段交渉が必要なので、覚悟して臨む必要があります。

でも、「これいくら?」と訊いて言われる値段がまた曲者で、観光客は確実に高い値段を言われます。
日本人はお金持ちだと思われているので、向こうも“ダメ元”精神でとりあえず高い値段を言ってくるのです。
でも、ここで言い値を払ってはいけません!これは、楽しい楽しいエジプト体験の始まりのゴングなのです。

まず大前提として、お店で欲しい商品を見つけたら、「その商品にいくらなら払ってもいいか」自分なりの予算を考えておいて下さい。予算に合わないものを、無理に払う必要は無いですからね。

そしてお店の人に、値段を尋ねます。どうですか?あなたの思っていた価格より高かったでしょうか?それとも安かったでしょうか?
場所や相手にもよりますが、その“言い値”は本来なら40~50%くらいの値段まで下がると思います。
仮に、店主の言い値が100エジプトポンド(以下£E)くらいなら、40£Eから50£Eくらいにはなるということです。でも、次のあなたの一手は「40£Eにしてよ!」じゃいけません。
その40£Eの半分の「20£E」から始めるのです。

ここで相手のエジプト人は、きっと大げさなアクションをすると思います。
呆れたように振る舞う人、嘆くような仕草をする人、困った顔をする人…いろいろなパターンがあります。でも大丈夫。それは、れっきとした予定調和なのです。安心して交渉を進めましょう。
そしてお互いに「80£E」「30£E」などと間合いを詰めていき、最終的に40から50£Eくらいに収められたらラッキーですね。
途中“諦めてお店を出るふり”などの演技も入れると、劇的に値が下がることもあります。

でも、そこまで下がらなくても、「ぼられた!」と悔しがる必要はありません。チップだと思い、気持よく払ってあげてください。やみくもに安くしようとせず、(ちょっぴりでいいので)相手への敬意も忘れないで下さいね。
交渉が決裂して買うのをやめる…という選択は、もちろんありなので大丈夫です。

ただし、明らかに法外な値段だったり、何やら危なそうなお店の場合は、最初から交渉の土俵に乗らず、速やかにお店を出るようにしてください。
更に、その商品が欲しくもない場合は、初めから交渉しないことです。相手に時間と手間を取らせるだけですからね。

こういう値段交渉に必要なのは、エジプトの金銭感覚に慣れることと、細かいお金です。
例えば、「100£Eだ」と言われたのを交渉して50£Eまで下げても、支払うお札が100£Eだと「お釣りがないんだよね~」なんて言われてしぶしぶ100£E支払うはめになるかもしれません。
チップが必要な国でもあるので、小銭も必携です。
でも、旅行者が換金しても、もらえる紙幣は200£Eや100£Eなど、街中では使いにくいものばかりです。

ではどうするか?
筆者のオススメは、大きなスーパーで買い物してお金を崩すことです。

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写真は、カイロ市内に数店舗ある、大型スーパーチェーンの「アルファ・マーケット」です。

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この店舗は3階建てで、とても充実した品揃えでした。こういうスーパーでは、さすがに値札も定価も存在しています。

旅の最初の段階で、こういう定価販売の場所で金銭感覚を学びつつ、少額紙幣をゲットしてみてはいかがでしょうか。
エジプト人の嗜好なども分かって、面白いかもしれませんよ。

エジプトらしいお土産と言えば…パピルスショップ

19 1月
2011年1月19日

今回は、エジプトならではのお土産品について書いてみたいと思います。
筆者のオススメは、何といってもパピルスです。
パピルスとは植物の名前ですが、古代エジプト人はその植物から文字を記すための記録媒体を作ったので、それを総称してパピルスと表現されています。
パピルス(PAPYRUS)が、現在の紙(PAPER)の語源であることは有名ですよね。

現在のエジプトでは、パピルスに壁画のような美しい絵を描いたりして、お土産にピッタリなアイテムを生産しています。
サイズも大きいものから手のひらサイズまで様々あるので、持ち帰りにも便利です。

ただし残念ながら、このパピルスには偽物も横行しています。バナナの繊維を使って“パピルス風”に仕立てたものに絵を印刷したりするのです。
値段は圧倒的に偽物のほうが安いので、“風”でも良ければ市場などで簡単に手に入ります。
逆に言うと、市場などで売られているものは、ほとんどが“パピルス風”の偽物なのです。

では、どうしたら本物のパピルスが手に入るのでしょうか?
そんな時は、信頼できる政府系のお店に行きましょう。

筆者がエジプト人の人に教えてもらったお店は、カイロ近郊、クフ王のピラミッドで有名なギザにあります。

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店内は、様々な国のツアーで来ている観光客で賑わっていました。でもそれこそが、このお店が信頼できるという証拠です。

店内では、陽気なエジプト人スタッフがパピルスの製造法から懇切丁寧に教えてくれます。我々には、日本語が上手なエジプト女性がついてくれましたよ。
(女性なので、お顔は撮影できませんでしたが)

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ちなみに、これが植物のパピルスです。
古代エジプト人は、この放射線状の穂を太陽光線の様だと思い、更に茎の部分がピラミッドのように三角になっていることからパピルスを特別な植物だと考えていました。

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このパピルスを切ったり、繊維を延べ棒で伸ばす様子を見事な手つきで実演してくれましたよ。

そして、このお店でいいことを教えてもらったんですが、パピルスの偽物を見分ける簡単な方法があるんです!

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本物のパピルスは、光に透かすと上の写真のように繊維が上下左右に交差していますが、偽物のバナナで作った物は“縦だけ”や“横だけ”のように単一方向しか繊維がはしっていないそうです。これさえ覚えておけば、簡単に見分けられますね。

このお店で売られている商品は、すべて手描きで描かれているそうですが、古代エジプトの壁画をモチーフにしたような、とても緻密で美しいものばかりでした。
残念ながら商品は「撮影禁止」と言われてしまったので写真がありませんが、この記事の二枚目と三枚目の写真の後ろに少し写りこんでいるので、参考になさってください。

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更に嬉しいことに、商品を購入すると、上の写真のようなアーティストの方々にヒエログリフ(古代エジプトの象形文字)で言葉を書いてもらうことができます。
ご自身の名前でも、お好きな単語でも短いものなら大丈夫なはずです。
(ただし値段交渉次第では、ヒエログリフ記入は別料金になることもあるようです)

筆者は、お土産としてパピルスの“しおり”の裏に、ヒエログリフで「HAPPY」と書いてもらいました。

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エジプトらしくて、いいお土産だと思いませんか?
日本の友人たちのために購入したのですが、自分でも記念に一枚とっておきたいと思いました。
素敵なお土産に出合えると、旅の記憶も素敵に残すことができますよね。
ぜひこういうお店で、素敵なお土産を探してみてください。

SONDOS PAPYRUS
GIZA:38 pyramids st.
Hot Line(GM) +2(010)3442323

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