公園に行こう

01 6月
2011年6月1日

今年の冬はなかなかしつこく、サマータイムに切り替わってずいぶんたつというのに、少し雨が降ると肌寒いくらいに冷えてしまっていました。が、さすがに夏がやってきたようです。

ボスポラス海峡沿いの巨大な屋外ナイトクラブや夏だけ営業のテラスバーなどが5月中旬から続々オープン。クルーザーに乗った水着の美女も、青々とした水の色に映えて、心もうきうきする季節の到来です。

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さて、この季節になると庶民の楽しみはピクニック。ユルドゥズやエミルガンといった市内の公園やベオグラードなどの森は、家族連れでいっぱいです。乗り付けた車からは荷物が出てくるわ出てくるわ。お母さんが仕込んだ料理がこれでもかと出てきます。設置されたピクニックテーブルの上に、きちんとテーブルクロスまでセッティングして、小さな赤ちゃんからおじいちゃんおばあちゃんまでがみんな勢ぞろい。小さなガスボンベを持ち込んでお茶を沸かす風景やBBQを始める家族もいますが、ところによってはこれはNG。山火事になってはたまりませんからね。

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ピクニックに付き物なのはもうひとつ、ハンモックです。日本の緑地などでは禁止されていることも多いようですが、トルコではみんな公園の木々にハンモックを吊るして、ぶらんぶらんと揺れながらお昼寝をします。ハンモックがなくても大丈夫。ほらね、毛布やビニールシートとロープを使った即席ハンモックをお父さんが作ってくれます。

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イスタンブールの夏は、日本とは比べ物にならないほど乾燥しています。海を真ん中に抱く都市なので、トルコ人に言わせれば「イスタンブールは湿度がすごい」ということになるのですが、もっと濃厚な湿気の夏を体験しながら育った日本人には何のこと?と思うほど。日差しは肌に痛いほどで日本よりずっと強いと感じますし、やはり気温も高いのですが、日陰に入ると案外涼しいのです。そのせいで、クーラーもそんなに普及していません。森を渡る風はさわやかで、人々は木陰で夏でも熱いチャイをすすります。湿気の少ない空気の中では、熱いものを飲んで汗をかけばすぐ気化熱で体温を下げることができるというわけで、合理的で自然な涼み方ですね。

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(写真キャプション)夏はウェディングシーズンでもあり、公園には記念撮影のカップルもちらほら。

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