みんなでフィーカしませんか?

12 12月
2010年12月12日

こんにちは!最近、冬の気配がより強く感じられるスウェーデンからブログをお届けします。北欧では夏至の頃は日が長いのですが、冬になると反対に夜がこの国を支配します。最近では午後4時くらいになると日が落ちて暗くなり、空も厚い雲で覆われて雪もちらつき、ストックホルム全体がどんよりした雰囲気です。太陽にもこの数日あまりお目にかかれません。
そんな冬の天気のせいか、体がだるく感じる人も多いようです。日本ではあまり考えないかもしれませんが、スウェーデンに住んでいる人たちは冬になると気分が落ち込み、欝っぽくなる人も多いみたいです。でもそういう時には、フィーカをしましょう!スウェーデンにはフィーカと呼ばれるコーヒーブレイクの文化が強く根付いています。スウェーデン人はコーヒーとペストリーが大好き。仕事でも学校でも、休憩時間にはコーヒーを飲み、ペストリーを食べます。そうすると天気が悪くて気分がどんよりした時でも少し暖かく元気になります。
コーヒーと一緒に食べるので定番なのが、下の写真にある、シナモンロールと呼ばれるペストリーです。スウェーデン語ではKanelbulle (カネルブッレ)と呼ばれています。

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このシナモンを使ったペストリーは焼きたてが最高に美味しいです。シナモンのほかにバニラを使ったものもあります。コンビニでも、カフェでも、スーパーでも、どこでも売っているのでスウェーデンを訪れたらぜひコーヒーとやお茶と試してください。冷めている場合は温めてから食べるとより美味しいです。
シナモンロールは年中ありますが、この冬の季節限定で食べられているペストリーもあります。特に12月には聖ルチア祭があり、その時に必ず出てくるのが、サフランロールです。(スウェーデン語でLussekattルッセカットと呼ばれます。)みなさん、あの有名なサンタルチアの曲は耳にしたことがありますよね。あの曲に出てくるルチアの祝祭です。

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上の写真の、数字の8のような形(あるいはアルファベットのS)のロールが、サフランロールです。サフランという香辛料を使っているので、全体が黄色くなります。11月に入るとこのルッセカットがコンビニなどで販売され始めました。サフランの独特のにおいがルチアの季節を感じさせます。ちなみにサフランという香辛料は少量しか使用しませんがとても高価なもので、スーパーでは普通の売り場にはなく、レジの棚にしか置いていません。
その他にも、クリスマスの季節に欠かせないのがジンジャークッキーです。(スウェーデン語でPepparkakaペッパーカーカ)このクッキー、形は主に丸やハート型ですが、クリスマスにはジンジャークッキーのお家を作るのもスウェーデンの伝統です。スーパーに行くと家を作るためのジンジャークッキーセットが売られています。このジンジャークッキーの家に砂糖のチューブやカラフルなチョコレートで模様をつけたりします。

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またこのジンジャークッキーのお供として人気なのがグロッグと呼ばれるワインにスパイスを加えた飲み物です。アルコール度はかなり低めで2パーセントくらいだったり、中にはアルコールフリーのものも多いです。温めて飲むのが主流で、ナッツやレーズンを入れたりしても美味しいです。

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この寒い季節にはフィーカをして元気を出しましょう!

ストックホルムでショッピング!

25 11月
2010年11月25日

こんにちは、今日はストックホルムでのショッピングについてお話したいと思います。ストックホルムの中心地(セントラル)辺りにはお店がたくさんあってショッピングには最適です。今は円高なので海外で買い物をするなら今のうちです。

まずはHötorget(市場)からセントラルを通りGamla Stan(古い街)に続くDrottninggatan(ドロットニングガータン、女王の通り)と呼ばれる通りには多くのお店が立ち並びます。その中でも有名なのが、みなさんご存知のはず、H&Mです。日本にもH&Mが近年進出してすごく人気らしいですね。H&Mはスウェーデンをまさに代表するファッションブランドです。低価格でデザインもかわいくてお洒落なのでスウェーデンでもすごく人気です。シャツやブラウスだと2000円以下のものも多いですね。高くても大体3000円以下で買えます。この通りだけでもH&Mは複数の店舗を出しています。ストックホルムのどこにいってもH&Mを見かけます。店舗ごとにファッションのテーマと品揃えも少しずつ違うのがH&Mの特徴であり人気の秘密でしょうか。

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その他にもこの通りには多くのお店が並んでいます。Brothers&Sistersはフォーマル・エレガントでビジネスシーンに向いたタイプの服が多いです。MQは少しカジュアルでお洒落な、値段は高めですが質もいい服が多いのでお勧めです。Indiskaはインドをテーマにしたファッションブランドで、エキゾチックでチュニックタイプの服が多いですね。

セントラルのセルゲル広場から続いている地下道はGallerianと呼ばれるショッピングモールに続いています。この地下道にもH&MやKappAhlなどのお店があります。靴屋さんも何件かありますが、その中でもDinskoと呼ばれる靴屋さんはお勧めです。靴の種類はなかなか豊富でお洒落な靴も多く、値段もお手ごろです。他にも靴屋さんが多くあるので、靴を買いたい場合はぜひこの地下道に入ってみてください。

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この地下道をエスカレーターで抜けるとGallerianと呼ばれるショッピングモールにつきます。このGallerianには服のチェーン店やアクセサリーを売るお店があります。お店のほかにカフェやアイスクリームを売るお店もあり、また屋内なので天気が悪い日にゆっくり買いものをしたり休憩したりしたいというときには最適の場所ですね。

下がGallerianの写真です。休みの日は多くの人で混雑してます。友達同士でも家族でも楽しめる場所です。

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もう少し高級なブランドの買い物がしたい!という方はセントラルの地下鉄を出てすぐのÅhléns(オーレンズ)と呼ばれるデパートや、セントラルからGallerianの方向へ歩いたところにあるNKというデパートを覗いてはどうでしょうか。これらのデパートにはスウェーデンでの人気ブランドTiger of SwedenやGantなどがあります。Tiger of Swedenはスタイリッシュでフォーマルなデザインでビジネスマン・ビジネスウーマンに人気です。

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ストックホルムの中心地には他にも多くのLindex、KappAhl、Ginatricotなどのスウェーデン発のブランドのお店が多くあります。スウェーデンを訪れた際にはスウェーデンのファッションブランドにもぜひ興味を持ってみて下さい!

ストックホルム市民の休日の過ごし方とは?

05 11月
2010年11月5日

今日は、すっかり秋を迎えたストックホルムでの、休日の過ごし方について紹介したいと思います。休日の過ごし方とはいってもそれは人それぞれですよ。家でゆっくりしてもいいし、少し田舎の方にある別荘に行くというのもいいですよね。ちなみにスウェーデンでは田舎の方に別荘ないし、サマーハウスとよばれるコテッジを持つのが結構普通です。人口が9百万という割には国土が大きいため、田舎の方だと値段がかなり安くなるようです。

でも、田舎の方に行かなくても、ストックホルムには穏やかな休日の時間を求める人のための素敵な場所が多くあります。その一つで、特に私のお気に入りなのが、ユールゴーデンと呼ばれる地区です。この地区は一つの島になっていて、橋でストックホルムの北側の地域とつながっています。中心地からはバスも通っていますが、歩いて15分くらいでも行くことができます。このユールゴーデンと呼ばれる島は全体が公園のようになっていて、多くの木々と豊かな自然に囲まれています。秋の晴れた日には、すっかり赤や黄色に色づいた並木道を散歩したり、ベンチに座って深い青の湖を眺めたりするのもいいかもしれません。

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このユールゴーデンには、子供に人気のスカンセンと呼ばれるスウェーデンの伝統的な暮らしを再現した野外博物館や、17世紀に処女航海で沈没した船の復元を展示しているバーサ号博物館などがあります。ストックホルム観光には必ず訪れべき場所です!そのほかにも、下の写真に写っている北方民族博物館(Nordiska museet)と呼ばれる博物館があります。

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この北方民族博物館では10月の15日から17日の週末にチョコレートフェスティバルと呼ばれるお祭りを催していたのでそこに行ってきました!このチョコレートフェスティバルでは、主にスウェーデンや他の北欧の国のチョコレート会社がブースを出していて、チョコレートの試食やチョコレート製品の販売を行っていました。ちょっと変わったものでは、チョコレート風味のグロッグがありました!グロッグというのは、赤ワインをベースに香辛料や砂糖を加えた飲み物で、北欧を含めてヨーロッパでは冬に温めて飲む物です。色々な風味がありますが、チョコレート風味はけっこう珍しいかも?ということで買ってみました。すごく美味しくて、体も暖かくなりました。チョコレート風味以外のものもスーパーなどで売っているので、お土産にお勧めです。下の写真の右端に写っているのがグロッグです。

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他にも、チョコレートとオレンジのマーマレードや、とても可愛らしいチョコレートのケーキなどが売っていました。

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この日は土曜日だっということもあり、会場の中は多くの人でごった返していました。会場内に入るだけで外で列に並んで30分程度待ち、中に入っても、人気ブースの試食では人ごみをかきわけてチョコレートにたどり着く、という感じでした。けっこう疲れましたが、とても楽しかったです。来年も行きます!

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こんな感じで、とある秋の休日は終わりました。

 

スウェーデンってどんな国?

29 10月
2010年10月29日

今日はスウェーデンという国・政治に関連して少しお話したいと思います。日本では、スウェーデンって一体どういう国なのかあまりイメージわかない方も多いと思います。

まず、スウェーデンはイギリスのように立憲君主制です。つまり国王あるいは女王が国の元首としていますが、同時に議会制民主主義をとっています。ちなみにスウェーデンでは以前は男子のみが王位を継承できるという制度でしたが、現在のビクトリア王女が最初に誕生されてからは、男女関係なく第一子が王位を継承するという制度になりました。なので現在の国王カール・グスタフ16世が退位されると、ビクトリア王女が女王として戴冠されることになります。日本でも少し話題になったかもしれませんが、今年の6月にビクトリア王女は結婚されました!お相手は、ダニエルさんという方で、王女が通っていたジムの個人インストラクターだったようです。このダニエルさん、結婚なされてから王子の称号を受けました。なんだか男版シンデレラのような話ですね。現在の国王にはビクトリア王女を長女に、ほかに2人の王子と王女がいます。スウェーデン国内ではこの3人は常にゴシップの中心にいます。3人とも美しい容姿であるということと、生活が結構派手なのがマスコミで話題の中心になる原因かもしれません。国民の税金を湯水のようにつかってけしからん!と批判する方も多いですが、それでもロイヤル・ファミリーは多くのスウェーデン国民に愛されているようです。

ちなみに、ストックホルムのガムラ・スタンと呼ばれる古い街にあるお城がこちらです。このお城は主に公務のために使われているようです。観光でぜひ訪れてみてください。

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スウェーデンは先ほど述べたように議会制民主主義で、議員は4年に1度の選挙によって選ばれます。ちなみに日本の二院制と違ってスウェーデンの議会は一院制をとっています。スウェーデンでは長くにわたって社会民主労働党が政権を握っていたため、福祉国家として有名な福祉政策を実現してきました。しかし4年前の選挙以来、穏健党と呼ばれる多少自由主義よりの政党を中心とした連立政権が政権につきました。先月9月に行われた今回の選挙ではかなり混戦しましたが、穏健党連立が過半数はとれなかったものの政権を維持しました。この混戦のなか、今回初めて議会で議席を獲得した政党が、極右として悪名高いスウェーデン民主党です。この党は移民受け入れに反対を訴えるのと同時に反イスラム的な選挙コマーシャルを流したりと、多くの人の反感を招きました。同時に移民反対派からの支持も獲得し、議会で約5.6パーセントの議席を獲得しました。このことに多くのスウェーデンの人たちが怒り、ストックホルムの中心地ではこの選挙結果に怒りを表すデモなどが起こるようになりました。

ちなみにこの建物が議会です。

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この建物がスウェーデン政府の建物です。議会とともに、ストックホルムの中心とガムラ・スタンの中間の場所に建っています。

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最後に、先月の9月には国政選挙と同時に地方選挙も行われました。ストックホルム市の選挙でも穏健党が政権を獲得しました。下の写真が、ストックホルムの行政を担う機関である市庁舎です。ノーベル賞授賞パーティが開かれることで有名です。また結婚式もここで挙げることができます。秋を感じさせる黄葉した木々と市庁舎を背景にストックホルムを訪れる観光客も足をとめて写真を撮っていました。

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訪れると何かを発見できる!ハートリエットの市場へようこそ!

20 10月
2010年10月20日

ストックホルムの中心地、セントラルから徒歩約5分、ハートリエット(Hötorget)とよばれる広場に大きな市場があります。ここの市場では、新鮮な野菜や果物、きのこ、お花、洋服やかばんなどが売られています。コンサートホールのちょうど目の前にあるこの市場は毎日多くのストックホルム市民で賑わっています。

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ヨーロッパのある街の中心にある市場って聞くと、なんだかすごく伝統的で昔ながらのイメージを持ちませんか?でも実はこの市場で野菜や果物などを売っている人々のほぼ全員が移民の人たちなのです。ヨーロッパの多くの国がそうですが、スウェーデンも移民を積極的に受け入れているのです。この市場に行くと、さまざまな外国訛りのスウェーデン語を聞くことができますよ。またこの市場で働いている人たちはお客さんを見るととても積極的に声をかけてきます。スーパーマーケットのちょっと無機質な雰囲気とは違って、下町の情緒があふれる場所です。
ハートリエットの市場はこの野外市場だけではありません。この市場に建っている映画館と同じビルの地下にも市場があります。この地下の市場ではコーヒーやお茶、チョコレートなどの嗜好品、肉や魚、チーズなどが主に売られています。

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コーヒーやお茶の種類の豊富さにはびっくりです。紅茶に関してはアールグレイやダージリンといったメインストリームの紅茶はもちろん、日本茶や中国茶もうられています。紅茶に果物などを混ぜたお茶などもあり、どれも全部試したくなりますね。ちなみに、愛茶(Kärlekste)と名づけられたお茶もあります。紅茶にストロベリーやお花をブレンドしたお茶です。砂糖で作られた小さな赤いハートも茶葉に混じっていてかわいいです。バレンタインのプレゼントやお土産にもいいかも。こういうお茶専門のお店ではグラム単位で袋に入れてくれるので、好きな分だけ買えます。この日はヨーグルト・レモン風味のルイボス茶を買いました。

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ちなみに、スウェーデン独自の紅茶のブレンドで有名なのが、サーデルティーとよばれるブレンド茶です。(スウェーデン語ではSöderteと書きます。)紅茶にベリーやバニラ、お花などで風味をつけたお茶です。すごく香りがよいのでぜひお試しください。スーパーでティーバッグに入ったものも買えますが、こういう市場で茶葉だけをグラム単位で袋に入れてもらうタイプの方が美味しいと個人的に思います。

この地下の市場にはお店だけではなく、レストランやバーなどもあります。その中でも、カイサズ・フィスク(Kajsas Fisk)と呼ばれる魚料理を専門にするレストランは、スウェーデン人の間でも観光客にも本当に人気が高いです。土曜日の午後3時過ぎというかなり通常のランチ時間を外した時間帯に行ったのですが、お店は満席で注文するにも10分くらい並びました。人気のわりに店は小さいので相席が普通です。この人気レストランで一番人気メニューがお魚のスープ!フィスク・ソッパ (fisk soppa)といいます。このスープ、けっこう量が多めで、さらにパンとサラダつきで値段も約1000円程度とかなりリーズナブル。そして、とにかくおいしい!魚の身がいっぱいはいったトマト系のスープにえびや貝もふんだんにいれてくれます。かなり魚が主張をしている味ですが、日本人の口にはあうはず。一般的に、スウェーデンのレストランでスープを注文すると、日本人の口には塩が効きすぎたスープがよく出てきますが、ここのスープは塩も結構控えめで、味は魚から、という感じのスープでした。ちなみに魚の骨は全部抜いてあるのでとても食べやすかったです。

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買い物やランチに、ぜひハートリエット(Hötorget)を訪れてみてください!

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