カテゴリー: 文化

古き良きイスタンブールへ

26 1月
2011年1月26日

イスタンブール新市街の中心と言えるベイオウル地区は、目抜き通りであるイスティクラル通りを中心に、80-120年もの歴史を経た建物がたくさん残されています。今も教会や各国の領事館が集中するこのあたりは、昔から外国人が多く住み着いた地域で、一般のビルの設計もイタリアやルム風のものが多く、イスタンブールの中でも独特の、歴史と異国情緒を同時に感じさせるノスタルジックでおしゃれな繁華街となっています。

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そのベイオウル地区の中から、今日はチュクルジュマを散歩することにしましょう。新市街のへそ、タキシム広場から伸びるイスティクラル通りとその隣のスラセルビレル通りに挟まれたこの地域には、数多くのアンティークショップが点在しています。建物自体も天井が高く、ドアや窓が縦に細長い、いわゆるベイオウルエブレル(ベイオウル風の家)といわれる作りのものが多く、露出させたレンガにアラビア文字のサインが入っていたり、地域全体がアンティークショップのよう。

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豪華な大型家具から古道具屋まで、点在する店は個性豊か。細かい雑貨が雑然と置いてある店で掘り出し物を文字通り発掘するもよし、きちんと整理して展示された店で、そのもののたどった歴史を教えてもらうもよし。自分だけの一点ものティーカップを見つけて、帰国してから優雅なタイムトリップを楽しむなんていうのも面白いと思いませんか。

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銅や真鍮細工も有名なトルコですが、時間を経たものには一層豊かな味わいがあります。細かな手作りの銀細工が施された下駄は、昔ハマムで貴婦人たちが使っていたもの。大理石の蒸し風呂であるハマムは、昔はそこで母親たちによる嫁候補選びが行われたといわれたり、最近も

女性だけの婚前パーティが行われたり、ちょっとした社交場でもあるのですね。

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次から次へと店をはしごしながら、どんどん坂を下っていくと最後にはガラタ橋の方向に出ます。1001の顔を持つ街イスタンブールの、また違うひとつの顔を発見できるルートです。

ポーランド村にピクニック

05 12月
2010年12月5日

今年は11月になってから天気が良いぽかぽか陽気が帰ってきたので、終末におでかけする車の群れが、毎週末長い列を作りました。

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イスタンブールっ子の一日逃避行に人気のあるスポット、ポロネズキョイを見てみましょう。ここはトルコ語で、ポーランド人の村といわれるところ。近代史において列強に翻弄されたポーランドの歴史物語は皆さん、良くご存知のところでしょうが、18世紀から当時のオスマントルコとポーランドの関係は良好だったといわれています。1842年にここにポーランド村が作られ、移民として受け入れられたポーランド人たちが、トルコの国籍と土地を得て定住していった場所です。今では、豊かな自然の中にレストランやペンションなどが建ち並ぶ、人気のハイキングスポットに。なんてったってここはまだ、イスタンブールの中。中心部から30キロほどしか離れていないので、渋滞さえなければほんの30分あまりのドライブで、紅葉美しい森の中の村にたどり着くことができるのです。

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朝早くから訪れる人々は、きれいな空気の中で村風の朝食を取るのが目的です。地鶏のオムレツやポロネズキョイ特製のハムやソーセージ、さまざまな種類のチーズに、庭で取れた果物から作った自家製ジャム。都会のストレスを忘れられると人気のスポットですが、公共交通機関がないため、外国人観光客はほとんど目にしません。

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お昼ごろからはBBQが人気。セルフサービスのバーベキューサービスを歌った店がたくさんあり、レジでお肉や野菜を買うと、赤々と熾した炭を入れたバーベキューセットを店員さんが陣取った野外テーブルまで運んできてくれるのです。煙と香ばしい匂いがあちらこちらから漂ってきます。食事のあとは、炭火で入れるトルココーヒーも忘れずに。ゆっくりと温められたコーヒーは、細かくたった泡と豊かな香りが極上の味わい。空気のおいしさも手伝って、街の喫茶店とは一味もふた味も違います。

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夏にはポーランドの民族ダンスを披露する祭りなどのイベント、冬には暖炉。いろいろな楽しみ方ができる森の中の村に出かけてみませんか。道に飛び出すバンビに注意!

トルコではカフタンのモチーフが流行

01 10月
2010年10月1日

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最近、トルコではカフタンのモチーフが流行しています。カフタンとは?。オスマントルコ時代のスルタンなどが着たことで知られるガウンのような、すその長い上着のことです。このガウンを、デザインのモチーフとして加工した、タイル、花瓶、置物、敷物、タペストリー、ペンダントトップ、装飾画などが数多く作られているのですが、これがノスタルジックかつモダンでキュート!ともてはやされているのです。

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例えば、こちらはブルーモスクの横に伸びるアラスタバザールのショーウィンドウに飾られていた、何枚ものタイルをパズルのように組み合わせた壁飾り。その横には、小さなカフタン型の置物も見えます。

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こちらはコロンとしたフォームと房がかわいい飾り物。模様もカリグラフィーをアレンジしたもの、ミニアチュール、トルコ国花のチューリップ、イスラム教にとって大事なモチーフである月、イズニック陶器などに見られる伝統模様とさまざまで、好みに合わせるとともに、その模様の意味を店員に聞いてみるのも楽しいものです。一言にカフタンといっても、アレンジは無限。しかもほとんどが一点物の手作り品なので、納得行くものが見つかるまで、妥協はしないのが正解です。

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グランドバザール近くにあるこちらのお店は、その名もカフタン。オーナーが趣味で集めたアンティーク及びアート作品を数多く展示していますが、店名にちなんだかフタンモチ ーフの小物もたくさん取り扱っています。

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金属製のカフタンピアスは、アンティーク風の仕上げがシック。オスマントルコ時代にタイムスリップできそうです。

アート作品の横にさりげなくおかれた、カフタンの置物もすてきですね。

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ミニサイズのカフタンや子供用のカフタンを買って、額装するのもいいアイディアです。とてもオリジナルで、エキゾチックなインテリアの出来上がり。刺繍のクッションなどにも、カフタン柄は見つかります。

秋のイスタンブールで、あなただけのシックなカフタングッズを見つけてみませんか。

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