日本と台湾の建築史にふれられる、台湾のホワイトハウス

26 3月
2011年3月26日

台湾には、日本統治時代に作られた建築物が多く存在します。 その中には歴史的価値があるものも多く、時代を超え今も大切に使われています。

国立台湾博物館や台北郵局に台湾銀行、台湾大学も日本統治時代のもの。 台湾の原宿とよばれ、連日多くの若者たちで賑わう西門も、 その昔は日本人町という名前で親しまれ、今も日本統治時代の建物が残っているのです。

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その西門に近い台北市中正區重慶南路にある「中華民國総統府」。

総統が働いている台湾の政治の中心であるこの「総統府」も、 国宝級古跡に認定されている、日本統治時代に作られた歴史的建築物なのです。

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「総統府」は、赤レンガ、白く高い壁、アーチ型門、ギリシャ古典様式の柱を使った、 壮麗なルネサンス様式の建物。

日本統治時代の1912年、第4代台湾総督児玉源太郎が、 当時、近代建築の第一人者であった森山松之助の設計を用いて建築しました。

1919年に完成し、以後、90年以上台湾の政治の中枢を担う場所として使われています。

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台湾行政府や、陸・海・空軍の最高指令部などが置かれており、 24時間、物々しい警備が敷かれている「総統府」。

第二次大戦末期にアメリカの空襲を受け、一部損壊しましたが、 戦後修復され、台湾の新たな活力の場所となりました。

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歴史に満ちた建物として台湾人からも親しまれており、 1階の展示館部分が平日9時から12時まで一般に公開されています(要パスポート持参)

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総統府の建築過程や構造、台湾の歴史が細かく紹介される展示コーナーでは 貴重な歴史物も公開されており、興味深いものとなっています。

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また、初代総統に就任した蒋介石が着用したスーツや帽子、 親日派で知られる李登輝総統が1996年に行った就任演説前文が記された壷、 前総統を務めた陳水扁が就任宣言した際着用していた防弾チョッキ付きスーツ、 2008年5月に総統となった馬英九が地方を訪れた際使用した自転車など、 歴代の総裁に関する資料物もあり、近代台湾の歴史を感じることができます。

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土産やや郵便局もあり、総統府だけで購入できるグッズも充実。 中庭でイベントが行われていることもあります。

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月に一度のペースで、政府の業務が遂行される2~3階の総統執務室や 介壽堂、海外からの貴賓客を迎える総統接待室などを見学・写真撮影できる 特別公開日ももうけられているので、行かれる前に公式サイトをチェックしてみてください。

 

河口の街、淡水のレンガ道を歩きながらB級グルメを食す

06 3月
2011年3月6日

旧暦が明け、最初の満月を祝う元宵節(2月17日)が過ぎましたが、 まだまだお正月気分が続いている台湾。

元宵節に色鮮やかなランタン(灯篭)を飾る習慣のある台湾では、 毎年この時期にランタン・フェスティバルが開催されます。

大小、数多くのランタンで会場が埋め尽くされるランタン・フェスティバルは、 毎年、台湾各都市が持ち回りで開催しており、 今年は苗栗県の竹南運動公園で煌びやかに催されました。

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この時期、台湾人がランタン・フェスティバルと同じくらい行きたいと思う、 旧正月ホリデーの人気スポット。それが、「淡水」です。

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台北駅からMRT淡水線に乗り、40分ほどで到着する「淡水」は、 貿易港として栄えてきた歴史ある河口の街。

穏やかな淡水河の流れ、優雅に空を舞うカモメたち。 ヨーロピアンとアジアンが美しく融合した情緒溢れるエレガントな街です。

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「淡水」の魅力は、絵になる風景だけではありません。 リバーサイドにずらっと並ぶオープン・レストランやカフェ。 食に対して並々ならぬこだわりを持つ台湾人の胃袋を満たすため、 週末になると所狭しと屋台が立ち並び、美味しいB級グルメが楽しめるのです。

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「淡水」に来たら、ぜひ乗って欲しいのが小型フェリー。 対岸の街「八里」や、すぐそこに台湾海峡を望むことができる「漁人碼頭」へ、 気持ちいよい潮風を浴びせながら運んでくれます。

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「八里」では貸し自転車に乗りサイクリングが楽しめます。 週末や祭日になると、馬に乗ってパトロールする警察局騎警隊を見ることができます。

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「漁人碼頭」は、まるでヨーロッパの港町のよう。 真っ白な情人橋(恋人橋)から見る夕日は絶景です。

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実は、「淡水」は台湾のクラークス博士こと、マカイ医師が上陸した場所でもあります。 マカイ医師はキリスト教伝道者であり、台湾の近代医療の発展に貢献した人物。 「淡水」にはマカイ医師が最初に設立した教会や、診療所だった記念博物館などがあり、 1872年に上陸した場所に、神に祈りを捧げる医師の銅像が置かれているのです。

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ハリウッド映画『グリーン・ホーネット』に出演しているジェイ・チョウの母校、 淡江高級中学もある「淡水」。 美しい風景を楽しみながら、B級グルメも楽しめる、台湾人自慢のスポットなのです。

 

地元の人に愛される、空の旅が楽しめるショッピングモール「美麗華」

21 2月
2011年2月21日

恭禧發財!新年快楽! 旧暦で祝日や年間行事を祝う台湾は、2月3日にお正月を迎えました。

大晦日の夜には、家族・親戚が集まり「年夜飯」という晩御飯を食べ、 0時になると外で花火や爆竹を鳴らし新年を祝う台湾人。

子供やお世話になっている人たちには「紅袋」というお年玉を配る習慣があり ショッピングモールやデパートでも「紅袋」セールが開催され、 町は活気に溢れます。

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今回は台北市の大直にある台湾人に人気のショッピングモール、 台湾のお台場こと、「Miramar美麗華百楽園」(メイリーファ)をご紹介します。

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台北市内からMRT内湖線に乗り、20分ほどで到着する剣南路駅を出ると、 すぐそこに大きな観覧車のある「美麗華」が見えてきます。

「美麗華」はオープンまで6年の歳月が費やされた一大ショッピングモール。 敷地7,500坪、総床面積は38,000坪、総営業面積は25,000坪の巨大モールです。

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高級コスメやブランド服から、低価格の台湾ブランドのファッション・ライン、 充実したフードコートや大戸屋などの食事どころ、映画館、書店、 子供服・玩具売り場、雑貨・小物店、ゲームセンターなどが入っており、 一日過ごせるモールとして地元の人に愛されています。

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「美麗華」といえば、6階から乗る高くて巨大な観覧車! 日本の阪急百貨店に次いで、アジアで第二位の建物一体型の観覧車です。

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約17分で一周し、すぐ側にある松山空港や台北101、陽明山も一望できます。 床が透明の特別ゴンドラもあり、スリル大好きな人にとってはたまらないでしょう。

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「美麗華」の側には、カリフールや地元の人に人気のシティ・マート・モールもあり、 横断歩道を渡ると、1階部分にファーストフードやロイヤルホストが入った 台北一おしゃれだと有名なラブホテルまであります。 日本だと後ろめたいイメージがあるラブホテルを、家族連れで賑わう場所に堂々と建てるとは 何とも台湾らしいです。

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「美麗華」では季節や行事に合わせて様々なイベントが行われます。 この日は旧正月のイベントも行われており、大いに盛り上がっていました。

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夜7時からは、「天の楽」「地の彩」「風の舞」という光のショーも楽しめる「美麗華」。 台湾らしい買い物を楽しみたい方、観覧車好きな方にオススメのショッピングモールです。

 

ノスタルジックな台湾の田舎町、湖口でリラックス

12 2月
2011年2月12日

2007年に台湾高速鉄道こと台湾新幹線が開通してからというもの 台湾国内旅行が短時間で、快適に楽しめるようになりました。

日帰りで台北近郊の町を探索することも可能になり 自然が多く残る美しい田舎町へもふらっと行けるようになりました。

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台北駅から台湾新幹線で3つ先に新竹という駅があります。 台湾のハイテクノロジー産業の中心地とされる新竹は 綺麗に整備された近代的な町で、台湾のシリコンバレーと呼ばれています。

その新竹駅からローカル線に乗り一駅で、 古い石畳の街がそのまま残されている田舎情緒の溢れる湖口駅に到着します。

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湖口駅からタクシーに乗り、活気溢れる市場通りを過ぎて5分ほどすると 赤レンガの古い建物が立ち並ぶノスタルジックな「湖口老街」が現れます。

軽食店や小物屋、アンティークに中国茶の店などが軒を連ねており 客家人が多い土地柄、美味しい客家料理を店先でつまむことが出来ます。

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湖口老街の中央に不思議な窓口のある建物があります。 実はこれ60年前に流行っていた映画館を喫茶店にリメイクした店で 窓口はそのまま残しているのだそうです。

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老街を通り抜けた街で一番高い場所にそびえ立つ天主堂。 新竹で布教活動をしていたイタリア人神父が1965年に設立した教会です。

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天主堂が建っている場所は1893年に鉄道の大湖口駅として利用されてました。 天主堂の近くには文物館があり、湖口の歴史や人々の暮らしを学ぶことができます。

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湖口には大規模な軍訓練施設があり、街のいたるところに戦車があります。 街近辺はサイクリングロードとなっていますが戦車が目印となり便利です。

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老街の近くの山の麓には「ナシ畑」「イチゴ畑」「ライチ畑」が広がっており、 フルーツ狩りができる農場もあります。

金獅寺から山へ入るハイキングコースもあり お腹いっぱいに綺麗な空気を食べることが出来ると台湾人に人気です。

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大都会である台北から、たった1時間で行ける田舎町、湖口。 台北にご旅行の際には、ぜひふらりと訪ねてみてください。

 

発展する台北を体験できる、MRT体験型避難訓練センター

12 1月
2011年1月12日

2010年、生活水準を表す1人当たりGDPで台湾が日本を抜きました。 景気はあまり良くないと感じるものの、それを撥ねつける人々の活気を感じます。

台北は、ここ10年で大きく変化したといわれています。 町も道路も綺麗に整備され、治安は良くなり、ごみ収集もきちんと行われ、 安全に綺麗になりました。

 

急成長を遂げる台北に暮らす人々が誇る、便利と豊かの象徴的存在なのが 台北捷運ことMRTです。

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2006年、そのMRTが温泉で有名な北投の一つ先の復興崗駅近くに 台湾初の体験型避難訓練センターを設立しました。

センターは最新のシュミレーションを導入しており、 C371型高運量電聯車のモックアップを設置するなどかなり本格的です。

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運転席モックアップはスピードや操作法にあわせて動きます。 それだけれなく、地震や台風、緊急時など非常事態のタイプに合わせた 訓練を受けることが可能です。

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駅や構内で火災が発生したときの対応も細かく指導してくれ、 臨場感溢れる最新型シュミレーションで消化訓練を体験。

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C371型高運量電聯車のモックアップは、外に設けられた駅構内にあります。 モックアップだけでなく、構内も線路も本物通りに作られており 鉄道の仕組みも勉強できるようになっています。

緊急時には先頭車両の中央部分が前方に倒れる仕組みになっており そこから線路に避難する訓練も体験。

煙体験ハウスもあり日常でも役に立つ緊急時訓練が受けられます。

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今後MRTがどのように広がるか、MRTでどこまで行けるのかを 詳しく説明したパネルもあり、観光客が知らない名スポットもチェックできます。

「民権西路駅」からスタートするGO!GO!MRTは景色も実物そっくりで楽しめます。

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台北のすみずみを鉄道でつなぐMRT。 MRTが出来たことにより都市の地下街が発達し、地上の混雑が激減しました。 これからもMRTは進化し、台北の発展に大きく貢献していくことでしょう。

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一般人も50元(140円)で気軽に体験できるMRT避難訓練センター(日・月休み)で ぜひ台湾が誇るMRTとハイテクノロジーに触れてみてください!

 

老舗台湾菓子店「郭元益」で学ぶ台湾の文化と風習

05 1月
2011年1月5日

日本をはじめとする多くの国は、西暦の1月1日を新年として祝いますが 台湾にとっての1月1日は中華民国開国記念日。 「お正月」ではなく、1912年の中華民国建国を記念する祭日となっています。

台湾は伝統的な旧暦に沿って新年を祝うため、毎年日付が変わります。 2011年のお正月は2月3日。旧正月は春節とも呼ばれ、 企業の多くは、2月2日から8日の1週間を春節休暇と定めています。

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お正月だけでなく、伝統的なお祝い事は全て旧暦に沿って行う台湾。 その独特な文化や風習を興味深く学べるのが「郭元益菓子博物館」です。

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「郭元益菓子博物館」は創業140年をむかえる台湾菓子の老舗名店 「郭元益」が開設した博物館。

夜市で有名な台北市士林区の文林路にも新しい博物館を建てましたが、 オススメなのは空港近くの桃園にある本家工場と併設した博物館の方です。

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台北市の小中学生が校外授業で訪れることが多いこの博物館では、 お菓子作り体験教室や、台湾菓子を通して風習を学べる教室、 台湾の伝統的な結婚式の衣装を試着できるコーナーもあります。

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お菓子作り体験教室は、なんと日本語で受けることも可能。 パイナップルケーキ作りのほか、館内で台湾を学べ、費用はたったの250元!

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台湾菓子を通して風習を学べる教室では、 1歳の誕生日に「よだれを止めるため」の菓子を首からかける行事、 「一生食べ物に困らぬよう」餅菓子を両足で踏む行事などが紹介されています。

また、「葱」「本」「筆」「算盤」「鶏の腿肉」「定規」などが入った大きなザルを 1歳になった赤ん坊の前に置き、何を一番先に手に取ったかで将来を占う 「職業選び」も詳しく教えてくれます。

ちなみに「葱」を選んだ子は聡明な人間に「本」は学問を究め「算盤」は商売上手に 「鶏の腿肉」は生涯食べ物には困らず「定規」は建築家になる、と言われています。

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台湾の結婚式の衣装を試着するというユニークな体験をしながら 結婚式にまつわる細かい慣わしを教えてもらえ、とてもお得な気分に。

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その後、「郭元益」が手がけている人気菓子の生産ラインを見学。

台湾名物であるパイナップルケーキや12層の皮に緑豆あんを包んだ氷沙餡餅 栄養豊富なピーナッツが原料の長寿菓子、楊貴妃の好物だったという枕頭酥。 どれも美味しく熱いお茶によくあう菓子として愛されています。

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台湾の風習や文化を学ぶだけでなく、 パイナップルケーキのレシピも得られる「郭元益菓子博物館」。 お土産も豊富に取り揃えてあるので、帰国直前に寄ってみては如何でしょうか。

台北国際花博覧会で体験する過去と未来のハーモニー

18 12月
2010年12月18日

2010年11月6日から開催されている台北国際花博覧会 台湾人は、ハイキングや写真を趣味とする自然好きな人が多いため 花博は連日多くの人々で賑わっています。

花博は、MRT円山駅近くの花の絨毯が美しい「円山公園エリア」、 近代美術館もある「美術公園エリア」、基隆河横の「大佳河浜公園エリア」 一押し展示館のある「新生公園エリア」の4会場で開催されており、 橋や花のゲート、無料バスで行き来することができます。

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「円山公園エリア」のオススメは、ミニ遊園地のある児童楽園や テレサテンの人生をテーマにした展示セクションもある有名館。

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「美術公園エリア」のチョウ館はイベントホールになっており 中国駒の劇、原住民の舞、紙風車劇、太極拳のパフォーマンス、 プロのピアニストによる演奏会などが楽しめます。

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「大佳河浜公園エリア」には基隆河のフェリー乗り場があり、 芋虫の形をしたカラフルな巨大移動型アリーナが目玉です。

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「新生公園エリア」中央にあるドリーム館では 最先端技術を駆使し台湾全土に生息する植物・花を展示。 台湾らしいユニークなデザインが特徴です。

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そして、一番のオススメは「新生公演エリア」にある「花茶殿」。 現在する台北市最古の伝統的建造物、林安泰の旧花茶殿を リフォームした茶芸館です。

中国の伝統的な福建式四合院の形をした、情緒溢れる雰囲気の中で 味わう台湾茶は、また格別!

敷地内には、花のトンネルと名付けられた緑の丘があり、 頂上からは「新生公演エリア」が一望できます。

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「花茶殿」の側には屋外フードコート、台湾グルメコーナーがあり、 ビーフンや肉あんかけご飯など、台湾全土のご当地グルメが 夜市価格で楽しめます。

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10月31日から羽田からの直行便が就航している台北松山空港が、 すぐ先に位置するため、着陸する飛行機がドアップで見られるという、 航空好きにはたまらないオマケもついている台北国際花博覧会。

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気候が良い2011年4月25日まで開催しているので、                                 台湾にお越しの際はぜひ足を運んでみてください!

世界有数のコレクションを誇る「袖珍博物館」で夢の世界へ

02 12月
2010年12月2日

台湾には数多くの博物館が存在し 知的好奇心旺盛な台湾人の探究心を満たしています。

国が運営する国立故宮博物館のような大規模なものや 民間組織がボランティア運営している小さな博物館など 規模は様々ですが、どれも本格的なものばかり。 入場料金を低く設定し敷居を低くしているのが魅力となっています。

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台北市の中心にある中山駅から徒歩で15分ほどの場所に、 アジアで唯一のミニチュアアートばかりを集めた専門博物館 「袖珍博物館」があります。

ミニチュアアートとは、いわゆるドールハウスのことで 16世紀のドイツの宮廷や貴族の相手で嫁入り前の少女に 家庭の管理を習わせるのを目的に作られたのが始まりだとされています。

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「袖珍博物館」には200を超えるミニチュアアートのコレクションが 所狭しと展示されており、多くの台湾人の目を楽しませています。

コレクションはミニチュアアート評論家が太鼓判を押したものばかりで 女性よりも男性の観覧客が多いのも特徴。 絶好の写真撮影スポットとしても知られているのです。

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ここ四半世紀の十大傑作の一つに数えられているアメリカの「ローズハウス」。 スプーン一つに至るまで本物そっくりに作られているドイツの「チョコ専売店」。 世界最小のテレビを収めたアメリカの「ゲストハウスでテレビを」や 1千万元以上かけて制作されたというイギリスの「バッキンガム宮殿」。

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最高級のミニチュアアートしか展示されていませんが、 その中でも700人近い兵隊が宮殿前でマーチングする 「英国宮殿と兵士の大典」の完成度は非常に高く、圧巻されてしまいます。

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親日家が多い台湾らしく日本の映画撮影場を12分の1に収縮した ミニチュアアートもあります。

また、ブリキの人形や卵人形、くるみ割り人形など 今では珍しい、懐かしの人形たちも展示されています。

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1997年にオープンしたという「袖珍博物館」は、 なんと世界第2位の規模を持つ台湾自慢のミニチュアアート博物館! 思っている以上に感動すること間違いなしです。

あなたもぜひ、小さな小さな夢の世界を堪能してみてください!

 

台湾陶器のふる里「水里蛇窯陶芸文化園区」で心に癒しを

26 11月
2010年11月26日

台湾の名産品でおみやげとして喜ばれるものといえば 何といっても香り高く美味しいお茶。

凍頂烏龍茶や木柵鉄観音、魚池郷のアッサム紅茶など 世界的に有名なお茶が台湾全土で生産されており 人々の暮らしに「なくてはならないもの」となっています。

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細かくうるさい作法もなく、誰もが気軽に楽しめる台湾茶。 とはいえ、多くの台湾人が茶器にはかなりのこだわりを持っています。 茶器には、お茶の風味を最大に引き出してくれる重要な役割があるからです。

そんな、お茶を愛する台湾人が「ぜひ訪れたい」とあげる陶器産地、 それが南投県水野郷にある「水里蛇窯陶芸文化園区」です。

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1926年に建てられた水里蛇窯は、台湾に現存する最古の蛇窯。

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蛇窯は中国福州市に由来するもので、 山の地形に沿って細長くレンガを並べて作るいるのぼり窯のこと。 遠くから見ると大きな蛇が山に登っているように見えるため 蛇窯と呼ばれるようになりました。

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台湾の軽井沢、日月潭から車で30分ほどの場所にある水里は、 大自然に囲まれた、空気も水も土も全てが綺麗な場所。 茶器・陶器作りにはこれ以上適した土地はないとも言われています。

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長い窯で知られる蛇窯ですが、水里蛇窯の長さは、なんと30メートル! 燃料は、神仏の灯明をたくときと同じ「柴」を使うため 焼きあがった茶器・陶器は、質感は素朴ながらも豊かな色合いに仕上がるのが 特徴です。

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「水里蛇窯陶芸文化園区」は、水里蛇窯だけでなく 陶芸教室やギャラリー、茶芸館などが設けられた陶芸区。

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職人による実演あり、体験コーナーもあり、 希望すればガイドがついて細かく説明もしてくれます。

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日本人に人気の台湾ローカル鉄道集集線の水里駅から、 タクシーに乗りたった5分の「水里蛇窯陶芸文化園区」。

みなさんも台湾茶だけでなく、台湾の茶器・陶器の世界にも ぜひ一歩足を踏み入れてみてください!

 

 

台湾で最も美しい離島、澎湖で心身ともにリフレッシュ

05 11月
2010年11月5日

日本と同じく島国である台湾は 九州ほどの大きさの本島のほか、大小79の島々からなりたっています。

それぞれ特徴が異なる美しい島々をめぐる離島の旅は、 旅行好きな台湾人にとても人気のある旅行プラン!

中でも一番人気は「台湾の沖縄」と称される澎湖諸島を満喫する のんびりホリデーです。

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澎湖諸島は本島から見て左側の海上、台湾海峡に浮かぶ諸島。 馬公本島、白沙島、西嶼の細長い3島に囲まれた湾が、 まるで湖のように穏やかであることから澎湖と名づけられました。

馬公本島、白沙島そして西嶼には大橋がかけられており 車で移動することが可能です(レンタカーは1日1500元ほど)。

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美しいビーチと海の幸、そしてサボテン・アイスクリームが自慢の澎湖。 山のない澎湖は突風が吹くことが多く、真夏でも涼しく感じるのが特徴です。

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「風の島」ともいわれている澎湖の地形景観は、 強風によって巻き上げられた波により作られたもの。 見事なアーチ状の鯨魚洞なども、風と波のコラボレーションによる 大自然が生み出したアートなのです。

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白沙郷の岐頭村には、元水産試験所を拡張した澎湖水族館があり、 台湾の海に住む魚と海の生き物たち約500種類を詳しい解説付きで紹介。 ドーム状の水槽では、まるで海の底にいるように頭上をマンタやサメが 優雅に泳ぎ、ゆったりとした時間を過ごすことができます。

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跨海大橋近くに位置する通樑村には、道教の廟、保安宮があります。 宮は樹齢300年のガシュマルに取り囲まれており、 神秘的な雰囲気に包まれています。

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マリーンスポーツ・スポットとして有名なのは、白沙島の北にある吉貝島ですが、 馬公本島の空港近くにも真っ青な海と白い砂浜が広がっており、遊泳が可能。 地元の人たちに人気の穴場ビーチとなっています。

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台北市内にある松山空港から国内線に乗り、たった40分で着くため、 日帰りも可能な澎湖。 台南からはフェリーが出航しており、2時間ほどで到着します。

大自然に恵まれた海のパラダイス澎湖で、ぜひリゾート気分を味わってください。

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