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「第3回ホイアン提灯(ちょうちん)祭りに行ってきました」

20 2月
2011年2月20日

旧正月の大晦日から元宵節にあたる16日までホイアンでは旧市街の景観を
より趣き深くする&この街に昔から伝わる伝統工芸としての提灯作りを
称えることを目的としてホイアン提灯祭りが行われました。

今回の祭りでは、アート提灯・商業用提灯など
スタンダードなものから一風変わったものまで展示されており
ちょっと写真をご紹介。

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灯かりの中に日本橋を作り、かなり凝ったプロの作品もあれば、

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中学生や高校生が作った可愛らしいドラえもんや猫年の提灯もあります。

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提灯は中国が発祥と言われており、日本には15世紀頃からという説もあれば、
平安時代の10世紀頃からあったという説もあるようです。

もともとは「手に提(さ)げて持ち歩く灯り」という漢字のとおり、
手持ちで自分の足元を照らすために使われていた生活のための道具から始まり、
次第に住居を夜でも明るく照らすための掛けるタイプが作られ、
宣伝や装飾品、インテリアとしても活躍するようになりました。

そして今日ではより多様化し、商品としての機能性よりも
デザイン性に重きが置かれるアート、デザイン性を凝らしたものも
増えだしています。

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今回改めて提灯という言葉自体の意味と
ホイアンの町の歴史を学ぶことによって、
いつもの「雰囲気がいいなぁ。」という感想から
一歩深く赴きを感じられたような気になりました。

また今回記事を書くに当たっての発見は
「提灯=ランタン」は細かく言うと違う!ということです。

しかし英和辞典などだとlantern(ランタン)→「提灯のこと」とざっくり書いています。
ホイアンでも1ヶ月1回のランタンフェスティバルがあります。

しかししかし今回調べた結果によると提灯とは竹ひごを使って骨組みをつくり、
障子紙や布を張って灯りを灯すもののことを指し、
一方ランタンは洋風の外用のランプ、またはアウトドアや登山で、
夜間に光源として利用する器具であり灯りはガソリン、ガス、電池など
燃料を利用するものが一般的である。と書いているため厳密には違うみたい。。

となると下の写真の2階部分の照明は提灯ではなくランタンなのだろうか。。
明らかに竹ひごではつくられてなさそうだ。。

 

でもホイアンには提灯がたくさんあるし、
それだとランタンフェスティバルじゃないやんとか
カンテラとランタンは何が違うんだとか掘れば掘るほど
言葉の使い方とは曖昧であり、しかしちゃんと言葉それぞれには
意味があるんだなぁと勉強になったホイアンの街灯りでした。

「ベトナム2011年、猫年の謎」

11 2月
2011年2月11日

メリークリスマス。新年明けましておめでとうございます。

と2つの一大行事が終わり、仕事が忙しくなり始める今日この頃ですが
ベトナムはこれからテト休み(旧正月休み)に突入です。

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ご参考までにテト絡みのニュース記事をいくつか紹介すると・・・

・ハノイ2011年旧暦大晦日、市内29か所で花火
・テト向け帰省チケット販売開始でバスターミナル混乱
・工業団地のATM、ボーナス引き出しで長蛇の列
・2011年テト休暇、公務員は31日から8連休に
・テト休暇後も工場に戻らない労働者

などのように12月末のクリスマスから始まりテト休みが終わる
2月中旬ぐらいまでのベトナムはどこか浮き足だっており、
ほとんど仕事にならない+テト明けには職場に戻って来ないこともある
にぎやかなシーズンなのです。

そんなにぎやかさを体感するために自分の買い物も兼ねて
スーパーマーケットまで行ってみるとテト休みに向けての
大売出しって感じになっております。

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下の写真のようにお酒やお菓子などを
まとめたパッケージがたくさん売り出されています。

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またもや七福神さんのようなキャラクターが・・・
今度はえらくかわいい感じになっております。

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そして今回一番の驚きは・・・

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招き猫。そして下の広告を見るに
「2011年猫年。幸福を呼ぶ日本の猫」
みたいなキャッチコピーが書かれています。

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これが一体どういうことなのかというと日本の十二支の中では、
「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」
となっているため猫年なんて存在しません。

しかししかし、ここにはベトナム語で猫年と書いているのです。

うーん。。と思いながらウェブサイトを見ていたら・・・
『チベット・タイ・ベトナムでは、日本で言う「うさぎ年」は「猫年」』
という記事を見つけました!

どうやら世界各国に十二支のようなものはあるようですが、
微妙に動物が違ったりしているようです。

調べたところベトナムは、
「ねずみ、水牛、虎、猫、龍、蛇、馬、山羊、猿、鶏、犬、豚」
となっているため、「卯」のうさぎが猫に変化し、
あの広告そして猫年にあやかって招き猫が売られていたということが
わかってとても勉強になりました。

ついでにいうと「亥」については、むしろ日本が特殊であり、
他国では豚のほうが多いようです。
というのも中国語で「猪」という単語は一般的に豚を意味するのだとか。

他にもモンゴルは虎が豹、アラビアは辰がワニになったり、
様々な違いがある中でロシアは日本と同じ十二支だそうです。

そんなちょっと不思議な世界の常識、当たり前の違いを
楽しむことが海外の楽しさだなぁとひょんなことから感じれた
ベトナムのテト休み前でした。

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