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「聖母マリア教会」

21 7月
2007年7月21日

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たまには観光案内もしなくては。
サイゴンの目抜き通り、ドンコイ通りの突き当たりにそびえる聖母マリア教会。
ベトナム語ではNha Tho Duc Ba(ニャートードゥックバー)、
Nha Thoが教会という意味で、Duc Baは聖母のことである。
私は通勤のたびに毎日この脇の道をバイクで通りぬける。
塀などが何もなく、建物のすぐ脇を通り抜けられるのが最初はとても不思議な気がした。

フランス統治時代、3年の歳月をかけ1880年4月11日に完成した
ローマン様式のカトリック教会、今でもレンガの赤色が美しい。
使用されているレンガは本国フランスのものを使用しているとか。
上の写真は夕方撮影したので逆光になってあまりきれいではないが、
朝は太陽が正面から差し、朝のほうが空も青いので、
記念写真を撮影するのなら朝一番がおすすめだ。

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そして土日はもっと面白い。
ベトナムはカトリック信者が人口の1割を占めるといわれているが、
南北分断の1954年に共産主義を嫌ったクリスチャンが南に移り住んだため、
南のほうが信者数はぐっと多いと思う。
現在政府は宗教に寛容な政策をとっており、信教の自由が保障されている。
信心深い人が多く、土日には朝から晩まで1時間おきぐらいにミサが開かれ
人々がたくさん集まってきて、建物の外まで人があふれている。
といっても必ずしも中に入りきらないわけではなく、
バイクを駐輪場に置きにいくのが面倒、という人もいるようだが。
そのたくさんの人たち目当てに綿飴、スルメ、風船などを売る人が集まってきて、
まるでちょっとした縁日のようである。

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そして極めつけはクリスマス。
信者でなくても盛り上がってしまうのは日本人とよく似ており、
ミサに出るわけでもないのに、教会のまわりはごらんのように大混雑。
屋台もたくさん出ているし、人々は少しでもクリスマス気分を味わおうと、
紙ふぶき売りから買った「雪」を友達同士で投げ合って大いに盛り上がる。
目立つ西洋人はターゲットにされたりして、頭が真っ白になってちょっとかわいそう。

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ちょっと気が早いかもしれないが、今度のクリスマスは
ベトナムの暑くて熱いクリスマスを味わってみてはいかが。

「見てくれで判断しないでランブータン」

14 7月
2007年7月14日

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色を黒くしたら「まっくろくろすけ」のようなこの果物、
名前だけはよく知られていると思うが、これがランブータンだ。
ベトナム語では「チョムチョム(Chom Chom)」という名がついており、
最初に聞いたとき、ああ、これはチョムチョムだわ、
となぜかすんなりと覚えることができた。

これもライチとおなじく6月ごろからが旬のフルーツ。
味はライチに似ているが、ライチほどジューシーではなく、
何がいやって、中心にある種に歯ざわりの悪い甘皮がついており、
それが実にくっついてとれてしまうのが難点。
そのため私の周りの在住日本人の間ではチョムチョムはあまり
ありがたく思われていない。
しかし値段はびっくりするほど安い。なんと、1キロ2000ドン(約15円)!
ライチほど手に果汁がつかないので、何か作業中にちょっとつまむ
という場合にはこちらのほうがよいかもしれない。

そしてこのチョムチョム、外見が赤くて大ぶりのおいしそうなものより、
小ぶりで緑がかった、しょぼくれたもののほうが値段が高く、
種が小さくおいしい。
人だけでなく、果物も見かけで判断してはいけません。

「生春巻きVS揚げ春巻き」

10 7月
2007年7月10日

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日本ではベトナム料理の代表として「生春巻き」があげられていると思う。
では、現地の生春巻きは本当においしいのか?

私の意見は「ノー」である。

特に日本人は食べた瞬間「マズっ」と思う人が多いのではないだろうか。
なぜかというと、生春巻きの中には、あの臭い「どくだみ」が入っているのだ。
日本では普通生食しないが、ベトナムでは香草山盛りの中に入っており
一般的によく食べられている。
ただしベトナム人でも食べられないという人がいるほど、その臭いは強烈。
接しているだけで他の野菜もどくだみ臭くなってしまうほどである。
また作りおきしていることが多く、ライスペーパーが硬すぎる場合もある。

私は生春巻きを食べるより、揚げ春巻きがおいしいよ、とよく薦める。
小麦粉ではなくライスペーパーで巻いた皮はぱりぱりでおいしい。
それをレタスの葉っぱにバジルなどの香草(ドクダミはいれない!)と一緒に
くるくると巻いて、ヌックマムベースのタレにつけて食べると、
揚げ物なのにさっぱりとしておいしい。

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もし生春巻きが食べたいという場合は、庶民的なお店で食べるのではなく
こんなすてきな盛り付けがしてある高級店のほうが無難。
(画像はTan Namの生春巻き:住所60-62 Dong Du, Dist.1, Ho Chi Minh City)
高級店の場合は外国人向けにどくだみを入れないで巻いていることが多いからだ。
注文を受けてから作るところが多いのか、ライスペーパーもほどよい硬さ。
普通味噌ダレをつけて頂くが、お好みでヌックマムベースのタレで食べても良い。

<教訓>必ずしも本場モノが一番おいしいとは限らない。

「ライチの季節」

02 7月
2007年7月2日

南部の雨季の始まりは、フルーツのおいしい季節の到来でもある。
年中出回る果物が増えてきている中、特にこのライチだけは
6月~7月の期間限定で味わえるフルーツ。
出始めに見かけると嬉しくて、値段が高くてもついつい買ってしまう。

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こんな風に花束のようにまとめられて売られている。
出始めは1kg2万ドン(約150円)ぐらいするが、
あれよあれよという間に値段が下がり、その年の作柄にもよるが
1kg1万ドン(約80円)前後で買える。
日本では考えられない値段だ。
ライチは四季のある北部の作物なので、北部だともっと安いだろう。
交通機関が発達していなかった頃は、南部の人たちにとって
ライチは超高級フルーツだったそうだ。

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日本では茶色になった皮のものしか見たことがなかったので、
ライチの皮がこんなに綺麗なピンク色だということをこちらに来て初めて知った。
果肉もとてもみずみずしい。
こんなふうに少し残した茎の部分を倒しながらひっぱると皮がうまく剥ける。
この時期ベトナムにお越しの方、ぜひライチの季節を堪能しよう。
雨季には雨季の楽しみがある。

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