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ニューヨークはラーメンブーム

09 4月
2008年4月9日

ここ2,3年、アメリカではちょっとした日本ブームが起こっている。HEROなど、人気TVドラマでも日本語をしゃべるキャラクターがいたり(字幕を見ると、かなりいい加減だったりするんだけど)、漢字の刺青が流行っていたり、日本のものをちょっと取り入れるのが”COOL”になってきているのだ。

もっとも日本食ブームはヘルス・コンシャスな人々に支持されだいぶ前からアメリカ文化に溶け込んではいるのだが、ニューヨークでは寿司や天ぷらといった典型的な日本食だけではなく、お好み焼き、たこ焼き、焼き鳥、そして居酒屋メニューなど、どっぷりと日本文化に浸かった食べ物まで人気が出ているのだ。

特に最近、次々とオープンして地元ニューヨーカーの話題となっているのが本格派ラーメン屋の進出である。昨年の夏には日本でも名の知れた「せたが屋」もオープンし、行列のできるラーメン屋として話題を呼んだが、それにも負けず、開店直後から2時間待ちの大盛況になっているのが、3月にオープンしたばかりの「博多一風堂」である。

近年のラーメン人気から、地元メディアはオープン前から「博多一風堂」には強い関心を示しており、ラーメンは「安くてほっとする食べ物」と、日本のソウル・フードを絶賛している。異文化に対しての抵抗感が少なく、好奇心旺盛なニューヨーカーがこれを聞いてだまっているわけがなく、「博多一風堂」はすでにグルメ志向なニューヨーカーのホットなトレンドスポットのひとつになっているのである。

さて、こちらがそのうわさの博多一風堂。

順番を待つお客も、半分は地元ニューヨーカーである。

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中に入ると、思いがけずゆったりとしたスペースであることに驚かされる。内装も、いかにもラーメン屋という雰囲気ではなく、日本食フュージョンレストランといった粋な雰囲気である。日本のラーメン屋、といった庶民的なイメージや時間に追われる雰囲気は全くなく、洗練された都会の食の空間といった、落ち着いた空気が流れている。

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店内は仕切られた個室もいくつかあり、個性的なインテリアに目移りする。

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壁にかかれている日本語はみんなひらがな。これは実は日本の社員全員の名前をひらがなでデコレーションしているのだ。こういう遊び心も斬新でおもしろい。

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ウェイトレスさんに聞いたところ、厨房の人はみな日本から来ている社員さんとのこと。確かに、サービスも雰囲気も、日本国内にいるのかと錯覚するほどだ。ニュースによれば、今後も交代制でスタッフを日本から動員し、サービス維持に努めるとのこと。

さて、肝心のラーメンであるが、博多というだけあってここの名物はトンコツラーメン。あっさり系のトンコツラーメン白丸元味と、コクと深みがある赤丸かさね味があるという。麺をすする文化のないアメリカ人でも苦労せず食べれるよう、麺を短めにしているなど、細かい心配りや工夫はさすが巧みの技。

そしてついにラーメン登場!これはコクと深みの赤丸かさね味。ちなみにこの真ん中にある赤いものは梅干ではなく、うまみ玉という数種類のスパイスと食材の旨みを凝縮した秘伝の味噌とのこと。自分で少しづつ溶かして味を調整できるようになっている。

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味は文句なしの100点満点! 本当に日本の博多で食べているのかと錯覚するほどおいしい!アメリカには日本食レストランは多数あれど、このような本格派ラーメン屋は希少な存在である。日本のソウルフード、ラーメンの到来で、ニューヨークもまた少し住みやすくなった。

IPPUDO NY
65 4th Avenue (between 9th and 10th St.)
New York, NY
212-388-0088

車がない!!

09 4月
2008年4月9日

過去のブログで、ニューヨーク市内の駐車違反取締りがいかに厳しいかについて触れたが、今回は、私の実経験から、レッカーされたらどうなるか、についてご紹介したい。
そう、恥ずかしながらつい最近、私の車がレッカーされてしまったのである。

レッカーされる理由というのは、ただ単に、運が悪い、としかいいようがない。同じ場所に停めていても違反切符さえ切られずに済むこともあれば、たった5分車の移動が遅れただけでも、もう車がないこともある。私の場合は、誰かのいたずらで駐車禁止の看板がとれていた場所に停めたところ、後でその場所に行ってみたら新品の「駐車禁止」の看板が設置されており、車はレッカーされていた、というケースである。まさか、こんなことになるとは思ってないので、看板がなかったときの証拠写真などは撮っていなかった。

さて、ニューヨークではレッカーされても日本のように地面にその旨書かれているわけではなく、車がない!まさか盗まれた?!と一瞬思ってしまうのだが、ニューヨークでは大抵は泥棒ではなく、警察に車をとられている。
通常、ニューヨーク観光に来た人は車は乗らないとは思うが、他州からレンタカーでやってきたとか、アウトレットなどに遠出した帰りにニューヨーク市内に寄って路上駐車したらレッカーされた、というシチュエーションもなきにしもあらずである。そんな時のために、以下のウェブサイトを覚えておこう。地元ニューヨーカーも意外にもこのウェブサイトの存在は知らない人が多いが、皮肉にもなかなか便利なサイトなのである。

NY州 財務部のウェブサイト

http://www.nyc.gov/html/dof/html/parking/park_towed_vehicles.shtml

自分の車がレッカーされたか確認したい場合は、このNYPD(ニューヨーク市警本部)のウェブサイトから確認ができる。Towed Vehicleを選択し、自分のナンバープレートを入力すると、レッカーされていれば何時何分にどこで引っ張られたか、どこに収容されているかなどと、詳細な情報が出てくる。自分の乗る車のナンバープレート番号は忘れずに控えておく習慣をつけたい。意外にも自分のプレート番号を知らない人が多いのだ。

レッカーされていた場合はどこの保管所に収容されているか、またレッカー代はいくらかなどの情報も出てくる。また、すぐに取りにいかない場合は、1日につき20ドルの保管料が加算される。そして一定の期間取りに行かなかった場合はオークションで競売されるという怖いことも。。。日本に一時帰国したりとしばらく家を離れる場合は要注意だ。

私の場合、Queensという区域でレッカーされたため、車もクイーンズの保管所に収容されていた。

なにげに重苦しい雰囲気のNYPD Tow Pound。この中には車の持ち主しか入れないので、送り迎えの人は外で待たされることになるので注意。

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車を取り返すには、窓口で運転免許証、自動車のRegistration、そして自動車の保険証を提示する必要がある。Registration Formが手元にない場合は、その車の権利証書でもよい。書類がキチンと揃っていないと、窓口の人の機嫌が悪かったら門前払いなのでくれぐれも事前の書類準備は怠らないように!!

結局、私の場合、レッカー代と保管料2日分、それに加えて罰金、タクシー代も入れたら総額約$400という大打撃。都会生活は楽じゃないな・・・と痛感した1日だった。

景気刺激策

09 4月
2008年4月9日

ここ最近うちのオフィスで持ちきりの話題が、連邦議会が可決しブッシュ大統領が調印した、景気刺激策(Economic Stimulus Act of 2008)による所得税還付金だ。聞いた話では、2007年度の確定申告を済ませた納税者には自動的に一定の割合で税金が戻ってくるというのだ。独身者は最高$600、夫婦合算申告なら最大$1200の小切手が届くという。しかし、オフィスでの井戸端会議では、はっきりとした情報を持っている人はおらず、人によっては来年そのお金を返さないといけないとか、人によっては300ドルまでしかないとか、言うことがバラバラなので実際のところどうなんだろう・・・と思っていたのだが、偶然にも今日、国税庁(Internal Revenue Service, IRS)から景気刺激策についての郵便が届いていた。

これがIRSより届いた手紙。

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これによると、井戸端会議で話していた通り、独身者は最高$600、夫婦合算申告なら最大$1200、そして子供一人につき追加金が支払われるとなっている。納税者が何か特別なことをする必要はなく、すでに2007年度の確定申告が完了している人は自動的に還付金の処理がされるとのこと。この還付金は、通常の確定申告からの還付金とは別に支払われるもので、5月順次還付金の小切手が届く予定という。

そして井戸端会議で話題になっていたもうひとつの疑問、いくら還付金が戻ってくるかだが、これはIRSの下記のウェブサイトで計算が可能だ。自分の確定申告の書類を見ながら数字を入力していけば正確な還付金が計算されるというわけだ。これは国税庁のウェブサイトだけに信頼できる。私も早速やってみたが、最大の$600無事に還ってくるようで一安心。思いがけないボーナスが入ったようでちょっとうれしい。

http://www.irs.gov/app/espc/

ちなみに、米国の家電業界団体(Consumer Electronics Association)の調べによれば、還付金の使い道として5世帯に1世帯が家電製品の購入を考えているとのこと。また、買いたいもののリストとしては、53%がコンピュータ,39%がテレビ,23%が携帯電話を希望しているとのこと。

昨年からのサブプライム問題で購買意欲が下がり、景気も低迷するアメリカ経済。この景気刺激策自体がサブプライム問題の改善になるとは思えないが、重税を搾り取られる一市民としてはたとえ$600でもうれしい限り。少なくとも、電化製品販売店は多少の景気回復が見込めるかも・・・?!

アイスホッケーが熱い!

09 4月
2008年4月9日

アメリカのスポーツといえばおそらくすぐに頭に浮かぶのが大リーグやバスケット, そしてフットボールではないかと思うが、アイスホッケーもまたアメリカで人気のスポーツのひとつである。大リーグのように日本人選手が活躍しているわではないので知名度としてはイマイチであるが、アイスホッケーファンはある意味、野球ファンやバスケットファンよりはるかに熱狂的といえる。

アイスホッケーのチケットは入手がなかなか難しく、公式サイトが提携しているTicketmasterは売切れの場合が多い。チケットブローカーなどの業者から買うと額面の2~3倍の値段になることはザラなのだが、今回私は、年間指定席を持っている友人の友人の好意により、チケットを格安で入手することができた。英語力に自信のある人は新聞やCraigslistなどのインターネット掲示板で年間指定席を持っている人と直接値段交渉して購入するのもよいかもしれない。

さて、ここニューヨークのホームチームはマジソン・スクエア・ガーデンを本拠地とするニューヨーク・レンジャーズ。青と赤のユニフォームがチームカラー。

試合開始前にWarm-upをする選手たち。

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この日の対戦チームはBaffaro Sabres。お気に入り選手のユニフォームを着たファンでスタジアムはすでにいっぱい。

アイスホッケーに限らず、スタジアムでの醍醐味はなんといっても食べ物!花より団子というか、いつも食べ物のことばかり気になる私であるが、やはりホットドッグを食べ、ビールを飲みながら観戦というのは楽しいもの。熱狂する地元ファンに囲まれながら、雰囲気を楽しむだけでも来た甲斐がある。地元チームに対するある意味過剰気味?ともいえる応援ぶりはアメリカならではである。

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そしていざ会場の中へ入ると、そこには楕円形のホッケーリンクが。ベースボール・スタジアムと比較すると当然ながらリンクの大きさは小さめなので、ちょっと離れた席に座っても十分に臨場感を味わうことができる。まあ、あまり遠いとパックが見えなくなって観戦にならないのかもしれないけど・・・(肉眼でみる選手はこの写真よりはるかに大きく見える)

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会場に来ている人々はほとんどが地元チームファン。ニューヨーク・レンジャーズがゴールを決めると、全員総立ちで会場は大熱狂。奇声をあげたり、ヤジを飛ばしたり、とにかくすごい。ゴールの瞬間を見逃しても、会場には大きなスクリーンがあり、何度もリプレイしてくれるのでわかりやすい。ルールも、相手のゴールにパックを打ち込めば得点と、基本的にとてもシンプルなので特別ホッケーに詳しくなくても楽しめる。

試合は各20分のセッションが3回あり、間に15分の休憩が入る。20分というのは、集中してみておくにはちょうどいい時間ではないか、と思う。休憩の間、みなビールを買いにいったりトイレにいったりしているのだが、休憩の間もリンクでは様々なショーが行われたり、くじ引きがあったりと観客を退屈させることはない。このスタジアムの雰囲気そしてお楽しみショーは、テレビ観戦では味わえない醍醐味である。

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アメリカ旅行に来て一味違うスポーツ観戦を楽しみたいなら、ぜひともアイスホッケーをおススメする。

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