月別アーカイブ: 6月, 2007

「道端おやつ-お豆腐」

18 6月
2007年6月18日

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天秤棒を担いだ人がいろいろな食べ物を売り歩いているベトナム。
おやつもいろいろあるが、私が一番好きな道端おやつはお豆腐。
日本の感覚だとお豆腐はオカズになるのだろうが、
ベトナムではやらわかいお豆腐はもっぱらおやつになっている。

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天秤棒でもきちんと火をいれて、ほかほかにあたためてある。
お豆腐のよい香りの湯気があがって、おいしそう~。
ベトナム語で普通のオカズになるお豆腐はDau hu(ダウフー)と言うが、
このおやつのお豆腐はTau hu(タウフー)という。
真っ白でふわふわなお豆腐に生姜の砂糖シロップをかけて食べる。
小さい頃高松に住んでいて、「あめ湯」とよばれる生姜湯をよく飲んでいたので、
とても懐かしい気持ちになる。

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天秤棒にお茶碗もちゃんと備えてあるが、衛生面が心配なので、
家からお茶碗を持ってきて入れてもらったりする人が多いが、
最近はこんなお持ち帰り用の容器まで出てきた。
値段も2~3000ドン(20円前後)と安いのも魅力です。

「二人の距離」

12 6月
2007年6月12日

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ローカルのカフェには男性ばかり。
最初びっくりしたのがカフェの座席の並び方。
通りに向かって2つずつ並んで席が設けられている。
(ハノイに行くとその逆で、店の中に向かって席が並んでいるらしい)
その席に男性が並んで座っている。
ただ並ぶだけではなくお互いの膝の上に手を置いていたりして
やたら距離が近い。

バイクに男性二人乗りでも、前の人の肩にあごを乗せて
話しながら乗っている人もいるし、
まるで恋人同士のように腰に手を回して乗っている人までいる。
常夏のサイゴン、暑いと思うんだけれど。

男性だけでなく、女性同士ももちろん距離が近い。
話をしていると、やはり腿の上に手を置かれたり、
腕をなでなでされることがよくある。
市場では女の子が暑い中抱き合って昼寝をしたりしているし、
大人の女性でも腕を組んだり手をつないだりして歩いているのが普通。

最初はこの距離感に慣れなくて、話している時顔の位置が妙に近くて
落ち着かない感じがした。国ごとに心地よく感じる距離感が違うのだろうか。
今では私もベトナム人の友達とは手をつないで歩いたりしているが
日本人の友達や家族と手をつないで歩くのはちょっとはばかられる。
大人になれば恋人同士でない限り日本ではあまりないだろう。

一方で日本は寿司づめの満員電車やエレベーターで
赤の他人と体を密着させるのは平気なのに、
知っている人とは一定の距離感を保ちたいのはなぜなんだろう。
赤の他人だと「モノ」になってしまうのだろうか。

大切な人と触れ合うっていうのは大事なことかも、と思う今日この頃。

「タピオカの麺」

06 6月
2007年6月6日

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買い物がえりに屋台で一杯。一杯といってもお酒ではなく麺。
私が大好きな麺の屋台だ。
小さないすにちょこんとすわりおばちゃんに注文。
ベトナム語がわからなくても、屋台なら指差しで適当に注文できる。
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Banh Canh(バンカン)という麺。
米粉で作った麺とタピオカ粉で作ったものがあるが、
タピオカの麺のほうが断然おすすめ。
少し透明感があればタピオカ麺、モチモチした歯ごたえでおいしいのだ。
屋台の麺は量は少なめで値段も安いが、
この屋台はお会計をして地元の人もびっくり、1杯5000ドン(40円弱)。
昨今のサイゴンではとんと聞かない値段である。
しかも、最初値段を聞き間違えて2杯で12000ドン払おうとしたら
1杯で10000ドンだよ、と正直な商売。気に入った。
これから小腹がすいてから買い物に行こう。

よく「屋台で食べてもおなかを壊しませんか?」という質問を受けるが、
おなかを壊すかどうかは、そのときの体調に左右されると思う。
元気なときは免疫力も高く、多少不衛生なものを食べてもなんともないが、
疲れがたまっていて免疫力が低下していると、普段大丈夫なものでも当たる。
旅行中は気持ちが高揚していて体の疲れに気がつきにくいが、
気候も違うよその国に来れば誰でも普段より確実に体が疲れている。
おいしいものをとことん堪能するためには、無理をせずしっかり休むのが一番だ。

「雨季に突入」

02 6月
2007年6月2日

ベトナムの南部の季節は雨季と乾季の2つ。
だいたい5月中旬頃から10月頃までが雨季、11月頃から5月初め頃までが乾季。
乾季の始まりは大きく前後してあまりはっきりわからないのだが、
雨季の訪れははっきりと感じ取ることができる。
4月から5月始めにかけては猛暑となり、40度近くまで達する。
特に雨季に入る寸前は空気が湿気を帯び始め体にまとわりつき、
耐え難い暑さになるため、雨季が待ち遠しい。
雨が降ってくれれば気温が下がり、東京の夏よりずっと過ごしやすくなるからだ。
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雨季の始まり、風がざわざわと吹き始めると、
街路樹からこんな羽子板の羽根のようなタネが落ちてくる。
年中暑いので季節感のない南部だが、生き物たちは確実に季節を感じ取っている。

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入道雲がモクモクと湧き上がり、スコールが降り始める。
こちらはカンカン照りなのに、真っ黒に見える雲の下は大雨でけぶっている。
ビルの上から見ていると、みるみるうちに雲が迫ってきて
目の前が真っ白になって見えなくなる。
バケツをひっくりかえしたどころではない降り方で、傘なんてまったく役に立たない。
こんなときはスコールが通り過ぎるまでカフェなどに入ってやり過ごすのが無難だ。
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雨が降り始める前は風が強く吹き、木の葉が舞い落ちる。
するとバイクに乗っているひとたちが道端にとまり、
ポンチョタイプのカッパを取り出して着る。
大雨になってから着たのではバケツをひっくり返したような雨なのですぐびしょぬれ。
雨が降り始める前に着てしまわないと意味がない。
お店も風を感じるとパラソルを広げたり庇を出したりし始める。
少し生活していると、風と空の色で敏感に雨を察知することができるようになる。

ベトナム南部の旅行シーズンは乾季がよいとよく言うが、
確かに雨が降らない分旅行しやすいけれど、
雨が降れば降ったで、そのときしか見られない景色や空気を味わえると思う。
インターネットで天気予報を調べると、雨季は毎日雨マークになるが、
台風が近づいているのでない限り(台風が直撃することはまずない)、
一日中雨になることはない。
数十分から長くても2時間もすれば止んでしまう通り雨だ。

どしゃぶりの雨が降ると急に交通量が途絶え、
バシャバシャと降る雨の音だけがサイゴンを包み込む。
色とりどりのカッパ。夜にはカッパ越しに照らし出される黄色や緑のライト。
サイゴンの雨季はにぎやかで華やかだ。

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