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「ベトナム/ニャチャンの温泉で綺麗になろう!」

22 11月
2008年11月22日

今の時期、10月後半から北東の風が強く吹きつけ、
ベトナムの中部地域は雨季に入ってしまう。
ベトナム第1のリゾート地ニャチャンでビーチリゾートを楽しもうとせっかくやってきたのに、
海はミルクコーヒー色、こんなはずじゃなかったと落胆する方もいるだろう。
でも、そんな涼しい時期だからこそ楽しめる場所もある。それが温泉だ。

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ニャチャン中心から車で20分ほどのところに、Thap Ba(タップバー)Hot Spring Centerがある。
最近拡張してVIPスパなども併設し、国内外の観光客が数多く訪れるようになった。
VIPスパはシングルルーム105ドル/1人、ダブルルーム170ドル/2人、No.1ルーム240ドル/2人。
さすがに庶民の私には贅沢すぎるので、友達と一緒に35万ドン(約20ドル)/2人の2人用バスタブにした。

「奥に行くと案内の人がいますから」といわれて中にはいっていくと、
ロッカーが並んだところに受付があり、そこでバスタオルを貸してくれる。
有料で水着も貸してくれるようだ。タオルも水着も古臭いので、気になる方は持参したほうが無難。
1万ドンのデポジットを支払ってロッカーの錠前を受け取って荷物をロッカーへ。
更衣室で水着に着替える。貴重品は別に預かってくれるところがある。

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丘の斜面に浴槽がたくさん並んでいる。
案内されて上にあがると、まずはシャワー。このシャワーも温泉でちょっとしょっぱい。

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そして木製のバスタブに案内され、その場でなみなみと泥温泉が注ぎ込まれる。
ほどよい温かさで、泥が入っているせいかさめにくく、長くはいっていても大丈夫。
周りにユーカリの木が立っているのだが、温泉もユーカリのようなよい香りがするので、
おそらく入っているのではないだろうか。
顔や体をマッサージすると、びっくりするほどすべすべになる。

泥温泉からあがったらまたシャワーで泥をよく落とす。
水着の中に泥がびっくりするほど溜まっているので、丁寧に洗いましょう。

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階段を下りると、こんなシャワーに案内される。
勢いが強くて痛い!けど気持ちいいです。

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今度は泥の入っていない透明な温泉へ。
こちらは温度は少し高めで、日本の温泉のよう。気持ちいい~。
お湯は交換するので、ここで落としきれなかった泥も良く落とすとよい。

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さっぱりしたあとはプールへ。
プールサイドの寝椅子で少し休んで水分を補給たあと、プールに飛び込む。
このプール結構深くて、深さが160センチほどあるので要注意。
また温度が普通のお風呂並にかなり温かいというか熱いので、
あんまり一生懸命泳ぐとすぐばてます。

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子供用の浅いプールと水遊びできる場所があるので、子供連れで楽しめる。
大人も子供に混じってあそんでますが。

ベトナムで数少ない温泉だし、ベトナムにしては(?)日本人も抵抗なく楽しめるレベルに綺麗。
プールが熱いので、お天気の悪い日にプールだけ楽しむのもいいかもしれない。
泳いでいるうちに熱くて汗かいて、肌も綺麗になるなんて一石二鳥。
ぜひお試しを。

★Thap Ba Spring Center(Suoi Khoang Nong Thap Ba)★
住所:25 Ngoc Son, Ngoc Hiep, Nha Trang
電話:058-3830090, 3834939
※どこのホテルでも申し込みができ、頼めば迎えに来てくれる(有料)。
タクシーだと7万ドン程度。
<料金>(2008年11月時点)
○VIP SPA
シングルルーム:105ドル/1人
ダブルルーム:170ドル/2人
No.1ルーム:240ドル/2人
○スペシャルバスタブ(バスタブ1個の料金)
1人用:20万ドン
2人用:35万ドン
4人用:60万ドン
6人用:80万ドン
○混浴(お湯を入れ替えないので、温かくない)
大人:8万ドン
子供:4万ドン
○温水シャワー
大人:5万ドン
子供:25000ドン
○プール
大人:4万ドン
子供(身長140センチ以下):2万ドン
○マッサージ 10万ドン
※入浴料はプール利用料込み

「ベトナム/隠れ家中部料理レストラン」

15 11月
2008年11月15日

袋小路をずんずん入っていった奥深く、「え?こんなところに?」と思う場所に
瀟洒なレストランがある。
「Mi Tau」という名前で、オーナーに意味を聞いたら、
中部弁でMiは「お前」、Tauは「オレ」。
サイゴンだとMay、Taoになる。男性だけでなく女性同士でも使う人称だ。
オレとお前で気楽にいこう、といった意味合いだろうか。
場所柄外国人も結構来るようだが、私が行ったときはベトナム人客がほとんど。
入り口にオーナーのオレンジのべスパがとめられており、
内装はトイレまでちょっと一工夫してあり、落ちついた居心地のいい空間である。

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中部料理のお店で、メニューは少ないが、一つ一つ丁寧に作られているように見える。
右手がBanh it tran tom thit(バンイットチャントムティット)。
お餅の中にエビとお肉のすり身が入っている。
左手がBanh beo chen(バンベオチェン)。
こちらも米粉のお餅の料理だがタピオカの粉が入っているのでぷりぷりとしていて、
ヌックマムのタレと一緒にあっさりいただく。

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こちらはBanh uot thit nuong(バンウォットティットヌゥン)。
蒸した米粉の皮の中には焼いた豚肉と米の麺、香草が入っている。
これもあっさりとしておいしい。

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こちらはこのお店の創作料理のようだ。
Cuon ruoc tom chua(クゥンルゥックトムチュア)という料理で、ここで初めて食べた。
一見梅と沢庵を巻いてあるのかと思う彩りだが、これは2色のお芋。
Ruocという味噌のようなタレをつけて食べるとなんとも複雑なお味。
エビと豚肉はすっぱい味付けになっている。
これもまたさっぱりしている。

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最後の仕上げは中部の古都フエの名物、Bun bo Hue(ブンボーフエ)という牛肉入り米の麺。
本場で食べるととても辛く、スープがこってりとしているのだが、
ここのはサイゴン風なのかかなりあっさりとした味付け。
辛いものが苦手な私も全然平気だし、辛いのが好きな人は辛味を足して食べるとよい。

ちなみにご飯料理もあるのだが、日曜限定のメニューとのこと。
今度は日曜日にチャレンジしてみよう。

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かなりあっさりとしていたので胃にもたれるほどではないが、さすがにお腹いっぱい。
最後の仕上げにお茶と乾燥しょうがのお菓子をだしてくれる。
このしょうがのお菓子が、とても甘いがしょうがの辛味がきいていて、
口の中がさっぱりするし、胃もすっきりする。
お店の心遣いが感じられるもてなしだ。

オーナーはずいぶん昔に日本語を習ったことがあるそうで、
日本語を思い出しながら少しお話した。
年配だがショートカットがとてもよく似合う柔らかい笑顔が素敵な女性。
お腹に優しい料理とともに、オーナーに会いにまた行きたくなるお店です。

★Mi Tau(ミータウ)★
住所:6/33 Cach Mang Thang Tam, Dist.1, HCMC
電話:08-38272856
営業時間:10:00 ~ 22:00

「ベトナム/美肌ドリンク葛(くず)」

10 11月
2008年11月10日

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ベトナム女性は「肌にいいから」と、このBot san day(ボットサンヤイ)を水に溶かして飲む。
Botは「粉」、san dayは「葛」のことである。
葛の効能をネットで調べてみると、
「初期の風邪の寒気をやわらげ、熱を取り、喉の渇きを癒したり下痢などにも効果がある」
と書かれていた。
おそらくこの「熱を取り」というのがポイントなのだろう。
ベトナム南部は年中夏。体に熱がこもりがちで、吹き出物などの肌のトラブルに悩む女性は多い。
ベトナムでは「熱い食べ物(飲み物)」「冷たい食べ物」という言い方を良くするのだが、
食べ物によって熱を体にこもらせるもの、熱を発散させるものがあり、
それを常に意識して、吹き出物ができると体の熱を発散させるものを食べたり飲んだりする。
これもその中の一つなのだろう。

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私の周りの女性は、この粉を水に溶かして、柑橘系の果物の汁を絞ったり、皮を入れ、
砂糖を溶かして飲んでいる。
カルピスのように見えるが、粉自体には癖は何もなく、ライムを搾って飲むと粉っぽいライムジュース。
とびきりおいしいというわけではないが、美肌のために毎日飲むのはまったく苦にならない。

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ホットにして飲むのももちろんOK。いわゆる「葛湯」である。
私の買ったものは細かい粉になっていなかったので、すりこ木で細かくしてからお湯を入れた。
熱い湯にゆっくりとかすと、とろみがでる。
細かい粉状のものも売っているので、ホットがお好みの方は粉状のほうを買うと良い。

日本では本物の葛は数が少なく、高級品なのだとか。
ベトナムでは1袋が100円しないので、お土産にいいかもしれない。
料理をするとき、私は片栗粉の代わりにこの葛粉を使ったりするが
日本からみると、とっても贅沢な使い方なのかもしれない。

「ベトナム/胸が小さいとバイク運転禁止?」

02 11月
2008年11月2日

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先日「胸が小さいとバイク運転禁止?」というベトナムの珍制度に関するニュースが
インターネットなどで報道されたのを目にした方もいると思う。
バイクと胸のサイズの何の関係が???とびっくりされると思うが、
実はこれは胸のサイズというより胸囲のこと。

交通事故削減を目的に、医療省が「運転免許発給の健康基準」を公布、
60項目にわたる健康基準をクリアしないと運転免許が発行されないということになった。
例えばバイクの場合は、身長が145センチ以下、体重が40キロ以下、胸囲が70センチ以下の場合は、
50cc以上のバイク運転免許の発給をうけることができない。
さらに病気や障害についても細かく規定されており、肝硬変や椎間板ヘルニアだと自動車は運転できず、
左右の腕の長さの差が自動車の場合は3センチ、バイクの場合は5センチあるとダメ。
そんなことが運転と関係あるのか、ということまで細かく規定したものであった。

案の定国民からは大反対。新聞は連日反対意見を報じた。
読者の投稿もたくさん掲載されており、
「私の母親は戦中生まれで栄養が不足していたため体が小さく、身長は145センチ以下。
しかし今まで事故を起こすこともなくバイクで仕事に行き、子供を養ってきた。
バイクに乗れなくなったら今後どうやって生活すればよいのか」
「自分は身長は145センチ以下だが、何年も運転していて事故を起こしたことは一度もない。
この基準はいったい何を根拠に設定したのか」
という意見があいついだ。
専門家からの反対意見も多数掲載された。
医療省自身も「実際にそぐわないものは改正する」と発表しており、なんとも心もとないスタート。

そして、発表から2週間後、この珍規制は撤回されてしまった。
あれだけ反対意見が多かったからなあ、と思って新聞記事を読んでみると、撤回の理由は、
司法省より「本決定は医療省の権限から逸脱したもの」との指摘が入ったからとのこと。
何のことはない、最初からこんな決定を出す権限がなかったのだ。
これだけ世間を騒がせておいて、根本が大きく間違っていたとは!

省庁間のすりあわせが出来ていないとか、新規定が従来からの有効な他の規定と矛盾がある、
といったことはベトナムではありがちなはなし。
でも今回の規定は根本からズレていたということで、ほんとに「珍規制」であった。

交通事故削減を目指すなら、今のように学科試験と実技(8の字で運転するだけ)ではなく、
運転マナーに関する講習とか、事故の写真をたくさん見せるとかのほうが効果が高いと思うけれど。
大規模なODAもベトナムは必要としているのかもしれないけれど、
こういった教材作成支援といったものもやってほしいなあと思う。

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