ポスク

01 5月
2011年5月1日

みなさんこんにちは。4月も終わりを迎え、最近はストックホルムもすっかり暖かくなり、ジャケットも必要ないくらいの気候になってきました。春の花々も咲きだして、つい最近までコートを着て出歩いていたのが不思議な感じがします。

そして4月のこの時期はスウェーデン語でポスクとよばれる、イースター(復活祭)の時期です。今年は少し遅めで、4月21日からポスクの休日が始まりました。イースターは日本ではあまりなじみがないですよね。ヨーロッパの方ではキリストが死んだあと、復活して地上に戻ってきたという宗教的な理由から、重要な祝日の一つになっています。まあスウェーデンの方では現在では宗教的な意味合いは薄れているみたいですが。それでもイースターの祭日には、家族でお祝いをするという習慣が残っています。

クリスマスを象徴する色が赤と緑なら、イースターを象徴する色は間違いなく黄色ですね。黄色の花などが花屋さんでこの時期には多く見られます。また卵や、ひよこ、それからうさぎをモチーフにした小物などもイースターの重要なアイテムです。

SWD_0501_0101

街で見かけた花屋さんです。黄色の花や、枝の先に黄色の羽根(のようなもの)をくっつけた飾りがイースターでは人気です。

SWD_0501_0102

こちらはNKデパートに入っていた花屋・雑貨屋さんです。本当に黄色一色の飾りつけです。

イースターでは特に卵が本当に重要です。キリストの死を悲しむというよりは新しく生まれるということを祝うのに意味があるんですね。卵はその新しい生を象徴しているのでしょう。ということで色々な卵の雑貨をお店で見かけます。

SWD_0501_0103

SWD_0501_0104

上の枝に飾られている卵はロイヤルコペンハーゲンの商品でした。上品でかわいらしかったです。

イースターの休日には、多くの家庭で、卵に色をつけたり絵を描いたりするのが子供たちに人気です。もちろん、その後の夕食で卵をゆでて食べます。この時期には当然ながら卵の消費量が一気に上がるみたいです。卵と同様、チョコレートやキャンディーなどのお菓子の消費量も上がるみたいです。というのも、子供のいる家庭では、卵の形をした入れ物にお菓子をつめて子供にプレゼントするのが習慣となっているからです。プレゼントの際には、その卵形の入れ物を最初隠して、子供たちが探すというのが伝統的なようです。もともと子供を対象にしたプレゼントですが、大人たちもそれに便乗してお菓子を食べるので、この時期にはスウェーデン人のお菓子の消費量が上がるのですね。

では、お菓子の食べすぎには気をつけて、イースターの休日(21日から25日までと短いですが)を満喫したいと思います。

サマータイム

26 4月
2011年4月26日

みなさんこんにちは。最近はずいぶん暖かくなってきたストックホルムからブログをお届けします。こちらではサマータイムというものがあって、3月の終わりの週にはウィンタータイムからサマータイムへと変更になりました。時間を1時間早めるので、日本との時差が8時間から7時間へとなりました。サマータイムになると日が暮れる時間がずっと遅くなるので、一日をより長く満喫できます!
そんな季節の変化を感じる時期には、ストックホルムで人気のイベント、「ストックホルムアイス」が開催されます。以前のブログでも少しお伝えしましたが、これはフィギュアスケートのショーです。去年のショーがとても人気だったので今年も引き続き開催することになったようです。今年でまだ2回目のようですが、これからも続けてほしいです!
このアイスショー、去年はプルシェンコやランビエールなどのオリンピック・世界選手権のタイトルを持ったスケーターなどが参加し、会場は大盛り上がりでした。今年はこの二人に加えてさらに、トリノオリンピック金メダリストの荒川静香さんや、フィンランドのレピスト選手(去年の世界選手権で銅メダル)も参加して、非常に高いレベルのショーでした!その他にも、スウェーデンのシングルの選手も多く登場し、会場を沸かせていました。

SWD_0402_0101

オープニングはチームでの滑りでした。シンクロナイズドスイミングのようにフィギュアスケートでも団体競技の世界選手権あるみたいですが、なかなか他のフィギュアのように放映されませんね。大勢がリンク上で模様を描いて滑っていたので結構見ごたえがありました。

SWD_0402_0102

上の写真は、小さく写っていますが、荒川選手です。上の写真で滑った以外の、もう一つの演目が日本をテーマにしたものでしたが、とても芸術的なプログラムとなっていました!荒川さんが背中を思いっきり反らすイナバウアー(レイバック・イナバウアーと呼ばれているようです)をすると会場から大きな拍手が起こっていました。あの技、実際にスケートリンクでみると本当にきれいでです。

SWD_0402_0103

上の写真はペアの選手の演技です。スーパーマリオがテーマ(?)のプログラムでした。ペアの演目はコミカルなものや、ペア独自のダイナミックな技を組み込んだものが多く、とても見ごたえがありました。

SWD_0402_0104

上の写真のランビエール選手は言うまでもなく、芸術性の高さと、高速スピンと、あとは人柄でとにかく人気でした。小さい女の子たちがお花を拾って渡してました。
プルシェンコ選手は残念ながらいい写真がとれませんでしたが、相変わらずリンク上では存在感を示していました。司会者がプルシェンコを紹介するとき、彼の名前を言う前に、「すべてのタイトルを取った男だ!」という紹介で始めていたのが印象的でした。
来年もぜひストックホルムアイスを開催してほしいです。あともっと日本のスケーターも来るといいな。

ストックホルムの地下鉄

06 4月
2011年4月6日

こんにちは、最近ストックホルムはすっかり暖かくなり、春の陽気が訪れています。スウェーデンでも最近は、東北・関東の地震と津波、原発問題について震災直後から大きく報道しています。みんな早く被災地が復興してくれることを願っています!

さて今回は、ストックホルムの地下鉄のちょっとユニークな一面に注目してみたいと思います。一見すると地下鉄は何の変哲もない普通の地下鉄に見えますが、注意深く見てみると、ストックホルムの地下鉄の駅では多くのアートを発見することができます。

例えば、Kungsträdgården (日本語訳で「王の庭」の意味)の駅内のデザインはとても素敵です。下の写真は駅の地下のホームの入り口ですが、むしろ魔界への入り口という感じもしますね。

SWD_0401_0101

更にこの駅のホームの壁にはところどころに彫刻の作品があります。この駅のホームは結構暗めでしかも閑散としているので、こういう彫刻は少し怖かったりします。。でも駅のホームにこういった作品があるとおもしろいですよね。壁も石造りで彫刻の雰囲気とマッチしています。

SWD_0401_0102

SWD_0401_0103

Kungsträdgården駅の近くには国立美術館をはじめとした美術館や博物館が多いので、駅もアートを意識した造りになっているのかなぁと思ったりします。この駅、デザインがとてもユニークなのにもかかわらず利用者が少ないのが少し残念です。

ストックホルムの中心の駅、T-centralenでも、Kungsträdgårdenの駅ほど異次元的な雰囲気はありませんが、実はところどころにちょっと凝ったデザインが見受けられます。

例えば駅のホームの柱にはモザイク調のデザインが施されています。

SWD_0401_0104

こちらは、駅構内のホームへと続くエレベーター脇の柱(?)です。

SWD_0401_0105

これらのアートは恒常的に駅の一部となっていますが、その他にも駅によってはホームや、ホームの壁に期間ごとに美術作品を展示したりする場合もあります。

Odenplanという駅では、駅のホームに設置されているガラス張りのケースの中で、国内の美術大学を卒業した学生の作品を一定期間ごとに展示しています。

下の写真が、現在展示されている作品です。この駅では展示作品が期間ごとに変わっていくのでいつも楽しみにしながら利用しています。

SWD_0401_0106

ストックホルムのほとんどの地下鉄の駅構内には何らかの美術作品が使われているそうです。普段は何も気にせず通り過ぎて行く駅ですが、知らず知らずのうちにアートに触れているんですね。観光で訪れるときにもこういった少し隠れた美術作品を発見するのも楽しいかもしれません。

コーヒー

21 3月
2011年3月21日

みなさんこんにちは。ストックホルムは最近は日増しに暖かくなり、また日照時間も長くなってきて春の兆しがようやく見えてきました。長い冬から開放されて春が近づくとスウェーデンの人々も明るくなってきます。これ実は本当で、スウェーデンでは冬があまりにも暗いために冬になると慢性的に鬱になる人が増えるようなんですね。逆に春になるとみんなより社交的に、明るくなってくるのです。

以前にも少し書きましたが、スウェーデンにはフィーカと呼ばれるコーヒータイムの文化が根付いています。スウェーデン人のコーヒーの消費量は世界でも上位で、一日に5-6杯コーヒーを飲むという人も少なくありません。セブンイレブンなどのコンビニでもレジで紙コップをもらってコーヒーメーカーからコーヒーやカフェラテ、エスプレッソなどをセルフで入れることができます。なので缶コーヒーというものがないんです。

それから家に簡易なエスプレッソマシーンを持っているのも結構一般的です。安いものだと1万円程度で手軽に買えます。専用のコーヒーやミルクのカプセルを買って、自宅でエスプレッソや、カフェラテ、ホットチョコレートなどが楽しめます。

うちのエスプレッソ・カフェラテマシーンです。

SWD_0302_0101

もちろん、カフェでのフィーカも人気です。友だちと休みの日に会ったりする時にはカフェでのフィーカが欠かせないものです。今日は久しぶり友だちとエスプレッソハウスというカフェでフィーカをしてきました。

SWD_0302_0102

このエスプレッソハウスは最近人気のあるカフェのチェーン店です。ちなみにこのお店ではコーヒーやケーキに学生割引あるのでちょっとうれしいです。

コーヒーとブルーベルーのカップケーキを頂きました。

SWD_0302_0103

スウェーデンでたぶん一番人気のカフェはWayne’s Coffee (ウェインズコーヒー)とよばれるコーヒーチェーン店です。このカフェはストックホルム市内のいたるところにありますが、どこも人でにぎわっています。ここのチャイラテは特にお勧めです。

SWD_0302_0104

このウェインズコーヒーはスターバックスからインスピレーションを受けたコーヒーチェーンですが、実はそのスターバックスはスウェーデンに最近までなかったのです。2010年の2月にストックホルムのアーランダ空港にスターバックススウェーデン第1号店がオープンしました。スウェーデン人のコーヒー好きを考えると最近まで1店もなかったのが不思議ですよね。今はまだ空港にしかありませんが、これからきっと街の中心にも普及することでしょう。

3月はまだ少し寒いですが、夏になるとみんな仕事を放り出して(というか午後4時には仕事を終えて)屋外のテラスで太陽を浴びながらフィーカをします。早く暖かくならないかなぁ。

ウィンタースポーツ

05 3月
2011年3月5日

ストックホルムは1月終わりから2月にかけて少し暖かくなり、雪が溶けてきました。それからまた少し寒くなったので、溶けかけの雪が氷となり、地面がスケートリンクのようにつるつる滑りやすくなっています。この時期は結構気をつけないと簡単に転んじゃうんですよね。

冬にはそんな難点もありますが、だからこそ北欧ではみんな冬を楽しく過ごそうと、ウィンタースポーツがとても人気です。去年のバンクーバーオリンピックでもクロスカントリーやノルディック複合などでスウェーデンやノルウェー、フィンランドなどの北欧の国々が多くのメダルをとりました。スキーもさることながら、スウェーデンで一番人気のウィンタースポーツといえばアイスホッケーです。サッカーと同じくらい人気かもしれないですね。スウェーデンのアイスホッケー1部リーグの試合はこの時期毎晩のようにテレビで放映されています。

SWD_0301_0101

この1部リーグにはストックホルムからはDIFとAIKの2チームが所属しており、この2チーム同士の対戦だとスウェーデン最大屋内スタジアムであるグローベンで試合が行われます。グローベンはその丸い形から、地球(Globe グローブ)を連想させる名前がついたのです。このグローベンではアイスホッケーの試合のほかにも、去年の初めにはフィギュアスケートのアイスショーが行われました。有名なフィギュアスケーターであるプルシェンコやランビエールが登場し、会場はとても盛り上がっていました。ちなみに、スポーツとは関係ありませんが、グローベンではしばしば大規模なコンサートも行われます。

グローベンの写真とプルシェンコのリンク上の写真です。

SWD_0301_0102

SWD_0301_0103

ウィンタースポーツは観戦するだけでなく自分でやってみるのも楽しいですよね。ストックホルムにはいくつか野外のアイスリンクがあり、スケートを楽しむことができます。自分のスケート靴を持っていくこともできるし、場所によってはスケート靴をレンタルすることもできます。街の中心地にあるKungsträdgården (クングストレーゴーデン、王の庭)とよばれる公園はストックホルム市民にも観光客にも人気の野外アイススケートリンクです。ここでは靴のレンタルができます。親子や、友達同士、恋人同士でも気軽に来ることができる場所です。スウェーデンではまだ幼いうちからスケートを始め、また学校でもスケートのクラスがあるので、みんな上手にスケートを滑ることができます。冬の時期にスウェーデンを旅行する方はぜひ野外のスケートも体験してみてください。スケートの後にカフェでコーヒーやお茶を飲むのもまた冬の醍醐味です。

SWD_0301_0104

SWD_0301_0105

Copyright© 2017 スウェーデン情報 All Rights Reserved.