伝統行事

15 7月
2011年7月15日

みなさんこんにちは。いよいよ夏至の季節を迎えたスウェーデンからブログをお届けします。6月という季節はスウェーデンでは多くの行事があってとても活動的な季節です。まず6月6日はスウェーデンのNational Day(建国記念日)で、ストックホルムをはじめとする都市ではこの日を祝うお祭りがあります。それから、6月はスウェーデンの高校の卒業の時期でもあり、スウェーデンではこの高校卒業のお祝いが大規模に行われます。特にこの時期に街中でよく見られるのが、卒業生たちが大きなトラックを借りて、大音量の音楽をかけながらトラックを街中で走らせるという光景です。みんな大体酔っ払ってトラックの上で音楽に合わせて跳んだりしています。街の人たちはこの行為を見ていて楽しいと思う人もいれば、迷惑に思っている人もいるようで、この高校卒業生の「伝統行事」の受け止め方は様々なようです。

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また、6月の下旬には夏至祭と呼ばれる、夏至をお祝いする行事があります。日本では夏至といってもそこまで昼が長くなることはありませんが、スウェーデンでは夏至になると夜の時間が本当に短くなります。ストックホルムではまだ少し暗くなる時間もありますが、それでも夜の11時過ぎでも夕方くらいの明るさです。スウェーデンの北のほうに行くと完全な白夜が体験できるようです。この夏至の祝い方は人によって違いますが、友だちと外でバーベキューをしたり、またサマーハウスと呼ばれる別荘に行って家族と過ごす、といったお祝いの仕方が一般的です。

夏至祭のディナーには、スウェーデンの伝統的な食べ物と一緒に、スナップスとよばれる非常に度数の強いお酒を頂きます。スウェーデンでは、この時期にはよくシルとよばれるニシンを酢漬けやマスタード漬けにした食べ物を伝統的に食べます。お店に行くとビンに入って売っているので簡単に準備ができます。このシルと一緒に、夏にとれたじゃがいもにディルと呼ばれる香草で香りつけて食べます。その他にはバーベキューやミートボール、パンに海老やザリガニのクリーム和えをのせて食べるのも典型的なスウェーデンの料理です。それから、ゆで卵にキャビアや小エビをのせて食べるのも人気があります。ちなみにミートボールにはリンゴンというベリーのジャムをあわせて食べるのがスウェーデン流です。ベリーのジャムとミートボールという組み合わせは変に思えるかもしれませんが、意外と合うのです。

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食事中には何度もスナップスと呼ばれるお酒を小さいグラスに入れてみんなで合わせて一気に飲み干します。とても度数が35度から40度くらいあるので、私なんかはすぐに酔っ払ってしまいます。飲み干す前にはみんなでスウェーデンの伝統的な歌を歌うこともしばしばあります。

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スナップスには色々な種類があるので、自分好みの味を見つけるのも楽しいかもしれないですね。

冬が長い分、夏の明るい日差しを楽しもうという気持ちがこのような伝統を育んできたのですね。

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