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「ベトナム/サイゴンでフエ料理」

25 1月
2008年1月25日

ベトナム料理の中でもベトナムの人たちはフエ料理は
特別な料理だと思っているようだ。
かつて都が置かれたフエ。
宮廷料理が発達し、高級なベトナム料理のイメージがあるのだろう。
最近ホーチミン市にフエ料理のお店が急に増えてきた。
都市の生活が豊かになってきて、少し高めのベトナム料理を
食べに出かける余裕が出てきたのかもしれない。
腕のいい人が多いのか、食材が良いのか、
ホーチミン市のフエ料理は本場よりおいしい、なんて話も聞く。

今回は中心街で観光客の人たちが手軽に楽しめるフエ料理のお店をご紹介。
市民劇場のすぐそばにあり、一人500円程度で楽しめ、かなりお手ごろだ。
そのため、ベトナム人のお客さんも多い。
日本語メニューはないが、写真がついているので、
観光客の方も注文しやすいと思う。

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「Rat Hue(ラットフエ)」はLe Loi通りの小さなおみやげ物屋さんの
奥にある酔っ払っていたらかなり危ない螺旋階段をあがったところにある
こじんまりとした瀟洒なレストラン。
看板に書かれたカタカナの「ツ」がちょっと怪しげだが、
レストラン自体はこざっぱりとしていい雰囲気だ。
ちなみにRatは「とても」という意味。
つまり「とってもフエ」「ベリーフエ」あるいは「超フエ」?

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何がいいって、ロフトの上で生演奏してくれることだ。
このお値段で生演奏はかなり贅沢。

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フエ料理は米粉を使ったモチモチ料理が多い。
その中でも代表的なのが小皿に入ったBanh beo(バンベオ)。
米粉を水で溶いて蒸した上にエビのそぼろなどが載っている。
写真の料理は3点セットで、バナナ葉っぱに包んだ料理がついている。
ひとつはBanh Bot Loc((バン・ボッ・ロック)という
タピオカ粉のモチモチの中に皮付きのエビが入ったもの。
平べったいものはBanh nam(バン・ナム)で、米粉生地に
エビそぼろ、豚脂などをのせて蒸したもの。

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これは私の一番のおすすめ、
Banh uot thit nuong(バン・ウッ・ティット・ヌン)。
米粉の蒸した皮に、味付けして焼いた豚肉と野菜を巻いた蒸し春巻きを
味噌ダレにつけて食べる。やみつきになる味です。

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テーブルの上にはこんな感じでバナナの葉で包まれたものが載っている。
無料サービスではなく、食べた分だけ支払う仕組みなので要注意。
中には豚肉のハムのようなものや、生豚肉を発酵させた酸っぱいハム、
モチモチの中にお肉が入ったものなどいろいろあるので、
こちらは何があたるかお楽しみってことで。

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その中でもこの四角いのはおやつなので、最後にとっておきましょう。

★Rat Hue(ラット・フエ)★
住所:4E Le Loi, Dist.1, HCMC
電話:08-8275732
Web:http://www.quanrathue.com
営業時間:8:00~21:30

「ベトナム/小玉みかん」

12 1月
2008年1月12日

遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

この年末年始は日本に一時帰国をしていた。
せっかく帰国したというのに、到着してすぐカゼを引いた。
常夏の国で毛穴が開ききった身には日本の冬の寒さには絶えられない。
結局ほとんどコタツの中ですごすことになってしまったが、
コタツといえばみかん!
1年ぶりの日本のみかんはおいしい。そして酸っぱい!

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ベトナムにもみかんがある。
11月も終わりになると、自転車の後ろにつけた籠に
みかんを入れて売り歩く人たちが目に付くようになる。
季節感のないサイゴンだが、このみかんの橙色を見ると
「ああ、日本は寒い季節なんだなあ」と感させてくれる。

ベトナムで売られているみかんは手で握ると隠れてしまうほど小さい。
皮をむくと白い繊維が少なく、房の皮も薄いので、ぽんぽん食べられる。
調子にのって口いっぱいに放り込むと、種を噛んでしまったりするけれど。
味は酸味が少なく、甘味が強いように思う。
日本の酸っぱくて甘いみかんも好きだけれど、
南国らしく甘いベトナムのみかんも大好きだ。
この時期にベトナムにいらっしゃる方、ぜひご賞味を。

「ベトナム/暑い熱いクリスマス」

06 1月
2008年1月6日

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年々混雑の度合いが増すサイゴンのクリスマス。
住み始めたころは街に繰り出して喧騒を楽しんでいたが、
8回目となるともういい加減食傷気味。
元来人ごみが大の苦手なので、今年は田舎へ避難していたので、
今年のイブはどの程度の混雑だったかわからないが、
知り合いはいつも車で5分でいけるところ、40分かかったといっていた。
私のいた田舎は多少クリスマスツリーや電飾が飾られて、
夜若者の人出が多かったぐらいで、それほどの騒ぎにはなっていない。
サイゴンの盛り上がりが異常といえるだろう。

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TAXデパートも気合をいれて雪化粧。
1階の歩道には「冬ソナ」を彷彿とさせるベンチと雪だるまが置かれ、
夜は記念撮影する人々でごった返し身動きがとれない。熱いぞ。

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画像は昨年のクリスマスイブの聖母マリア教会前。
今年はこれ以上にすごかったことだろう。
道端では紙ふぶきやスプレーが売られていて、
友達同士だけでなく、通りすがりにかけあったりする。
傍目に目立つ欧米人は格好の標的になる。
日本人でよかったと思える瞬間だ。

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例年、子供達にサンタクロースの格好をさせるのが大流行なのだが、
(暑くてかわいそうだと思うんだけれど)
今年はヘルメット着用義務付けになったおかげで、
サンタクロースの帽子の売れ行きが悪かったそうだ。
思わぬところにヘルメット義務付けの影響が出ている。
帽子屋さんは来年は商売変えしないとやっていけないかも。

このブログを書いている今はまだ年末です。
皆様よいお年をお迎えください。

「ベトナム/礼儀正しく集団暴走?」

05 1月
2008年1月5日

前回お伝えしたとおり、ベトナムでは12月15日より
全ての道路でオートバイに乗る人のヘルメット義務付けが始まった。
違反者の罰金は15万ドン(約1100円)。
ベトナムの物価から考えるとかなり重い罰則である。

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前日夕方に撮影した風景は、明日からヘルメット全面義務付けなど
微塵も感じられないいつもどおりのもの。

が、翌朝通りに出てみると...私の知ってるベトナムじゃない!

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見事にみんなヘルメットをかぶっている。
実際にはほとんど交通警察の姿は見えなかったが、
取締りを恐れて停止線の位置を守り、かなり礼儀正しい。
こんなに一変するとは思ってもいなかった。

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こんな無茶な運び方をしていても、ヘルメットはきっちり着用。
3時間ほど外をほっつき歩いていて、着用してないのを見かけたのは
わずか3人だった。
交通事故による死亡者が年間2万人近くもいて、
外科病棟は野戦病院のようになっているベトナムでは、
ヘルメットの着用は必要不可欠である。
が、この礼儀正しい光景には一抹の寂しさを覚える。

ベトナムでは法律決定から実施までの期間が1ヶ月もないことはざらなのだが、
今回はヘルメットの供給が間に合わないことを理由に全面実施が
先延ばしにされたため、準備期間が思いのほか長く、
政府も広報の時間が十分あり、人々の認識が高かったのが成功の原因だろう。
これを機会に、何事も準備期間を設けて実施して欲しいものである。

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