月別アーカイブ: 8月, 2007

「ただの卵ではありません」

24 8月
2007年8月24日

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こちらの卵、ただの鶏卵ではない。
鶏卵より少し大きめで、色もわずかにくすんでいる。
アヒルの卵である。
だが、普通のゆで卵ではない。
有精卵どころか、孵りかけの卵をゆでたものである。
東南アジアでは一般的に食べられている栄養たっぷりの食品で、
ベトナム南部では「Hot vit lon(ホッビッロン、ホビロン)」と呼ばれている。
左側に写っている葉っぱは蓼(タデ)。
「蓼喰う虫も好き好き」のアレで、独特な香りの香草で、毒消しになるという。
これをつまみに、塩コショウと一緒に食べる。

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スプーンの腹を使って殻の上部を細かく叩き、丸く殻を取り去る。
このときに、卵のとんがっているほうを下にするのがポイント。
この方がグロい中身が見えにくく、気分的に食べやすい。
また、中をすくい出す前に、殻の中でかき混ぜてしまったほうが
「いやーーーこれ、頭だよ!」なんて悲壮な声を上げずに済む。

味は卵チキンスープといったかんじで、
中身さえみなければ、すばらしい味である。
栄養たっぷりで「夜のおやつ」とも言われいるのだが、
夜の暗がりで食べれば怖さも軽減されるだろう。

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アヒルの卵のほかに、ウズラの卵の孵りかけ「Trung cut lon(チュンクッロン)」
というのもあり、ウズラのほうが小さい分、抵抗なく食べられるかもしれない。
ビールのつまみに最高です。

「ものもらいの治し方」

16 8月
2007年8月16日

日本には、怪我をしたりすると「ちちんぷいぷいイタイイタイのとんでいけ~」
など、おまじないがあるが、ベトナムにもおもしろいおまじないがある。
「chua meo(チュアメオ)」といわれており、
Chuaは「治療する」、Meoは「秘訣」といった意味で、
「まじない治療」とでも訳せばよいのだろうか。

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ものもらいを治すのには、できた目と反対の手の中指に糸を巻きつけ
男性は7回、女性は9回結び目を作る。
糸が自然に取れたときにはものもらいは治っているのだというが、
何日か経てばたいていのものもらいは治るように思うけど・・・。
ちなみになぜ男性が7回、女性が9回かというと、
男性には7つの霊が、女性には9つの霊がいるからなのだという

ものもらいのほかにも、しゃっくりが出た時は、
水を男性は7口、女性は9口飲むというのもある。
ためしにしゃっくりが出たときに9口飲んでみたが、
いっこうに効かなかった。
ベトナム人限定なのだろうか。
外国人じゃやどってる霊も違いそうだしね。

「サッカーの盛り上がり」

08 8月
2007年8月8日

サッカーアジアカップ、今年はベトナムのハノイ市も開催地となった。
今回は日本とベトナムが同じリーグ、ベトナムでの試合があるということで
在越日本人も盛り上がってはいたが、なんせハノイからホーチミン市は遠い。
バンコクに飛行機で飛んだほうが近いし飛行機代も安かったりするので、
暇なし金なしの私は大人しくテレビ観戦をする。

ベトナムはサッカー観戦はものすごく盛り上がる。
裏で賭け事が行われているという事情もあるが、
国際試合でベトナムが出るとなると、
普段そんなにサッカーに関心を持っていない人まで盛り上がる。
これは日本にもあることだと思うが、それ以上に恐ろしいのは試合後だ。
ベトナムが勝っちゃったりすると...。

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(2005年11月20日のSEA GAMESのサッカーでベトナムが勝利した後の画像)

中心街は身動きできないほどバイクでぎっちり、排気ガスだらけ。
旗を振りまわし、バケツをガンガン鳴らしながら歓声をあげる人々。
初めてこれを体験したときは面白いなあと思ってみていたが、
帰宅途上でこれに巻き込まれると迷惑この上ない。
しかも少し道がすいているところでは若者が猛スピードでバイクを飛ばしながら
びゅんびゅんと旗を振り回すので非常に危険。
危うく旗にぶつかりそうになってからは、こういう時は外に出ないことにしている。
今回のアジアカップ、ベトナムは予選最終戦で日本に4-1の大差で負け、
試合途中から決勝トーナメント進出はもうだめだ、という雰囲気が漂っていたが、
裏の試合でUAEがイラクから1点を奪取するや俄かに盛り上がり始め、
ベトナムの試合そっちのけで「UAE(ウーアーエー)!UAE!」と応援していた。
そして決勝トーナメントへの進出が決まると、街はバイクであふれていた、らしい。
私は騒ぎになる前に移動し、店の中で日本の勝利を祝って、
騒ぎにはまったく巻き込まれずにすんだ。

旅行者の方にとってはこの騒ぎを観察するのは楽しみの一つになると思うが、
サッカーの国際試合でベトナム戦がある日は、空港の移動などは余裕を持って計画を。

「ベトナム風ぜんざい-チェー」

04 8月
2007年8月4日

ベトナムでもっとも頻繁に食べるおやつといったら、チェーかもしれない。
チェー(Che)は、日本語では「ベトナム風ぜんざい」と訳されているが、
豆や寒天だけでなく、昆布やレンコンなどさまざまな食材を使った
デザートの総称である。

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Cheは道端でもよく売られているおやつだが、旅行者の方はおなかが心配だろう。
そこでおお薦めなのがこのChe Nam Bo(チェーナンボ、南部のチェーという意味)という店。
屋台よりは値段は高めだが、1品5000ドン(約40円)程度だし、
ずっと衛生的で、椅子に座って落ち着いて食べられる。

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しかもメニューは日本語つきなのがうれしい。
(ただし店員さんはベトナム語以外ほとんど通じないが)
このメニューは温かいチェー。

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こちらは冷たいチェー。
冷たいチェーにはクラッシュした氷がたっぷり入っている。
他にBanh flan(バンフラン、プリンのこと)や
最近はやりのRau cau dua(ラウカウユア)というココナツゼリーもあるのがうれしい。

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私は冷たいチェーより温かいチェーの方が好き。
中でも私が好きなのはこのChe troi nuoc(チェーチョイヌゥック)。
Troiは「漂う」、nuocは「水」という意味で、
お団子がシロップの上を漂っている、というチェー。

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お団子の中には緑豆の餡が入っているが、餡自体は日本の餡のようには甘くない。
シロップは甘い生姜シロップ、それにココナツミルクをかける。
この店はココナツミルクを自分の好みの量でかけられるのがいい。
それにゴマの香ばしさが加わって、なんともいえないおいしさ。
モチモチ好きの方にお薦めの一品。

★Che Nam Bo★
住所:2bis Dinh Tien Hoang, Dist.1, Ho Chi Minh City

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