カテゴリー: 文化

お気に入りのリンカーンセンターからNYシティーオペラが移転

28 6月
2011年6月28日

マンハッタンの中で私が特にお気に入りの場所。それはリンカーンセンターです。 続きを読む →

ニューヨークのビーチで海開き

19 6月
2011年6月19日

アメリカでは、5月の最終月曜日のメモリアルデーから、9月の第1月曜日の
レイバーデーまでの間が、”夏”と一般的に定義されています。 続きを読む →

ワシントンDCのケネディー・センター

09 4月
2011年4月9日

ワシントンDCのポトマック川沿いにあるケネディ・センターに行って来ました。

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同センターに行くは、オバマ大統領がアメリカで初の黒人大統領となった2009年以来です。
この総合文化施設の正式名称は、The John F. Kennedy Center for the Performing Artsというのですが、
一般的にケネディー・センターと呼ばれています。。
ウォーターゲート・コンプレックスに隣接する同センターは、1971年9月8日にジョン・F・ケネディー大統領を記念する施設としてオープンしました。

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同センターは、ナショナル・シンフォニー・オーケストラの本拠地となっており、約2450名が収容できるコンサート・ホール、約2300名収容のオペラ・ハウス、約1100名収容のアイゼンハワー・シアター、約324名収容のファミリー・シアター、約500名収容のテラスシアターなどで構成されています。

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毎年3千演目以上の、ミュージカル、バレー、演劇、オーケストラ、ジャズ、ポピュラー音楽など、色々なジャンルの公演が催され、全米から多くの人々が訪れます。
今はちょうど、ニューヨークシティーバレエが来て、公演を行っています。
クラシックのオーケストラ演奏やコメディー、ジャズなど、其々のホールで1日に複数の演目が上演されます。

同センターは、建築家のエドワード・ダレル・ストーン氏の設計によるもので、アイゼンハワーシアターとオペラハウスの間にはホール・オブ・ステイツという廊下が続き、オペラハウスとコンサートホールの間にはホール・オブ・ネイションズという
廊下が続きます。その奥には幅19メートル、長さ180メートルのグランドフォイヤーと呼ばれる長いロビーが続きます。
これは世界最大のロビーの1つで、無料のイベントを上演しています。先週はここで、玉川大学の学生さんたちによる太鼓の演奏が行われていました。
廊下やロビーには、真っ赤な絨毯が敷き詰められ、天井からは細長いシャンデリアが下がっています。

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ホール・オブ・ステイツの天井には各州の旗がアメリカ連邦に加入した順に並んでおり、ホール・オブ・ネイションズには
各国の国旗がアルファベット順に並んで飾られています。

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屋上には展望テラスがあり、国会議事堂やポトマック川が見渡せます。
又、平日は午前10時から午後5時まで、週末は午後1時まで、センター内を巡るツアーもあります。
日本語のパンフレットもあり、事前に申し込めば日本語によるツアーに参加する事もできます。

すぐ近くに駅はなく、少し離れた地下鉄Foggy Bottom駅から徒歩で行く事もできますが、15分毎にシャトルが出ています。

The Kennedy Center
2700 F St., NW, Washington, D.C. 20566

NCAA男子大学バスケットボール・トーナメント

02 4月
2011年4月2日

只今、March Madness(3月の熱狂)と呼ばれるNCAA男子大学バスケットボール・トーナメントの真っ只中です。
NCAAとはThe National Collegiate Athletic Associationの略で、全米大学体育協会の事。
これは全米の大学のスポーツ全般を扱うものですが、フットボールとバスケがあまりに有名なので、この2つの競技だけを管理する団体と誤解されがちです。
March Madnessは、大学バスケの全米ナンバー1を決める大会です。
大学バスケはプロ予備軍と呼ばれその人気もプロ並みで、この時期全米が熱狂します。

出場校はNCAAディビジョンIに所属する68校。
大会はトーナメント方式で、先ずは西、東、南東、南西の4つの地区に分かれ試合をします。
試合が進むにつれ、勝ち残ったチームは「スイート16」、「エリート8」、「ファイナル4」と呼ばれます。
各地区での試合に勝ち抜いた地区優勝校4校が4月2日に行われるファイナル4(準決勝)で戦い、4日の決勝戦で全米ナンバー1が決定します。
ファイナル4と決勝戦は、テキサス州ヒューストンで開催される予定です。

3月14日から「スイート16」が決定する3月25日までの期間、コロンバスサークルのタイムワーナー・センター2階に、NCAA March Madness Basketball Bracket Loungeがオープンしました。

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ここでは設置された4つの大きなスクリーンで試合を見る事ができ、8台のコンピューターからは無料でNCAAのサイトにアクセスできます。

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また、対戦の組み合わせ表も常時アップデイトされていきます。

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壁には、いくつかの大学のチームユニフォームが額に入れられて飾ってあります。

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その昔はUCLAが圧倒的に強く、何年間も連続で優勝した時期がありましたが、最近ではデューク大学、ノースキャロライナ大学、フロリダ大学あたりが強豪で、何度か全米ナンバー1の栄誉に輝いています。

身長のせいか、バスケで世界を舞台に活躍する日本人選手はほとんどいませんが、松井啓十郎さん(現・日立サンロッカーズ)がコロンビア大学にいた頃、日本人初のNCAA1部出場を果たしており、続いて伊藤大司さん(現・トヨタ自動車アルバルク)がポートランド大学から出場しました。
日本初のNBAプレイヤーとなったリンク栃木部レックスの田臥勇太さんは、ブリガムヤング大学ハワイ校時代にNCAAの2部に出場しただけです。
日本でも、もっとバスケが盛んになり、優秀な選手が世界で活躍してくれると良いですね。

ジュリアード学院内に潜入

20 3月
2011年3月20日

色々な映画に登場したり、有名な音楽家や俳優の出身校としても世界にその名の知れたジュリアード学院。

ジュリアードには、音楽科、ダンス科、演劇(ドラマ)科の3つの専攻があります。

ヨーロッパの著名な音楽家を集めた音楽芸術研究所The Institute of Musical Artと、オーガスタ・ジュリアード基金により運営されていた無料の音楽大学院が1926年に合併し、ジュリアード音楽院となりました。
その後、1951年にダンス科が、1968年に演劇科が開設されました。
ダンス科と演劇科ができた為、1969年にジュリアード音楽院(school of music)から“音楽”の文字を取り去り、単なるジュリアード学院(school)に名称を変更。

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ジュリアード学院がある建物は、ガラス張りの部分が多い、とてもモダンなビルディングです。

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65丁目のブロードウェーとアムステルダム・アベニューの間にあるビル正面入り口のガラスドアを開け階段をのぼったところに学校への出入り口があります。
階段の中央は椅子代わりに利用され、学生が待ち合わせや休憩に利用します。

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出入口のセキュリティーは万全。
入口は、電車の改札のようにIDカードがないと入れない仕掛けになっています。
ゲストはセキュリティーで受け付けを済ませます。

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ブロードウェー側に、少し歩きにくいですがとてもお洒落なデザインの階段があります。
壁はガラス張りなので、ブロードウェイの車の流れがすぐ下に見えます。

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リハーサル室もガラス張り。ここからもブロードウェイが見えます。なんと贅沢な学校でしょう。

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延々と長く続く廊下。脇には楽器などが置かれています。

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沢山並んだ番号のついた小部屋は、個人レッスンや練習用に使用されます。

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ここはダンス科の教室。普段はバレリーナやダンサーを目指す生徒達がレッスンに励んでいます。

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まわりには沢山の劇場やホールがありますが、同ビル内には一般公開の演奏会にも利用される
アリス・タリー・ホールを始めいくつかのホールがあります。
ここはその1つRosemary and Meredith Willson Theater。

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ジュリアード学院の出身者には、音楽科ではヨーヨー・マさんや、マイルス・デイビスさん、中村紘子さん、中退していますが五嶋みどりさんなどがいます。
演劇科には、ロビン・ウイリアムさん、ケビン・スぺイシ―さん、ローラ・リニーさんなど、演技派が名を連ねます。

またここから続々と、将来のスターが生まれるのでしょうね。

タイムワーナーセンターで無料のサルバドール・ダリ展

15 3月
2011年3月15日

コロンバスサークルのタイムワーナーセンターに、シュールレアリズムを代表するスペインの画家
Salvador Daliによるブロンズ彫刻作品が展示されています。
ダリといえば、象に乗って凱旋門を訪れたり、潜水服を着て講演会に現れたりと、数々の奇行や 逸話が広く知られ、また大きく見開いた目と上向きにピンとはねたカイゼル髭が有名ですね。

 

エキシビションの主催者「 Galerie Elysees」のオーナーOlivier Azevedo氏は、当初、
セントラルパークでこのエキシビションを開催したかったそうですが、タイムワーナーセンターの1階に展示されているコロンビア人アーティスト、Fernando Botero氏の作品”アダムとイヴ”の2点を見て、ここでの展示を決めたそうです。
イヴ像は58丁目の入口を入ってすぐに、アダム像は60丁目の入口から入ってすぐのところにあります。

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アダムのすぐそばに、ダリの16点の作品の中でも、主要な作品の1つである“Woman Aflame” が立っています。
“Woman Aflame”は約3・4メートル。2つの部分に分けて運び込まれました。

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また、そこからしばらく南へ歩くと同じく代表作品の1つである、“The Persistence of Memory”が見えてきます。

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これらはイタリアのモダンアートの専門家Beniamino Levi氏の所有です。
約4・9メートルある“The Persistence of Memory”は3つの部分に分けて運ばれ、台の部分だけでも約2・5トンもあったため10人以上で押したそうです。

現在この2つの作品は、それぞれ160万ドルと135万ドルで売りに出されています。

主な作品は1階に展示されていますが、上の階でもいくつかの作品を見る事ができます。

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1968年から1981まで、ダリの秘書を私設秘書を務めたEnrique Sabater y Bonany氏が所有する40点のスケッチや絵画も展示されています。

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“The Vision of a Genius”と題したこのエキシビジョンは、昨年11月3日に開始され4月30日まで
開催されます。

アルファベット・シティーのクラブNUBLU

06 3月
2011年3月6日

マンハッタンを南北に走る道には、一部を除きだいたいに5アベニュー(五番街)、6アベニューのような数字の名前がついていますが、イーストビレッジの14丁目からE Houston Stの間には1アベニューの東にアベニューA、B、C、Dと名付けられた通りがあります。
以前はこの辺りは大変治安が悪く「行ってはいけない地域」だったのですが、最近ではお洒落なレストランやクラブなどが増え、アルファベット・シティーと呼ばれるちょっとヒップな街に生まれ変わりました。

アベニューCに、小さいけれどとても人気のあるクラブがあります。
その名もNUBLU。

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表には店の名前も看板もなく外から見ただけでは一体何の店なのか、全く見当もつきません。
目印は、住所の番地「62」の数字だけ。
しかし、ドアを開けて中に入ると週末の深夜などは、中々前に進めないほどの混雑ぶり。
今はまだ夜は寒いので、外にテントが張ってあります。

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Nora Jonesが有名になる以前、Wax Poeticというバンドの歌手をしていてここで歌っていました。
NUBLUのオーナーIlhan Ersahinは私達の古い友達ですが、Wax Poeticは彼のバンドの1つで、彼はNoraの3枚目のアルバム「Not too late」に収録され最初にシングルカットされた「Thinking about you」の作曲も
手がけています。
Noraは今でも、たまに店にふらりとやって来ます。

営業は、夜8時から午前4時まで。
毎晩ライブをやっています。
平日は、最初のバンドが9時から、2番目のバンドが11時からと午前1時からの2回。
週末は、最初のバンドが同じく9時から、2番目のバンドが午前0時と2時に演奏します。

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ライブの前後や合間は、DJタイム。
曜日によっては、韓国人のDJや日本人のサウンドマンがいたりします。

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夜10時までは、奥にあるガーデンがオープンになっており、外に出ることもできます。
今は寒いので外に出る人はそういませんが、夏になるとガーデンは人気で人でいっぱいになります。

NUBLUは独自のレコード会社も持っており、沢山のアーティストがレコーディングしています。
トルコのイスタンブールにも支店を出しました。

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壁に映し出されるアートや壁の落書き風の絵の作者は、Petar Podzemaljac氏。
地下にある関係者しか入れない部屋には、彼の作品が沢山飾られています。

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NUBLU
62 Avenue C (4 & 5 St)
Tel:212-533-4080

ホリデーシーズンの定番バレエ「くるみ割り人形」

09 1月
2011年1月9日

バレエ「くるみ割り人形(The Nutcraker)」は、ラジオシティーの「クリスマス・スぺキュタクラー」と共に、ニューヨークのクリスマスシーズンには欠かせないショーです。
子供の頃は親に連れられ、大人になってからは恋人や友人と、親になるとまた子供を連れて、中流階級以上のニューヨーカーなら誰もが少なくとも1度は見ているはずです。

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「くるみ割り人形」は、小さなカンパニーによっても各所で演じられているようですが、定番はリンカーンセンター・コンプレックス内にあるDavid H. Koch Theater での、ニューヨーク・シティー・バレエによるもの。

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今年は11月26日に開演し、2011年の1月2日まで続きます。

シアターの正面入り口を入り、階段を上った2階部分にある大きなプロムナードは、開演前やインターミッションにシャンペンを飲んだり、スナックをつまんだり、お土産を買ったりする人々でいっぱいになります。
プロムナードにはElie Nadelman作の彫刻が展示されています。

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壁にはシティーバレエのメインダンサー達のプロモーション写真がずらり。

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劇場内の天井からは宝石のような美しいシャンデリアが下がり、上階の客席にもまるでダイヤモンドのような装飾が施されています。
この劇場では、2階以上の客席の事を、隣りにあるメトロポリタンオペラハウスのようにドレスサークルやバルコニーと呼ばずリング2、リング3のように呼びます。

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「くるみ割り人形」は、「白鳥の湖」、「眠れる森の美女」と共に、チャイコフスキーの書いた3大バレエのうちの1つです。
ホフマンの書いた童話 「くるみ割り人形とハツカネズミの王様」 がストーリーの基になっていますが、バレエは原作と違いあっさりと単純なお話にしあがっています。

クリスマス・イヴの夜、マリーの家では沢山の子供達が招待され、パーティーが催されました。
パーティーが終わり、招待客が帰った後、ドロッセルマイヤーおじさんにもらった兵隊の形をしたくるみ割り人形と一緒にリビングルームのソファーで眠ったマリーが真夜中に目を覚ますと、大きなハツカネズミがうようよ。
ハツカネズミ軍と、くるみ割り人形率いるおもちゃの兵隊達が戦い始めますが、いつの間にか体が小さくなっていたマリーがスリッパをネズミの王様に投げつけ兵隊達に勝利をもたらします。すると、くるみ割り人形は、ハンサムな王子様に変身。
マリーの体が小さくなった事を表す為、舞台装置のクリスマスツリーや窓が大きくなります。
第1幕は、「おもちゃのチャチャチャ」のような子供向けのストーリーで、前半は踊りも少なく何度も見た者にとっては
少し退屈しますが、第1幕目の最後の雪片の踊りから段々と見どころが多くなります。
第2幕では、竜宮城でもてなしを受ける浦島太郎のように、王子様とマリーはお菓子の国で色々なダンサー達の披露する素晴らしい踊りを楽しみます。
「金平糖の精の踊り」や「花のワルツ」などの名曲に乗せ、20世紀最高の振付師と言われたGeorge Balanchine氏の振付による素晴らしい踊りが続きます。

実は前日、ナタリー・ポートマン主演の映画「ブラック・スワン」を見たのですが、これがこのニューヨーク・シティー・バレエを舞台とした作品でした。
ちょっとエキセントリックでダークな作品であり、タイトルでわかる通り「白鳥の湖」の公演を巡るお話です。
映画の中に出てきたステージや正面玄関など、ここで繰り広げられたショッキングなストーリーを思い出してしまいました。

ハロウィーンで町はかぼちゃだらけに

02 11月
2010年11月2日

10月31日は、ハロウィーンです。
今年もハロウィーンが近づき、町中にかぼちゃやハロウィーングッズが溢れています。

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スーパーマーケットには、かぼちゃで作ったお菓子や、オレンジ色の物がやたらと目につきます。
トリック・オア・トリートで各家庭を回る子供達にあげる為のお菓子などが売られ、店内にはガイコツの風船、ジャック・オー・ランタン(かぼちゃ提灯)、黒猫など、不気味なハロウィーンキャラクターが飾られています。

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この時期、郊外の農園では、かぼちゃ狩りやパンプキンフェスティバルが催されます。
うちの近所でも、車でちょっと走るとあちこちにかぼちゃを売る店が見つかります。

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教会の隣りの空き地には、かぼちゃがびっしりと並び、なんだか迫力を感じます。
巨大なお化けかぼちゃや小さなかぼちゃが無数に並んでいます。
まるで、かぼちゃ畑のよう。絶景です。

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看板によると、ここで10月2日~ハロウィーン当日の31日までかぼちゃを販売しているようです。
毎晩、店じまいの前にこの大量のかぼちゃを片付けるのでしょうか?

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ところで、ハロウィーンの由来については去年もお話しましたが、ハロウィーンとは万聖節と呼ばれるカトリックの諸聖人の日の前夜祭で、秋の収穫を祈り、悪霊を追い払うためのお祭りです。
その日は、死者の霊が蘇ったり、魔女が出てくると信じられていました。
不気味なものや怖いものを飾る風習は、そういった霊や魔女を追い払う為に始まったと言われています。

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先日、ウィスコンシン州から、周囲が4.6メートル、高さが1.4メートル、重さが821キロもあるお化けかぼちゃがトラック乗せられ、ニューヨークのボタニカル・ガーデンに到着しました。
900個のパンプキンパイを作るのに、十分な大きさだそうです。
ギネスブックに載る達人の手により、この特大かぼちゃがくり抜かれ、特大ジャック・オー・ランタンが作られました。

ピアニストの名前がハーレムのストリート名に

09 8月
2010年8月9日

ハーレムの139丁目とFrederick Douglass Blvd.に、私の親友の亡き旦那様の名前がつけられることになりストリートサインを披露する式典が行われました。

彼はJohn Hicksという黒人ジャズピアニストで、惜しまれながら4年前に突然この世を去りました。
彼の名がつけられたストリートの名前は、「John Hicks Way」。なんだか彼の「生き方」とも取れるようなネーミングです。

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式典には、ハーレムに住む黒人だけでなく、多様な人種のジャズ関係者、ジャズファンなどが集まりました。

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来賓として、今、汚職疑惑でテレビのニュースや新聞を賑わせている有名な大物政治家Charles Rangel氏も参加していました。

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Rangel氏は、ハーレム生まれ。今年80歳で、朝鮮戦争の英雄。39年間も米国下院議員を務めています。
彼のスピーチでは、皆が一斉にカメラを構えました。

他にも、有名な音楽・文化評論家で作家でもあるStanley Crouch氏やニューヨーク州上院議員のBill Perkins氏も
来賓としてスピーチを行いました。

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また、ピアノの才能だけでなく人柄も良く、皆に愛されたJohnの為に、沢山のミュージシャンが集まりました。
ジャズファンが聞いたら驚くような、豪華なメンバーが、入れ替わり立ち替わり顔を出してくれました。

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ストリートサインお披露目の際には、とんだハプニングがありました。
John Hicks Wayと書かれたストリートサインは、最初は袋を被せて隠してあり、家族らが紐をひっぱると袋がはずれてサインが現れるという仕掛けになっていたのですが、家族が引っ張ると紐がついていた部分の袋が破れてしまい、袋はそのまま。

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場内は思わぬハプニングに大爆笑となりましたが、来賓の州上院議員Perkins氏が信号の柱をよじ登り、袋をはずしてくれました。

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彼は私の別の友達のお兄さんで、普段はちゃんとスーツに身を包み政治家らしくしているのですが、この日は屋外での式典であったため軽装で現れ、なんだかギャングかラッパーのように見えました。

世界中に偉人や著名人の名前をつけたストリートを見かけますが、日本には人物名のフルネームがつけられた道路はあるのでしょうか?

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